お気に入りの曲を聴いてノリノリになるひと時は、前向きな行動を後押しする強力な追い風を生む。すぐにパワーを発揮してくれる即効性の高い20曲を紹介!
■ノリノリの曲20選
1.「超最強」超ときめき♡宣伝部
2.「TETETE」ピラフ星人
3.「Bling-Bang-Bang-Born 」Creepy Nuts
4.「新宝島」サカナクション
5.「残響散歌」Aimer
6.「ブラザービート」Snow Man
7.「Mela!」緑黄色社会
8.「アイドル」YOASOBI
9.「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ」MAISONdes
10.「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado
11.「HOT LIMIT」T.M.Revolution
12.「R.Y.U.S.E.I.」三代目 J SOUL BROTHERS
13.「こっから」SixTONES
14.「ライラック」Mrs. GREEN APPLE
15.「ヘビーローテーション」AKB48
16.「第ゼロ感」10-FEET
17.「Habit」SEKAI NO OWARI
18.「オトナブルー」新しい学校のリーダーズ
19.「前前前世」RADWIMPS
20.「ノーダウト」Official髭男dism
【THE FIRST TIMES PLAY LIST】
https://tftimes.lnk.to/RqKR6iQkT1
「超最強」超ときめき♡宣伝部(ちょうときめきせんでんぶ)
2024年12月にリリースされたアルバム『ときめきルールブック』に収録されたあと、TikTokでの再生回数の記録更新を重ね、シングルとしてもリカット。互いにポジティブなエネルギーを交わし合う“推し”と“ファン”の関係性をポップでラブリーに表現している。芸能人、スポーツ選手、アニメキャラなどを応援する“推し活”から生まれるポジティブなエネルギーをフレッシュに凝縮した曲。
「TETETE」ピラフ星人(ピラフせいじん)
MCバトルで独自の存在感を放ってファン層を拡大したあと、2024年からアーティスト活動に移行したピラフ星人。オリジナル曲「TETETE」は、2025年5月に公開して以降、TikTokを中心に大反響。ユーザーによる踊ってみた動画の投稿も続いている。歌詞の中に散りばめられている印象的な音“TETETE”が生むノリのよいリズムと躍動感、自分のことを信じて生きることを後押しするメッセージが気持ちいい。
「Bling-Bang-Bang-Born 」Creepy Nuts(クリーピーナッツ)
テレビアニメ『マッシュル-MASHLE-』第2期オープニングテーマ。2024年1月にリリースされて以降、日本国内だけでなく、海外のチャートも賑わす大ヒット曲となった。高度なスキルに裏打ちされたラップも圧倒的だが、“Bling-Bang-Bang-Born”という音の響きが誘う昂揚感も桁外れ。意味を深く考えず、ノリの良さに100%身を任せるだけで楽しくなれる。
「新宝島」サカナクション
2015年に公開された映画『バクマン。』主題歌。漫画家を目指すふたりを描いたストーリー。そのストーリーを反映した歌詞が、ミュージシャンの創作の過程ともリンクしているのが味わい深い。80年代頃のテクノポップを彷彿とさせるシンセサイザーの音色とフレーズを盛り込んでいるが、土台となっているのはギターロック。展開するなかで着々と熱を帯びていくサウンドに触れると心と体が踊る。
「残響散歌」Aimer(エメ)
テレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』オープニング主題歌。華やかなブラスサウンドが醸し出すレトロ感とロックの熱量を融合。和的情緒を漂わせる日本語を多用した歌詞が、大正時代を舞台にしたアニメの世界を効果的に彩っている。ビートをダイナミックに乗りこなしながら繰り出すAimerの歌声が強力極まりない。同アニメの主人公・竈門炭治郎に自分を重ねながら聴くと、熱い闘志が湧いてくる。
「ブラザービート」Snow Man(スノーマン)
Snow Man主演、2022年に公開された映画『おそ松さん』の主題歌。サウンドの主軸は、オーセンティックなロックンロール風のギターリフ。メンバーそれぞれの個性が光るラップを満載したポップチューンに仕上がっている。また、サビの“Na, na, na, na, na, na, na”では思わず体がリズムにノってしまうはず。個性派揃いのSnow Manの魅力を反映したMVも必見!
