■INI、JO1に加え、OWV、ENJIN、OCTPATH、DXTEEN、IS:SUE、moxymillが熱いステージを展開!
7月26日・27日の2日間、大阪・万博記念公園 もみじ川芝生広場にて、大阪にぎわい創出事業『大阪・関西万博開催記念 Survive FES』が開催された。出演は、INI(26日のみ)、JO1(27日のみ)、OWV、ENJIN、OCTPATH、DXTEEN、IS:SUE、moxymillの、計8組。
このイベントは、2025年大阪・関西万博を機会に大阪の魅力を国内外に発信し、誘客促進とともに、万博のレガシーを継承、国際的なエンターテイメント都市としてのブランド力などを高めることを目的に展開する、大阪にぎわい創出事業の一環として行われたもの。次世代を担うアーティストが一同に集結し、熱いライブを繰り広げた。
■オープニング
真夏の太陽が照りつけるなか、初日のステージに登場したのはENJINのTOYと大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャク。「皆さん健康第一で楽しみましょう! 楽しんでますか!?」と呼びかけ、会場も歓声でレスポンスした。
2日目も多くの観客が会場を埋め尽くし、オープニングにはOCTPATHの栗田航兵とミャクミャクが登場。「元気だよって人!」「Yeah!」「盛り上がれる人!」「Yeah!」のコール&レスポンスで会場を盛り上げ、熱いライブの幕開けとなった。
■moxymill
最初に登場したのは、6人組ガールズグループmoxymill。メンバーそれぞれにSWEET・CUTE・POP・COOL・SEXY・CRUSHというCharm(魅力)が与えられていて、曲ごとにCharmとセンターになるメンバーが入れ替わるというシステムになっている。ステージ横の大型モニターにメンバーが順に映し出されると、1曲目は「Kight Rising」から。センターを務めるNONAのCharmである“COOL”に合わせてライブスタート。真夏の日差しを浴びながら、“COOL”なパフォーマンス見せるメンバーたち。2曲目は雰囲気をガラリと変えて、「めろめろねって メロメロね」。かわいい女性の気持ちを歌ったポップチューンのCharmは“SWEET”。NECOがセンターでパフォーマンスする。
「明日も会えるかな~、おやすみ〜!」で締めると、MCでは「皆さん、盛り上がってますか!」と呼びかけ。自己紹介でメンバーが名前を告げるたび、会場もレスポンスする。そしてイベント当日にリリースされた最新曲「Higher」を初パフォーマンスすることを明かすと、「NTTドコモ JWC応援サポーター」に就任し「NTTドコモ JWC応援テーマソング」に起用されたことを報告した。「Higher」のCharmは“CRUSH”。ここでは「パフォーマンスを目に焼き付けて帰ってくれたらうれしいです!」と伝えた。冒頭の足を踏み鳴らすパフォーマンスから始まり、ヘヴィなビートと迫力あるダンスで会場を魅了した。
■ENJIN
二番手は、幅広いジャンルで活躍する男性6人のダンス&ボーカルグループ、ENJIN。1曲目は「Addicted」を披露。「君の虜さ」と歌うアップテンポのナンバーで、ライブをスタートさせた。黒をベースにしたクールな衣装で、真夏の暑さを吹き飛ばすパフォーマンスを繰り広げ、2曲目の「Spellbound」もノリのよさをそのままに会場を盛り上げていく。MCでは「楽しんでますか!」と呼びかけ自己紹介へ。それぞれ元気よく挨拶するなか、SOLは歌を交えた自己紹介で会場を沸かせる。そして自分たちの衣装については「面積が少ない!」と話し、笑いを誘った。
ここから「ENJIN!」「ENJIN!」のコール&レスポンスで会場を一体にすると、夏にぴったりの「Peace Summer」へ。曲に合わせて、オーディエンスもリズムに体を任せる。そして、ラストチューンは勢いとノリがライブにぴったりの「Overheeeeeeeeeat」。派手なステージングで会場から歓声が上がると「スペシャルゲストの登場です!」とミャクミャクがステージへ。メンバーといっしょに曲に合わせて体を揺らすミャクミャクの姿に会場も歓声を送っていた。
