木村文乃×ラウール(Snow Man)初共演ドラマ、フジテレビ系木曜劇場『愛の、がっこう。』の主題歌「Spiral feat.Yura」を歌うレイニ。ドラマの話数を重ねるごとに楽曲も話題を集めたが、その存在の多くは謎に包まれたままだ。本稿では「Spiral feat.Yura」の歌詞考察を軸に、様々な角度からレイニの魅力に迫る。
■俳優、歌手、モデルとして様々な表情を見せる“レイニ”とは?
レイニ(英表記:Reini)
・生年月日:1998年8月24日
・血液型:AB型
・出身地:東京都
・趣味・特技:遠泳、スノーボード
・身長:180cm
・MBTI:INTP(理論学者タイプ)
・メジャーデビュー:2025年1月24日(配信シングル「ラストレター」)
OFFICIAL SITE
Actor https://tristone.co.jp/actors/reini/
Music https://www.sonymusic.co.jp/artist/Reini/
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◎アメリカでの高校生活で歌の道を志すようになったレイニとは?
幼少期にはピアノを習い、中学生になるとジャムセッション研究部(軽音楽部のようなもの)に所属し、ドラムやギターを嗜むなど、自身の楽しみのひとつとして音楽に触れていたレイニ。その後、16歳で単身渡米し、4年間をメイン州で過ごすが、アメリカでの高校生活で音楽に触れていくうちに本格的に歌の道を志すようになったという。
そして、2023年11月1日に自身のTikTokにてimaseの「Night Dancer」を弾き語る動画を初投稿。優しいギターの調べに合わせ、繊細かつ美しい歌声を響かせている。
@reini_1998 Night Dancer / imase 明日がこなくたってもういい、って思う夜ある? #初投稿 #nightdancer #弾き語り #歌ってみた
◎2025年に「ラストレター」でメジャーデビュー
4年間の単身渡米後、日本でのライブ活動やSNSの弾き語り動画投稿など精力的な活動を経て、2024年には6月26日に「無口な涙」、8月28日に「夜のカケラ」、11月27日に「CALLING」と3曲のオリジナル楽曲を発表。そして、2025年1月24日には日本テレビ系1月期土曜ドラマ『相続探偵』の主題歌「ラストレター」でメジャーデビュー。高く、澄んだハスキーボイスで視聴者の関心を惹きつけた。
なお、2025年3月15日開催の『Tristone Fan Fes 2025 ~UNDOKAI~』で「ラストレター」を披露した際、『相続探偵』で主演をつとめた俳優・赤楚衛二と肩を組んで歌唱し、主演俳優と主題歌を担当したアーティストとの貴重なコラボとして話題に。
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◎木村文乃×ラウール出演の話題作『愛の、がっこう。』主題歌リリース
2025年7月11日には、木村文乃とラウール(Snow Man)初共演ドラマのフジテレビ系 木曜劇場『愛の、がっこう。』の主題歌「Spiral feat. Yura」をリリース。
レイニにとって初めてゲストボーカルを迎えた楽曲で、木村文乃演じる愛実とラウール演じるカヲルが織りなす切ないドラマの世界観をより一層彩っている。
▼【MV】『愛の、がっこう。』×レイニ 『Spiral feat. Yura』
https://youtu.be/5RSamn7RymM?si=xoFPshUjiDaOEDKQ
◎話題作『グラスハート』での好演ぶり
日本のみならず世界中で反響を呼ぶ、2025年7月30日配信のNetflixシリーズ『グラスハート』では、佐藤健演じる藤谷直季率いるバンド・TENBLANK(テンブランク)に立ちはだかる、ライバルユニット・OVER CHROME(オーバークローム)のメンバー・有栖川真広役を好演。
菅田将暉演じる同ユニットの相方・真崎桐哉との思わず目を引くビジュアルや存在感を放つ演技で俳優としても人々を惹きつける。
◎レイニの素に迫る!「100の質問」公開中
俳優&歌手としての活躍のいっぽう、レイニがどういった人物なのか? そのキャラクターを知る機会は少ないが、現在TikTokでは「100の質問」と題し、移動中の車内でリラックスした様子で質問に応えるレイニの姿が公開中だ。
そのなかで、自身の性格を問われると熟考の末に「おとなしい」とひと言。MBTIはINTP(論理学者タイプ)で控えめで繊細ながらも洞察力に優れた気質であることが受け答えからも伝わる。
気になるレイニの音楽趣向だが、「今は藤井風さんのR&B的な感じのが好きなんですけど」と挙げつつ、ボカロやロック、洋楽など、ジャンルレスに聴くとのことで、その歌声を武器に今後様々な個性をもった楽曲にレイニも挑戦してほしいといちリスナーとして願ってしまう。
@reini_1998 レイニ「100の質問」Part.1 レイニとは…?! 100個の質問に迫っていきます👀 #100の質問 #自己紹介 #fyp #レイニ #reini
■才能溢れるレイニの魅力とは?
