緑黄色社会の新曲「風に乗る」が、2026年3月13日公開の劇場アニメ『パリに咲くエトワール』の主題歌に決定した。
■緑黄色社会の作品のなかでも最も“エバーグリーン”といえる楽曲
『パリに咲くエトワール』は、『ONE PIECE FILM RED』の谷口悟朗監督と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』のキャラクターデザインを手掛けた近藤勝也というふたりのヒットメーカーが手を携え、困難な時代にあって、諦めることなく星<エトワール>に手を伸ばそうとするふたりの少女の物語。
画家を夢見るフジコとバレエに心惹かれる千鶴。横浜で偶然出会ったふたりは、運命に導かれるようにパリで再会を果たす。20世紀初頭のパリで、夢を追い求め奮闘するふたりの姿は、誰の心にもある“明日への希望”を呼び覚ましていく。
「風に乗る」は、同作のために書き下ろされた楽曲で、作詞を長屋晴子(Vo)、作曲・編曲を穴見真吾(Ba)が担当。20世紀初頭を舞台とする劇場版アニメの世界観を意識し、クラシカルな生楽器とバンドアンサンブルを取り入れたサウンドに長屋晴子の透明感と力強さを併せ持つボーカルが重なる。新しい時代を切り拓く勇気を与えるような、緑黄色社会の作品のなかでも最も“エバーグリーン”といえる楽曲に仕上がっている。
なお、「風に乗る」の一部を聴くことができる『パリに咲くエトワール』の本予告映像も公開された。ぜひチェックしよう。
■長屋晴子 コメント
時代背景は違えど、音楽や美術、芸術的な要素も多く、バンド内にバレエ経験のあるメンバーがいるなど共感する部分も沢山あるので、今回お話をいただき本当に嬉しかったです。
しがらみも多くある中で、新たに行動を起こすきっかけになってほしい。そんな想いで「風に乗る」という曲を作りました。
時代が違えば当然悩みの種も変わる。それでも根本的なところでは、いつの時代もみんな同じような悩みを抱えているかもしれません。それぞれの悩みや生活に照らし合わせながら聴いていただけると嬉しいです。■穴見真吾 コメント
“コードギアス 反逆のルルーシュ”をはじめ、谷口悟朗監督の作品に刺激をもらってきた身として、お話をいただいた時には胸の奥から高揚しました。
そして、奇遇にも母が営むバレエ教室で幼い頃からクラッシックバレエに触れてきた身としては、尊いご縁のようなものも感じております。
この「風に乗る」という曲が、私たちが今生きる現代と、フジコたちが生きる20世紀初頭のパリとを繋ぐ、架け橋のような存在になってくれたらと心から願います。
■【動画】劇場アニメ『パリに咲くエトワール』本予告
■関連リンク
『パリに咲くエトワール』作品サイト
https://sh-anime.shochiku.co.jp/parieto-movie/
緑黄色社会 OFFICIAL SITE
https://www.ryokushaka.com/