■OCTPATH
続いてステージに登場したのはOCTPATH。「行くぞ! 大阪!」の掛け声から1曲目の「WAKE UP」がスタート。詰めかけたTHme(ファンネーム)たちからは、早くも「ヤバい! ヤバい!」の声が上がるほど会場は熱気に包まれる。それに応えるべく白と黒のコントラストが効いた衣装で躍動するメンバーたち。曲のタイトルどおり、会場の目を覚まさせるパフォーマンスをいきなり見せつけた。
2曲目は「Lip Service」。曲間のブレイクでは「大阪、アガれ!」と煽り、立て続けにノリのいいナンバーと圧倒的なパフォーマンスを見せることで、会場の空気をあっという間に自分たちのものに変えていく。続いては海帆によるポイパのパート。リズミックでヘヴィなビートに会場からは歓声が上る。ボイパにのせて、メンバーたちがキレのあるダンスを披露するとより大きな歓声が。そして、5月28日リリースのシングル『また夏に帰ろう』のカップリング曲「Carnival」へ。最新曲のレアなパフォーマンスでオーディエンスを魅了した。
MCでは会場に「盛り上がってくれてますか!」と呼びかけると、メンバーの個性が炸裂する自己紹介へ。高橋わたるが「筋肉わたるです!」とアピールすれば、栗田航兵は「どんぐりころころどん栗田!」と定番の挨拶で盛り上げ、海帆は大阪出身であることをアピールする。そして「先輩のOWVさんと12月にマッシュアップライブが開催されます!」と、横浜で行われるライブについても告知すると、会場からは歓声が上がった。
ここから「悔いなく最後まで楽しんでいきましょう!」とアップテンポな「FUN」へ。観客と一緒にタオルを回し、会場が一体感に包まれる。ラストは「スペシャルゲスト、呼びましょうか?」と呼びかけ、ミャクミャクが登場。ステージのセンターにミャクミャクが立ち、周りをメンバーが囲んで「Come Alive」を披露。「今は今しかない!」と歌うポップチューンでさらに会場をひとつにし、熱いパフォーマンスを届けた。
■DXTEEN
6人組のグローバルボーイズグループ、DXTEENは「Handle」からライブをスタート。黒の学ラン風衣装で1曲目から激しいダンスを見せると、キメの部分では会場から歓声が。「僕たちといっしょに遊びましょう!」と呼びかけ、5月にリリースされた「Tick-Tack」へ。ミディアムテンポのかわいさを感じさせるラブソングは、真夏のステージに爽やさを感じさせてくれる。
そして「この曲で盛り上がっていきましょう!」とINIの「BAD BOYZ」をサプライズカバー。以前からメンバーがやってみたいと話していた曲だけに、イントロが流れた瞬間に会場は大盛りあがり。さらにJO1の「OH-EH-OH」カバーへと続き、会場はヒートアップしていく。原曲へのリスペクトを込めたジャケットを使ったパフォーマンスには悲鳴にも似た歓声が。
MCでは、メンバーたちが「最高ですね!」「熱いね!」と口々に話すと、会場へ水分補給を呼びかける。そこから会場を盛り上げるメンバーがいるかと思えば、しっかり笑わせるメンバーもいるなど、個性たっぷりの自己紹介へ。田中笑太郎がボケて笑わせるシーンもありつつ、ライブは続行。「もっともっと声出せるんじゃないですか!」と始まった「DREAMLIKE」では、会場にクラップ(手拍子)を呼びかけ。ラストは9月24日にリリースする6thシングル「両片想い」をサプライズ初披露。切ない恋を歌った軽快なメロディとかわいらしいハートの振り付けに観客もは体を揺らして楽しんだ。
■IS:SUE
