『THE FIRST TAKE』から派生したコンテンツ『HIGHLIGHT』。今回登場するのは、BUDDiiSのリーダー・FUMINORI。エンターテインメント性や愛嬌、そして熱量がこもったFUMINORIのダンスの魅力を紐解いていきたい。
EBiDAN × HIGHLIGHT
■『HIGHLIGHT』とは?

ダンス・楽器演奏など様々なジャンルにフォーカスを当て、『THE FIRST TAKE』本編では伝えきれていないアーティストの魅力や、グループのなかのひとりなどその人だけが放つ輝きにスポットライトを当てていく企画。
一発撮りのパフォーマンスを至近距離から複数のカメラで撮影。“近さ・生々しさ”、臨場感溢れるパフォーマンスを楽しむことができる。
■BUDDiiS・FUMINORI

9人組ダンスボーカルグループ・BUDDiiSのリーダーをつとめるFUMINORI。高校生の頃にダンスを習い始める。その後、EXPG東京校で本格的にダンスを学び、アーティストを目指してオーディションを受け続ける。2019年にPRIZMAXのメンバーとして念願のアーティストデビューを果たし、2020年にBUDDiiSを結成した。
BUDDiiSでは“愛されリーダー”をつとめるとともにラップ・ダンスを担当し、メンバーのFUMIYAとともにグループの振付も手掛ける。2026年にリリースしたメジャー 1st Album『THIS IS BUDDiiS』収録曲「RUN」は、単独で振付を担当。自身のルーツであるニュー・ジャック・スウィングや80〜90年代のステップを取り入れ、長年培ってきたダンスへのこだわりを作品に落とし込んでいる。
■FUMINORI’s『HIGHLIGHT』
◎使用曲:「Yes! 東京 [BUDDiiS FUMINORI ver.] -HIGHLIGHT Remix-」
8月11日にリリースされた、EBiDAN15周年記念シングル「Yes! 東京」には、EBiDANに所属している9グループが参加。各グループのバージョンも制作されており、今回はBUDDiiS ver.をベースに、FUMINORIらしいアレンジを加えたリミックス音源を使用している。冒頭はキラキラした印象のサウンドで始まり、サビはEDMを思わせるアレンジへと展開。様々な表情を見せる同曲は、FUMINORIの明るく遊び心のあるキャラクターとも親和性の高い仕上がりになっている。
◎パフォーマンスの見どころは?
▼FUMINORI (BUDDiiS) – Yes! 東京 [BUDDiiS FUMINORI ver.] -HIGHLIGHT Remix- / HIGHLIGHT
【ステージ映えするダイナミックさ】
まず目を引くのが、ダンスのダイナミックさだ。00:25からの冒頭部分はビートをゆったりと捉え、あえて動きを抑えているが、サウンドの変化に合わせて徐々にエネルギーを放出していっている。実際、00:38からのBメロでは細かく音を拾うようになり、00:58からのサビでは手足を大きく使い、全身をフルに動かし続けている。この一つひとつの動作を大きく見せる身体の使い方と最後までエネルギーを落とさない力強さが、BUDDiiSというグループのなかでも、広いステージでも、埋もれない存在感につながっているのだろう。その力強さとがむしゃらさは、長年ダンスと向き合ってきたFUMINORIだからこそ生み出せるものだ。
【楽しさが伝わってくる表現力】
FUMINORIの表現力には定評があるが、今回の『HIGHLIGHT』にもその魅力が存分に詰まっている。00:25頃からは歌を口ずさみながら踊り、00:37にはこの瞬間を楽しんでいることが伝わってくるような笑顔を見せる。00:58からは歌詞の内容を表現するだけでなく、EBiDANらしいファニーさを感じさせるムーブも取り入れ、01:16ではアイドルらしいウィンクも飛び出す。01:23からは一転して、がむしゃらさをむき出しにした表情と動きへと変化していく。ただダンスを踊っているのではなく、その瞬間に感じている楽しさや楽曲の空気まで身体に乗せているからこそ、見る側にもその感情が伝播してくるのだろう。コロコロと変化する表情とムーブは、FUMINORIの豊かな表現力を物語っている。
【キャラクターがわかる立ち振る舞い】
これまでの『HIGHLIGHT』の出演者は、終始真剣な眼差しを見せていたり、ひと言挨拶をしてすぐにパフォーマンスを始めたりするケースが多かった。しかしFUMINORIは、「来ました、来ました! やって来ました!」と笑顔で登場。さらに「フリースタイルで頑張ります! お願いしまーす!」と愛嬌たっぷりに語りかける。ところが楽曲が始まった瞬間、表情は一変。「カマすぞ」と言わんばかりの鋭い眼差しを見せ、パフォーマンスへと入っていく。ラストは再び元気よく「ありがとうございましたー!」とポーズを決めて退場。踊っている時間だけでなく、登場から退場まで一貫して“FUMINORIワールド”を貫いていた。ファンなら「やったな」と思わずニヤリとしてしまうだろうし、初めて見る人には彼のキャラクターが一瞬で伝わる。まさに、彼だからこそ成立する『HIGHLIGHT』になっていたはずだ。
■FUMINORI「“アイドル”としてEBiDANや自分を誇りに思っている」
『HIGHLIGHT』撮影後、FUMINORIに注目ポイントを聞いた。
Q1.今回のパフォーマンスの注目ポイント
映像タイムコード:00:26~00:52、01:15、01:29、00:58【00:26~00:52】
FUMINORI:自分のフィールドで音を聴きながら動きを連動させていくフリースタイルだからこそ魅せることができる自身の持つ動きのネタの多さや、音の取り方に注目して欲しいです!
また、緊張感のなかでのフリースタイルだからこその体からリズムが湧き出るような凄みのある動きができたんじゃないかなと思います!【01:15、01:29】
FUMINORI:締まった動きのなかにも遊びや余裕、抜け感を感じさせるパフォーマンスを意識して踊りました!【00:58】
FUMINORI:元振りの「Yes! 東京」の振りをオマージュして自分の形に落とし込みました。
これもフリースタイルだからこそ生まれた瞬発的な動きでしたが気に入っています!“アイドル”としてEBiDANや自分を誇りに思っているので、“アイドル”らしさを念頭に置き、見ていて楽しいパフォーマンスに注力しました!
Q2.パフォーマンス楽曲のセレクト理由や、アレンジについて
FUMINORI:後半にかけて音数を多くしてもらいました。
その音すべてを拾いつつ、くどく見えないよう前半は軽めで制作をお願いしました。
ダンスと曲ともに全体を通して、見ていても聴いていても緩急が伝わる編成にしました!
TEXT BY 高橋 梓
▼『THE FIRST TAKE』OFFICIAL YouTube
https://www.youtube.com/@The_FirstTake
▼『THE FIRST TAKE』OFFICIAL SITE
https://www.thefirsttake.jp/