◎繊細な歌声と癒やしのギター弾き語り
2025年3月24日、60秒の一発撮りパフォーマンスを披露する『FLASH THE FIRST TAKE』に登場し「ラストレター」を披露した際には、繊細で心地良い歌声で冒頭から視聴者の心を掴み、ふとした息遣いで切なさを表現しながら余韻を残すようにパフォーマンス。短尺ながらも、楽曲の世界観やメッセージをちょっとした手の動きや表情の変化で伝え、惹き込まれる内容だ。
レイニの歌声をひと言で表すならば“繊細”という言葉が浮かぶが、ただ儚げで美しいだけではなく、その歌声には人の心に訴えかける芯の強さがある。だからこそ、レイニの歌を聴くと感情が大きく揺さぶられ、いつまでも耳に残り、これほどまでに心を掴まれるのだろう。
また、SNSを通じて様々な弾き語り動画を公開しているが、ボン・ジョヴィの「It’s My Life」やジェシー・Jの「Price Tag」といった洋楽やNew Jeans「Ditto」をアップするなど、音楽ジャンルにとらわれない様々な弾き語り動画から彼のギターテクニックを垣間見ることができる。
@reini_1998 It’s My Lie / Bon Jovi カッコいい曲なのに ヤーって脳内で再生される。 #itsmylife #bonjovi #弾き語り #cover #fyp #なかやまきんに君 #パワー #おすすめ
@reini_1998 Price Tag / Jessie J It’s not about money, its about time #jessie #pricetag #弾き語り #fyp
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◎豊かな表現力
歌手として活動するいっぽう、俳優としても活動するレイニ。俳優デビュー作となった2021年4月29日公開の映画『FUNNY BUNNY』では新見晴役を演じ、以降も2023年1月27日公開『レジェンド&バタフライ』やNetflixシリーズ『グラスハート』など話題作に出演。
また、身長180cmのスラリとした身躯を活かたモデル経験もあり、幅広い活動を通して豊かな表現力を身につけている。
#FUNNYBUNNY
☕️人物紹介☕️新見 晴(#レイニ)
【職業】
<現在>高校教師
<過去>大学生【性格】天然
【好きな映画】 #ショーシャンクの空に
💔💔💔💔💔💔💔
服部茜(#関めぐみ)に片想い
⚠️現在進行中⚠️
※証拠写真あり
💔💔💔💔💔💔💔#ファニーバニー HPhttps://t.co/ECNBISGAbG pic.twitter.com/P7u4AOEJhp— 映画『FUNNY BUNNY(ファニーバニー)』 (@FUNNYBUNNY2021) April 19, 2021
◎人を惹きつけるルックス
レイニのルックスにも触れていきたい。MVやアーティスト写真など、独特の憂を帯びた雰囲気に釘づけとなるが、俳優やモデルとして活動していることもあり、自身の“見せ方”を理解しているのだろうと感じる。
どこかアンニュイでミステリアス…気づくとつい目で追いたくなるそのルックスは、大きな武器のひとつと言える。『グラスハート』では普段の印象をガラリと変えた濃いメイクを施した姿も必見だ。
📢お知らせ📢
Netflixシリーズ『#グラスハート』にレイニの出演が決定🎧
ーOVER CHROMEー
有栖川真広 役(レイニ)▼予告映像▼https://t.co/ZFRfZBJy3f
2025年7月31日(木)よりNetflixにて世界独占配信!https://t.co/XeDQ00mLXQ#グラスハート #GlassHeart#Netflix #レイニ pic.twitter.com/SkwI7znKPg
— レイニ & STAFF (@reini_1998) May 22, 2025
◎SNSで見せる、愛嬌たっぷりな素顔
SNSではプライベートのレイニも垣間見せており、スノーボードや空手に挑戦する姿、海釣りを満喫する様子を投稿。