続いてはガールズグループ、IS:SUEがクールな雰囲気をまとって登場。1曲目は5月にリリースした3rdシングルのリード曲「SHINING」。スタートからキレのあるダンスを見せつけると、「盛り上がる準備できてますか!」と呼びかけ、デビュー曲「CONNECT」へ。RINOが伸びのあるアドリブを響かせると会場からは思わず歓声があがる。うだるような暑さの中でのステージだけに、そのクールなパフォーマンスがより印象的に映る。3曲目は「もっともっと声出せますよね!」と呼びかけ、「THE FLASH GIRL」のロックなサウンドでエネルギッシュに観客を煽り、会場からもひときわ大きな歓声が。
MCでは、パフォーマンスの印象と打って変わって「暑い〜!」とかわいい笑顔を見せるメンバーたち。自己紹介でRINOが「ボルテージ100パーセントでめちゃめちゃアガってる」と話すと、「次は皆さんの心に響くように」とm-flo ☆Taku Takahashiプロデュースの初バラード曲で、現在放送中のドラマ『恋愛禁止』主題歌「コエ prod.☆Taku Takahashi(m-flo)」を披露。少しだけ暑さが落ち着き、風が吹き抜ける会場に3人の伸びやかな”コエ”が響いた。ラストは「夏を感じていこ〜!」と「Statstruck」。メンバーがタオルを片手に「私たちといっしょに最高の夏、過ごさない?」とアオると、会場も拍手と歓声でレスポンスした。
■OWV
本田康祐の「盛り上がっていきましょう!」の声からスタートしたのはOWVのステージ。4人のメンバー全員が赤を基調とした衣装でパフォーマンスを披露していく。1曲目の「BREMEN」は、ノリの良さが特徴で華やかさを感じさせるチューン。序盤からオーディエンスのハートをガッチリつかむと、2曲目はヘヴィなビートがクセになる「TRVCKSTVR」、そして「SLEEPLESS TOWN」へ。4人のキレのあるダンスに会場からは歓声が上がり、スタートからここまで全力で駆け抜ける4人のパフォーマンスはまさに圧巻。その熱が会場をさらに熱くしていく。
自己紹介では浦野秀太が「伝説の浦野秀太です!」と笑わせると、佐野文哉も「アイドル最速、佐野文哉です! 俺に着いてこれるやついんのか!」と盛り上げ。浦野は「みんなの声、もっと聞かせて?」と呼びかけると、会場を「バン」と「パク」の半分に分けて声出し合戦を始める。予想以上に大きな声が揃ったのを聴いた浦野は「昔やってた?」とひとボケ。そして、次の曲が「SORENA」であることを伝えると、「今日熱いよね!」「SORENA!」とコール&レスポンス。しかし続いての「このあとのJO1、楽しみだよね!」「SORENA!」では、「(声)デッカ!」とメンバー全員ががっくりした様子を見せて、笑わせた。曲が始まると、「もっとイケるぞ!」と会場を煽り、サビでも会場全体が声を合わせて「SORENA!」と大盛り上がり。しかし、「まだまだ声出していけるよな!」とさらに煽ってヒートアップさせていく。
続く「LOVEBANDITZ」でも「万博、最高の夏にしよう!」としっかり煽り、会場からも負けじと声援が上がる。中川勝就は「必ずまたどこかで会いましょう」、浦野は「これからもどんどん大きくなっていくので、目を離さず見守ってくれたらうれしいです」、佐野は「盛り上がってくれてありがとうございました、泥だらけじゃないと出せないかっこよさがあると思うので、これからもよろしくお願いします」と続ける。そして本田は、これまでの道のりを振り返り、自分たちの音楽やパフォーマンスをもっと届けたい、その気持ちはこのライブに出演した他のアーティストたちも同じ、と熱い想いを話す。さらに先駆者であるJO1へ感謝を伝え、超えていきたい存在だとアピール。今回のイベントで、自分たちも含めた他のアーティストのことが少しでもいいと思ったら、ライブに足を運んでほしいと伝えた。そして「負けたとか負けてねぇとか自分で決めんなよ!」と叫んでから、最後の曲「Gamer」へ。夏の熱さに負けない熱い気持ちのこもったステージを届けた。
■INI
1日目のラストを飾るのはINI。バンドセットでのライブで1曲目に披露した「DOMINANCE」は、6月25日に発売された3rdアルバム『THE ORIGIN』のタイトル曲で、本作は初週売上が自身最高記録の45万枚を突破。メンバーがモニターに大写しになるたびに、会場からは悲鳴にも似た歓声が響きわたる。2曲目の「3D」もノンストップでパフォーマンス。
