THE F1RST TIMES

COLUMN

2021.12.12

原因は自分にある。激論(!?)メンバー全員で選んだ、ゲンジブの外せない曲 三選

INTERVIEW & TEXT BY 武市尚子

12月8日に自身2枚目となるアルバム『虚像と実像』を発表した、7人組の原因は自分にある。をより深く知るべく、本格的にダンスや音楽を始めるきっかけになった曲やダンスや歌をより好きになった曲、さらにグループとして思い入れのある曲など“原因は自分にある。といえば!”な楽曲をセレクトしてもらうことに。

意外にも、本活動を始めるまでは他のことに夢中で音楽には疎かったというメンバーや家族の影響で音楽に溢れる日々を過ごしていたというメンバー、それぞれの興味深い“きっかけ”にも注目!

【大倉空人 選曲】
BIGBANG「FANTASTIC BABY」

大倉空人

僕は歌うことが好きなんですけど、最初にやってみたいと思ったことがラップでした。ラップバトルとかのラップじゃなく、歌の中にあるラップをやりたいと思ったのが最初で。

そう思うようになったきっかけが、BIGBANGのG-DRAGONさんだったんです。

「FANTASTIC BABY」を聴いた時は衝撃でしたね。父親がBIGBANG好きで、父親が観ていた「FANTASTIC BABY」のMVを僕も一緒になって観ていました。もう序盤からハマって夢中で聴いた一曲です。

【小泉光咲 選曲】
DISH//「晴れるYA!」

小泉光咲

実は、僕はずっとサッカーひと筋でまったく音楽に触れてこなかったんですが、事務所の先輩でもあるDISH//さんが地元・宮城に来た時にライブを観させてもらう機会がありまして。

その時「晴れるYA!」を聴いて一気に惹きつけられたんですね。僕自身、初めてのライブハウスだったし、DISH//さんの盛り上げ方もすごくて…すべてが衝撃でした。

そこから音楽に興味を持ち始めて、先輩のようになりたいっていう明確な目標ができました。

【桜木雅哉 選曲】
山下智久「抱いてセニョリータ」

桜木雅哉

親が音楽全般大好きで、家ではつねにいろんな音楽が流れていました。

なので、僕としては知らず知らずのうちに音楽のある生活が当たり前になっていたのですが、ある日テレビで山下智久さんが「抱いてセニョリータ」を歌っていたのを観て、初めて「カッコ良い! 自分もこんなふうになりたい! こんなふうに歌ってみたい!」って思うようになって。

そこからでしたね、憧れだけじゃなくて実現させるためにこの世界を目指すようになったのは。

【長野凌大 選曲】
三浦大知「Cry & Fight」

長野凌大

昔はそこまで音楽が好きではなくて、事務所に入ってから音楽を聴くようになったんですけど、ダンスと歌をちゃんとやりたいなって思ったきっかけは三浦大知さんの「Cry & Fight」だったんです。

「Cry & Fight」のMVを観た時、「やべ~、カッコ良い! そうか、これを目指せばいいんだ!」って目標ができました。すごすぎて、本当に圧倒されたんです。興味が湧くって、こういうことなんだなって思えた感じでした。

【武藤 潤 選曲】
Mr.Children「名もなき詩」

武藤 潤

小学生の頃の話ですが、「この曲を歌えるようになったらカッコ良いんじゃない!?」と思い(笑)、必死に練習しました。カラオケに行って一生懸命練習して、頑張って歌えるようになると、すごく気持ち良くもなれて。

改めて、音楽って、聴くだけのものじゃなくて、歌っても心地良いものなんだなって気づかせてくれた一曲です。それまで音楽は親が聴いているのを聴きかじる程度でしたが、「名もなき詩」で音楽に興味が出ましたね。

【杢代和人 選曲】
二宮和也「虹」

杢代和人

家族の影響で、SMAPさんや嵐さんの映像を観たり、音楽を聴いたりすることが多かったんですけど、自分がステージに立つ側の立場になって改めて観て時に嵐・二宮和也さんが歌った「虹」がすごく好きになりました。