無邪気でアクティブな姿と柔和な笑顏が相まって、自然とこちらの頬も緩むほど愛嬌たっぷりなギャップも魅力のひとつだろう。
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■【歌詞あり】木村文乃×ラウール共演ドラマ『愛の、がっこう。』主題歌が話題
◎フジテレビ系 木曜劇場『愛の、がっこう。』主題歌
・作詞:園田健太郎
・作曲/編曲:三橋隆幸
・発売日:2025年7月11日配信リリース
・Streaming/DL https://Reini.lnk.to/Spiral
『愛の、がっこう。』は、ドラマ『白い巨塔』『昼顔』などを手がけた脚本家・井上由美子と演出家・西谷弘が再タッグを組む完全オリジナルラブストーリー。主演・木村文乃とラウール(Snow Man)の初共演をはじめ、個性豊かな豪華キャスト陣に、話題を席巻している人気ドラマだ。
高校教師の主人公・小川愛実(木村文乃)とホストのカヲル(ラウール)が出会い、展開されていくラブストーリー。愛実がカヲルに言葉や社会を教える“秘密の個人授業”を続ける中で距離を縮めていき、大きな隔たりを超えて惹かれ合う、禁断で純粋な“愛”を描く完全オリジナル作品。
そんな『愛の、がっこう。』の主題歌を担う「Spiral feat. Yura」は、ドラマの登場人物の心情に寄り添い、恋するふたりの理性と衝動のぶつかり合いにより翻弄される様を表現。優しく情感のあるレイニの歌声とYuraの伸びやかな声が交差し、物語を深く彩っていく。
ドラマが放送されるたびに主題歌も話題となり、SNSでは「儚い夢がずっと続いているよう」「(ドラマと)すごくマッチしている」「聴くと切ない気持ちが込み上げて泣ける」といった声も見受けられる。
◎フィーチャリングにはYuraを起用
2005年8月29日生まれ。バリと日本、ふたつの文化に育まれた 唯一無二の歌声と表現力を持つ新鋭アーティスト。グローバルアーティスト育成プロジェクト『TORA PROJECT』にて約1年半、ボーカル、ダンス、ラップなどの多角的なレッスンを重ねたYura。
レイニは今回の楽曲を通じて「Yuraさんの素敵な歌声ともマッチした素晴らしい曲が出来上がったと思います」とコメントを寄せている。
◎レイニとYuraが熱演!映像の美しさに見入るMV
暗い部屋でギターを奏でるレイニと緑の中を彷徨うYura。
前半は互いにまったく別の世界で進んでいくが、ともに寂しさを隠せない。まるで互いを求めているような切なさ溢れるストーリーが展開。ラストでふたりが向かい合って歌うシーンは、運命の人に出会った時の共鳴を体現しているようでぐっとくる。
◎【歌詞】「Spiral feat. Yura」歌詞考察
「Spiral feat. Yura」
取り繕う事さえも辞めたなら
あなたにもっと寄り添い合えるの?文字にもならない秘めた想いを抱いたまま
許されないとうつむく余裕もない溜息で 沈黙を
埋めて あなたから
そっと 触れて欲しい星一つ見えないこんな夜でも
あなたのためだけに明かりを灯せたなら
矛盾のない人はいない みんな同じさ
ただ、愛しいだけ見返りひとつ求めない
清らかな愛の顔して今日も傷つけ合う結末に 怯え合う
二人 それでいい
愛は 簡単じゃない螺旋のようにうねる感情の波に
何度もうなされて涙を流したとして
それでも触れたくてあなたの熱を
また 求めている星一つ見えないこんな夜なら
あなたのためだけに明かりを灯せるでしょう
矛盾のない人はいない みんな同じさ
ただ、愛しいだけただ、愛しいだけ
作詞:園田健太郎
作曲/編曲:三橋隆幸
ここからは「Spiral feat. Yura」の歌詞を紐解いていきたい。
同曲では、許されない恋だとわかっているはずなのに、愛する気持ちを止めることができないでいる、自分のなかにある“矛盾”と葛藤するふたりが描かれている。
ドラマでは、高校教師とホストという職業の違いや年齢差、それぞれが抱える出自など、一般常識で考えると“許されない”とされるふたりの“純愛”を描いているが、まさに「Spiral feat. Yura」の歌詞にも通ずる想いである。
