映画『ワンダンス』のジャパンプレミアが10月31日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催され、主演を務めるJO(&TEAM)をはじめ、池端杏慈、山口綺羅(Girls2 / 「2」は、2乗が正式表記)、RAN(MAZZEL)、TSUKKI、高松アロハ(超特急 / 「高」は、はしごだがが正式表記)、草場尚也監督、ダンス総監修を務めたカリスマカンタローが登壇した。
■「映画『ワンダンス』で初主演を務めることができて本当に幸せでしたし、この機会をいただけたことに本当に感謝しております」(JO)
本作は、『月刊アフタヌーン』(講談社)にて連載中の珈琲による漫画『ワンダンス』を実写映画化。吃音があり、人前で自分を表現することが苦手な大学生・カボが、自由に踊るワンダとの出会いをきっかけにダンスの世界へ飛び込み、仲間やライバルたちと切磋琢磨しながら、自分だけのダンスを追い求めていく青春ダンスムービーだ。
ダンスMCの「ダンスパフォーマンスでスタートです!」という掛け声とともに、満員の会場に驚きと歓声が響きわたるなか、トップバッターで登場したのはウセン役を務めた高松アロハ。会場を煽りながらダイナミックな動きをみせる。
続いて、カベを演じたTSUKKIが高速かつアクロバティックなダンスムーブを披露。そして、伊折を演じたRANが登場し、難易度の高いムーブで会場をさらにヒートアップさせた。
恩を演じた山口綺羅は、華麗な手さばきと滑らかなムーブで会場を魅了。ワンダを演じた池端杏慈は、劇中歌「Step by Step feat. Sagiri Sól, 藤田織也」に合わせて繊細かつ大胆なダンスを披露。
そして、一度暗転した会場が再び明るくなると、主人公・カボを演じたJOが登場。迫力満点の圧巻のダンスで会場を沸かせ、ボルテージは最高潮に。
『ワンダンス』ならではの圧巻のパフォーマンスで会場が熱気に包まれるなか、メガホンをとった草場監督と、ダンス総監修のカリスマカンタローが登場。ダンスパフォーマンスの感想を尋ねられると、草場監督は「みんなすごくかっこよくてエネルギーに溢れていて感動しております。グッときてしまいました」と感極まった様子。
さらに、クランクイン前から撮影中までキャストとともにダンスに向き合ってきたカリスマカンタローも「真剣に取り組んで熱量をもってやりました。その熱量を演者の方々のダンスを通して皆さまにお届けできる日が来てうれしいです。みんな映画を通して表現者として確実に一段上がったと思います。ファンの方々もいつも見ていてお気づきかと思います」と自信をのぞかせた。
そして、キャスト陣が再登壇。初のお披露目となるこの日を迎え、映画初主演となったJOは「緊張してドキドキしていたんですけど、踊ったことで少しほぐれたような気がします。初主演として今日を迎えられたことをうれしく光栄に思います」と初々しく挨拶。
続けて「準備期間は刺激のある深い時間でしたし、もっと言えば人生のなかでも濃厚な時間だったと思います。演技もダンスも試行錯誤したんですけど、どうすればカボのダンスを違和感なく表現できるか、ダンス監修の皆さんと作り上げていきました。この映画にはたくさんの方の情熱が詰まっているので、今日こうして皆さんに観ていただけることがとてもうれしいです」と感慨深そうに語った。
さらに、オファーを受けた当時については「2、3年前にオファーを受けましたが、原作を読んでいくうちに絶対にカボを演じていくんだという覚悟が生まれました」と振り返った。
ダンスの練習について聞かれた池端は「撮影当時は高校生だったので学校の終わりに何時間かダンス練習をしたあとに、TEAM ONのみんなと合流して練習して頑張りました。バトルのシーンはワンダが魅せるダンスはどういうダンスだろうと監修の方と相談して作り上げたので、いちばん観てほしいポイントかなと思います」と振り返った。