国立競技場で歌っていた「虹」は、その場をひとつにする力を持っていて…無駄な動作がひとつもなくて、こんなにも完璧にライブを作り上げる人がいるのかって感動したんです。

今でも「虹」をボイトレの曲にしてるくらい、自分の中では、とても大事にしている曲です。

【吉澤要人 選曲】
「サークル・オブ・ライフ」

吉澤要人

僕は『ライオン・キング』の「サークル・オブ・ライフ」がすべてのきっかけですね。

元々サッカーをやっていたんですけど、たまたま家族で劇団四季の『ライオンキング』を観に行って、その時に聴いた「サークル・オブ・ライフ」で衝撃を受けて、そこから自分もあんなふうにステージに立って踊って歌ってみたいって思うようになってバレエを始めたんです。

そのレッスンに通っていた時に、今の事務所にスカウトされたので、僕のすべてはここから始まったと言っても過言ではないですね。

【ゲンジブにとって〇〇な曲 三選】

ここからは、原因は自分にある。メンバー全員で“グループにとって外せない〇〇な曲”と題して、テーマとそのテーマに相応しい曲を3曲挙げてもらうことに。これまでの思い出を振り返りながら選んだ楽曲とは?

■始まりの曲:原因は自分にある。

大倉:1曲目はやっぱり「原因は自分にある。」じゃない? デビュー曲でもあるから、この曲は外せないよね。そこに紹介タイトルをつけるなら…やっぱり“始まりの曲”なんじゃない?

一同:そうだね。

杢代:元々、僕たちは選抜プロジェクトのBATTLE BOYSから卒業して、ユニットデビューしたんですけど、その時は“BATTLE STREET”というユニット名でした。そこから改名して“原因は自分にある。”になり、「原因は自分にある。」でデビューしたので、たしかに僕たちの始まりの曲ですね。

桜木:パフォーマンスのスタイルや曲調も変わったんですよね。突然、言葉が際立つボカロ曲へと変化して…あまりに急な変化だったので、どう表現すればいいのか? と、最初は受け入れるまでに時間がかかったんですけど、やっていくうちにどんどん好きになっていきました。今では“これがゲンジブなんだ!”と胸を張って言えるぐらい、このオリジナリティを楽しめています。

小泉:最初に聴いた時は戸惑ったよね。ストリート系の楽曲を中心にやってたのにいきなりボカロ系になったわけだから。驚きしかなかった(笑)。

吉澤:バスに乗ってた時に曲が届いて、その場で聴いたんだけど…こんなに速い曲歌える!? 踊れる!? このタイトルって? …と当時はとにかく驚くことばかりでした(笑)。
武藤:この曲のタイトルからグループ名が決まった感じでもあったので、大切な一曲ですね。

長野:驚きもあったけど、「原因は自分にある。」をもらった時に「ずっと付き合っていく楽曲になるんだろうな」っていう直感もあったので、この曲を聴くとがむしゃらに頑張ったあの頃を思い出します。

■思い出深い曲:時速3km

杢代:次はどの曲を選ぼうか…まずは“思い出深い曲”ってテーマにしてみる? 自分の中で決まってるのが「シェイクスピアに学ぶ恋愛定理」。コロナ禍初のモニター越しのリリイベで披露したから、すごく思い出深いんですよね。

長野:「嘘から始まる自称系」も思い出深いんだよなぁ。

武藤:「嘘から始まる自称系」は、King Gnuさんが歌ったらカッコ良いね! ってみんなで言ってた思い出があるなぁ(笑)。僕もそういうふうに歌おうと努力した曲だったしね。でも、グループとして思い出深い曲なら「シェイクスピアに学ぶ恋愛定理」かなぁ。

大倉:僕は圧倒的に「嗜好に関する世論調査」なんだよなぁ。今でも7人でまわったリリイベが本当に楽しくて、毎週人生の楽しみレベルで大好きだったんです。

武藤:コロナ禍前に完走できた、最後のリリイベだったからね。その後の有観客ライブは開催できなくなっちゃいましたし…。

桜木:意見が割れるね~。

小泉:割れるね~(笑)。でも、その後コロナ禍でリリイベができなくなっちゃったから、そういう意味では「嗜好に関する世論調査」かな?