「Mela!」緑黄色社会(りょくおうしょくしゃかい)
2020年4月にリリースされたアルバム『SINGALONG』に収録。日本テレビ系『スッキリ』内の『ひとつになろう!ダンスONEプロジェクト』の課題曲にもなったように、自然とリズムに体が乗る、ノリのいい楽曲だ。燃え盛る様を示す擬音の“メラメラ”をアクセントとしつつ、支えてくれる相手の支えになりたいと願う気持ちを描いている。ホーンセクションで彩られたサウンドの軽快さも魅力的。
「アイドル」YOASOBI(ヨアソビ)
2023年4月から放送がスタートしたテレビアニメ『【推しの子】』第1期オープニングテーマ。ボカロソング風味の怒涛の展開、王道のアイドルソング的なキャッチーなメロディ、パンチの利いたラップパートが融合。ゴスペルを彷彿とさせる清らかなコーラスがどことなく不穏なムードも醸し出しながら、同アニメの世界と鮮やかにリンク。キラキラ輝くように疾走するサビのパワーも絶大だ。
「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ」MAISONdes(メゾン・デ)
2022年に放送されたテレビアニメ『うる星やつら』第1期第1クールのエンディングテーマ。複雑な譜割りを多用した現代的なポップスであると同時に、ノスタルジーを誘う要素も盛り込むさじ加減が、名作アニメのリメイクを彩る音楽にふさわしい。ノリの良さが抜群なのに哀愁も漂わせるサビは、昭和から平成にかけて放送されていたアニメのエンディングを思い出させてくれる。
「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado(アド)
2022年に公開された映画『ONE PIECE FILM RED』オープニングテーマ。同作に登場する歌姫“ウタ”の歌唱パートをAdoが担当し、劇中歌としても使用された。作詞・作曲・編曲を手掛けたのは中田ヤスタカ。Apple Musicチャートで全世界1位に輝いたのは、J-POP史上初。海外でも大ヒットした。Adoの圧倒的な歌が炸裂するオープニングの時点でリスナーのテンションはマックス!
「HOT LIMIT」T.M.Revolution(ティー・エム・レボリューション)
1998年6月リリース。アサヒ飲料『三ツ矢サイダー』CMソング。全編が興奮を激しく誘うメロディの連続。MVも “ノリノリ”という言葉が本当によく似合う。帯状の黒い布を全身に巻いたコスチュームは、T.M.Revolutionの代表的ビジュアルと言っても過言ではない。南国の海上に浮かぶ星形のステージ、火薬の衝撃波で上がる水柱、髪をなびかせながら歌う姿……どれをとっても華やかで情熱的だ。
「R.Y.U.S.E.I.」三代目 J SOUL BROTHERS (さんだいめ ジェイ ソウル ブラザーズ)
2014年リリース。『第56回日本レコード大賞』大賞受賞曲。重厚なビート、激しい音圧、煌びやかなシンセサイザー、どこか哀愁を感じるメロディを融合させたEDMサウンドが刺激的。なかでも間奏の“ランニングマンダンス”は音を聴けば思わず体が動いてしまうほど。ロスアンゼルスで撮影されたMVも必見。高級車、大型バイク、輝くアクセサリー、レーザービーム、ミラーボール、ヘリコプター、プール、豪邸など、ゴージャスで華やかな要素が映像にも満載されている。
「こっから」SixTONES(ストーンズ)
メンバーの森本慎太郎が出演し、2023年に放送されたテレビドラマ『だが、情熱はある』主題歌。ブレイクビーツとバンドサウンドを融合させたトラックがグルーヴィーに躍動。メンバーたちによるラップのマイクリレーがかっこいい。上手くいかない状況を嘆き、自分自身を平凡だと卑下する気持ちを6人の歌声が鮮やかに粉砕! 前向きに行動する気持ちを、“こっから始まんだ”と後押ししてくれる。
「ライラック」Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーンアップル)
2024年4月から放送がスタートしたテレビアニメ『忘却バッテリー』オープニングテーマ。起伏に富んだスリリングな展開を遂げるなか、晴れ渡る空のように爽やかなメロディが鳴り響くのが快感。将来に対する不安、孤独感、劣等感に苛まれた先にある明るい未来を信じさせてくれる歌だ。気持ちが落ち込んだときに味方になってくれるサウンドと言葉が、この曲にはたっぷり詰まっている。
「ヘビーローテーション」AKB48(エーケービー フォーティエイト)
2010年8月リリース。同年6月に開催された『AKB48 17thシングル 選抜総選挙』で1位となった大島優子がセンターポジションを務めた。エレキギターを多用した疾走感に溢れたロックサウンドによって、当時のAKB48の勢いと輝きが浮き彫りにされている。リアルタイムでこの曲を聴いて育った世代は、キャッチーな振り付けも踊りながらノリノリで口ずさみたくなるのでは?
