大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒がトリプル主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』(毎週水曜 21時~)の第9話(最終話)が9月3日に放送される。第9話のあらすじとシーン写真も公開された。
■22年前の事件に隠されていた真相が明らかに
今夜放送の第9話では、22年前に起きた拳銃強奪事件とホームレス射殺事件に隠されていた、誰も知らなかった真実が明らかに。そして久世官房長官(佐藤浩市)が名波(相葉雅紀)をSSBCに送り込んだ本当の理由も語られる。
22年前、久世とその周辺には何が起きていたのか? 名波が知らされる衝撃の事実とは? 現在と過去が交錯するなか、真実の扉が今開かれる。
■トリプル主演の大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒がクランクアップ
最終回を前に、『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』を彩ったトリプル主演、大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒が無事クランクアップ。
脚本家の福田靖、監督の田村直己から花束が渡されると、3人からは次々と笑顔が。大森が「この役(伊垣修二・役)をやって、“俺、刑事モノが好きなんだ”って気づきました。こういう刑事モノを当たり前のように見て過ごしてきて、そのまま大人の役者になったので、あの頃のことをたくさん思い出しましたし、またこの役をやりたいなという気持ちが高まりました」と話すと、相葉も「試行錯誤はしましたが、名波というある種“ミステリアス”な役をやらせていただいたことは貴重な経験になりました。またパワーアップして戻ってきたいです!」と力強く宣言。
松下も「のびのびと役を演じさせていただき、皆さんの優しさに本当に救われました。また再会できたらうれしいです!」と笑顔で語り、3人とも灼熱のひと夏を駆け抜けた充実感溢れる表情を見せた。
■全9話の脚本を手掛けた福田靖からコメントが到着
いよいよ迎える最終回。完全オリジナルで誕生した今作の脚本を手掛け、全9話を書き上げた“生みの親”とも言える福田靖からコメントが到着。脚本執筆のうえでの苦労やこだわりなどを語った。
個性豊かなキャラクターや“名波マウント”、八重樫捜査一課長(遠藤憲一)の記者会見シーンや「はぅ」の名ゼリフなどが、スタート当初から視聴者に広く愛された今作。
福田は「まさかこんなに話題になるとは思ってもみなかったんです(笑)」と驚きつつ、「これがドラマの面白いところですよね。作り手が意図せず、盛り上がるという現象。今後もし書かせていただく機会があるとしたらそこに縛られすぎないようにしないとな、とも思います(笑)」と語る。
また、大森南朋演じる伊垣の「逃げ切れると思うなよ」というセリフが、『テレビ朝日・六本木ヒルズSUMMER FES 』での『大追跡 夏の大感謝祭』イベントの際に歓声を浴びていたことには、「本当ですか!? やはり視聴者の皆さんも一緒に作ってくれているような化学反応が面白いですね」と感心。
実は苦心していたのは、キャラクター設定よりも、“SSBC”という題材だったことも明かし、「どんなに事件のパターンを考えたとしても、最終的にデジタルエビデンスでSSBCのメンバーが解決に導かないといけないとこのドラマが成立しないといけないので、本当に難しかったです。いくらキャラクターが面白くても犯人側にドラマがあったとしても、それよりなによりデジタルエビデンス…ここにもっていくことが難しかった」と振り返った。
そして今夜放送の最終回に向けて、「名波がSSBCにきた理由や、久世官房長官のドラマにおける存在理由もわかってきて…ラストに相応しい内容だと僕は思っています。ど派手な内容ではないものの、満足してもらえる展開だと思いますのでぜひ楽しみにしていただきたいです」と福田。
「僕としてはまだまだキャラクターを描き切れてないんです。手探りのまま終わった気持ちもちょっとあるので、機会があれば…もっとキャラクターをくっきり際立たせていきたいなと想いはあります。あと…各キャストの皆さまの代表作のようなものになってくれたらうれしいなと思っています」と今後の展開への期待も滲ませた。
■第9話(最終回)あらすじ
テレビの街頭インタビューに映り込んだ“アロハシャツの男”が元警察官の加茂雄作(螢雪次朗)銃撃事件に関係しているとにらみ、捜査一課とは別行動をとった青柳遥(松下奈緒)。五反田で見つけたその男を追った遥は、その途中で襲われ、行方をくらましてしまう。娘の美里から「遥と連絡がとれない」と聞いた伊垣修二(大森南朋)は、SSBCで防犯カメラ映像を確認し、名波凛太郎(相葉雅紀)とともに遥が姿を消した地点へ急行する。
防犯カメラが途切れた付近の雑居ビルに入ったふたりは、もぬけの殻になっている特殊詐欺グループのアジトらしき部屋を発見。さらにそこで、遥の持ち物らしきアクセサリーを見つける。
その頃、追っていた“赤いシャツの男”=兵藤剛士(七瀬公)を連行し取り調べを続けていた捜査一課は、事件当夜兵藤にアリバイがあったこと、そして遥が「拉致されたかもしれない」という情報を得る。SSBCが見つけた映像には、ビルから木箱のようなものを運び出す男たちの姿が映っており、その木箱のなかに遥が入れられているのではないかと推測。伊垣と名波は遥の救出へと奔走するが、八重樫雅夫捜査一課長(遠藤憲一)だけは一向に事態が飲み込めず…。
一方、伯父である久世俊介内閣官房長官(佐藤浩市)から、SSBCを創設した理由、そして22年前に起きたホームレス射殺事件の真相を聞いた名波は、その事実を伊垣にも共有。ふたりは特殊詐欺グループのリーダー格である坂崎龍(板橋駿谷)とその弟の坂崎蘭(渡邊圭祐)が22年前の事件に関わっていると確信し、SSBCメンバーの協力も得て、行方を追う。
はたして22年前の事件にはどんな事実が隠されているのか? そして久世官房長官が名波をSSBCに配属させた真意とは?
(C)テレビ朝日・東映
■番組情報
テレビ朝日『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』
09/03(水)21:00~
出演:大森南朋 相葉雅紀 松下奈緒
伊藤淳史 高木雄也(Hey! Say! JUMP 「高」は、はしごだかが正式表記) 足立梨花 丸山礼 野村康太
■関連リンク
『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』番組サイト
https://www.tv-asahi.co.jp/daitsuiseki/


















