■「切なさや悔しさの真っ只中にいたとき、ネガティブな気持ちとともに感じた、どこか抜け出そうとする心の躍動感みたいなものを音で表現できないかと」(YUSII)
注目のアーティストが月替りMCで出演し、音のセルフ・ライナーノーツをお届けする『誰だってNeed Music』。6月は札幌出身のオルタナティブR&Bシンガー、YUSII(ユーシ)が担当MCとして登場。
6月3日のJ-WAVE『GRANDMARQUEE』内の放送では、5月7日に配信リリースした「OMOKAGE」をレコメンドした。
「お聴きいただいている曲は、5月7日に配信リリースされた1stシングル『OMOKAGE』です」と曲紹介して、番組をスタートしたこの日。
「まずは簡単に僕、YUSIIの自己紹介をします。札幌出身のR&Bシンガーです」と自己紹介から始まると、「もともとHIP HOPやラップをやっていて、『語感』や『韻』を重視した歌い方をするのが特徴かな?」と自身のボーカルスタイルについて説明。
「そういったところに注目しながら、聴いていただけると嬉しいです」とリスナーに伝えた。
「切なくも踊れる音楽を作りたかった」と制作の動機を語るシングル曲「OMOKAGE」については、「音楽というのは、言葉以上に感情にひもづいたコミュニケーションツールなんじゃないかなと思っていて」と話し、「この曲が生まれたときはちょうど、自分は切なさ、悔しさの真っ只中にいたんですが」と楽曲が出来た際の心境を明かしたYUSII。
「そのときに、ネガティブな気持ちとともに、前向きにどこか抜け出そうとするような、心の躍動感みたいなものも感じていて。それを音で表現できないか? と模索しながら作った曲が、この『OMOKAGE』なんです」と、楽曲で表現したかったことを説明。
さらに「特に、メロディとビートの調和がすごく面白い曲になった」と話し、「サビのメロディ自体は1番、2番、3番と変わらないんですけれども。ビートの展開によって、そのメロディを聴いた時の印象が変わってくるような、面白い感覚が生まれたんじゃないかな」と聴きどころを解説。
「歌詞も、切ないところから徐々に前を向こうとする感情を歌っているので、メロディとビートの展開によって、徐々に徐々に感情が前向きに変わっていくさまを想像しながら、聴いていただけると嬉しいです」と歌詞に込めた感情と表現について詳しく語った。
また、「普段、僕がメロディを思いつく瞬間は、散歩中であったり、シャワー中であったり、リラックスしている時が多くて。そんな時に思いついたメロディをボイスメモに残していたりするんですが。この曲を作る時は、プロデューサーのRyosuke“Dr.R”Sakaiさんとスタジオにこもって、一日でビートからメロディまで作り上げるという作り方をしました」と、制作秘話を語ったYUSII。
「(いつもなら)シャワーや散歩中にやっているような、リラックスした状態でのメロディ出しをスタジオでやるという、(自分にとっては)ちょっと特殊な作り方をしています。それゆえに、すごく感情がフレッシュに描き出されたメロディになったんじゃないかな?」と自己分析し、「ぜひ、メロディに宿った新鮮な感情を聴いていただけたら嬉しいです」とレコメンドした。
YUSIIの最新情報は、公式Instagram、Xをチェックして欲しい。
『誰だってNeed Music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週月曜日から木曜日に放送中の『GRANDMARQUEE』火曜日の番組内で放送。注目アーティストが月替りでMCを担当し、自身の楽曲を毎回一曲ずつ紹介。熱量の高いセルフライナーノーツで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかったMCの言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』概要
6月3日(火)16:00-18:50のJ-WAVE『GRANDMARQUEE』内、17:52頃に放送
※J-WAVE『GRANDMARQUEE』内で毎週火曜日に放送される120秒の長尺CM企画
YUSII OFFICIAL SITE
https://yusii.jp/