■それぞれの25年後は「51歳だから50歳でもなく52歳でもなく51歳らしい男でいたい」(松田)「47歳…母親の役に挑戦したいです」(高石)
松田元太と高石あかりが、5月10日に開催された3DCGアニメーション映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』の舞台挨拶で大阪を訪れ、ファンの前で多彩なトークを繰り広げた。
映画の上映が終わったT・ジョイ梅田の舞台に、どうぶつさんたちに出迎えられながら松田元太(らいおんくん役)と高石あかり(高は、はしごだかが正式表記)(ぺがさすちゃん役)が登場。松田が「ほないきましょうか、ほなやりましょうかぁ」、高石が「今日は来てくれてホンマ、おおきに! まいど! こんにちは!」と大阪弁で元気に挨拶して満員の場内を沸かせた。
松田は「らいおんくんの声を務めました、Travis Japanの松田元太です」とお決まりの流暢な英語発音で挨拶。 高石は「ぺがさすちゃんの声を担当しました高石あかりです、本日はお越しいただきありがとうございます。短い時間ですがみなさんとたくさんお話できたら嬉しいです」と挨拶。
冒頭から関西弁を披露し、大阪にようこそと歓迎をうけた松田は「ホンマにありがとうございます!」と関西弁のイントネーションを強調して喜びを表現。他の関西弁を聞かれると「しらんなぁ、なんやろなぁ、なんでなん!なんでやねん!」と返し、途中から高石も加わり関西弁を連発して場内を盛り上げた。
大阪について好きな食べ物を聞かれ、松田は「たこ焼きは大好きです!」、高石は「撮影で今、大阪に住んでいて、周りのご飯屋さんは結構行ったかなと思います」と答え、さらに自炊について質問されると「ご飯が好きなのでお気に入りの炊飯器を持ってきてます」と関西に馴染んでいる様子を語った。
大阪で住むとしたらと聞かれた松田は今舞台挨拶をしている梅田を挙げ、「舞台で滞在している期間が長かったので、結構知り尽くしているから梅田に住みます!」と宣言した。
映画に関して声で表現することについて聞かれた松田は「まさかの映画化、今までは止まっているどうぶつさんしか知らなくて国民的なお菓子が歌ったり踊ったりするというのが、まさか!?で、たべっ子どうぶつのファンの皆さんの想いを自分なりに受け止めながら愛を持って、らいおんくんはリーダー的な存在でちょっと頼りなく可愛らしい部分も自分で楽しみながら、好きになりながら挑みました」と役への強い思いを語った。
高石は「声優というお仕事は2回目ですが、キャラクターが違うと全然違って、ぺがさすちゃんは色んな感情があって、寂しかったりとか、みんなを守る正義感の強さとか戦う時の息遣いとか、色んな要素が含まれているキャラクターだったのでたくさん苦戦をして何度も何度も録らせてもらいました」と振り返った。
歌声の披露も印象的だった高石について、松田は「凄いんですよ!僕は普段歌って踊ったりをしてるけど、嫉妬するレベル、嫉妬している!それくらい上手!」と絶賛。松田の嫉妬に高石は「プロの方に言ってもらえてホントに嬉しい」と笑顔で答えた。
お互いの声を聴いて意外だった点を聞かれた高石は「皆さんは声が入っていない状態で一人で声優して、私は松田さんも皆さんの声も入った状態でらいおんくんとぺがさすちゃんの掛け合いのシーン、その時にらいおんくんの声を聴きながらできたのですが、あまりにも上手すぎて!!ちょっと待ってくれと焦ったけど一緒にやれたことで自分も持ち出せたものもある」と感謝を告げた。
松田は「高石さんは歌声ももちろんそうなのですが、全体的にお芝居がカッコイイ!リスペクトを感じた、何でもできちゃうのがズルいなぁ。ひよこちゃんとの掛け合いのシーンもすごく感動的で優しさが詰まっていて高石さんにしかできないなあ」と称賛。高石は「全く同じ言葉をお返ししたいです」と劇中のような掛け合いを見せた。
