オーディションプロジェクト『THE LAST PIECE(ラストピース)』から誕生した、BMSG第3のボーイズグループ・STARGLOW(スターグロウ)。9月22日にプレデビューシングル「Moonchaser」をリリースし、結成して瞬く間に観衆の心を掴んでいる彼ら。一体、STARGLOWはどんなグループなのか? メンバー5人へのインタビューを軸にその魅力を紹介していこう。
■BMSGが掲げ続けた理想像、ついに誕生
STARGLOW(読み:スターグロウ)
・マネジメント:BMSG
・プロデューサー:SKY-HI
・メンバー:RUI、TAIKI、KANON、GOICHI、ADAM
・デビューメンバー発表日:2025年9月19日
・プレデビュー:2025年9月22日発売の配信シングル「Moonchaser」
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◎『THE LAST PIECE』から誕生したグループ
アーティスト/プロデューサーとして活躍するSKY-HIが主宰するBMSGは、BE:FIRSTとMAZZELに次ぐ3組目のボーイズグループ結成へ向けたオーディションプロジェクト『THE LAST PIECE』を開催。
数々の審査を経て、最終審査ではRUI、TAIKI、KANON、GOICHI、ADAMの5名の名前が呼ばれ、STARGLOWが誕生した。SKY-HIから自身の名前を呼ばれた瞬間、KANONは驚きのあまり夢心地だったという。
「デビューはめちゃくちゃ遠い夢だと思っていたので『え? 今決まったの?』みたいな、これが現実とは思えずにふわふわした気持ちでした。名前を呼ばれた瞬間に『…あ、前に出ないと。そうか、デビューするのか…』と徐々に感情が追いついていきました」(KANON)
5人の中で唯一、一般応募からデビューを掴み取ったADAMも呼ばれた瞬間は実感がわかなかったと振り返り、RUIとGOICHIは驚きつつも家族に対する感謝が溢れたという。
「これまでは、オーディションの最後にメンバーの名前が呼ばれる瞬間を画面の向こうで見ていたり、『THE LAST PIECE』以前に受けたオーディションではまわりの仲間が呼ばれて(デビューして)いくのを“見届ける側”だったので、いざ自分がそっち(デビューする)側に行けた瞬間は実感がわかなかったですね」(ADAM)
「デビューを目指して、BMSG TRAINEEとして経験を積んできたのもあり、『やっと…デビューだ!』という気持ちがいちばん強かったです。それと同時に、どんなときでも支えてくれて、デビューを応援してくれたお母さんの顔がよぎりました」(RUI)
「『俺、今呼ばれた? 夢じゃないかな?』と思いました。素直に嬉しかったし、今までデビューするために頑張ってきた人生だったので、お世話になった人たちの顔が浮かんできて、思わず泣きそうになりましたね。最初に浮かんだのはお母さんでした」(GOICHI)
TAIKIは喜びはもちろんのこと、いちばん近くで仲間の成長を見てきたからこその葛藤も明かしてくれた。
「デビューメンバーとして名前が呼ばれたときは嬉しさもありましたが、ここまで一緒に切磋琢磨してきた仲間全員でデビューできるわけじゃないんだよな…と正直悔しさもあって。ともに成長してきた仲間だからこそ、尊敬できる部分もたくさん知っているので…悔しかったり、悲しみが入り混じるような不思議な気持ちではありましたが、この気持ちもひっくるめてここからがスタートなのだと気が引き締まりました」(TAIKI)
▼【THE LAST PIECE 本編】Ep.13 / Seize Your Dream
◎“STARGLOW”というグループ名に込められた想い
初めてグループ名を聞いたときの印象を聞くと、5人は「カッコ良い!」と即答。
SKY-HIは最終審査の結果発表前、STARGLOWというグループに込めた想いをこう語っている。
「遠い星を追いかけるように夢を追いかけてきたあなたたちが、次は夢を追いかける次の人を照らす側に、星のような光を自分たちから発光していく側になってほしい──という意味を込めてSTARGLOWを冠にさせていただきました」(SKY-HI)
