ライブシーンにアンテナを張り、THE FIRST TIMES独自の取材で入手した音楽業界人から見た新人アーティストの推しポイントをご紹介する企画 「バリサン」。
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今回は、誰しもが胸に抱える切なさや憂いを描く歌詞を、透明感のある歌声にのせて、表現する2人組ピアノポップバンド・声にならないよをご紹介。
■「声にならないよ」ミュージックビデオ
■音楽業界人は「声にならないよ」のココに注目
真横から歌ってくるバンド
（Adult family／ひらさか一人っ子）作詞家には、3タイプいると思っています。例えるなら4人がけのテーブルの椅子に寂しそうな人がひとり座っているとしたら残り3つの席のうちどこに座るか、、、
①向かいに座って応援する人
②斜に座って素直になりきれない人
③隣に座って理解しようとする人声にならないよの作詞家の若宮めめくんは完全に③タイプだと思います。 「頑張れ」 「好きだ」という直接的な愛や励ましでなく、歌詞を歌う立ち位置自体が優しい。若宮めめくんの歌詞は常に誰かを理解しようとしています。正しさじゃなく優しさ、言葉を投げてくるのではなく、そっと隣に置いていってくれる作詞家です。
そして、作曲家には2タイプあります。才能があるかないかです。声にならないよのHiRoさんは才能あるパターンの人です。
声にならないよ、とってもいいバンドです！
声ならワールドをぜひ体感してほしい
（KYODO OSAKA／秋山泰亮）ワンマンはもちろん、OSAKA ZERO FESTIVALやGIGANTIC TOWN MEETINGなど、
イベントもご一緒しましたが、声ならが作り出す幻想的で優しい世界観は、他アーティストにはない唯一無二の魅力です。とにかく浸れるバラードの曲もハートフルなアッパーな曲も最高なので、9月10月のワンマンも世代問わず観にきてほしいです！
時代を切り取る、心地よい風のようなバンド
（FREEDOM STUDIO INFINITY エンジニア／プシュパラール洋佑）毎回違う色味の曲で楽しくミックスさせていただいています。
透き通った歌声とふとした瞬間を切り取るワードセンス、ポップなメロディと緻密にアレンジされたロックなオケ。何度も聴きたくなる、日常に寄り添う心地のよさがあるバンドだと思います。
めめさんとHiRoさんの人間味が音楽に滲み出ているんだと思います。
これからも多彩な楽曲を生み出してくれることを楽しみにしています。
■「声にならないよ」手書きコメント
「声にならないよ」メンバー
若宮めめ（Vo.）
HiRo（Key.）
■「バリサン」担当メモ
親友との他愛のない電話のような、お母さんの「おかえり」という言葉のような、なんだか温かく心地よいアットホーム感のライブがたまらないんです。帰り道の幸福感たるや。声にならないよの楽曲、将来「みんなのうた」に載っていそうだなとか思ったり。自分の子どもが授業参観や合唱コンクールなんかで歌っているのを観たらいたら泣いちゃうな。
“想いを言葉にする詩人”と“言葉に色付ける職人”が出逢った形が「声にならないよ」です。
あなたも声にならない想いを連れてライブハウスへ行ってみては？
担当イチオシ楽曲はこちら
「たまには」: https://koenara.lnk.to/Tamaniha
声にならないよ OFFICIAL
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