■草なぎ剛演じる遺品整理人は、夫のいる女性に惹かれていく!
草なぎ剛(「なぎ」は、弓へんに旧字体の前+刀が正式表記)が主演を務める、10月スタートのカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』。このたび、16人の豪華レギュラーキャストが一挙解禁された。
中村ゆり、八木莉可子、塩野瑛久、長井短、小澤竜心、石山順征、永瀬矢紘、要潤、国仲涼子、古川雄大、月城かなと、大島蓉子、小柳ルミ子、村上弘明、中村雅俊、風吹ジュンが出演する。
本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手ひとつで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(とりがい・いつき)が、遺品整理会社の仲間たちとともに、ときに孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、様々な事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマ。遺品に隠された真実を知った登場人物たちは、思わず心を揺さぶられる。また、感動的な人間ドラマの裏では、切ない大人の恋も描かれ、先の展開が気になるオリジナルストーリーだ。
草なぎが演じる鳥飼樹は、遺品から汲み取った故人の想いを遺族に伝える遺品整理人。商社マンとして忙しく働いていた5年前に妻を亡くしたあと、“遺品整理人”となり、小学一年生の息子・陸(永瀬矢紘)を育てながら、遺品整理会社「Heaven’s messenger」の仲間たちと共に、様々な事情で家族を亡くした遺族に寄り添っている。
ある日、余命3ヵ月を宣告された鮎川こはる(風吹ジュン)から、生前整理の依頼を受ける。未婚の母である彼女は、「誰の世話にもならず、自分の仕事を全うし、娘に最期の生き様を見せたい」と願った。樹は、その母の想いに応えようと心を砕くうち、絵本作家である娘の御厨真琴(中村ゆり)とも頻繁に顔を合わせるようになっていく。そして、いつしかふたりは、互いに惹かれあうように…。しかし、彼女には夫(要潤)がいた。それも手広く事業を展開する大企業・御厨ホールディングスの後継者だった…。
■懐かしいメロドラマ感漂う切ない“大人の恋” 、草なぎが新境地となる役に挑戦!
スタッフを、そして多くの視聴者を魅了してきた草なぎが、あらたに挑戦するのは “遺品整理人”。また、夫のいる女性に惹かれていくという、これまでの真面目で誠実な“草なぎ”イメージを覆す、“倫理観を問われかねない”役であり、どこか懐かしさ漂うメロドラマが描かれる。
優しさと人間味に溢れた演技に定評のある草なぎが、“せつない大人の恋”を、どう捉え、どう表現するのか注目だ。
■脚本家・高橋美幸が手掛けるオリジナルストーリー
脚本を手掛けるのは、高橋美幸。2024年、『東京ドラマアウォード』の作品賞(単発ドラマ部門)グランプリを受賞したNHKドラマ『デフ・ヴォイス~法廷の手話通訳士』の脚本を務め、この作品で、草なぎは主演男優賞も受賞している。刑事事件に問われた、ろう者の法廷通訳を担う手話通訳士の物語。この難しいテーマに挑み、成果を挙げた高橋×草なぎのコンビが、ふたたび、ドラマとして新鮮なテーマを扱い、人生とは、家族とは、愛とは何かを繊細に紡ぎ出していく。
■遺品整理人が届けるのは、去り行く人たちが伝えきれなかった、真実の想い
超高齢化・無縁社会へと向かっている日本。警視庁が集計したデータによると2024年、一人暮らしの自宅で亡くなった、いわゆる「孤独死」に該当する人は7万6,020人。うち4分の3を超える、76.4%が65歳以上の高齢者だった。また、死亡推定時点から発見まで「1ヵ月以上」かかったケースも、7.8%を占めている。
本作では毎回、いろいろな事情を抱えた依頼人たちが登場し、主人公・樹や、「Heaven’s messenger」の面々と関わっていくことになる。“遺品整理”を通じて、残された人々は、生きる意味や、未来への希望を見つけていく。その過程が丁寧に、またドラマティックに描かれていくのが、本作の新しさであり、他の作品と一線を画す魅力だ。
