BTSが、4月2日0時に5thアルバム『ARIRANG』収録曲「2.0」のMVを公開。今回のMVは、パク・チャヌク監督の代表作『オールド・ボーイ』(2003年公開の映画)をオマージュした、メンバーたちのコミカルな演技や特殊メイク、楽曲のメッセージとリンクした演出が見どころとなっている。
■【動画】BTS「2.0」MV
■「僕たちの進化したパフォーマンスを見せられる映像だと思う」
MVでは、古びたエレベーターの扉が開くと、スーツ姿のBTSが登場。廊下に集まっている荒々しい雰囲気の男たちと対峙するように降り立ったメンバーたちは、クールなスーツとサングラス姿で、まるでノワール映画の主人公のようなオーラを放つ。しかし、その手には衣装とは不釣り合いな孫の手やうちわ、短簫(タンソ/縦笛)、さらには逆さまに持った新聞などが。意表を突いた小道具やヒゲをつけた変装姿が笑いを誘う。
また、音楽に合わせて前進するメンバーたちの姿は、狭い廊下でワンテイクで撮影された『オールド・ボーイ』の伝説的なアクションシーンを彷彿とさせる。リズムに合わせて点滅する照明や周辺の人物たちのコミカルな動きが、BTSのパフォーマンスと相まって独特の魅力を放つ。
今回のMVの核心は、エレベーター内で行われる「2.0 LOADING」の過程。メンバーたちは密閉された空間で慌ただしく着替えを済ませ、「着いた」という言葉とともに、世間が知るBTSへと変身を遂げる。その後、廃墟の至るところでパフォーマンスを披露し、「BTS 2.0」という新局面を迎えたグループの現在地を示している。
みすぼらしいエレベーターに始まり、華やかなペントハウスで締めくくられる構成も印象的だ。映像序盤の荒々しい雰囲気は、底辺から積み上げてきたBTSの軌跡を連想させる。衣装の着替えと空間の転換を経て繰り広げられる後半のシーンは、絶え間ない努力の末に時代のアイコンへと上り詰めた彼らの姿そのもののようだ。つまり「2.0」MVは、より強固になったBTSのアイデンティティと、新時代の幕開けを比喩的に表現している。
映像内のパフォーマンスも見どころのひとつ。「2.0」の振付は、重厚感のある動きと精巧な緩急のコントロール、そして明確な起承転結が特徴だ。これまでのグループを象徴してきたパフォーマンスのパターンから脱却し、あらたな感覚を表現することで、あらたなフェーズへと踏み出したことを伝えている。
BTSは「2.0」MVに対し、格別な愛着を示している。メンバーたちは「僕たちの進化したパフォーマンスを見せられる映像だと思う。映画をオマージュした作品なので、撮影過程も楽しかった。何より序盤の『オールド・BTS』を表現するために変装したことが長く記憶に残っている。撮影中、お互いの顔を見るたびに笑いが止まらなくて大変だった」と振り返った。
「2.0」は、変則的なリズムが印象的なヒップホップ/トラップの楽曲。変化と成長を経て、あらたな局面へ入った今のBTSを歌っている。《そう BTSみたいになんて言うは易し / 僕らは跳び箱 誰もかも飛び越えたがる》といった歌詞からは、彼らの自信とこれまで注いできた努力が垣間見える。なお、本楽曲は米ビルボードが発表した最新のメインシングルチャート「Hot 100」(4月4日付)で50位にチャートインした。
(P)&(C)BIGHIT MUSIC
■リリース情報
2026.03.21 ON SALE
ALBUM『ARIRANG』
韓国発売日:3月20日
■関連リンク
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