『THE FIRST TAKE』から派生したコンテンツ『HIGHLIGHT』。今回登場したのはONE N’ ONLYのHAYATO。ダイナミックな動きとエンターテインメント性が感じられる、HAYATOのダンスの魅力を紐解きたい。
■『HIGHLIGHT』とは?

ダンス・楽器演奏など様々なジャンルにフォーカスを当て、『THE FIRST TAKE』本編では伝えきれていないアーティストの魅力や、グループのなかのひとりなどその人だけが放つ輝きにスポットライトを当てていく企画。
一発撮りのパフォーマンスを至近距離から複数のカメラで撮影。“近さ・生々しさ”、臨場感溢れるパフォーマンスを楽しむことができる。
■ONE N’ ONLY・HAYATO

ONE N’ ONLYのリーダーであり、ラップ&ダンサーをつとめるHAYATO。彼の最大の武器は、7歳から15年以上に及ぶ圧倒的なダンスキャリアだろう。幼少期からダンスの魅力の虜になり、アーティストになるという夢を追って音楽・ダンス専門の高校へ進学。入学直後、オーディションに受かって芸能界入りを果たし、ONE N’ ONLYのメンバーとなった。
グループでは、そのダンススキルを活かしてパフォーマンスを牽引するダンスリーダーをつとめている。ONE N’ ONLYのパフォーマンスを見て、彼の高いダンススキルに目を奪われた人も少なくないはずだ。
2026年2月には自身初となるソロでのダンスパフォーマンスクリップを公開しており、選曲・振付・演出に至るまでHAYATOのアイデアを基軸に制作されたセルフプロデュース作品となっている。
▼ONE N’ ONLY HAYATO / “EVA” PERFORMANCE CLIP
▼ONE N’ ONLY HAYATO / “Black Rose” PERFORMANCE CLIP
■HAYATO’s『HIGHLIGHT』
◎使用曲:「Yes! 東京 [ONE N’ ONLY HAYATO ver.] -HIGHLIGHT Remix-」
8月11日にリリースされた、EBiDAN15周年記念シングル「Yes! 東京」。EBiDANに所属している9グループが参加している同曲は、各グループのバージョンがあり、もちろんONE N’ ONLY ver.も存在している。今回は、それをさらにHAYATOらしくリミックスした音源を使用。ONE N’ ONLYの強みでもあるラテン要素も感じつつ、ボーカルパートの大部分がラップに変更されており、HAYATOらしさが全面に押し出されている。
◎パフォーマンスの見どころは?
▼HAYATO (ONE N’ ONLY) – Yes! 東京 [ONE N’ ONLY HAYATO ver.] -HIGHLIGHT Remix / HIGHLIGHT
【一見しただけで伝わるダンススキル】
まず目を引くのが、ダンススキルそのものの高さだ。例えば、01:21からのパート。早い動きが連続すると、前の動きの勢いが次の動きに残ってしまうことがあるが、HAYATOは動きにブレがない。重心がしっかりと取れているからこそ、揺らぐことなくピタリと静止して見せることができている。さらに、00:47から00:56までのパートでは、力を入れる振りと抜く振りの強弱が明確で、一つひとつの動きが実にクリアだ。無駄な動きが発生することなく必要な動作だけを的確に見せており、振付そのものが際立って見える。こうした身体を正確にコントロールする技術が、HAYATOのダンスの説得力につながっているのではないだろうか。
【ビートとの親和性】
さらに、音との一体感も印象的だ。00:55のように、強いビートが響くところではしっかりとヒットを入れ、音を身体の動きによって可視化しているかのよう。とはいえ、ただ音に合わせているだけではない。その直前の00:45では《HEY》という掛け声に合わせてふわりとジャンプ。身体を自在にコントロールしながらビートに乗ることで、HAYATO自身が音楽を楽しんでいることまで伝わってくる。その心地よさは、見る側にも伝わってくるのではないだろうか。音を正確に捉え、身体で表現しながら、自分自身のグルーヴとして昇華していく。そんな“ビートに乗る快感”を共有できるのも、HAYATOのパフォーマンスの魅力だ。
【オーディエンスを意識したパフォーマンス】
同パフォーマンスを見て一番強く感じたのは、オーディエンスを意識したパフォーマンスであるということだ。というのも、HAYATOはパフォーマンス中、真っ直ぐ前を見ている時間が非常に長い。首のアイソレーションでニュアンスやグルーヴを加えることもできるはずだが、ダンス&ボーカルグループのメンバーとして、ファンにパフォーマンスを届け続けてきたからこその表現にも見える。さらに01:56から02:02のパートではEBiDANの9グループそれぞれの振りも取り入れている。これは、オーディエンスを楽しませようとするサービス精神の表れだろう。ほかにも、時折見せる楽しそうな表情や、歌を口ずさみながら踊る姿も含め、ただ自分が踊るのではなく、“見ている人と楽しむこと”を大切にしていることが伝わってくる。
■HAYATO「エンタメの中心になっていきたいという強い想いを込めて」
『HIGHLIGHT』撮影後、HAYATOに注目ポイントを聞いた。
【Q1】今回のパフォーマンス注目ポイント
映像タイムコード:1:09から
HAYATO:不規則なリズムに合わせた細かな音ハメに注目してほしいです。
「EBiDANも日本のトレンドやカルチャーが集まる『東京』のようにエンタメの中心になっていきたい」という強い想いを込めてパフォーマンスしました。【Q2】パフォーマンス楽曲のセレクト理由やアレンジについて
映像タイムコード:0:55から
HAYATO:「Yes!東京」が持つEBiDANならではの楽曲の魅力や世界観を大切にしつつ、自分たちらしいグルーヴを重ねて、よりリズミカルなアレンジに仕上げました。
さらに、「Yes!東京」で僕が歌っているRAPパートの音を散りばめるなど、遊び心も加えています。
EBiDANらしさと、僕が所属しているONE N’ ONLYらしさの両方を感じていただけたら嬉しいです!
TEXT BY 高橋 梓
▼『THE FIRST TAKE』OFFICIAL YouTube
https://www.youtube.com/@The_FirstTake
▼『THE FIRST TAKE』OFFICIAL SITE
https://www.thefirsttake.jp/

