Juice=Juiceが、5月27日に神奈川・ぴあアリーナMMで春ツアーのファイナル公演『Juice=Juice Concert 2026 UP TO 11 MORE! MORE!』を開催した。
■限界を超えたネクストレベルのパフォーマンスを披露
2025年10月8日に発売された楽曲「盛れ!ミ・アモーレ」のバイラルヒットのなかで、4月17 日よりスタートした今回の春ツアー。千秋楽となる本公演はサイド席や見切れ席のチケットが出るほどの大盛況で、ソールドアウトとなった会場には約9,000人が来場。さらにはオンライン動画配信サービスHuluによるライブ配信、全国(68館)と台北の映画館にてライブビューイングも実施されるなど、今のグループの勢いを象徴するかのようなツアーファイナルとなった。
今回のツアータイトルである“UP TO ELEVEN” は、“限界を超える”や“常識の枠を超えてさらに上を目指す”という意味を持つ英語の慣用句だ。ファイナルとなる本公演にはタイトルに“MORE! MORE!”のワードも加わり、ハロプロ随一の実力派グループとしても知られている彼女たちが、限界を超えたネクストレベルのパフォーマンスをステージ上で披露。また、従来のファンだけでなく“盛れミ新規”と呼ばれる「盛れ!ミ・アモーレ」きっかけでグループを好きになった新しいファンも楽しめるような、グループの王道の楽曲を多く取り入れたセットリストも印象的だった。
開演前にはファンからのJuiceコールが会場に響きわたり、オープニングの映像に合わせてファンが11までのカウントアップを大合唱。メンバー11人が大声援に包まれてステージに登場し、6月24日に発売されるEP『MORE! MORE! EP』に収録されている「BLOODY BULLET」でライブがスタートする。同曲は昨年の秋ツアーで披露されたJuice=Juice らしいクールで力強いダンスナンバー。冒頭の工藤由愛と松永里愛によるソロパートの歌い繋ぎでファンを一気に楽曲の世界へ引き込み、1曲目から自分たちの世界へファンを誘っていく。その後もJuice=Juiceの元祖バイラルヒット曲とも言える「 『ひとりで生きられそう』って それってねえ、褒めているの?」、ライブには欠かせないアッパーチューンなナンバー「CHOICE & CHANCE」を立て続けにパフォーマンス。「CHOICE & CHANCE」の間奏部分では井上玲音のビートボックスを魅せるなど、冒頭のターンから個々のスキルがぶつかり合う限界突破の光景がステージ上で繰り広げられていく。
冒頭のMCで、メンバー全員が声を揃えて「We are Juice=Juice!」と挨拶。井上が「UP TO 11(ツアー)は限界を超える、突破するということをテーマにやってきました。最終日はMORE MOREなので、もっともっと限界突破していきますよ!」と力強く宣言。また、入江里咲が「Juice=Juiceのライブ初めて来たよって方」と呼びかけると、会場のあちこちから手が上がり、「ありがとう」と感謝を口にする。また、入江は以前から応援してくれているファンの方も多く訪れてくれていることに触れ「今日は全員を楽しませます!」と笑顔を見せていた。
MC後は、グループの自己紹介ソングともいえる「GIRLS BE AMBITIOUS! 2026」でスタートする。昨年6月に加入した林仁愛のパートも加わった2026Ver.を披露し、サビではメンバーの煽りを受けてファンも大合唱。メンバーとJuice=Juiceファミリー(ファンの総称)が一体となった共創的なライブが、会場のボルテージを必然と上げていく。
その勢いのまま「好きって言ってよ」「 四の五の言わず颯(さっ)と別れてあげた」「 トウキョウ・ブラー」「 Never Never Surrender」をパフォーマンス。女性のリアルな心情を紡いだ歌詞の世界観に加え、スタイリッシュなサウンドが融合したJuice=Juiceならではの楽曲攻勢で、ファンを魅了。ここでも「四の五の言わず颯(さっ)と別れてあげた」の間奏で魅せる遠藤彩加里のシェネ(バレエの代表的な回転技)や「Never Never Surrender」での有澤一華のフェイクなど、11人は圧倒的な歌唱力とダンスパフォーマンスをいかんなく発揮していた。
