芳根京子と高橋海人(King & Prince/「高」は、はしごだかが正式表記)が初共演した映画『君の顔では泣けない』より、SNSでも話題となっている“初めて”ふたりの感情がぶつかり合うシーンの本編映像が公開となった。
■坂下雄一郎監督が「よりリアルに感じた」と絶賛した高橋海人の演技
11月14日より公開された本作は、
「入れ替わりモノのひとつの頂点と言ってもいい映画」
「今年最高の実写映画」
「久々に映画館でドカ泣きしてしまった」
「超絶大傑作!! 脚本の力強さが凄まじく、オールタイムベスト級」
など公開直後から絶賛の嵐。映画通たちの評価も高く、その切ない15年の物語に多くの口コミが寄せられている。
15歳から入れ替わった人生を過ごしてきたふたりは、誰にも言えない秘密を抱えながらもお互いを励まし合い15年、互いの体で様々なライフイベントを経験していく。苦しいときにも、つらさや苛立ちをぶつけることはせず、明るく振る舞うまなみに、いつしか支えられていた陸だったが、陸の“本当の”父親が亡くなってしまうことで、これまでどこにも吐き出せなかった気持ちが堪えきれず溢れ出してしまう。
自らの父親を本当の姿で看取ることができず、いちばんつらいときに母親に寄り添うこともできない。本当の息子であるのにもかかわらず、他者として接する母親は、まなみと肩を寄せ合って悲しみを共有していた。そんな状況に耐えきれない陸は「本当の坂平陸は俺だ」ということを家族に伝えたいとまなみに言い出す。
今回解禁となったのは、そんなやけくそにも思える陸の提案から、ふたりが初めてお互いの感情をぶつけ合うシーン。冷静になって、やめたほうがいいということを伝えようとするまなみだが、「幸せそうに生きてるやつにはわからない」と陸から攻撃的に畳みかけられたことで、まなみも「坂平くんは私の人生に関わろうとしすぎなんだよ」と言い返す。
そしてついに、陸が「ショックだわ。“運命共同体”みたいなもんじゃないの、俺ら」「お前さ、元に戻る気ないだろう?」と踏み込んだ冷たい言葉を放つと、まなみは「戻りたくないわけないでしょ」と感情を露にする。そして、陸の「俺の顔で情けなく泣かないでくれる?」という台詞で映像は終わる。
まなみが発する「戻りたくないわけないでしょ」という台詞は、感情が昂って言葉に詰まったテイクが敢えて本編に使用されており、坂下雄一郎監督は「よりリアルに感じた」とこのシーンの高橋を絶賛。さらに、演じた芳根が「二度と言いたくない」と思ったという「俺の顔で情けなく泣かないでくれる?」と冷たく突き放すような言葉も、観客の心を強く揺さぶるシーンとなっている。
■【動画】映画『君の顔では泣けない』本編映像
■映画情報
『君の顔では泣けない』
大ヒット公開中
出演:芳根京子 高橋海人
西川愛莉 武市尚士
中沢元紀 林裕太/石川瑠華 前野朋哉/前原滉 ふせえり
大塚寧々 赤堀雅秋 片岡礼子 山中崇
原作:君嶋彼方『君の顔では泣けない』(角川文庫/KADOKAWA 刊)
監督・脚本:坂下雄一郎
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
(C)2025「君の顔では泣けない」製作委員会
■関連リンク
映画『君の顔では泣けない』作品サイト
https://happinet-phantom.com/kiminake/