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    2022.02.17

    ハリウッドザコシショウが後輩に見せるさりげない優しさ。ほぼ同期との熱いお笑い談義

    • ハリウッドザコシショウ
    • フジジュン
    • コラム
    ハリウッドザコシショウが後輩に見せるさりげない優しさ。ほぼ同期との熱いお笑い談義
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    TEXT BY フジジュン

    ■『RING³』初のお笑い芸人・ハリウッドザコシショウ登場

    これまでアーティストの素の喋りや表情を覗き見してきたYouTube雑談コンテンツ『RING³』(リン・リン・リン)に、ハリウッドザコシショウが登場。本企画初めてのお笑い芸人からの参加だ。

    ハリウッドザコシショウといえば、ハチャメチャな芸風でネタやテレビで見る破天荒な姿から“素をのぞく”というのは難しい気もするが…「おいおいおい、なんやこれは。怖えーんだわ、こういうの」と文句を言いながら入ってくると、「結局、電話ってのが苦手ですわ」と苦笑いする冒頭。

    普段とは勝手の違う現場(企画)というのもあいまってか、少し怯えた表情をのぞかせ早々に意外な一面をのぞかせる。

    しかし、電話の相手が“弟子”と呼んでかわいがり、ザコシが芸名を命名した相手でもある、スーパー3助(にゃんこスター)だとわかると安堵し、「アンゴラ村長とどうなの?」といきなり相方であり、別れた彼女について言及。

    そのいたずらな笑顔からは、気を許した後輩に見せる、また新しい一面がうかがえる。

    ■ザコシの美学、芸人論「ライブのギリを攻める」

    『R-1ぐらんぷり』での優勝と、“誇張しすぎたモノマネ”という破壊力抜群のネタでその名を世に知らしめた、ハリウッドザコシショウ。独創的かつ特殊な芸風ゆえ、世に受け入れられるまで時間はかかったかもしれない。しかし、彼は決して諦めることなく、世間に媚びることなく、自身が“面白い”とするお笑いを追求し続け、今の立ち位置を確立した。

    これまでのキャリアから出る苦労話や、笑いとは何か? …なんて話を偉そうに語るような野暮なことはせず、スーパー3助の質問に笑いや放送できない話を混じえながら丁寧に答えるザコシ。

    ハリウッドザコシショウと同じ事務所に所属するバイきんぐとのユニットライブ『やんべえ』で披露した、“テレビでは絶対できないネタ”について3助に聞かれると、「どこのメディアでも流せないっていうね」と笑いながら、ライブについての持論をこう語った。

    「テレビとまったく同じものをやるっていうのは俺の美学、俺の芸人論にはない発想。ライブにはライブの良さがあるから、ライブのギリを攻めるというね」

    “ピー”すぎる話の中でポロリとこぼれた本音には、芸人としての自信と誇りが見え、かわいい後輩に自身の美学や芸人論をさり気なく教示する優しさも感じられた。

    ■絶対ここだけ獲ればいいっていう大戦だけ勝ちゃいい

    そして、2月17日に公開された2nd Callでは、ほぼ同期芸人の永野が登場。

    同じく独創的かつ特殊な芸風ゆえ、世に受け入れられるまでに時間がかかったという永野は、ザコシいわく“お茶の間の嫌われ者”同士。

    ふたりで散々ふざけあった後、「本物の評価を得るまでの、対テレビとかってキツくなかったですか?」と投げかける永野に、「本当のほんとのぶっちゃけで言うけど、まじキツかったよ」とザコシが具体的なエピソードも混じえたぶっちゃけトークを展開。

    「絶対ここだけ獲ればいいっていう大戦(おおいくさ)だけ勝ちゃいいなと思ってた、ずっと」と、当時に思いを馳せるザコシ。その考えに至った経緯を丁寧に話すと、永野も大いに納得。似たような立場や環境にいるからこそのぶっちゃけトークは自発的には語ることのないこれまでの苦悩を吐露させ、結果としてザコシの素顔を映し出していた。

    『R-1ぐらんぷり』での優勝をきっかけに様々なテレビ番組に出演(バラエティー等でよく語られる、一周目の期間)するも、黒星続きでしょげる日が多かったという。しかし、自分の“面白い”を信じて貫いたザコシは、準備万全で挑んだ大戦でドカ笑いが取れるようになると「“スベる”を凌駕するくらいの“ウケる”があるから、スベっても気にならなくなった」という悟りに近い領域にたどり着いた。

    また、芸能界での立ち位置が確立したきっかけを「『ドキュメンタル シーズン5』で、それまでみんなわからなかった“ザコシの取扱説明書”がなんとなくわかった(=ザコシとどう絡んでいけばいいか、芸人としての特質を理解してもらえた)んだよね」と振り返る。

    “地下芸人”という望まない評価に腹を立てながらも、「俺にしろ、永野にしろ、自分のやりたいことっていうのを曲げてないんだよね」とプライドと信念の重要さを語り、どんどんヒートアップしていくふたりのトークからは、今に至るまでの道のりが決して容易ではなかったことがよくわかる。

    笑いを生み出すお笑い芸人、音楽を生み出すアーティスト。

    表現方法こそ違えど、自分を信じて作品を生み出す過程や、芸事に邁進する姿はよく似ている。そして、ハリウッドザコシショウが普段は見せない素顔で語った、“人に媚びることなく、自分のやりたいことを貫くことの重要さ”は表現者に限らず、自分の好きを信じて邁進する、誰もの心に響くものだった。


    ハリウッドザコシショウ OFFICIAL Twitter
    https://twitter.com/zakoshisyoh

    『RING³』
    https://youtube.com/playlist?list=PLi1F8vriz0_X0gR9JNsf-kWa5Gm64nlFS

    『THE FIRST TIMES』OFFICIAL YouTube
    https://www.youtube.com/channel/UCmm95wqa5BDKdpiXHUL1W6Q

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