自己紹介では尾崎匠海が、メンバーの青い衣装について「暑いので青い衣装を着ています! 涼しくなれ〜」と話し和やかなムードに。そして池崎理人(※「崎」は、たつさきが正式表記)が「まだまだ声足りません! 盛り上がっていけますか!」と煽ると「Goosebumps」へ。この曲はグループ結成時のオーディション課題曲だけに、イントロのベースが響いた瞬間、会場は大盛りあがりに。さらに続いて「SHADOW」もオーディションの課題曲ということで、MINI(ファンネーム)だけでなく、会場中が興奮する瞬間となった。
MCでは「みんなで乾杯しませんか!」とINI流の乾杯に。「ロケット発射まで3秒前、3、2、1」「ロケティー!」のコール&レスポンスで会場とステージで一緒に水分補給をするシーンも。そして空には綺麗な夕焼けが広がり始め、「この時間にぴったりの曲」と「Runaway」へ。続いての「Pineapple Juice」は、メンバーの許豊凡が作詞に参加、木村柾哉、田島将吾、西洸人が振り付けを担当したサマーソングで、イントロから会場のレスポンスもアップ。ノリノリの「Party Goes On」に続いての「WMDA (Where My Drums At)」、そしてラストチューン「BOMBARDA」では、ステージを炎や火花が彩る演出も。オーディエンスもステージに負けないパワフルさで、最後まで声援を送っていた。
初日のエンディングでは改めて出演者全員とミャクミャクがステージへ。それぞれがオーディエンスに、フェスに、共演者に、スタッフに、感謝を伝えると、最後は全員で会場をバックに記念撮影を行い、1日目は終了した。
■会場全体をひとつにするスペシャルなライブ!
2日間のイベントの大トリを飾ったのは、JO1。バンドの演奏をバックに全員が涼し気な白の衣装で登場すると、会場を大歓声が包む。1曲目の「YOUNG (JO1 ver.)」と2曲目の「GrandMaster (JO1 ver.)」はオーディションで課題曲となった思い入れのある楽曲。本イベントならではの意表を突いた楽曲からのスタートに会場のボルテージは急上昇。続く「HAPPY UNBIRTHDAY」は爆発的なドラムの音に乗せたハカを取り入れたダンスブレイクが印象的だった。「Love seeker」ではステージから火花が吹き出す演出と熱いパフォーマンスに応えるJAM(ファンネーム)の熱気溢れる掛け声で会場はさらにヒートアップした。
MCでは「来たで大阪!」と関西弁で伝えると、JO1ならではのコール&レスポンスで一体感を高める。 そんな盛り上がりを鎮める仕草から突然「Hottie with the Hot Tea」のイントロが流れ、まさかのユニット曲に会場には大きな歓声が沸き起こる。「EZPZ」「Be There For You」と3曲続けて披露。ダンサーを引き連れた迫力のパフォーマンスと夜空いっぱいに響く爽やかな歌声で魅了した。
そして妖艶でミステリアスなダンスが際立つ「ICY」に続き、大胆なバンドアレンジの「MONSTAR」を約2年ぶりにパフォーマンスするサプライズも。次はベートーベンの交響曲第五番「運命」をサンプリングした「BE CLASSIC」。この曲はアメリカのラジオ・エアプレイチャート「Mediabase Top40 Radio Airplay」で日本人ボーイズグループとして初めてランクインし、ロングヒットを記録中のナンバーだ。ラストはデビュー曲をロックアレンジした「無限大 (INFINITY) 2025」。最後までメンバー全員の圧倒的なパワーを感じる、熱量の高いライブとなった。
エンディングには、再びミャクミャクがステージへ。JO1メンバーと会場とともに記念撮影を行い、大盛況のうちに2日間のライブは終了した。
『大阪・関西万博開催記念 Survive FES』イベントサイト
https://survivefes.com/