■メンバーをシャッフルした、ライブならではのパートも
ここからメンバーをシャッフルした、ライブならではのターンに。「五月雨美女がさ乱れる」(段原瑠々、入江//石山咲良、遠藤)、「 Borderline」( 井上、工藤/江端妃咲、川嶋美楓)、「ノクチルカ」( 有澤、林/段原、松永)を披露。続く「禁断少女」では、パワフルなボーカルやグルーブ感が魅力である松永が、かわいさや透明感を前面に出した歌い方で会場を沸かせたるなど、限界突破したメンバーたちが次々と新境地を体現していく。
ここで、前日のぴあアリーナMM公演で初披露した、6月24日に発売されるEP『MORE! MORE! EP』に収録されている「クラクラ☆クライマックス」をパフォーマンス。同曲はシンガーソングライターの広瀬香美がプロデュースした、アップテンポなザ・アイドルソング。広瀬自身の公式Xで「超ムズい曲になっちゃってるよごめんねー」とハッシュタグでコメントするなど、テンポも早く高音パートも多い難易度高めな曲に仕上げられた一曲だ。前日の初披露以降、かわいらしいダンスもあり、ファンからは早くもポジティブな声がSNSを中心に寄せられている。
その後のMCでは、6月24日発売の最新EPに収録されている「クラクラ☆クライマックス」「甘えんな」「盛れ!ミ・アモーレ」の3曲が、ぴあアリーナMM公演後の5月28日よりダウンロード&ストリーミングで先行配信されることが告知され、この発表にファンからは拍手が起こっていた。
このMCのターンでは、Juice=Juiceのライブの定番となっている石山の客席煽りもスタート。「ぴあアリーナ限界突破できますか!?」と会場を鼓舞すると、ファンも呼応するかのようにボルテージが限界突破ゾーンへ。ライブ後半戦の一発目は、炎の演出のなか一気呵成に「Fiesta! Fiesta!」で開幕する。11人はステージ上で限界だけでなく情熱までを解き放ち、「甘えんな」「 ナイモノラブ」「 プラトニック・プラネット」「 プライド・ブライト」「STAGE~アガッてみな~」を立て続けに披露。熱いボーカルをぴあアリーナMMに響かせていく。
本編最後はグループ史上空前のSNS大バズりを起こしている「盛れ!ミ・アモーレ」。 先に披露した「Fiesta! Fiesta!」以上の炎の演出を従えて、メンバーの歌声と観客コール&レスポンスもさらなる熱気を帯びていた。
■「今のJuice=Juiceなら、もっともっと大きいところに行ける」(江端妃咲)
興奮の渦が残る会場からは、Juice=Juiceのライブでおなじみのアンコール「Juice! もう一杯!」のコールが繰り返される。その声援に応えて11人は再びステージに登壇。グループのパフォーマンス力が遺憾なく発揮される「Magic of Love」を歌い、メンバーが今回の公演の感想と感謝の想いを順に語っていく。
加入から約1年が経過した林は「11人目のJuice=Juiceとして活動できることができて、本当にうれしかった」と素直な思いを吐露。続く川嶋は「『盛れ!ミ・アモーレ』でたくさんの人にJuice=Juice のことを知っていただき、それがきっかけでハロー!プロジェクトの素晴らしさをもっと皆さんに感じてもらえたら」とコメントする。また、遠藤は「皆さんと一緒に限界突破して、ひとつのステージを作れたことがとても嬉しかった」と、達成感にあふれた表情を見せていた。
石山は「生きる源をファンのみんなからもらっていて、私もいつか皆さんにお返ししたい」とファンへの感謝を口にし、江端は広い会場を見渡しながら「もっと大きい会場に行きたい。夢だなって思うけど、今のJuice=Juiceなら、もっともっと大きいところに行けると思う」と、さらなる大きな目標を宣言。
入江は「11人で今日まで駆け抜けることができて本当にうれしい」と誰ひとり欠けることなく、春ツアーを完走できたことに触れ、「これからも素敵な環境に感謝を忘れず、突き進んでいきたい」とにっこり。有澤も「ファンの皆さんとメンバーとで今日、限界突破できて本当にうれしかったです」と続く。