また、その後にSKY-HIはメンバー5人へ「それぞれが、それぞれの形にスタイルを尖らせきっている5人。そういったグループを作ろうと思います」と伝えたそうで、ADAMは「この言葉を聞いて、胸が高鳴りました」と印象深い場面であったと語ってくれた。
グループ名に込めた想いそのままに、三者三様の個性とスタイルを持った5人は、STARGLOWの強みや魅力をどう感じているのか。
TAIKIは“カッコ良い存在”であるとひと言に集約し、「日髙さん(SKY-HI)が求めている僕らのグループ像は、そういうことだと思っていて。『この人たちは理屈抜きにカッコ良い』という圧倒的な存在感を放つことこそがSTARGLOWの強みであり、魅力だと思っています」と頼もしい言葉を続けた。
■“ラスピ”で夢を掴んだ5名のメンバーたち
RUI(読み:ルイ)
・生年月日:2007年6月1日
・出身地:東京都
・趣味:地球上のなんでも趣味に変えてしまうこと。
・特技:走ること。音楽
・MBTI:ENFJ
・好きな食べ物:お肉、タン、カルボナーラ
・小さい頃の夢:野球選手
・好きな言葉:New York City
RUIは天性の色気をまとった歌声で多くの人を魅了している。また、パフォーマンスでは動きや声色、表情を活かして歌詞や曲の世界観を表現することに長けていて、ファンの間では「天才肌」「憑依型かもしれない」と高い評価を得ている。普段のRUIは天然っぽい不思議なオーラがあり、その唯一無二なところも長所になっている。
【TAIKIが語る、RUIはどんな人?】
「STARGLOWが求めているものを、誰よりも体現しているのがRUIだと思います。見ただけで『何かわからないけど、とにかくカッコ良い!』と思わせるオーラをまとっているんです。普段は『ニューヨークバイブス』『宇宙と交信』などの不思議なことばかり言うんですけど、本番になるとちゃんとかます! なので、不思議な言動すらRUIの感性であり、天才肌なのかも…と他者に思わせてしまう悔しいほどに魅力に富んでいます。そんなRUIに触発されて、あえて変なことを言ってみようかなと思う人がいるぐらい面白いオーラを放ってる人。きっと憑依型だと思うんですよ。瞬時に曲の世界観に入り込めるのが、カッコ良いなと思います」(TAIKI)
TAIKI(読み:タイキ)
・生年月日:2007年7月28日
・出身地:東京都
・趣味:音楽を聴くこと、ドラマを見ること
・特技:肩甲骨を回せます
・MBTI:ESFP
・好きな食べ物:焼肉、お寿司、すき焼き
・小さい頃の夢:世界で活躍するアーティストになること
・好きな言葉:思いの強さ
4歳から見よう見まねでフリースタイルラップをやっていただけあり、その腕前はすでにプロのレベルに達している。少年のようなあどけなさからは想像できないほど、合宿中もリーダーシップを発揮。パフォーマンスでは、どこのポジションにいても思わず目で追ってしまうぐらいの存在感と華がある。強いマインドを持っていて、ファンからは「主人公感がある」と絶賛されている。
【GOICHIが語る、TAIKIはどんな人?】
「TAIKIのことはずっとリスペクトしています。僕もBMSG TRAINEEの期間が1年ぐらいあったんですけど、そのときからTAIKIのラップはすごく上手だと思っていました。あと、人柄もすごく魅力的なんです。レッスン後に一緒に帰ったり、ふたりでいる時間が多いんですけど、少年のような感じもするし、かわいくて大好きです。パフォーマンスになると、ラップはもちろん、ダンスも歌もめちゃくちゃうまい。もはや尊敬するところしかなくて、今横に並べていることが本当に嬉しいですね。あと、TAIKIは出会ったときからSTARGLOWになった今もずーーーっと性格が変わらない。良い意味でブレないところもTAIKIの魅力ですね」(GOICHI)
KANON(読み:カノン)
・生年月日:2006年4月3日
・出身地:福岡県
・趣味:音楽鑑賞、野球観戦、映画鑑賞、古着屋巡り
・特技:ドラム、サックス、野球選手モノマネ
・MBTI:ENFP
・好きな食べ物:からあげ、牛タン、かぼちゃコロッケ
・小さい頃の夢:俳優
・好きな言葉:楽しんでいこう
