■「髪の毛を刈り上げるシーンや、交通事故を示唆するシーン。いろんな印象的なシーンが、ものすごく心に残るMV」(YUSII)
注目のアーティストが月替りMCで出演し、音のセルフ・ライナーノーツをお届けする『誰だってNeed Music』。6月は札幌出身のR&Bシンガー、YUSIIが担当MCとして登場。
6月17日のJ-WAVE『GRANDMARQUEE』内の放送では、5月7日に配信リリースした「OMOKAGE」をレコメンドした。
「お聴きいただいている曲は、5月7日に配信リリースされた1stシングル『OMOKAGE』です」と曲紹介して、番組をスタートしたこの日。
「この曲は、失われた時間と面影を抱えながら、それでも前に進もうとする感情を描いたラブソング」と、まずは「OMOKAGE」の紹介をしたYUSII。
現在公開中の「OMOKAGE」のMVの話題では、「痛みと面影を抱えながら、もがき苦しむ過去を象徴する自分自身と、それでも前に進もうともがく、未来を象徴する自分自身。その二者を描くことによって、この曲の歌詞で描く“前を向こうとする強い感情”を表現したMVです」と、MVのコンセプトや狙いを説明。
「このMVのストーリー自体は、観る人が説明的に受け取りづらいように注意しながら作りました。観る人によって、感想が変わってくるような作り方になっているんじゃないかな」と感想を語るYUSSI。「随所に印象的なシーンを入れていて。たとえば、僕自身の髪の毛を刈り上げるシーンであったり。僕自身が交通事故に遭っているような状況を示唆するシーンであったり。そうした印象的なシーンの数々が心に残るMVになっていると思います」と、具体的なシーンを上げながら説明した。
さらに、「歌詞にリンクした“走り出した”の表現であったり。ビートの展開によって、徐々に徐々に生まれるスピード感にあわせて、MVも画面が明るくなっていったりとか。そうした演出がこの曲の世界観を鮮明に描き出しているので、ぜひ観てください」と、MVの見どころを詳しく解説した。
また、「監督のTakaaki KATSUMIさんは、驚くことに、僕とほぼ年齢が変わらないということで」と明かし、「現場でもとても楽しく撮影できました。このMVの持っている『憂い』みたいな部分からは想像がつかないほど、撮影現場は和気あいあいとしておりました」と撮影秘話を話したYUSII。
「このMVの衝撃的な演出やストーリーに、僕は打ち合わせの段階からワクワクしていて。『このMVを届けた時、みなさんがどんな反応をするんだろう? 驚くかな?』とか、そういったリアクションを想像していました」と話し、「ぜひ、どんなMVなのかをチェックしてみてください」とリスナーに勧めた。
YUSIIの最新情報は、公式Instagram、Xをチェックして欲しい。
『誰だってNeed Music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週月曜日から木曜日に放送中の『GRANDMARQUEE』火曜日の番組内で放送。注目アーティストが月替りでMCを担当し、自身の楽曲を毎回一曲ずつ紹介。熱量の高いセルフライナーノーツで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかったMCの言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』概要
6月17日(火)16:00-18:50のJ-WAVE『GRANDMARQUEE』内、17:52頃に放送
※J-WAVE『GRANDMARQUEE』内で毎週火曜日に放送される120秒の長尺CM企画
YUSII OFFICIAL SITE
https://yusii.jp/