アンジェラ・アキが2026年2月11日にニューアルバム『Shadow Work』をリリースする。
■「Pledge」「Floating Planets」など全13曲を収録
オリジナルアルバムとしては約14年ぶりとなる本作には、11月26日に配信リリースされた先行シングル「Floating Planets」、5月にリリースされた「Pledge」を含む全13曲を収録。
アルバムタイトルになっている『Shadow Work』とは、心理カウンセリングのひとつで、自分の心の影や闇を認め、統合していく自己理解のプロセスのこと。アルバムでは、2020年からアンジェラが続けているShadow Workの過程を音楽作品として表現。3年の歳月をかけてアルバムを完成させた。何物にもとらわれず、恐れることなく、自分自身の経験と表現を追求したリアリティのあるアルバムになっている。
そして、先行配信曲「Floating Planets」のMVも公開された。
「Floating Planets」は幸せと終わりを同時に感じてしまうような、切なくも複雑な恋の物語を描いた楽曲。
「4年前に17年間一緒に過ごしてきた人と離婚をして、40代で独りになってから一つの恋愛をした。そこで経験したことを描いたのがこの作品。幸せという気持ちと、終わりの悲しみが隣り合わせにあって、白と黒だけではない、本当にグレーのグラデーションのような感情がいくつもある、そのグラデーションを描いたリアリティのあるラブソングを作りたいと思った」と、アンジェラは語っている。
さらに「『Floating Planets』は今の自分の年齢の恋愛や気持ちをリアルに描写していると思う。28歳でも38歳の時でも書けなかった。58歳でも書けないと思う。もうここにしかないリアル、リアリティのある曲だと思います」とも語る。
MVでも48歳の自分をそのまま映すことに強くこだわったといい、自ら作品のコンセプトを考え、絵コンテまで作成し、自らが歌唱だけでなく演技を行った。「これは私の体験だから、私が演じる必要があった。他の俳優さんが代わりに演じることは考えられなかった」とアンジェラが言い切る本MV。ぜひチェックしてみよう。
■アンジェラ・アキ コメント
このアルバムは2020年、真剣に自分と向き合う決心をした瞬間からスタートしていたのかもしれません。大袈裟に聞こえるかもしれないけど、私はこの5年で何度も生まれ変わりました。Shadow Workを通じて、また友人の支えもあって、これまで体験してきた数々の感情の渦をやっと言葉にできるようになりました。怒り、嫉妬、劣等感、欲望といった自分の中に存在する闇を、一人の人間として初めて眺め、認め、受け入れ、それに優しく触れられるようになりました。まだまだ人間として成長の途中ですが、ここまで辿ってきた道のりをリアルに捉えたくて13年ぶりにオリジナルアルバムを作り始めました。このアルバムは自分が自分のために作らなければいけない作品でした。聴いてくれる人に何か特別なメッセージを受け取ってもらいたいわけではないのだけど、5年前に闇に飛び込み、ぬかるみとモヤの中を歩いてきた体験を綺麗事なしに一つの作品に詰め込みました。
■【動画】「Floating Planets」のMV
■リリース情報
2025.11.26 ON SALE
DIGITAL SINGLE「Floating Planets」
2026.02.11 ON SALE
DIGITAL ALBUM『Shadow Work』
2026.02.11 ON SALE
ALBUM『Shadow Work』
■関連リンク
アンジェラ・アキ OFFICIAL SITE
https://www.angela-aki.online
