SEVENTEENがワールドツアー『SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN JAPAN』の最終公演を、福岡公演が、12月20・21日に、福岡・みずほPayPayドーム福岡にて開催。今回の公演は9月に韓国・仁川を皮切りに、北米、アジアを巡ってきた公演の日本公演で、愛知、大阪、東京、福岡の4都市にて10公演を開催し、合計約42万人のCARATを熱狂させ、大盛況のうちに終了した。
■ユニットやソロステージも大盛り上がりに
会場のあちこちからメンバーが登場し、公演がスタート。車から登場するメンバーの他、ステージ上、花道など会場のいろいろな箇所からメンバーが登場するたびに、会場が壊れてしまうのではないかと思うくらいの歓声に包まれた。続いて「HBD」「THUNDER」をエネルギッシュに披露。2025年5月にリリースされたこの2曲は日本の公演では初めて披露され、会場のボルテージが一気に上がった。
最初のMCでは、福岡に再び来られたことに喜びながらひと言ずつ挨拶。福岡にちなんだトークをしながらCARATとの再会を喜んだ。
オープニングトークのあとは「Domino」、その後JOSHUA, JUN, THE 8, VERNONのユニットが「Network Love」を披露。その後VCRをはさみソロステージへ。5thアルバム『HAPPY BURSTDAY』に収録されたソロ曲を順に披露した。トップバッターはDINO「Trigger」。ステージの中央からせり上がりで登場した瞬間、会場は歓声に包まれ、エネルギッシュな歌声とダイナミックなダンスを披露した。続いてJUNがDINOの背後からせり上がりの演出で登場。DINOからJUNへバトンを渡すような演出のあと「Gemini」を大勢のダンサーを引き連れ調和が取れたダンスと伸びやかな歌声で会場を魅了した。続いてVERNONがギターを持って登場し「Shining Star」をギターを弾きながら披露。いつもと違う新鮮な姿を見せながら、一部歌詞を《Fukuoka Shiningstar》と福岡限定のアレンジで歌った際には、会場が歓喜の声に包まれた。
続いてはSEVENTEEN全員でのステージに。「SOS」「F*ck My Life」「LOVE, MONEY, FAME (feat. DJ Khaled)」を披露。「LOVE, MONEY, FAME (feat. DJ Khaled)」はムービングステージで会場後方に移動しながら披露され、会場が喜びの声に溢れた。温かい空気感のまま、そのままメインステージ、センターステージからは遠い位置にいたCARATと近い距離でトークパートに入り、SEVENTEENらしい楽しいトークを続けた。
トークが終わると「Darl+ing」を披露し、再びソロステージへ。まずはJOSHUAが「Fortunate Change」を披露。JOSHUAらしい甘く優しい歌声で、歌う姿はそこだけ春が訪れたような暖かい空気に包まれた。続いてDKが「Happy Virus」を伸びやかに響きわたる声で歌唱。DKらしく会場のあちこちを駆け回りながら、前向きなエネルギーで会場を魅了した。その後、がらりと空気感が変わりSEUNGKWANが「Raindrops」をピアノの弾き語りで披露。前半のしっとりとしたボーカルからエネルギッシュなボーカルへと変わっていく場面では、SEUNGKWANの歌唱力の高さが際立ち、CARATから熱い拍手が送られた。
続いてVCRに画面が切り替わり、VCRの最後には大きくTHE 8が映し出され、そのまま「Skyfall」のステージへ。幻想的な雰囲気のなかで、アーティスティックに歌い上げ、ダイナミックなパフォーマンスを披露した。THE 8が会場を盛り上げ熱い歓声が沸き起こるなか、MINGYUの「Shake It Off」のステージへ。力強いリズムのなか、モデルのように登場。会場を巧みに巻き込みながらパフォーマンスを続け、会場からは大きな歓声が沸き起こった。そして、MINGYUからS.COUPSへバトンを渡すような演出で、ステージ中央の階段からS.COUPSが登場。「Jungle」でエネルギッシュなラップを披露し、ところどころで見せるキリングポイントに会場からは悲鳴に近い歓声が上がった。
■NETFLIXアニメ『BEASTARS FINAL SEASON』Part2 ED主題歌の音源を一部解禁
会場が熱い空気に包まれたまま、SEVENTEEN全員でのステージへ。「HOT」「HIGHLIGHT -Japanese ver.-」「ROCK」「HIT」をパワフルにパフォーマンスした。その後のトークパートではセットリストに入っていない曲をランダムに披露。即興でバンドの演奏に合わせて歌われるSEVENTEENの楽曲の数々に会場は大歓声に包まれ、メンバーもCARATも楽しい時間を共に過ごした。
最後はDKがドラムをたたく演出から始まる「Rock with you -Japanese ver.-」を披露。大歓声のなか、本編は終了した。
アンコールではトロッコでメンバーが登場。「A-Teen」「9-Teen」「ひとりじゃない」を歌いながら本編ではなかなか近くにいくことができなかった場所にいるCARATと挨拶を交わした。その後メインステージでホリデーシーズンにぴったりの背景と共に「あいのちから」を披露。
最後のMCでは各メンバーがひとり人ずつCARATへの感謝や思いをコメント。SEUNGKWANは「最後の都市の公演を皆さんと一緒に成功裏に終えることができて、うれしいです。本当にありがとうございます。1日でも早くフルメンバーで再びステージ上で公演をする日が来たら良いなと思います。そのときまでメンバーの皆と一緒に一生懸命頑張ります。本当にありがとうございます。愛しています」と力強く語り、CARATへ感謝の気持ちと、今後の決意を示した。
アンコールの最後には「Eyes on you」に続いて「VERY NICE」他ランダムにSEVENTEENの曲を披露。会場が最高潮に盛り上がるなか、最後の幕が降りた。
なお、21日の最終公演日の最後にはSEVENTEENが、2025年3月にNETFLIXで世界独占配信される大人気アニメ『BEASTARS FINAL SEASON』Part2のエンディング主題歌を担当すること、同時にWOOZIが作詞・作曲に参加したエンディング主題歌「Tiny Light」の一部音源が収録された解禁映像がドーム内のモニターで公開。音源が流れた瞬間に会場は拍手と歓声に包まれた。
PHOTO:(P)&(C) PLEDIS Entertainment
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