キャスト コメント
■中村ゆり
人は大切だからこそ、言えない気持ちや裏腹な行動をしてしまう、そんな見えない想いに優しく寄り添う脚本に、心動かされています。何が正しく正解はわからなくても、不器用にもがきながら、それでも懸命に生き直そうとするこの役を、自分が担えている感謝と幸福を噛み締めながら、撮影をしております。愛や家族、生死、成長、たくさんのテーマが詰まったドラマです。期待してください。■八木莉可子
久米ゆずは役を演じさせていただきます、八木莉可子です。
素直に感情を表す一方で、すぐに心を閉ざしてしまう――そんな繊細で二面性のあるゆずはを丁寧に演じられたらと思います。彼女と共に、私自身も成長できるよう頑張ります。■塩野瑛久
草なぎさん演じる鳥飼樹の同僚であり先輩でもある矢作海斗という人物を演じます。今まであまり演じたことのない真っすぐな役です。命と向き合い、御遺族さまの心と向き合う“遺品整理人”という職業にフォーカスを当てたこの作品が多くの人の目に留まり、身近な人や自分自身のことを改めて考えるきっかけになったらいいなと思います。
繊細に温かく描かれたこの台本をギュッと握り締め、人の想いを取りこぼさぬようしっかりと拾い集めていこうと思います。■長井短
初めましてとお久しぶりの楽しみが詰まった現場が待ち遠しい気持ちで、台本を読んでいます。尊敬する俳優さんたちと共にお芝居をできる機会に感謝です。見た後ほんの少し、見知らぬ誰かに優しくなれるような作品になりますように! あと撮影終わりにみんなで乾杯できるようなご機嫌な座組になりますように!■小澤竜心
草なぎ剛さん主演の連続ドラマに初出演、とてもワクワクしています。遺品整理会社の社員「高橋碧」という役を通して、自分自身成長できるよう、周りの出演者の皆さん・スタッフのお力をお借りして頑張ります。■石山順征
人はそれぞれ違う環境で、異なる人生を歩んでいて、自分の中の信念をもって生きている。このドラマは、そんな人たちのぶつかり合いや葛藤を描いている物語だと思います。物語をさらに魅力的にできるように、利人の秘書・外山としてドラマの中ではミステリアスに生きていきたいです。■永瀬矢紘
最終オーディションの結果がわかったとき、『決定です』って言ってもらえて、とってもうれしかったです。最初は緊張してたけど、草なぎさんが、今では仲の良いお友達くらいお話ししてくださって、楽しいです。1話から最終話まで全部見てもらえるとうれしいです。よろしくお願いします!■要潤
また久しぶりに草なぎさんとご一緒出来る事がとても幸せです。草なぎさんの現場はとても穏やかで笑い声も聞こえてきますが、お芝居になるとピリッと引き締まる、緊張感のある現場です。今回の主のテーマとなる遺品整理は現代社会において避けては通れない問題提起の1つになっています。社会の進歩と改善を考えつつドラマも楽しんでいただけるよう臨みたいと思います。■国仲涼子
草なぎさんとのドラマは8年ぶりで、とても素敵な空気感に包まれる作品になると確信しています。私が演じる森山静音は御厨真琴さんの絵本の担当編集者ですが、今後の展開で御厨家とどの様な関係があるのか、要所要所で担当編集者ではない顔が少しずつ出てくるところが見所の一つかと思います。■古川雄大
今作に出演させていただくにあたり、台本を読み進める中で、口下手な自分だからこそ、 日々の感謝や想いをもっと言葉にしていきたいそんな気持ちが芽生えました。伝えきれなかった想いが、遺品整理人によってそっと形になっていく。 儚くも温かい物語でありながら、サスペンスの要素も内包した、非常に見応えのある脚本に深く心を動かされました。私が演じる波多野は、真実を追い続けるフリーのジャーナリストです。 一見、どこか掴みどころのない存在ではありますが、自身の“正義”を信じ、時に危ういほど一直線に進んでいきます。 草なぎ剛さん演じる鳥飼たちとどう関わっていくのか、波多野が敵なのか味方なのか。 物語が進むにつれ、その輪郭が少しずつ明かされていきます。ぜひ注目してご覧いただけたら嬉しいです。遺品整理人という題材の持つ奥深さ、そして数々の作品で拝見してきた草なぎ剛さんとご一緒できるという贅沢な機会に、心から感謝しています。この作品に必要とされている役割をしっかり果たせるよう、真摯に取り組んでまいります。■月城かなと