生まれ持ったセクシーな低音ボイスが高い評価を受けている。2025年10月24日公開の『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』で映画初出演にして初主演をつとめ、音楽以外でも表現力の高さが期待されている。英語が堪能で、運動もできて、楽器の演奏もできるオールラウンダー。佇まいは落ち着いているが、普段は周囲の人間を笑顔にする明るい性格の持ち主で、親しみやすい人間性も魅力的だ。
【ADAMが語る、KANONはどんな人?】
「4人の中で無人島に連れて行くなら、間違いなくKANONを選びます! 何を聞いても答えが返ってきますし、それぐらい頼り甲斐のあるメンバーです。この前なんて、ネックレスが絡まっちゃって、30分くらい格闘しても取れなかったんですけど、KANONに渡したら1分で元に戻してくれたんです(笑)。人間的にもとても信頼していますし、時折見せるお茶目なところもかわいいです。何より、STARGLOWは一人ひとりが個性的な歌声を持っているんですけど、それをまとめてくれているのが、KANONの歌。各々の個性を活かしつつまとめあげ、それでいてKANON自身の歌もちゃんと個性があるし、すごい不思議な魅力を持っているアーティストです」(ADAM)
GOICHI(読み:ゴイチ)
・生年月日:2006年12月14日
・出身地:埼玉県
・趣味:映画、サウナ、HIPHOPを聴くこと
・特技:低音ラップ
・MBTI:ENTP
・好きな食べ物:ネギトロ
・小さい頃の夢:仮面ライダー
・好きな言葉:成功が努力よりも先なのは辞書だけだ。
低音の声から繰り出される強めのラップが存在感を放っており、SKY-HIもその魅力を高く評価。また、幼少期からダンスを習っていて、ラップ・歌・ダンスとすべてのレベルが高い。見た目やパフォーマンスからはクールな印象を受けるが、候補生の前では明るく楽しい空気を放っていて、候補生と和気あいあいと盛り上がっている姿など、愛らしいギャップも長所のひとつだろう。
【KANONが語る、GOICHIはどんな人?】
「あまりコミュニケーションを取っていなかった時期は、GOICHIって私服がちょっとヤンチャ系で、どこかイカつい印象を持っていました。でも、深く関わるようになってからは、めちゃめちゃ優しい人だと思いましたね。自分や他人に対してもすごく正直。ちゃんと自分の信念を持っていて、それを貫いているところもすごくカッコ良い。パフォーマンス面で言うと、歌声を聴けば音楽のルーツが伝わってきますし、『俺はこれを伝えたいんだ』という意志が強くて、GOICHIの書くリリックからもひしひしと感じます。プレデビュー曲『Moonchaser』は日髙さんに書いていただいた歌詞ですが、GOICHIはまるで自分の言葉のようにラップをするんですよ。さすがだなって圧倒されましたし、この人こそSTARGLOWだと感じました」(KANON)
ADAM(読み:アダム)
・生年月日:2005年4月24日
・出身地:東京都
・趣味:ライブ鑑賞、サッカー観戦
・特技:モノマネ
・MBTI:ENFP
・好きな食べ物:チーズ、マンゴー
・小さい頃の夢:パイロット
・好きな言葉:何事もやってみなきゃ0%のまま
日本人とオーストラリア人のハーフで、日本語と英語、韓国語まで話せるトリリンガル。SNSでは「高身長で小顔」「イケメン過ぎる」と称賛されている。甘いビジュアルとは裏腹に、パフォーマンス中は観る者を引き込むストイックかつ力強さに溢れている。周りと比べてダンス歴は浅いが、それを感じさせないほどの高いポテンシャル、思わず目で追いたくなるオーラを放つ。チームに良い雰囲気をもたらす、ムードメーカーの一面も魅力的だ。
【RUIが語る、ADAMはどんな人?】
「メンバーみんながそうですけど、特にADAMはアーティストとしてカッコ良くて尊敬する存在。自分が憧れる声をもっているがゆえに、嫉妬すらおぼえますね。歌うだけでその曲がADAMの色になるし、HIPHOPからロックまでいける声質もめっちゃ良いなと思います。実は、なんでもできるんですよね。人間としては…あんまり尊敬しませんが(笑)」(RUI)
「最後の説明、最悪だろ!」(ADAM)
「あ、責任感がある人ですね!(笑)。それだけです」(RUI)
