THE F1RST TIMES

COLUMN

2021.09.22

今この瞬間に生きる、Little Glee Monsterを凝縮した『re-union』の強さと優しさ

INTERVIEW & TEXT BY ジャガー

■Little Glee Monsterはどんな時でも寄り添ってくれる

2020年末から一時休養していた芹奈が戻り、久しぶりに5人揃ったLittle Glee Monsterがミニアルバム『re-union』を完成させた。

Little Glee Monster

歌うことが大好きで、“歌いたい”という純粋な衝動のままに夢に向かって駆け抜けてきた彼女たち。

様々な経験を重ね、泣いて、笑って、ともに心を育んできた5人がまたこうやって歌声を響かせる…そんな事実だけでもぐっとこみ上げてくるものがあるのだが、それ以上に今作は深みを増した彼女たち5人の歌声に驚かされた。

この激動の日々を早くも自分たちの血肉とし、大きく成長したLittle Glee Monster。MAYUとmanakaのふたりの言葉をもとに、本作について触れていく。

MAYU

manaka

まずは、芹奈が合流したことでようやく完成した「君といれば -complete ver.-」。

“どこへ向かうのだろう”と不安を抱えながらも、“君といれば この涙も/希望への ひとつになるよ”と前を向くことを忘れない歌詞は彼女たちの現状そのもののようだ。

不安・葛藤はありながらも、しかしそれ以上に“光”を生み出しているのは彼女たちの瑞々しくてまっすぐな歌声の存在が大きく、その“光”は5人揃うことでより強いものとなり、聴く者を奮い立たせる。

「気持ちを込める、というのはもちろんですが、コーラスが生きる発声法など、技術面でも“包み込むような優しさ”を意識しています」(manaka)

「4人でのライブもやってきて、私たち一人ひとりがより成長できたんじゃないかなと思います。力強く優しく、そしてこうやって5人揃った今、グループとして逞しくなれたと思うので、それを歌から感じてもらえたらと思います」(MAYU)

芹奈のボーカルを軸に、リトグリらしい繊細なハーモニーを紡ぐ「REUNION」は、グラデーションのように境界線なくゆるやかな流れのなかで厚みを増していくので後半にかけての盛り上がりが特に美しい。

危うさをはらんだ“ぼく”と対峙するのは、他の誰かなのか、自分自身なのか…ボーカルが変わっていくことで、歌詞のストーリーをいかようにでも考察できるのも面白い。

そうやって楽曲を多角的に見せることができるのも、5人の個性があってこそ。改めて、彼女たち自身はLittle Glee Monsterの強みをどう思っているのだろうか?

「5人それぞれの歌声とコーラスの、混ざり合うようなバランスだと思います」(manaka)

「当たり前ですが、誰ひとり代わりなんていないかけがえのない一人ひとりなんだと改めて実感しました。この5人で歌えることが強みだと思います」(MAYU)

■今の自分たちに重なる部分もあって歌いながら熱くなりました

そして、manakaがTwitterにて「美誠ちゃんー!!!!!!」とオリンピックでの活躍ぶりに興奮するひと幕があったほど、かねてからLittle Glee Monsterと親交深い卓球・伊藤美誠選手を応援するためにプレゼントしたという「Whenever you call」は、先日伊藤美誠選手本人の映像を使用したリリックビデオが公開されたことでも話題に。

同世代の仲間であり、夢に邁進する友へ、相手の努力とこれまでの日々を讃え、高らかに歌うその声に勇気が湧いてくる。

また、本作にはリトグリ史上最多公演となる全国ツアー『Little Glee Monster Live Tour 2020→2021 >BRIGHT NEW WORLD<』の初日公演で披露した「VIVA -Live on 2021.06.28-」が収録されている。

かれんの伸びやかな歌声で前向きな気持ちになり、MAYUの深みのある歌声は包み込むような安心感を、manakaの芯のある歌声は歌に説得力を、芹奈の魂を削った歌声は感情を揺さぶり、アサヒの繊細な歌声は心ほぐす優しさに溢れ、5人が5人各々のカラーを存分に発揮したライブであることがこの曲からはひしひしと伝わってくる。

「今の自分たちに重なる部分もあって歌いながら熱くなりました。5人で歌える日をずっと楽しみにしていたので、今ツアーを回っていてすごくうれしいです」(MAYU)

エネルギーに満ちた5人の歌声・息遣い、客席から沸き起こる歓声を出せないぶんの力強い拍手…今この瞬間の輝きが詰まった同曲を聴くと、高揚から思わず笑みがこぼれる。それほど喜びに満ちた一曲なのだ。

「5人で初日を迎える時、久しぶりに5人で円陣できて感動しました。そして、やっと『VIVA』をライブで5人揃ってお届けすることができて、すごくうれしかったのを覚えています」(manaka)

最後に“Little Glee Monster”はどんな存在か? と訊くと、こう返してくれた。

「時に仲間で、時に家族である、かけがえのない関係です」(manaka)

「いつでも帰れる場所です」(MAYU)

うれしい時には全力ではしゃぎ、つらい時には寄り添い合い…シンプルな言葉だが、長い時間、同じ夢に向かって過ごしている5人のたしかな絆を感じるには十分な答えだった。

あらたな一歩を踏み出したLittle Glee Monsterの未来は明るいものだと信じている。

この投稿をInstagramで見る

Little Glee Monster (リトグリ)(@littlegleemonster_official)がシェアした投稿


リリース情報

2021.09.22 ON SALE
MINI ALBUM『re-union』


Little Glee Monster OFFICIAL SITE
https://www.littlegleemonster.com/

芹奈のメッセージを掲載した『re-union』特設ページ
https://www.littlegleemonster.com/re-union/