THE F1RST TIMES

COLUMN

2021.12.23

ZILLION、「Timeless」でデビュー。オーディション“ONE in a Billion”が生んだ9人の“始まり”

TEXT BY 田中久勝

■平均年齢19歳の9人組、誕生の瞬間

「新時代のエンターテインメントグループ」を求め、ソニーミュージックが清水翔太を審査委員長に迎え、行なっていたオーディション“ONE in a Billion”(以下ワンビリ)。先日12月7日にその最終審査がYouTubeで公開され、5000人を超える応募者の中からここまで勝ち抜いてきた12人の精鋭が顔を揃えた。アイカ ビンギラ、アコ、ケイジ、ミユ、ルナ、ワタルのグループA、そしてカオラ、カシン、タイラ、ヒロキ、モカ、リオンのグループBに分かれ「Tied Up」と「Timeless」という全くタイプが違う2曲を懸命にパフォーマンス。そして清水の口から結成(デビュー)メンバーが発表された──。

1位で合格したのは、清水から「努力を続け、スーパースターになって欲しい」と激励されたヒロキ、同じく1位だったのはカシン。「最初は一切ポジティブなものを感じなかったけど、この一年で仲間からいろいろなものをたくさん受け取って成長して、それが100%出ていた」と評価された。さらに「華やかで色々な人の心に刺さる歌声」のルナ、「持っているものでこれからもたくさんチームに貢献して欲しい」タイラ、モカには「その、人を魅了するキラキラしたものは他の人にはない。これからもチームの中でひと際輝いて」と声をかけた。「今日のパフォーマンスは僕が求めていたもので、完璧だった」ワタル、リオンは「チームを引っ張っていくために、僕が知らないところでどれだけ必死に努力していたのかは知っています。信用しています」と最高のメッセージが贈られた。

「ムードメーカーとしてたくさんの人を笑わせ、楽しませ、感動させて欲しい」カオラ、そして最後に名前を呼ばれたのはケイジだった。「現状100%ケイジが出せるポジションは見つけられてないと思う。これから見つけて下さい」とエールを贈った。“ZILLION”(ジリオン)という平均年齢19歳の9人組Z世代エンターテインメントグループが生まれた瞬間だった。「見ている人を元気にしたり希望を与えてくれるようなパワーを持った人たちが集まるグループを作りたいというのがいちばんの願いでした」という清水の思いが結実した瞬間でもあった。

■グループへの期待の大きさが現れたMV

さらに12月22日にプレデビューシングル「Timeless」が配信リリースされることも発表された。ファイナル審査の課題曲だった同曲をリアレンジ・レコーディングし、爽やかで疾走感のあるダンスチューンは、9人のカラフルな声が交差し、グルーヴが生まれ一度聴くと耳と心に残る。また同日、この曲のMUSIC VIDEOも公開され、早くも話題を集めている。このMVの監督を務めたのはLittle Glee Monsterやsumika、indigo la EndなどのMVを手掛ける大久保拓郎氏、そして振付はBTS「Butter」への振付参加やSixTONES、TOMMROW X TOGETHER、w-inds.などへの振付提供を行うダンスクルー“GANMI”のリーダー・Sota。盤石の布陣で臨んだところにも、このグループへの期待の大きさが現れている。ストーリー性のある演出で、ワンカット撮影に挑戦し、楽曲のモチーフともなっている“時間”や、メンバー同士の強い信頼関係を表現した振付にも注目したい。何より、パフォーマンスを繰り広げるメンバーの頭上に広がる、抜けるような眩しい青空が、9人の“始まり”をまるで祝福しているようで、その清々しさが印象的だ。

■9人をエンタメシーンに送り出した、清水翔太の想い

清水は「ZILLIONは、グループとしての力はもちろん、各々がソロとしても活躍できるぐらい強い個性を持ったメンバーが揃っています。今後はいろんな人たちの思いを背負って活動していくことになりますが、常に前向きな気持ちで頑張ってください!」と大きな期待と共に、9人をエンタメシーンに送り出した。そして「ONE in a Billionで集まった人たちはメンバー同士とても仲がよくて、オーディションというとライバルたちを蹴落としていくものだという認識だった僕はそれを不安に思っていました。ですが、みんなで手を取り合って成長し、その絆が故にパフォーマンスがより良くなっていく様を目の当たりにして、これが今の時代のスタイルなんだなと確信しました」と、ワンビリというスペシャルなオーディションを総括した。

今回惜しくもメンバーに選ばれなかったアイカ ビンギラ、アコ、ミユの3人は、悔しさを滲ませながらも、このオーディションに参加して、かけがえのない仲間に出会えたことに感謝し、清水に見守ってもらっていたことが、どれだけ力と勇気になっていたのかを、涙のち笑顔で語っていた。清水は「3人のことは忘れることはない。ずっと見てるから」と、今後3人がこの世界で活動しても、しなくても、決して忘れないことを言葉と握手でしっかりと伝えた。3人は挫折を糧に、そして清水翔太の存在と、彼から送られた言葉を胸に、素晴らしい毎日を過ごせるはずだし、人生の勝者になれるはずだ。


リリース情報

2021.12.22 ON SALE
DIGITAL SINGLE「Timeless」


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