THE F1RST TIMES

COLUMN

2021.10.12

ENHYPEN「Tamed-Dashed」初パフォーマンス!新シリーズ“DIMENSION”幕開けへの強い想い

TEXT BY 土屋恵介
PHOTO BY BELIFT LAB

■『DIMENSION : DILEMMA』発売記念メディアショーケース

10月12日に1st Studio Album『DIMENSION : DILEMMA』を韓国で発売し、それを記念してのメディアショーケースを開催した、多国籍ボーイズグループのENHYPEN(エンハイプン)。

リーダーのJUNGWON(ジョンウォン)を皮切りに、JAKE(ジェイク)、JAY(ジェイ)、HEESEUNG(ヒスン)、SUNGHOON(ソンフン)、NI-KI(ニキ)、SUNOO(ソヌ)の順で挨拶し、司会者を交えての質疑応答がスタート。

デビューから続いた“BORDER”シリーズに次ぐ、新シリーズ“DIMENSION”の幕開けとあって、本作『DIMENSION : DILEMMA』がどういったコンセプトで展開されていくのか気になるところである。

「前回の“BORDER”シリーズでは、僕たちがデビュー前に感じた複雑な感情とデビュー後に感じた目新しい世界への率直な感情を表していました。今回の『DIMENSION : DILEMMA』では、足を踏み入れた他の世界が思ったより複雑で、かつ矛盾もある新しい次元の世界だということに気づいた後の物語が盛り込まれてます」(JAKE)

JAKE

「アイデンティティが混乱し、ジレンマに陥りますが、立ち止まらずに前に進んでいくという物語になっています」(JUNGWON)

JUNGWON

あらたな彼らの一面を垣間見ることになった、タイトル曲「Tamed-Dashed」。

青春を感じさせるほど、爽やかさが際立った同曲について、JAKEは「ギターとシンセサイザーサウンドが際立つ、80年代感性のニューウェイブジャンルの楽曲です。欲望に飼いならされるか?(Tamed) 叩きつけられるのか?(Dashed) についての質問を投げかけた一曲です。欲望の矛盾と衝突、ジレンマを経験しながら、戸惑いと焦燥感を感じる僕たちの物語が描かれています」と楽曲にこめられた想いを吐露。

続けて、SUNGHOONは「明るい曲で驚きました。歌詞と曲が爽やかだなと思いました」、SUNOOは「今までと違う新しい姿をお見せできるなと思って期待しました」と自分たち自身もあらたな挑戦ですごく新鮮であったこと、「Tamed-Dashed」と出会って感じたことを素直に言葉にしていく。

SUNGHOON

SUNOO

この日、「Tamed-Dashed」の初ライブパフォーマンスも行われたが、スタジャンやVネックカーディガンを身にまとったスクールボーイ姿のENHYPENががっちりスクラムを組む振りからスタート。爽快なサウンドに乗って、活き活きとしたボーカルと躍動感溢れるダンスを披露。

「ラグビーやアメリカンフットボールの動きを取り入れました。とてもスポーティーでエネルギッシュな雰囲気が見られると思います」(JAY)

JAY

「ポイントとしては、キックオフダンスという、アメフトの試合で選手がボールを取りに行く前のような振り付けがあります。もうひとつが扇ぎダンスです。“Summer”という歌詞に合わせて手を扇ぐような姿を表現しました」(NI-KI)

そう言い終えると、NI-KIは席を立ち、“扇ぎダンス”を実演。「とても覚えやすいので一緒に踊ってほしいです」とENGENE(エンジン/ENHYPENのファンの呼称)へメッセージを投げかけた。

NI-KI

今までのENHYPENとはまた違った姿で新鮮さもありながら、バッチリ揃ったフォーメーションダンスは、ますますキレ味を増しており、“Summer”のフレーズに合わせた扇ぎダンスやサビのキックオフダンスなど、ENGENEと共に楽しめるキャッチーなステージングはこれから多くの人たちを魅了していくに違いない。

また、公開されたばかりのMVでは学校や海辺といったシチュエーションでエモーショナルにパフォーマンスするENHYPENが披露されているが、微笑ましいこんなひと幕もあったそう。

「今回、海辺でみんなで踊ったんですが、撮影終わりに海に入って遊んだのが夏の思い出として残っています」(JUNGWON)

本作にはタイトル曲の他にも、話題を集めるコラボ曲「Blockbuster feat. YEONJUN of TOMORROW X TOGETHER」を収録。彼ら自身も憧れの先輩とのコラボレーションに興奮

「この曲は、アクション映画の主人公のように生きたいと思う少年の心を表現した曲で、ありがたいことにヨンジュン先輩が参加してくれたんです。グループ初のコラボでとてもワクワクしました」(HEESEUNG)

HEESEUNG

さらに今回のアルバムのラストを飾る「Interlude : Question」では、JAYがクレジットに名を連ねている。

「この曲で、ナレーションアレンジメントとして僕の名前があります。僕のアイデアが採用されてとてもうれしかったです。そのナレーションには、JAKEさんとHEESEUNGさんと僕が参加してます」(JAY)

さて、ENHYPENは前作の『BORDER : CARNIVAL』が米国ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」の18位にランクインし、⽇本デビューシングル「BORDER : 儚い」はオリコンデイリーチャート7日連続1位、ウィークリーチャート1位を獲得と、第4世代ホットアイコンとして早くも世界から注目を集める存在である。そんな状況下を彼らはどのように感じているのか? 彼らはこのように前向きにとらえていた。

「多くの方が、ENHYPENを“第4世代のホットアイコン”と呼んでくださっていますが、これからもっと成長して、最も注目されるK-POPグループになれたらうれしいです」(JUNGWON)

「早く皆さんの前でステージをお見せしたいです」(NI-KI)

「去年は多くの方の応援と愛で新人賞4冠を達成できました。今年も多くの授賞式でご挨拶して、賞をたくさんいただけたらと思います!」(JAKE)

「まずENGENEに感謝したいです。『BORDER : CARNIVAL』が韓国の地上波で初めて1位をいただけた時すごく幸せでしたし、今回もまたその気分を感じたいです。そして何よりもENHYPENは曲が良くてステージも上手だという評価がいただけるとよりうれしいです」(SUNOO)

本作『DIMENSION : DILEMMA』で、またあらたな物語の扉を開けたENHYPEN。

SUNOOの言葉からは、こうやってチャートなどの目に見える数字となって評価されることを素直に喜びながらも、それと同時に数字だけでなく自分たちは音楽とパフォーマンスに全力を注ぐアーティストとして評価されたい…そこには一人ひとりのリスナーを楽しませたいという根底にあり続ける強い想いと、彼らなりの意地とプライドが垣間見れたような気がした。

努力を重ねDIMENSION : DILEMMA、スキルを磨いていくENHYPENの前進はまだまだ始まったばかりである。


リリース情報

2021.10.12 ON SALE
ALBUM『DIMENSION : DILEMMA』

※上記は韓国での発売日です。日本での発売日は翌13日です。


ENHYPEN JAPAN OFFICIAL SITE
https://enhypen-jp.weverse.io