■「これのおいしさはここでしか味わえないし、絶対辛いなと思っていたら、辛いよりも本当にうまさが勝るので」(佐久間大介)
佐久間大介(Snow Man)と日村勇紀(バナナマン)がMCを務める日本テレビ『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』(毎週土曜23時30分~)。7月26日の放送では、名古屋発祥の台湾料理の「味仙」を深掘りした。
愛知を中心に展開する台湾料理の味仙は、3都府県にしか店を構えていないにもかかわらず、その名を全国にとどろかせている名店。
スーパーやコンビニではコラボ商品が販売され、サンドウィッチマンや、元SKE48の須田亜香里など、多くの芸能人がファンを公言するほどの人気ぶりだ。
MCの日村は今日のテーマが発表されるなり、「あ、もう俺大好き、ごめん」「私、味仙大好きなんで」と味仙への愛を告白。佐久間は「名古屋グルメ、やばあじせん…?」「えー知らない」と初めて味仙の存在を知った模様。
日村は続けて「これね、味仙もまたね、こう味仙の方がいてから、ここから、こう枝分かれされてって、いろんな味仙があるんだけど、矢場味仙っていう、またこの矢場町というところにある味仙なのよ。これはこれでまた…」と、佐久間への熱い力説がとまらない。
推しの魅力を教えてくれるキャラクター“おしつじさん”、この日は味仙歴17年で、いちファンから矢場味仙の公式アンバサダーにまで上り詰めた名古屋のエンターテインメント集団・BOYS AND MENの元メンバーで俳優の水野勝。そして味仙歴20年のラーメン専門ライター井手隊長さんのふたりが担当した。
おしつじの井手さんから「ではヒムヒム、味仙といえば何のメニューを思い浮かべますか?」と聞かれた日村は「パッと出るのは台湾ラーメン」と回答。台湾ラーメンの映像に佐久間は「え、待って、めっちゃ(スープ)赤くないっすか?」とそのビジュアルに思わず驚く。
この台湾ラーメンは、“台湾ミンチ”というニンニクと唐辛子がきいたひき肉がのったラーメン。井手さんは「ニンニクと唐辛子がダイレクトにくるパンチのある味こそが、我々マニアをとりこにする味仙あじの正体じゃないかなと思います」と分析。味仙の台湾ミンチはのちに「台湾まぜそば」などの名古屋グルメへと発展し、まさに“革命”をもたらした味なのだ。
佐久間は「この説明聞きながら隣で日村さんがめっちゃつば飲んでるんですよ」「(唾を飲む)音めっちゃ聞こえるんですよ」と言い、日村が隣でひそかに食欲を燃やしていることを暴露した。
そんなオリジナリティあふれる味仙の味、いったいどう楽しむのが正解なのか。番組では3つの推しポントを解説した。
推しポイント1「5きょうだいでそれぞれ店を経営! 個性ある味を楽しめる」
実は味仙は5きょうだいでそれぞれ経営されていて、きょうだいそれぞれが構える店舗によって味が異なることが魅力のひとつ。
例えば、長男が経営する元祖・味仙の今池本店は、深夜まで大行列をなすほどの人気ぶり。東京にも進出している三男が経営する店舗では、繊細で濃厚な味付けが特徴で、オリジナルメニューの「塩台湾」が人気だ。
日村は「俺はいちばん右にある柳橋ってあるでしょ? あそこもめちゃくちゃ好きなの」「ここで本当に死ぬほど食ってる、俺」と、名古屋の柳橋界隈にある「味仙 名駅店」が“推し”だと語る。
そしてそれらの店舗のなかでも今夏、東京・渋谷にも進出予定の長女が運営する「矢場味仙」は、味仙マニアが最終的に行きつく“沼”なのだそう。おしつじの水野いわく「とにかく本当に、味の濃さとパンチ力は本当すごくて、わざわざ名古屋に行って食べたいって思います、もう」とそのおいしさを伝えた。
矢場味仙には行ったことがないという日村は「これ体験したいなあ」とかなり気になっている様子だった。
推しポイント2「味仙を楽しむための戦術1 癒やしのオアシスメニューを見つけるべし!」
かなり辛いメニューもあるという味仙だが、おしつじの水野によれば、辛い物が苦手な人でも楽しめる“戦術”があるそう。これについて水野は「矢場味仙はパンチ力がすごいメニューなので、合間合間に清涼感を得られる相棒オアシスメニューを見つけておくことが、攻略の鍵なんですよ」と解説。
水野おすすめのオアシスメニュー「青菜炒め」は、注文してから提供までが最速だと言われているメニューで、ファンの間では定番。日村は「定番で最速でしょ、これもう全員(注文しに)行くから」「これ本当に頼んで、まじ15秒で出てくるよね」と納得の様子。
さらに2品目のオアシスメニュー「ちんげん菜ウニかけ」は、矢場味仙にしかないメニューで、ふわふわで塩味のメレンゲにウニとちんげん菜が合わさった一品。佐久間は「何これー」「えーマジでうまそう」と見たことのない料理に興味津々だった。
そしてもうひとつ、味仙好きにもほぼ知られていないという裏メニューも紹介。日村も「気になるなー」「うわ! いきたい、それ聞いたら今やばい」と心ひかれたそのメニューの正体とは?
推しポイント3「味仙を楽しむための戦術2 “ビシャがけメニュー”でさらに楽しめ!」
味仙を楽しむための方法はまだまだある。おしつじの水野が伝授する楽しみ方というのが、料理の残り汁をご飯などにかけて、合わせて食べる“ビシャがけメニュー”。
日村が味仙でいつも注文するという「アサリ炒め」と「ニンニクチャーハン」もビシャがけメニューで、水野は「これ、アサリの旨みが凝縮されたこのスープに、ピリッときいたこの“あじめコショウ”が入っているとにかく絶品のスープなんですね」「このめちゃくちゃおいしいスープをニンニクチャーハンにかけちゃうんです!」と通な楽しみ方を紹介。
日村は「こんなことやったことない!」「うわ~やばいこれ! どうなっちゃうんだろ、まじでこれ」と興奮を抑えきれない様子で、佐久間も「うわ! うまそー!」「えー! 食べたい~」と食欲を刺激されていた。
そして、スタジオに矢場味仙の料理が登場。定番の台湾ラーメンに、青菜炒めやちんげん菜ウニかけなど、紹介したメニューを次々と実食する日村は「おいしい~!」「やばい! こんなの食べたことない」と、もともと味仙のファンであったが、改めてその魅力に気づくのだった。
一方、最初は味仙をまったく知らなかった佐久間も「おいしいわ、おいしい」「これ、まじで、食べたらわかる」と絶賛。「これのおいしさはここでしか味わえないし、絶対辛いなと思っていたら、辛いよりも本当にうまさが勝るので」と最終的にはすっかり味仙のとりことなっていた。
なお、TVerでは地上波未公開シーンを含む特別版が無料配信中。
番組情報
日本テレビ『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』
毎週土曜 23:30~
出演:佐久間大介(Snow Man) 日村勇紀(バナナマン)
『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』番組サイト
https://www.ntv.co.jp/sakuhimu/

