THE F1RST TIMES

COLUMN

2022.05.16

Z世代を夢中にさせる「PAKU」で話題のasmi。コラボ殺到&TikTokでバズり連発の歌声の秘密とは?!

TEXT BY 早川加奈子

■もはや社会現象とも言える大ヒットナンバー「PAKU」

TikTokerや著名なインフルエンサーがこぞって創作動画を投稿するなど、今、Z世代から絶大な支持を集めているポップナンバー「PAKU」。すでにMVの再生回数が200万回を突破するなど、もはや社会現象とも言えるその大ヒットナンバーを歌うのは、asmi(アスミ)。Rin音「earth meal feat. asmi」やMAISONdes「ヨワネハキ feat. 和ぬか, asmi」などでも注目を集める、大阪在住の21歳のシンガーソングライター。2020年末に発表した自身のナンバー「memory」の“会いたいの電話許されますか?”というリアルで切ないフレーズは、TikTokなどのSNSを中心に瞬間的に同世代の心を掴んだ。

そんなasmiの最新曲「PAKU」は、TikTokなどで一躍注目を集めたmeiyoが作詞作曲を手がけ、ボカロPとしても活躍する100回嘔吐がアレンジを担当した中毒性の高いポップチューン。リスナーの創作意欲を掻き立てるメロディーやリズムの面白さもさることながら、とりわけZ世代の心を鷲掴みにしているのが、asmiの歌声だ。ささやくように歌うその甘く儚ないその歌声は、低体温でありながら、色鮮やかでエモーショナル。しかも雰囲気系のウィスパーボーカルではなく、音程もリズムも的確かつ完璧。一見、ため息をつくようにさらっと歌っているように聞こえる「PAKU」も、メロディはかなり複雑で変幻自在。そこにさりげなくラップ風に巻き舌唱法を織り交ぜるなど、そのボーカルは実はかなりハイスキル。かわいいだけじゃないすごさもasmiの大きな武器なのだ。

■バズるナンバーを生み出す、SNSで最も使われる歌声の持ち主

おかげで、彼女の歌声を求めるコラボやフィーチャリングのオファーが殺到。asmiも所属するROOFTOPのレーベルメイトであるRin音やTaro Ishidaを筆頭に、Tokimeki Records、pinoko、Mrs. GREEN APPLEら数々の気鋭アーティストたちの作品にフィーチャリングで参加。中でも、TikTokを中心に注目を集める和ぬかとともにフィーチャリングで参加したMAISONdesの「ヨワネハキ」は、TikTokでの総再生回数がなんと26億回超え!さらに「N次創作」動画を含めたTikTok総動画投稿数は国内で過去最高数と言われる200万超えを記録。「TikTok流行語大賞2021ミュージック部門賞」も受賞するなど、もはや、asmiは今最もバズるナンバーを生み出す歌声の持ち主、と言っても過言ではないかもしれない。

キュートなだけじゃないすごさも併せ持つ実力派ボーカリストであり、等身大のリアルなラブソングを描くソングライターでもあるasmi。高校時代には100名もの部員が所属する軽音楽部の部長を務め、その後進学した音楽系の専門学校で作曲を学び、2019年の春、生まれて初めての失恋と同時に本格的に楽曲制作を開始。2020年末に発表された「memory」を筆頭に、彼女の歌い描くラブソングには、ユニコーンパステルな恋愛の光と、そのすぐ側にある深い絶望や孤独がいつも隣り合わせに存在する。

「歌だから書けることがある」

以前、そんな風に話していたasmi。だからこそ、彼女がその甘い歌い声で描き綴るリアルな情景の奥には、深夜のSNSに流れる同世代のつぶやきのような本音と毒が潜む。

■異なるアプローチを取りながら、しっかりと彼女自身の歌に

だが、自身の世界観だけにとどまらず、フィーチャリングやさまざまなトラックメイカーとのコラボレーションを通して無限に引き出されていくポテンシャルの高さにも、彼女のアーティストとしての本領がある。Tokimeki records「Miracle Love(feat. asmi)」のカバーでチャレンジしたメランコリックなニューミュージック世界も、「PAKU」のカラフルなポップワールドも、どの曲でもまったく異なるアプローチを取りながら、しっかりと彼女自身の歌にしてみせる。

ちなみに、可愛いだけじゃないハイスキルなシンガーソングライター、asmiの本領は、そのライブパフォーマンスでも確認することが出来る。音源ファンの期待を上回る彼女の歌唱力とチャーミングなパフォーマンスは、これからもっと多くのオーディエンスの心を虜にするに違いない。


リリース情報

2022.03.30 ON SALE
DIGITAL SINGLE「PAKU」


asmi OFFICIAL SITE
https://www.rooftop.tokyo/asmi