レイニは同曲について「『絶望の中の一筋の光』をテーマに、気持ちを乗せて歌いました」とコメントしており、《星一つ見えないこんな夜でも/あなたのためだけに明かりを灯せたなら》は、家庭環境に恵まれず互いに人生の絶望の淵にいた愛実にとってのカヲル、カヲルにとってもそこにいることで安らぎが得られる愛実そのものが“一筋の光”なのかもしれない。もしくは…物語の舞台である暗い夜の街で、人懐っこい笑顔で一際オーラを放つカヲルそのものを表しているようにも読み解くことができる。
《取り繕う事さえも辞めたなら/あなたにもっと寄り添い合えるの?》というレイニの歌い出しから、自分をよく見せようとすればするほど、相手に近づくことが困難となっているもどかしさを表しており、その切なさに一気に引き込まれる。
《文字にもならない秘めた想いを抱いたまま/許されないとうつむく余裕もない》は、『愛の、がっこう。』で文字が書けないカヲルの劣等感を映し出しているのではないかと推測され、ドラマのストーリーを想起する。
レイニとYuraで歌う《溜息で 沈黙を/埋めて あなたから/そっと 触れて欲しい》は本心では互いに近づきたい男女の秘めたる心の叫びのように響く。
本来は出会うはずのないふたり、もしそのふたりが惹かれ合うのであれば、それは“矛盾”と言わざるを得ない。また、好きになってはいけない相手を好きになってしまった時の自問自答も“矛盾”であり、つまり《矛盾のない人はいない》と自分たちの素直な気持ち=純愛がどんどん膨らんでいく。さらに《みんな同じさ/ただ、愛しいだけ》は世間一般の常識や価値観(自分自身に根づくものも含む)すら吹き飛ぶほどの純愛であることを示すとともに、厳しい現実からお互いに逃れようとしているようにもうかがえる。
《見返りひとつ求めない/清らかな愛の顔して今日も傷つけ合う》の無垢ゆえに傷つけてしまったり、そもそもこうやって愛してしまうこと自体が相手にとってよくない(キャリアを傷つけたり、あったはずの未来を変えてしまう)ことだと知りながらも愛してしまう…そういった苦悩が滲む。
《結末に 怯え合う》では、一見この先の行方を悲観しているようにも感じる。しかし、《二人 それでいい/愛は 簡単じゃない》と予測される最悪な結末すらも受け入れたうえで懸命に“今”を愛し合おうとする男女の強い覚悟が表れていることに気づくだろう。
『愛の、がっこう。』では、ふたりの関係に対し、周囲から反発を受ける描写が映されている。《螺旋のようにうねる感情の波に/何度もうなされて涙を流したとして》は、そんな茨の道でも惹かれ合う愛実とカヲルのセリフのように聴こえてくる。
《それでも触れたくてあなたの熱を/また 求めている》と互いを諦められない様子も含め、ふたりは純愛を貫こうとするも曲中では“その先”が描かれていない。あくまで、ふたりがお互いに葛藤を抱えながらも相手を愛しているという純愛を歌っているが、ふたりが一緒に愛し合って進むのか、その先にハッピーエンドが待ち受けているのかどうか…先が見えないからこそ、いっそう同曲が切なさが際立っている。
■もっと知りたい!オリジナル曲4選
「ラストレター」
2025年1月24日リリース。日本テレビ系1月期土曜ドラマ『相続探偵』の主題歌でレイニのメジャーデビュー曲。疾走感溢れるピアノメロディが印象的だが、どこか悲しさも漂い、イントロから終わりまで幾度となくエモーショナルな気分にさせくれる。「普段思っていることを口に出すことが苦手 だから歌ってる だからずっと歌い続ける」と同曲について語っており、《愛はずっとここにあったのに/言葉にできなかったんだ/「ありがとう」って言いたくて/「ごめんね」も言えなくて/「さよなら」の前に/伝えたい言葉をずっと探してる/想いが貴方に届くように》と後悔が滲むフレーズにシンパシーを感じる人も多いのではないだろうか。
「無口な涙」