吉澤:俺はね…「時速3km」。

一同:おぉ! それわかる!!

桜木:それはそうかもしれんわ。

杢代:ガンダム前(ダイバーシティ 東京プラザ)でリリイベやった時ね。あのペンライトの中で歌えたリリイベは今思い出しても本当に最高だったね。ファンの皆さんも寒い中ずっと並んでくれてたもんなぁ。

武藤:リリイベと共にあるね、思い出は。

杢代:僕たちにとってはリリイベが数少ないファンとリアルで会える場所だったし、7人揃っていろんな土地をめぐって、パフォーマンスして、これからもっと成長していくんだ! って未来に向かって突っ走ってて…まさに青春そのものでした。だけど、リリイベ直後にコロナの猛威で状況が一変してしまったので、より強く焼きついてるんだと思います。

■今、いちばんオススメする曲:黄昏よりも早く疾走れ

杢代:最後は…(かしこまった感じで)12月8日に発売されました、僕らの2ndアルバム『虚像と実像』から選びましょう! 題して“今、いちばんオススメする曲”。

小泉:良い年下を持ったな~しっかりしてる。ありがとう(笑)。

吉澤:俺から言っていい? 「黄昏よりも早く疾走れ」。受験生にぜひ聴いてほしいんですよ。

大倉:なるほどね。でも、(長野)凌大が小声で「そっちかぁ~」って言ってたよ。

一同:どっちだったんだ、凌大~(笑)!

長野:あははは。僕は真逆の発想で「灼けゆく青」かなと。他のグループはなかなかやらない曲じゃない? で、自分的にもクリエイティブ精神を磨かれたと思うんだよね。

小泉:はぁーなるほど。失われた青春ね! そっちもアリだったりはするよね。うん、わかる。

杢代:でもさ、「黄昏よりも早く疾走れ」の歌詞はちょっとコロナ禍の今を意識して書かれている感じがするんだよね。離れていてもここにいるっていう、会えない感じが本当に今を感じるというか。本当に今の時代に学生だった人たちって、この時代にしか味わえない学生時代を過ごしていると思うからね。

長野:学校すらまともに行けなかったですからね。

吉澤:修学旅行、行きたかった!

武藤:他の行事や普通の授業や部活も…やれないことはたくさんあっただろうからね。

大倉:そんな制限された日々だからこそ、味わえた青春もありましたけどね。

小泉:リモートでの繋がりだったり、オンライン授業とかね。

桜木:まぁね。俺も「灼けゆく青」かなと思ったんだよね。失われた青春が書かれていながらも、サビで走る感じが良いなって。でも…やっぱり“背中を押す”っていう意味でも、今、いちばん聴いてほしいのは「黄昏よりも早く疾走れ」なのかなと。

杢代:「黄昏よりも早く疾走れ」の人(挙手)! おっと、全員一致!? ってことはゲンジブが“今、いちばんオススメする曲”は「黄昏よりも早く疾走れ」ってことで!

大倉:アルバムの1曲目でもあるしね。そこから一気にゲンジブ沼にハマってください。


リリース情報

2021.12.08 ON SALE
ALBUM『虚像と実像』


ライブ情報

ワンマンライブ げんじぶ空間:case.2
12/27(月)大阪・Zepp Osaka Bayside
12/30(木)東京・Zepp Haneda


プロフィール

原因は自分にある。

ゲンインハジブンニアル。/大倉空人、小泉光咲、桜木雅哉、長野凌大、武藤 潤、杢代和人、吉澤要人。2019年7月7日、“BATTLE STREET”として始動、翌月にはグループ名を“原因は自分にある。”に改名し、10月9日シングル「原因は自分にある。」でデビュー。

原因は自分にある。OFFICIAL SITE
https://genjibu.jp/