初めて草なぎさんとご一緒できること、そして素晴らしい出演者の皆様とお芝居ができること、とても幸せに思います。個性豊かな御厨家の中で、彩芽の抱える思いを繊細に、時に大胆に表現できたらと思っています。■大島蓉子
台本を読んで、ボロボロと涙が流れました。自分の身近にいる大切な人に、想いを馳せる、そういった大切な機会をいただいた気分でした。草なぎさんは、主演で大変なはずなのに、いつも自ら声を出して、周りを鼓舞してくださいます。そういった姿を見て、草なぎさん、頼もしいなって思います。このドラマは、見てくださる方の“大事な人を想う”その気持ちに寄り添えるようなドラマです。ぜひご覧ください。■小柳ルミ子
今年、デビュー55周年を迎え、歌手としては勿論の事、お芝居も大好きな私に素敵な作品のオファーを頂き、大変嬉しく思っています。御厨富美子役を演じさせていただきますが、只厳しいだけの姑ではなく、何故厳しいのか…人間味や優しさ、家族への深い愛情、正直に生きる女性を演じられたらと思っています。そして、草なぎさんともかなり「お久しぶりね」にお会い出来る事も楽しみです。高齢化社会の現代に一石を投じるテーマを描く『終幕のロンド』、皆様是非ご覧下さい。■村上弘明
ややもすると社会では弱者として淘汰されかねない者に眼差しを向け、闇の中から一筋の灯を見つけようとする。
良心に訴えかける物語です。私が演じる御厨ホールディングス総師、御厨剛太郎は激動の社会を掻い潜ってきた進化論信奉者。サスペンスとロマンス、宿命の中を揺蕩いながらどの様な着地点を選ぶのか。乞うご期待。■中村雅俊
久しぶりに若者たちと一緒に仕事をして、良い感じで燃えています。何しろ先日まで、おじさん達と仕事をしていたものですから。環境の違いに驚きながらも、良い緊張感を味わっています。■風吹ジュン
草なぎさんが主演をされるとお聞きし、私自身がまず、見てみたいと思いましたので、絶対オファーを受けようと決めました。私が演じる“こはる”は、高齢ではありますが、しっかりとお仕事と向き合っている方です。また、中村ゆりさん演じる娘と親子で真剣に対峙する場面は、役者としても楽しみにしています。とても愛情深くお互いを想っているのに、顔を合わせるとつい、ケンカをしてしまう…そういった母と娘の関係性は、現実でも意外とよくあることで、私自身微笑ましく思えますし、皆様にも共感してもらえるのではないかなと思います。草なぎさんを中心に、とてもいいチームワークで撮影ができていますので、その自然な空気がそのまま、テレビを通して皆様に伝わることを願っています。■プロデューサー・河西秀幸 コメント
膨大な取材に基づいて執筆していただいた高橋美幸さんの脚本は、登場人物のキャラクターが魅力的で、とても胸を打つストーリーになっています。草なぎ剛さんはじめ、素晴らしいキャスト陣に生き生きと演じていただき、きっと視聴者の皆様の心を揺さぶるドラマになると思います。人生という舞台の幕が降りる「終幕」。この世の中に“絶対なこと”はないと思いますが、この「終幕」は誰もが迎える“絶対なこと”です。いつか訪れる“その時”を意識するからこそ、私たちは今をどう生きるか? 大切な人にどう接するか? そんなことを考えるきっかけになればと思います。そして、このドラマでは切ない大人の恋も描かれます。サブタイにある「もう二度と、会えないあなたに」はこの登場人物たちの未来を指し示す思いも込めています。どういう結末を迎えるのか、ぜひ、最後までご覧下さい。
番組情報
カンテレ・フジテレビ系『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』
10月スタート
毎週月曜22:00~
出演:草なぎ剛 中村ゆり 八木莉可子 塩野瑛久 長井短 小澤竜心 石山順征 永瀬矢紘 ・ 要潤 国仲涼子
古川雄大 月城かなと ・ 大島蓉子 小柳ルミ子 村上弘明 中村雅俊 風吹ジュン
脚本:高橋美幸
制作著作:カンテレ
ドラマ『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』番組サイト
https://www.ktv.jp/shumaku-rondo/

