■重厚なサウンドと吉田美和の詩が心にそっと光を灯す新曲「BEACON」
DREAMS COME TRUEが、テレビ朝日ドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』のために書き下ろした新曲「BEACON」が、7月30日にデジタル配信されることが決定した。
DREAMS COME TRUEにとって5年ぶりの地上波ドラマ主題歌書き下ろしとなる。
同ドラマは7月9日に初回放送がスタート。テレビ朝日が誇る伝統の“刑事ドラマ枠”水曜21時の10年ぶりの“新作”。大森南朋×相葉雅紀×松下奈緒超豪華トリプル主演、ヒットメーカー・福田靖のオリジナル脚本で描く“現代捜査のキーマン”【SSBC(捜査支援分析センター)】を舞台にした新しくて王道の刑事ドラマ。初回放送後、Xも日本トレンドに入り話題沸騰中だ。
ドラマ『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』(テレビ朝日系)の主題歌として、地上波ドラマへの書き下ろしとなった「BEACON」は、ドラマの舞台となるSSBC(捜査分析支援センター)という最新のセクションの活躍を描きながら、そこに渦巻く普遍の人間心理を炙り出す、まさに「王道にして最新」の物語となっている。
ドラマの深い部分に寄り添いながら、楽曲では吉田美和にしか綴れない言葉が今という時代を貫いている。
この歌詩の根幹にあるものは、不安だ。周囲との距離をどのように測って、どこにいるのが安全か? 誰にも傷つけられないで、誰も傷つけないでいるにはどうしたらいいか? まったく見通すことのできない明日をどれだけ積み重ねれば、満足のいく今日を迎えられるのか? そうした不安の根源となる疑問に、答えはない。SNSに溢れる無数のカケラのような言葉をいくらかき集めても、それが答えになることはない。
「あなたの物語に わたしをいさせて」
サビの冒頭で出てくるこの言葉が“BEACON”として、聴く者の心に小さく確かな火を灯す。
不安が完全に拭われるわけではない。答えが示されるわけでもない。けれど、そこには救いがある。歌詩で綴られる“あなた”と“わたし”のどちらも自分なのだというメッセージとしてそれは受け取ることができるからだ。救われもするし、救うこともできる――そこにこの歌詩が描くリアリティがある。
サウンド面で強い印象を残すのが、中村正人のベースラインだ。コード感を含んだ叙情的なフレーズはリズムを支えるだけではなく、もう一人の語り手として存在している。そこにも“あなた”と“わたし”の表裏一体の関係が見て取れて、リリックとメロディ、リズム、アレンジが複雑に絡み合ってひとつの曲の構造を成しているのがわかるだろう。それはまさに現代社会そのものと言っていい。
痛烈な社会批判でも、問題提起でも、ましてや揶揄するでも煽るでもなく、あくまで曲の物語として時代の空気をあぶり出してしまう――DREAMS COME TRUEが磨き上げてきたポップスのかたちとしての最新形が、この「BEACON」なのである。
(C)DCTentertainment ※メイン写真
リリース情報
2025.07.30 ON SALE
DIGITAL SINGLE「BEACON」
番組情報
テレビ朝日『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』
毎週水曜 21:00~
出演:大森南朋 相葉雅紀 松下奈緒
伊藤淳史 高木雄也(Hey! Say! JUMP 「高」は、はしごだかが正式表記) 足立梨花 丸山礼 野村康太
『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』番組サイト
https://www.tv-asahi.co.jp/daitsuiseki/
DREAMS COME TRUE OFFICIAL SITE
https://dreamscometrue.com/
