■「『不屈に花」は落ち込んでる友達に、なんかしてやれないかな?と思って作った曲。もっと自分本位に、力強く生きていって欲しいという気持ちを込めた」(jo0ji)
注目のアーティストが月替りMCで出演し、音のセルフ・ライナーノーツをお届けする『誰だってNeed Music』。7月はシンガー・ソングライター、jo0jiが担当MCとして登場。
7月29日のJ-WAVE『GRANDMARQUEE』内の放送では、7月9日にリリースされた、1stアルバム『あえか』から、「不屈に花」をレコメンドした。
「お聴きいただいている曲は、7月9日にリリースされた、僕の1stアルバム『あえか』に収録されている曲『不屈に花』です」と曲紹介して、番組をスタートしたこの日。
冒頭、「この曲は自分が初めて作った曲なんですけど。その当時、友達が落ち込んでて、なんかしてやれないかな?と思って作った曲です」と楽曲が出来たキッカケについて話しだしたjo0ji。
「友達に向けて、歌詞を書いて、それをメロディに乗っけるなんてことをしたら、面白いだろう、普通は爆笑だろう! と思って。笑わせてやるつもりで曲を作ったんですけど。思いのほか、聴いた友達は『めちゃくちゃいい曲じゃないですか、これは!』みたいに言ってくれて」と、友達の意外な反応について語った。
「『あぁ、素直にいい曲だなんて言うんだ、こいつ!』と思ったのと、そういう風に言ってもらえたことが、自分の中ですごい自信になって。『じゃあ、また作ってみるかな?』みたいな感じで、どんどん曲を作り始めて現在に至るって感じなので。本当にこの曲がなかったら、自分は音楽をやってないんだろうなと思います」と、この曲が自身に与えた影響や重要さについてあらためて言及。
「僕の周りには、他人に対して気を遣いすぎちゃうような友達が多かったので、もっと自分本位にというか、自己中心的でもいいし、ふてぶてしくてもいいから、力強く生きていって欲しいなという気持ちを込めて、この歌詞を書きました」と歌詞に込めた想いを語ったjo0ji。
「“遅まきながら春に触れる”って歌詞があるんですけど、その歌詞は俺のじいちゃんとの思い出が元になっています。桜が満開の頃に、じいちゃんと一緒にお散歩してて。なにがあったかはもう思い出せないんですけど、自分がいじけていて桜を見なかったんですね」と歌詞のフレーズが生まれた経緯について語り始めると、「そうしたらじいちゃんが、『下向いてばっかりだな、お前は』と言った後に、『ああ、そうか』って。『お前は地面の桜を見てたのか』って。地面に桜が落ちてピンク色になってるのを見てじいちゃんがそう言ったのが、すごく印象的で」とおじいちゃんとのエピソードをしみじみと話す。
「そうか、下を向いてばかりの自分や(聴いてくれている)あなたにも、桜は散ってても、春っちゅうのを教えてくれるよなって。無様でも一生懸命やることが、誰かに勇気を与えるのではないか? なんて思って書いた歌詞です」
今回で7月のマンスリーDJがラストとなるjo0ji。番組最後は、「日々、曲をたくさん作っているので。この先のリリースも楽しみにしていただけると嬉しいです」と今後の目標を語り、「ライブもやると思いますんで、ライブで会いましょう。今後も応援よろしくお願いします!」と締めくくった。
jo0jiの最新情報は、公式サイトをチェックして欲しい。
『誰だってNeed Music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週月曜日から木曜日に放送中の『GRANDMARQUEE』火曜日の番組内で放送。注目アーティストが月替りでMCを担当し、自身の楽曲を毎回一曲ずつ紹介。熱量の高いセルフライナーノーツで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかったMCの言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』概要
7月29日(火)16:00-18:50のJ-WAVE『GRANDMARQUEE』内、17:52頃に放送
※J-WAVE『GRANDMARQUEE』内で毎週火曜日に放送される120秒の長尺CM企画
jo0ji OFFICIAL SITE
https://jo0ji.com/