池端のダンスについて聞かれたJOは「撮影を重ねて、研ぎ澄まされた動きだったり、一つひとつ動きが洗練されていて、たくさん練習されたんだなと思いました」とコメントし、池端の猛特訓に感服していた。
さらに、アーティストやダンサーとして第一線で活躍している山口、RAN、TSUKKI、高松に、それぞれのキャラクターのダンスについて尋ねると、山口は「オールジャンル踊れる役だったので、自分自身が得意としているダンスジャンルを主軸に恩ちゃんに落とし込んで、ダンス監修の方と基礎からダンス練習をして作り込んでいきました」と振り返った。
RANは「伊折というキャラクターは感性が強いタイプでダンスを決め込むより、自分のスタイルと伊折のスタイルをうまく合わせられたらなと思って演じました」と役作りについて語った。
TSUKKIは「ダンスは心配なかったんですけど、演技に不安が…(笑)。でも、演技指導を受けて普段の自分の踊り方が変わったなと思いました。普段学べないことを学べたのが大きいです」と撮影での収穫を明かした。
高松は「ウセンという役は強者感があるキャラクターなので、せいやさんという方に振りをつけてもらいまして、スタイルも盗ませていただいて、強者感を表現しました」と、それぞれ撮影を振り返った。
続いて、“頑張って普通でいるくらいなら、好きなことをやって、変でいい”というカボのセリフが話題に上ると、JOは「原作を読んだときから、カボの内向的な部分は学生時代の僕に似ているなと思っていて。今でも僕は人見知りなんですけど、ダンス映画だったからこそ、一緒に踊ることで(キャストの皆さんと)仲を深めることができました」とコメント。
すると、RANが「人見知り炸裂でした。話すと気さくでかわいくて面白いです」と明かし、高松も「僕の役が強めのキャラクターだったので怖がっていました」と振り返った。これにJOは「今とは違って(髪型が)アフロだったんです…話しかけていいのかなと…」という発言で会場の笑いを誘った。
池端は「まずこのセリフすごくいいなと思っていて。カボの性格であの言葉が出るのが素敵だなと思いました。カボの生き方は参考にしたいなと思いました」と語り、山口は「好きを貫くというと、ダンスですね。小さいころから続けていて今も好きですし、カボのこのセリフで好きを貫くことは恥ずかしいことではないんだなとあらためて思いました」と、自身の経験と重ね合わせる。
RANは「幼いころからダンスを続けているので、続けてきてよかったなと思います。好きで続けているからこそワンダンスのみんなとも出会うことができた。自分の新しい一面も見つかるし、続けること、好きでいることはいいことたくさんある」と実感を込めてコメント。TSUKKIも「さっきRANくんが言ったとおり、ダンスを好きで続けてきたからこそ『ワンダンス』と出会えたし、ここにいられるのも好きを貫いたから」と、好きなことを続ける大切さを語った。
高松は「ダンスは嫌々で始めたんですけど、どんどん好きになって、でも続けていたからこそ、超特急というグループにも入らせてもらえて、こういう素晴らしいワンダンスという作品にも参加させていただけて、ダンスをやっていてよかったなと思います」と、それぞれが“好き”を貫いてきたからこその思いを語った。
そんなキャスト陣の言葉を受け、草場監督は「『ワンダンス』に出会えてよかったと言ってもらえて本当にうれしいです。今回、年齢が一回り下の皆さんと撮影をしたのが、すごく楽しくて。純粋に彼らのこれからを応援したいなという気持ちになりました」と、まるで先生のようにキャストたちを温かく見守っていたことを明かした。