トークが盛り上がる中、人気声優・速水奨が声優を務め超豪華カメオ出演としても話題となったシークレットスペシャルゲストのスリーポリンキーズのベル、そしてアスパラくんが登場。、松田は「とうとう会えた!」とハイタッチをして、劇中での二人の役どころを「スリーポリンキーズのベルはバーテンダーとしても出ていてくれて、テキパキと働いてくれて、らいおんくんを助けてくれた」と感謝した。「アスパラくんは、らいおんくんの戦う時の唯一の武器として出演してくれて!」と共演シーンを振り返って紹介した。
そして『大阪・関西万博』開催中の大阪に集結して、おかしのオールスターともいえる登壇者メンバーと一緒に「おかしの国からコンニチハ!おかし・アニマル博覧会」を開幕。万博で人気の“25年後の自分に出会えるパビリオン”にちなみ、それぞれの25年後を聞かれ、松田は「俺、いくつ?51?51歳だから50歳でもなく52歳でもなく51歳らしい男でいたい」と高らかに宣言して会場を沸かせた。
高石は「47歳・・お芝居が出来ていたら嬉しいな~」と願望を伝え、「私、年齢を重ねていった時に母の役を昔からやりたくて挑戦できる歳になっていると思うので挑戦したいです!」と新たな野望を語った。
続いて“25年後の未来のお菓子”についても聞かれ、それぞれフリップを見せて回答。高石は「シニアっ子どうぶつ!」とキャラクターがおじいちゃん、おばあちゃんになっているカラフルな絵を披露。会場から感嘆の声が出るほどのクオリティの高さで「25年後には和菓子になっている!」と説明。
松田は2枚用意して1枚目「現状キープ」と発表。「今も25年後も変わらずキープで今の良さを!たべっ子どうぶつもそのまんまで、他のお菓子も全部変わらず、今の美味しさをずっとキープして今の子供たちが大きくなった時に美味しさをちゃんと知ってほしい」と答え、もう1枚を見せると会場から「かわいい~」の声が飛んだ。絵を見ながら「たべっ子どうぶつでも“いただきます“を言わないと絶対に開けられないお菓子」と説明。会場からも「おおお!!!」と賛同の拍手が起こった。「今あるお菓子の魅力やたべっ子どうぶつがずっと続いていくこと、さらに「いただきます」を言う事、日本人としても良さを大事にしたいな」と、本作でも重要なキーワードで日本文化の素晴らしさを象徴するような「いただきます」の大切さを伝え「おかし・アニマル博覧会」は閉幕した。
最後に関西のファンに向けて、高石は「本日はお越しいただきありがとうございました。『たべっ子どうぶつ』の舞台挨拶で大阪に来ることができ、すごくうれしく思っております。みなさんが暖かくて舞台挨拶が一瞬に感じて寂しく思いますが、またいつか大阪でこうして、『たべっ子どうぶつ』で舞台挨拶が出来たらいいなぁ。と思います。それはきっとどんどんこの作品が大きくなればなるほどその夢が叶ってくると思いますので、いいなと面白いなと思ったら知り合いだったりご家族の方に広めていただけると嬉しいです」と挨拶した。
松田は「いろんな声優さん方、スタッフさんの思いもたくさんのっていていろんな愛がたくさん詰まった作品ですので、作品を通して皆さんにも愛を伝えられたら嬉しいなと思いますし、子供たちも大人の皆さんも楽しめる映画となってますのでたべっ子どうぶつたちのかわいらしさ、立ち向かう姿を見ていたただいて、たべっ子どうぶつをより好きになってもらえたら嬉しいなと思います」と締めくくった。
映画情報
『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』
絶賛上映中
声の出演:
らいおんくん / 松田元太
ぞうくん / 水上恒司
ぺがさすちゃん / 高石あかり
さるくん / 藤森慎吾
かばちゃん / 蒼井翔太
うさぎちゃん / 小澤亜李
ねこちゃん / 水瀬いのり
きりんちゃん / 東山奈央
わにくん / 立木文彦
ひよこちゃん / 間宮くるみ
ペロ / 大野りりあな
ゴッチャン / 関智一
マッカロン教授 / 大塚明夫
キングゴットン / 大塚芳忠
主題歌:「Would You Like One?」Travis Japan
原作:ギンビス
監督:竹清仁
脚本:池田テツヒロ
配給:クロックワークス TBSテレビ
(C)ギンビス (C)劇場版「たべっ子どうぶつ」製作委員会
作品サイト
https://tabekko-movie.com