「第ゼロ感」10-FEET(テンフィート)
2022年に公開された映画『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング主題歌。翌年の『第74回NHK紅白歌合戦』に10-FEETが出演した際に披露して、ファンを大いに沸かせた。イントロから一気に世界観に引き込まれるこの楽曲は同期サウンドとバンド演奏の融合で重厚なサウンドを構築している。『SLAM DUNK』のファンは、同作のストーリーや登場人物の背景を踏まえて向き合うと、盛り上がれるポイントをたくさんみつけられるはず。
「Habit」SEKAI NO OWARI(セカイノオワリ)
2022年に公開された映画『ホリック xxxHOLiC』の主題歌。『第64回日本レコード大賞』大賞受賞曲。ダンスシーンが話題となったMVでも示されているとおり“ノリノリ”で踊れる曲だが、醸し出されるムードはどことなく不穏。自分をカテゴライズして思考停止することへの違和感を描写した歌詞とループするサウンド、両者を照らし合わせて考察すると、曲への解釈が深まる。
「オトナブルー」新しい学校のリーダーズ(あたらしいがっこうのリーダーズ)
2020年5月の配信リリース以降、TikTokなどへの動画投稿をコンスタントに続行。ユニークな振り付け、通称“首振りダンス”が話題となり、彼女たちの大ブレイクを後押しした。キレの良いダンスビートがリスナーの昂揚感を絶妙に煽る。メンバーによるダンスシーンが満載のMVも楽しい。令和のサウンドだが、メロディが昭和歌謡に通ずる哀愁を含むのも「オトナブルー」の独特な魅力だ。
「前前前世」RADWIMPS(ラッドウィンプス)
2016年に公開された映画『君の名は。』挿入歌。疾走感に溢れたサウンドを体感すると自ずと心はウキウキ、身体はノリノリとなる。サビの“君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ”が抜群にキャッチー。まっすぐな愛情表現を連発する歌詞も、この曲の絶大なエネルギーに繋がっている。ロックの熱量と力強いバンド演奏を堪能しながら恋のときめきに浸れるラブソング。
「ノーダウト」Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)
2018年4月に放送がスタートしたテレビドラマ『コンフィデンスマンJP』主題歌。ヒゲダンのメジャーデビュー曲。ブラックミュージック、ラテン、ロックを融合させつつキャッチーなメロディを際立たせる高度なソングライティング、サウンドアレンジ、バンド演奏が光る。だまし合いばかりの世界をしたたかに生き抜く姿をイメージさせる歌詞も味わい深い。軽快なノリを楽しみながら聴くと元気が湧く。
■ノリノリの曲は心を潤う栄養
ノリノリになれる曲は、いつでも支えてくれる味方、心を潤す栄養、頼もしいお守りと言っても過言ではない。あなたにとって特別な“ノリノリの曲”を見つけながら充実した毎日を送ろう!
TEXT BY 田中大