「ひと言、余計なんだよなぁー(呆れ)」(ADAM)
「ハハハハ!(無邪気に笑う)」(RUI)
※悪態をつきながらADAMに甘えるRUI、ボケに対しツッコミ続けるADAM、そんなふたりを優しく見守るKANON、TAIKI、GOICHIの達観組メンバー。
■【歌詞あり】プレデビュー曲「Moonchaser」
◎STARGLOWの指針となる「Moonchaser」
STARGLOWのプレデビュー曲「Moonchaser」は、『THE LAST PIECE』の最終審査の課題曲として披露された一曲。まだどういったグループになるかもわからなかったなかで「Moonchaser」を聴いたとき、その方向性を強く感じたのだという。
▼【THE LAST PIECE 本編】Ep.12.5 / Shoot The Moon
「この曲をいただいたときは、STARGLOWの名前も決まっていなかったですし、僕たちがどういうグループになるのかも知りませんでしたが、『Moonchaser』を聴くと一発で目指すべき音楽性が伝わってきて。サウンドがキラキラと光っているのが印象的で、デビューが決まってからは“STARGLOWらしい一曲だな”という想いが強まっています」(TAIKI)
◎STARGLOWが歌うといっそうエモさが増す歌詞
歌詞は夢を追いかけ、限界を超えて仲間と共に輝く未来へ向かう情熱を歌ったプレデビューに相応しい内容だ。
「『THE LAST PIECE』期間中の僕たちをそのまま描いた、夢を追いかける者たちの歌だと思いました。例えば、5年後にこの曲を歌うときも『THE LAST PIECE』のことを思い出したり、5年後の夢を追いかけてる自分たちの状況に照らし合わせて歌うんだろうな、と思います」(ADAM)
「最初の《暗闇が深くなるほど/輝く星もあるだろう》の歌詞がすごい好きです。5人の曲でもあり、最終審査の10人で歌った大切な曲。それぞれがそれぞれの人生を歩んできたし、苦労もしているからこそ、最終審査まで行けた。一人ひとりの道は決して楽ではなかったと思いますし、困難や葛藤があったからこそ『デビューしたときに俺らは輝くんだ』というメッセージ性が、この曲に含まれているなと思います」(KANON)
「《どこに向かってるって?/考え中さ うるせぇ/Hey! Don’t stop your step/遊び尽くせ》という自分が歌うラップパートがあるんですけど、これはいろんな人の想いが集約されている曲だと思っていて。一緒にパフォーマンスしたファイナリスト5人もそうですし、それ以前にお別れしたメンバーの気持ちを代弁する意識で歌っています。逆に、《Hey! Don’t stop your step/遊び尽くせ》は自分が彼らに対して投げかける言葉でもあると思う。特に、自分のラップパートは、いつも気合が入りますね」(GOICHI)
「僕も自分のパートなんですけど《バテバテになったって/まだ走るのはなんでだっけ?》のフレーズは『俺はなんで走り続けているんだろう?』と考える時間があったからこそ、この一曲を通してそれが希望に変わっていくのが本当に面白いです。ここでは疑問文ですけど、でもこの悩みがどんどん晴れていって、最後は夢や星を掴んで幕が閉じる構成がすごい良くて。全編通して本当にいい気持ちになるというか、最高な楽曲だと思います」(TAIKI)
「僕が音楽に感じる美しさって、人間の気持ちが音色として聴けるところなんです。それを自分たちのプレデビュー曲で表現できることが本当に嬉しいです。BMSGの楽曲で新しいベクトルのパフォーマンスができたし、好きなフレーズで言うと《無愛想な女神》ですね。いろんな意味で捉えられる感じがします」(RUI)
STARGLOW
「Moonchaser」暗闇が深くなるほど
輝く星もあるだろう人の目 世間の声
もう諦める理由だらけ
バテバテになったって
まだ走るのはなんでだっけ?乾く間も無く汗が踊る
流れ星の様に手を伸ばせば遠い
届きそうもないのに
不可能すらも愛しい
笑えばいい
今そこに行く何回だって Do-Dat-Dat
果てまで Do-rat-tat-tatCan you fly with me to the moon?