「Juice=Juice ってすごいね!」と言っていただく機会が増えたという松永は「Juice=Juice ってずっとすごい。ハロー!プロジェクトってずっとカッコいい」ときっぱり。続けて「Juice=Juiceの過去も今も、これからもすごいということを証明するために、私たちはもっともっと頑張っていきたい。みんなで作った音楽で、日本のみならず世界の音楽業界にぶつかっていきたい!」とさらなる高みを目指していた。
工藤は「今日の公演を観て、頑張る糧になればと思いパフォーマンスした」と語り、サブリーダーの井上は「後輩たちもすごく急成長するし、リーダーもすごくかっこいい背中を見せてくれた」と今のグループの状況を告白。そんななか、サブリーダーとしてのプレッシャーもあったといい、目に涙を浮かべながら「これからも私たちは進化するし、ぜと応援したいって思ってもらえるようなグループであり続けます!」とさらなる進化を誓っていた。
最後となったリーダーの段原は、メンバーやスタッフと「ありえない1年しよう!」という目標を立てたと語り、「ありえない日々を送れてる」と今の状況に感謝を示す。最後に「今日この景色を見ても、今まで諦めなくてよかったなって心から思いました」と素直な思いを口にしていた。
会場が多幸感に包まれるなか、「未来へ、さあ走り出せ!」を披露。同曲ではメンバーの呼びかけに応じるようにファンもタオルを持って、ステージと客席がシンクロして放つタオルの旋風に。前を向いて未来へ一歩を踏み出すメッセージが込められた歌詞の世界観は、さらに高みを目指す自分たちの背中を押しているような光景にも感じられた。
ラストは段原の「まだまだ盛っていいですか?」のシャウトで、この日2度目のパフォーマンスとなった「盛れ!ミ・アモーレ」を披露。「アモーレ ミ・アモーレ!」「M・O・R・E!」など、1曲目以上の観客の声援が、ぴあアリーナMMに響きわたり、ラストはステージの天井からも火花が舞う圧巻の光景に。大団円のままライブは終了となった。
最後に11人のメンバーはステージ中央に並び、ぴあアリーナMMという広い会場でマイクを通さず「ありがとうございました!」と自分たちの声だけで、ファンに感謝を述べていた。
本公演には多くのチケット申し込みがあり、急遽前日の5月26日にも追加公演を開催。グループ初となるぴあアリーナMM公演は、リーダーの段原瑠々が自身の公演発表時のブログで「とんでもないことになりました!」とコメントするなど、メンバーも驚きの2DAYS公演で実施された。ぴあアリーナMM公演は2日間ともソールドアウトで約1万8,000人が来場しただけでなく、全公演完売というグループの勢いを象徴するかのような、春ツアーを大団円で締めくくった。
■セットリスト
01. BLOODY BULLET
02 .「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
03. CHOICE & CHANCE
04. GIRLS BE AMBITIOUS! 2026
05. 好きって言ってよ
06. 四の五の言わず颯(さっ)と別れてあげた
07. トウキョウ・ブラー
08. Never Never Surrender
09. 五月雨美女がさ乱れる / 段原瑠々・入江里咲、石山咲良・遠藤彩加里
10. Borderline / 井上玲音・工藤由愛、江端妃咲・川嶋美楓
11. ノクチルカ / 有澤一華・林仁愛、段原瑠々・松永里愛
12. 禁断少女
13. クラクラ☆クライマックス
14. Fiesta! Fiesta!
15. 甘えんな
16. ナイモノラブ
17. プラトニック・プラネット
18. プライド・ブライト
19. STAGE~アガッてみな~
20. 盛れ!ミ・アモーレ
[ENCORE]
21. Magic of Love
22. 未来へ、さあ走り出せ!
23. 盛れ!ミ・アモーレ
■リリース情報
2026.06,24 ON SALE
EP『MORE! MORE! EP』
■関連リンク
Juice=Juice OFFICIAL SITE
https://www.helloproject.com/juicejuice/