最後に主演のJOが「本当に素晴らしい原作と素晴らしい共演者の皆さんと、監督、ダンスの監修の皆さん、すべてのスタッフの皆さんとともに作り上げた映画『ワンダンス』で初主演を務めることができて本当に幸せでしたし、この機会をいただけたことに本当に感謝しております。初主演で不安な部分もあったんですけど、周りの皆さんに支えていただきながら、助けていただきながら撮影できたおかげで最後まで熱意をもって演じ切ることができたと思っています。この熱意が伝わればいいなと思いますし、この映画に込められた意味がたくさんあって、少しずつでも前に進みながら新しいことに挑戦する力や人と人の心をつなぐダンスの力だったりを、皆さんに感じていただけたらうれしいなと思います。そして、少しでも心に響くものがあれば映画『ワンダンス』の魅力を一緒に盛り上げていただけたらと思います」と力強くアピールし、上映前舞台挨拶は幕を閉じた。
■上映後の舞台挨拶には&TEAMのNICHOLASも登場
本編上映後、映画の感動に包まれる会場にMCが登場し、サプライズでの上映後舞台挨拶の発表がされると、会場からは大きな歓声が。さらに、本編にもサプライズ出演していた&TEAMのNICHOLASが登場すると、会場からはひときわ大きな歓声があがった。
JOが「皆さんどうでしたか?」と問いかけると、会場からは大きな拍手が。それを受けてJOは「皆さんの顔を見ても『ワンダンス』の熱が伝わったなということを感じています」と、観客の反応に喜びを見せた。そして、サプライズ登壇となったNICHOLASは「サプライズです!」と笑顔で挨拶。
NICHOLASの映画本編への出演はJOにも事前には知らされておらず、撮影本番で初めて知ったという。ダンスバトルのリハーサルシーンでJOが緊張していると、突然目の前にNICHOLASが現れ、JOはどう反応していいか困ったそう。
一方のNICHOLASは「JOは自分の世界に入りすぎて、僕が目の前で踊っているのに全然気づいてくれなかった」と少し寂しそうな様子。JOは「早朝から夜遅くまで撮影していたので、僕がおかしくなっちゃったのかと思った」と振り返り、実際に話しかけてみて初めてNICHOLASだと認識したことを明かした。
そんなNICHOLASの演技を見た感想を聞かれたJOは「NICHOLASくんではなく、ちゃんと役の“マッチン”としてかっこいい踊りをブレイキンしていたのでカッコよかったです」と絶賛。
NICHOLASはサプライズ出演ということもあり、リハーサルや移動もすべてメンバーとは別行動だったといい、JOがなかなか気がついてくれないことを改めて悲しそうに語った。また、初めて対峙した際、JOは様々な感情が入り混じった困惑した表情を見せていたそうで、その反応を見て満足したという。
台湾出身のNICHOLASは、もともと台湾でストリートダンスにも取り組んでいたという。「バトルの文化が好きなので、このように映画に出演できてうれしかったです」と、出演の喜びを語った。
そんなNICHOLASのダンスについて、ダンス監修のカリスマカンタローは「台本では負けないといけない役なのに、このままでは勝ってしまうぐらいのダンスを踊っていたので、これは成立しないんじゃないかなと思った」と、その実力を絶賛。監督も、「本当に素晴らしいダンスだった」と称賛した。
続いて、キャスト陣に「こだわったシーン」について質問が飛ぶと、JOが挙げたのはカベとの最後のダンスバトルシーン。「映画のピークとなるシーンだったので、カボのダンススタイルでどう表現するかというのを音楽を聴きながら研究して撮影に臨みました」と振り返る。
さらに、「本当にそのときの気分によって出る動きが違うので、練習してたときよりもカベの前に立った時の“パッション”で踊った踊りが自分的にもよい踊りができたなと思います」と、撮影時の心境を明かした。
これに対し監督は、「自分にとってもいちばん思いの詰まったシーンで、最初は自信のないカボがダンスと出会ってありのままの自分を認め、最後のバトルで自分を解放するとても大事なシーン。初めて撮影中に涙が出てしまったり、チーム全員で作り上げたシーンになったので、一生忘れられないシーンです」と、作品に込めた思いを語った。
JOも「最初、舞台を目の前にして怖い気持ちはあったんですが、映画のテーマでもある“心で踊る”ということをいちばんに伝えたかった。心の底からダンスが好きだという気持ちで玄人の方に対抗するということをいちばんに表現したかったので、それがスクリーン上でうまく伝わっていたらうれしいです」と、役に込めた思いを明かした。