簡単だって Do-Dat-Dat
さぁ描いて Do-rat-tat-tatCan you fly with me to the moon?
飛び出せShine like a shooting star
もう待っていられない
Shine like a shooting starFly with me to the moon
No matter who you are
Light up the world so far
Shine like a shooting starFly with me to the moon
まだ道の途中
いつか届く
想いは宙に舞った-tat皆にとっての普通が
少し窮屈
まだ信号はブルーに光ったまんま待ったなしだあれもしたいしこれもしたい
息苦しい時代のせいになんかしない
バックパックにパンパンの希望や未来
飽きるほど人生楽しみたいわかってる楽じゃない
不安に揺れてまだ綱渡り
Aye aye
でも思えてる「悪くない」
なんならスキップ 鼻歌歌い
Aye ayeどこに向かってるって?
考え中さ うるせぇ
Hey! Don’t stop your step
遊び尽くせゴールはすぐそこに
もう届きそうなのに
無愛想な女神
笑わせに
すぐそこに行く何回だって Do-Dat-Dat
果てまで Do-rat-tat-tatCan you fly with me to the moon?
簡単だって Do-Dat-Dat
さぁ描いて Do-rat-tat-tatCan you fly with me to the moon?
飛び出せShine like a shooting star
もう待っていられない
Shine like a shooting starFly with me to the moon
No matter who you are
Light up the world so far
Shine like a shooting starFly with me to the moon
何回だって想像した
夢に手が届くCan you fly with me to the moon?
簡単だって さぁ今夜
あの月で踊ろうCan you fly with me to the moon
(飛び出せ)
(飛び出せ)(you)
Woo, Don’t be late
Aye I’m on the way, go my own way
Woo, Don’t be late
Aye you’re on the way, go your own wayWoo, Don’t be late
Aye I’m on the way, go my own way
Woo, Don’t be late
Aye you’re on the way, go your own wayKeep chasing the shooting star
never stop reaching for the skyKeep chasing the shooting star
Never stop reaching for the skyKeep chasing the shooting star
Never stop reaching for the skyKeep chasing the shooting star
Never stop reaching for the sky作詞:SKY-HI、Sunny、ZEN、LOAR、Kosuke Crane
作曲:SKY-HI、Sunny、ZEN、LOAR、Kosuke Crane
◎s**t kingz のNOPPOが担当したコレオグラフィー
今作の振り付けは、すべての動きにメッセージが込められているという。
「僕は曲始まりが好きです。5人で立っている場面は『真ん中の光を全員で見つめていて、その中に入って踊りだす様を表している』をNOPPOさんに説明してもらったとき、物語性があって素晴らしいと思いました」(TAIKI)
気に入っている箇所を聞くと、RUI、TAIKI、GOICHI、ADAMの4人はラストの《飛び出せ》でKANONが勢いよく飛び出す場面を挙げて「カッコ良い」と絶賛。いっぽう、KANONは《なんならスキップ 鼻歌歌い》のファニーな表情を見せるところが、遊び心があって好きだという。
夢とドラマが詰まった楽曲を振り付けさせてくれてありがとう。
ワクワクの未来をありがとう!! https://t.co/WSQHBaWYRk— NOPPO(s**t kingz) (@shotanoppo) September 22, 2025
