■これからのアンジェラ・アキを予感させるような充実した内容のライブ!
アンジェラ・アキの約11年ぶりとなる全国ツアー『アンジェラ・アキ Tour 2025 -Eleven-』(全国10都市10公演)が、7月21日の徳島あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)を皮切りにスタートした。
アンジェラのライブは2014年8月4日、日本での活動休止を発表した東京・日本武道館で行われた公演以来となる。
自身の故郷である徳島公演では、「手紙 ~拝啓 十五の君へ〜」「This Love」などデビュー以来の数々のヒット曲や、2024年の日本再始動時にミュージカル音楽作家として手掛けたアルバム『この世界の片隅に』から「この世界のあちこちに」をアンジェラ自身が初実演。さらには未発表の新曲の初パフォーマンスも行うなど、ライブ自体は11年ぶりではあったものの、決して過去曲のみのベスト版的なライブではなく、これからのアンジェラを予感させるような充実した内容のライブとなった。
MCでは「11年ぶりにこのステージに戻ってくることができて、本当に心が踊っていてもう感無量な状態です。うちのスタッフが去年ぐらいに『そろそろツアーをやってみる?』って聞いてきたとき、『どうしようかな。心の準備ができてないかも』と思いながらも『じゃあ一発目徳島にしてくれるんだったらやる!』ってね」と語り、久々に地元・徳島で再会したファンたちはその言葉に応えるように、大きな歓声を送っていた。
さらに最新曲「Pledge」(5月21日発売)をパフォーマンスした際には、「私は本当に今までね、苦しみとか、葛藤とか悩みとか、もうほんまにできれば避けたいと思ってね。なんかそういうことをこう見ないようにって排除してこう生きてきたんだけど、最近こういうなんかネガティブな感情って、実は変化を促してくれる、導いてくれる救いの手でもあるような気がしてて、私の中の小さな苦しみのかけらたちが光を当てて教えてくれたことしかなかったのね。それは私が長年自分自身を見失ってしまっていたということなんです。それで! それに気づいたときに、それまではずっと自分のままの曲を作りたくないと思ってたんだけど、ポンとピアノに向かってできた曲がこの次にやる最新シングル『Pledge』という楽曲です」と、過去とは違う、まさに今のアンジェラ自身の気持ちを語り、ファンたちもそのアンジェラの言葉を受け、新曲に聴き入っていた。
今回の全国ツアー10公演では、バンド編成で7公演、ピアノ1本で行われる単独ピアノ弾き語りで3公演が行われ、アンジェラだからこそのスタイルが楽しめる。
2024年、シンガーソングライターにミュージカル音楽作家としてのあらたなスキルをプラスし、10年ぶりに日本での活動を再開したアンジェラ・アキ。そしてメジャーデビュー20年目となる2025年、ついに待望の全国ライブツアーがスタートした。当時ライブに足を運んだファンはもとより、楽曲は聴いたことはあるがライブは観たことがないというリスナーも、ぜひ今回のツアーでアンジェラ・アキを体感しよう。
PHOTO BY Hoshina Ogawa
リリース情報
2025.05.21 ON SALE
DIGITAL SINGLE「Pledge」
アンジェラ・アキ OFFICIAL SITE
https://www.angela-aki.online/