2024年6月26日リリース。切ない雰囲気漂うイントロのギターサウンドから囁くような歌い出しで一気に楽曲の世界に引き摺り込まれる。《時々思うんだ/あの人みたいに素直に生きていれば/どうだったろうって/周りの人をもっと幸せにできただろうか?/自分自身をもっと好きでいたんだろうか?》という“不完全燃焼の後悔”から来る己への問いかけは、誰もが一度は経験あるだろう。聴く者の感情を激しく揺さぶるレイニの歌声にまるで直接心をぶつけられている感覚に陥り、センチメンタルな思いが自分の中でどんどん溢れていく。まさに心から“無口な涙”が止めどなく流れていく状態だ。そして、この時はまだデビュー前だったことに、改めてレイニの才能に驚かざるを得ない。
「夜のカケラ」
2024年8月28日リリース。シンプルなピアノメロディにレイニの研ぎ澄まされたハイトーンボイスが寄り添い、楽曲の美しさに思わず吸い寄せられる。レイニの美声が際立ち、息遣いすらも芸術的だ。また、レイニ自らが作詞作曲を担った一曲であることから「繰り返し聴いてください 僕のことを知ってほしい」とコメント。《前から今みたいに生きてきたわけじゃないよ/逃げているの/時には笑顔で受け応えて/そんな自分が嫌いだ》《思い出して またつらくなって/優しさを避けていくばかりで/声も出せず耳を塞ぐ 苦しくなる/なんだっていいから/全て消し去りたい》と様々な葛藤が描かれており、楽曲を通じてレイニの心情を疑似体験することができる。最後に《誰か 僕を 見つけて》という悲痛な言葉は、デビュー前の彼にあったもどかしさなのかも知れない。
「CALLING」
2024年11月27日 リリース。Lenny code fictionのボーカル&ギター・片桐航による作詞作曲で、レイニのファルセットボイスに心打たれる一曲だ。レイニの楽曲にしては珍しく《バーガー》《ネトフリ》《映えない》《渋谷》といった現代を象徴するワードが使われている。サウンドは深い優しさに包まれるバラードで、そのギャップが非常に面白い。壮大なサビとAメロ&Bメロの独特なメロディのループの中毒性の高さにも特筆しておこう。《悲しい時に悲しいと言える人が/生きやすそうで羨ましく思う/幸せ探してるわけじゃない/流れに沿って生きるでも邪魔されたくない》と今の世の中を生きる人々の気持ちに寄り添った歌詞にぐっとさせられる。
■「Flower」から3カ月連続で配信シングルをリリース
自身の誕生日である8月24日に開催された初の配信ライブ『Reini Birthday Studio Live』では、レイニにはサプライズで予定にはなかった誕生日のお祝いがあったり、「Spiral feat. Yura」をYuraをゲストに招いて披露したほか、早くも次なる新曲「Flower」を初披露。「Flower」はニュージャックスウィングをテーマに、Show Chick Boyを共同制作に迎えた、レイニにとって新しいダンサブルな一曲となっている。
🎶 「Spiral feat.Yura」
TikTok UP📱🎂
(https://t.co/kynzddkc5I)27歳になりました🎉
これからも応援よろしくお願いします!27歳初のライブは、
9月1日(月)@TOKIOTOKYO_ で開催する「LOOSE PLAY」です!ぜひ遊びに来てください!#レイニ #reini #live pic.twitter.com/naSJYowC3M
— レイニ & STAFF (@reini_1998) August 24, 2025
そんな「Flower」を9月12日に配信リリースしたレイニは、ここから10月にTAARとタッグを組んだ「アコガレ」を、11月にはJazzin’parkとの「Night Circus」と3カ月連続で新曲を配信リリース。
これらの新曲たちを待ち遠しく思うとともに、この先、多くの人の心を掴み、アーティストとして羽ばたくレイニの未来に期待を寄せたい。
TEXT BY 近藤加奈子
▼レイニの最新記事はこちら
https://www.thefirsttimes.jp/keywords/11432/
▼レイニの楽曲リンクはこちら
https://tftimes.lnk.to/ReiniT1