◎満場一致で「最高です!」と胸を張るMV
完成したMVの感想を聞くと、彼らは声を揃えて「最高です!」と嬉しそうに答えた。
「装飾し過ぎていないのも含めて、プレデビュー曲のMVの最高傑作ですね」(GOICHI)
「もちろん最初から爽やかですごく良い曲だと思っていたんですけど、『映像に落とし込んだら、どうなるんだろう?』と想像できなかったんです。いざ完成したら、歌詞の意味も響くし、今の自分たちの状況にもめちゃくちゃ合っていて、理屈抜きで本当にカッコ良いです」(KANON)
「全員合致で白黒の場面がお気に入りです。ああいう質感の映像…ラグジュアリーさも残しつつ、遊び心も感じられるのが素敵だなと」(ADAM)
「前半のシーンで、TAIKIはマイク、GOICHIは掃除、KANONは台本、ADAMがサッカーボールで、僕はフライヤーを持っていて。みんなの下積み時代というか、STARGLOWになる前を再現した描写が好きです。後半にかけてMVが抽象的になっていくにも関わらず、最初が具体的だからストーリーの掴みやすさが生きていて、大好きです」(RUI)
「暗闇の中で、5人が月明かりに照らされているシーンがあるんですけど、そこの一連のストーリーが好きです。各々が光を求めて頑張っていたのが伝わる映像なんです。監督の松岡芳佳さんとは初めてお会いしたんですけど、今までの自分たちを知っていたかのように、過去の日々をMVに残してくださったので、報われたような感覚で…ありがたかったです」(TAIKI)
■スタートラインに立ったSTARGLOWが見据える先
デビューが決定して彼らが最初にとった行動を聞いて、筆者は初々しさと「だからこの5人が選ばれたのだ」と納得した。
「最終審査でSTARGLOWとしてデビューするメンバーが決定した直後、みんなでトイレに行ったんですよ。そこで『一度5人で並んでみない?』と鏡の前で横並びになって」(TAIKI)
「お互いの姿を見て『…俺ら、カッコ良くない?』と言って盛り上がりました」(RUI)
「そうそう! 良い意味でナルシストがそろったグループができたな、と思いました」(TAIKI)
そんなSTARGLOWは、9月27日・28日に東京・お台場の特設会場で開催された『BMSG FES’25』で初ステージを踏んだ。そのときの感想を尋ねると、実に頼もしい回答が返ってきた。
「全員が『やったぞ!』と強い手応えを感じました。初ステージだったから、5人とも『ここで失敗したら終わる』とプレッシャーを感じていたと思うんですけど、いざ楽曲に入ったときは、不安なんて1ミリも考えなかった。『STARGLOWはこういうグループだ!』とかませたと思うので、気合いとパッションが伴って、めちゃくちゃいいパフォーマンスができました」(KANON)
「デビューする前から『これだけは絶対にやりたい』と思っていたことがあって。それがステージから迫り上がる演出なんです。めちゃくちゃカッコ良いじゃないですか。しかもADAMとGOICHIはSTARGLOWのパフォーマンスが『BMSG FES’25』初ステージだったので、いきなり4万人の景色を見た瞬間、どういう気持ちなんだろうと気になります」(TAIKI)
「ずっと想像していた景色ではあったというか、そこを目指してやってきたので、噛み締めながらステージで歌いましたね」(ADAM)
初ステージを成功させた彼らは、2026年1月31日、2月1日には神奈川・横浜BUNTAIで『STARGLOW DEBUT SHOWCASE(仮)』の開催が決まっている。
「STARGLOWだけを観に来られる方々の前に立つのは初めてなので、皆さんに感謝と『一緒に頑張って行こうね』という気持ちを伝えたいと思います」(KANON)
「ちゃんと自分たちの音楽をぶちかましたいです。自分たちがお客さんに寄り添ったり、逆に支えてもらったりして、お互いを刺激し合えるステージにしたいですね」(GOICHI)
彼らが目指しているのはドームの単独公演と、米・カリフォルニア州で行われている野外音楽イベント『コーチェラ・フェスティバル』の出演だという。これからどんな活躍を見せてくれるのか、今後も最新情報を見逃さずにチェックしてほしい。
INTERVIEW & TEXT BY 真貝聡
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◎楽曲リンク
▼楽曲リンク:STARGLOW
https://tftimes.lnk.to/STARGLOWT1
▼楽曲リンク:THE LAST PIECE
https://tftimes.lnk.to/THELASTPIECET1