ワンダを演じた池端は、朝日のシーンでワンダが踊る場面を挙げ、「いちばんこだわったかなと思います。実はあのシーンは2回撮り直していて、深夜2時に現場入りして朝日待ちをしたのですが、曇っていたりしたので、監督の強い熱意もあり2回撮り直しました」と撮影の裏側を明かした。
さらに、「カボが落ち込んでいるときにワンダが変顔するシーン」も挙げ、「JOさんも草場監督もリアクションなかったので、寂しかった」と告白。これにJOが「すごく素晴らしい変顔だった」と返すと、会場からは笑いが起こった。
恩を演じた山口が挙げたのは、TEAM ONのダンスレッスンのシーン。「いつもは自分がレッスンを受ける側なので、自分が教えるときにどういう人についていきたいか、どうやって教えたらわかりやすいか、そこはすごくこだわりました」と、意識したポイントを語った。
伊折を演じたRANは、「原作の伊折とは髪色もダンススタイルも少し変えていたので、映画ならではの伊折の人物像をつくるうえで、監督とカンタローさんともすごい話し合いました」と、周囲とコミュニケーションを重ねながらキャラクターを作りあげていったことを明かした。
カボのライバル、カベを演じたTSUKKIは、JOも挙げたカボとカベの最後のダンスバトルシーンを挙げ、「あのシーンを撮り終わった後に監督含めエキストラの方も泣いていて、それを見たときにダンスってこれだけ素敵なんだというのを改めて感じました」と振り返った。
また、JOとは撮影に入る2ヵ月前に初対面し、リハーサルを行ったそうで、「そのときと撮影の時ではかなり成長を感じて、本当に負けるかも。圧がすごかった」と、JOの成長に驚いたことを語った。
この話を受けて、ダンス監修のカンタローは「TSUKKIのダンスはAIだと思うぐらいすごい。あんなに体が回るはずないといまだに僕も思うのですが、それを本編で見せられたのがよかった」と、その圧倒的なダンスを称賛した。
監督が挙げたのは、池端もこだわりのシーンとして紹介した朝日の場面。「ワンダのダンスを見てカボ役のJOさんが涙されていたんです。台本にはなかったのでびっくりしました。いろいろな思いがこみ上げてきたんだろうなと思って、うれしかったです」と明かし、これにJOは「僕のなかでも大切なシーンだとわかっていたので、この映画のために準備した期間だったり、この映画がクランクアップしてカボが終わりなんだと思ったときに、ワンダのダンスを見てぽろっときちゃいました」と、涙の理由を振り返った。
最後に、主演のJOから「僕含め、この映画『ワンダンス』に関わるすべてのスタッフがこの映画が少しでも皆さまの背中を押すことを祈っているので、この映画に響く部分があれば、少しでも多くの周りの方に広めていただいて、『ワンダンス』を盛り上げていただけたらうれしいです!」とメッセージが送られ、上映後の舞台挨拶は幕を閉じた。
映画『ワンダンス』は、11月27日から全国公開。
■映画情報
映画『ワンダンス』
11月27日(金)公開
出演:JO(&TEAM)、池端杏慈
山口綺羅(Girls2) RAN(MAZZEL)
TSUKKI 高松アロハ(超特急) / 古舘寛治
原作:珈琲『ワンダンス』(講談社『月刊アフタヌーン』連載)
監督:草場尚也
脚本:小林啓一
主題歌:&TEAM「For us」
ダンス総監修:カリスマカンタロー
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
(C)珈琲/講談社 (C)2026映画『ワンダンス』製作委員会
■リリース情報
2026.08.01 ON SALE
DIGITAL SINGLE「For us」
■関連リンク
映画『ワンダンス』作品サイト
https://happinet-phantom.com/wandance/















