『THE FIRST TAKE』から派生したコンテンツ『HIGHLIGHT』。今回登場するのは、2026年9月2日に待望の日本デビューを果たしたiznaのKOKO。長い手足を活かし、ダイナミックなダンスを見せてくれた、KOKOの『HIGHLIGHT』の魅力を考えてみたい。
■『HIGHLIGHT』とは?

ダンス・楽器演奏など様々なジャンルにフォーカスを当て、『THE FIRST TAKE』本編では伝えきれていないアーティストの魅力や、グループのなかのひとりなどその人だけが放つ輝きにスポットライトを当てていく企画。
一発撮りのパフォーマンスを至近距離から複数のカメラで撮影。“近さ・生々しさ”、臨場感溢れるパフォーマンスを楽しむことができる。
■izna・KOKO
グローバルガールズグループ・iznaのメンバーとして、グローバルで活躍しているKOKO。3歳の頃にダンスに出会い、ジャズやロッキング、ストリートダンス、ヒップホップなど幅広いジャンルと向き合い続けてきた。そんななかで、K-POPの世界を目指すことになる。グローバルオーディション番組『I-LAND2:N/a』へ参加し、iznaのメンバーに選ばれた。
iznaでもそのダンススキルを発揮し、メインダンサーとしてグループのパフォーマンスに華を添えている。長い手足と抜群のスタイルを活かしたダイナミックな踊りが持ち味で、これまで培ってきたパワフルな動きを武器に、存在感を放ち続けている。
■KOKO’s『HIGHLIGHT』
◎使用曲:「IZNA – HIGHLIGHT Ver.」
iznaの1stミニアルバム『N/a』のタイトル曲である「IZNA」を、『HIGHLIGHT』バージョンにアレンジした今回の楽曲。ボーカルパートが削られ、印象的なビートと中毒性のある旋律が前面に押し出されているアレンジになっており、KOKOがどの音を拾ってダンスに落とし込んでいるかが、より伝わりやすくなっている。また、途中から音の厚みが増していくダイナミックなアレンジへと変化し、彼女のパフォーマンスに勢いを加えている。
◎パフォーマンスの見どころは?
▼KOKO (izna) – izna – HIGHLIGHT Ver. –
【大胆さと繊細さの共存】
長身を活かした、ダイナミックなダンスがKOKOの魅力だ。実際、00:13、踊り出す前に取っているポージングからすでに抜群のスタイルが際立つ。しかし、今回のパフォーマンスでは繊細な表現にも注目したい。00:16から原曲のダンスをモチーフとして踊り出しているが、最初はアイソレーションで身体の一部だけを動かしたり、指先で音を表現したりと、細部まで意識を行き届かせた動きを見せている。いっぽう、00:45からは長い手足を自在にコントロールしながら、大きく動いて迫力を生み出していく。こうした大胆さと繊細さという相反する魅力が共存するのは、自身の身体を細部まで理解し、思いどおりに操ることができるKOKOだからこそだろう。
【音を鮮明に捉えるクリアな音取り】
今回のパフォーマンスは、インストゥルメンタルの楽曲だからこそ、KOKOのクリアな音取りがより際立っている。00:24では畳み掛けるように響くスネアクラップの音に合わせて素早く手を動かし、00:38からはビートを捉えながらステップを交えてリズムを刻んでいく。さらに01:02からは、音が大きく広がるのに合わせ、体幹を使って身体を伸ばすようなポーズを見せる。ただ“ダンスを踊っている”のではなく、楽曲のなかにある一つひとつの音を丁寧に拾い、それぞれに異なる動きや質感を与えているように見える。音を正確に捉えるだけでなく、その響きまで身体で表現できることが、KOKOのダンスをより立体的に見せていると言える。
【曲に入り込んだかのような表情づくり】
「さすがK-POPアーティスト」と言いたくなる、楽曲の世界観に合わせた表情づくりもKOKOの魅力だ。冒頭ではクールな表情で凛と前を見据え、00:53ではどこかニヒルな笑みを浮かべてパフォーマンスの世界観を表現。01:13では曲のブレイクから力強く腕を振り下ろす動きに合わせ、表情にも力を込め、01:21のラストでは再びクールな表情を見せてパフォーマンスを締めくくっている。いっぽうで、00:27や00:48、01:16では笑顔も見せており、その瞬間を楽しんでいるようにも見える。楽曲の流れを身体だけでなく表情でも描きながら、ふとした瞬間にはKOKO自身の明るくポジティブな魅力も垣間見せる。だからこそ、彼女のパフォーマンスに引き込まれるのかもしれない。
■KOKO「私たちにとって自己紹介のような意味を持つ大切な曲」
『HIGHLIGHT』撮影後、KOKOに注目ポイントを聞いた。
Q1.今回のパフォーマンスの注目ポイント
映像タイムコード:0:44~
KOKO:今回のパフォーマンスでは、ベースのサウンドと動きがぴったりシンクロする瞬間に注目してほしいです。
また、楽曲が盛り上がる直前まで緊張感を高めていき、そこから一気に雰囲気が変わる展開もポイントです。Q2.パフォーマンス楽曲のセレクト理由や、アレンジについて
KOKO:日本デビューを通して、より多くの方々にiznaを知っていただける機会なので、私たちの始まりをいちばんよく表現している韓国デビュー曲「IZNA」を選びました。「IZNA」はiznaのアイデンティティが詰まった、私たちにとって自己紹介のような意味を持つ大切な曲です。
今回は、原曲の明るくエネルギッシュな雰囲気を残しながら、より力強く洗練された印象になるよう新しくアレンジしました。
あえてボーカルを入れず、楽器を中心とした構成にすることで、パフォーマンスがより際立つようにしました。原曲とはまた違った雰囲気に生まれ変わった「IZNA」を、ぜひ楽しんでください!
TEXT BY 高橋 梓
▼『THE FIRST TAKE』OFFICIAL YouTube
https://www.youtube.com/@The_FirstTake
▼『THE FIRST TAKE』OFFICIAL SITE
https://www.thefirsttake.jp/

