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    2023.02.24

    【解説】Stray Kids(ストレイキッズ)メンバー詳細プロフィールや人気曲の聴きどころ、スキズが世界的に熱視線を集める理由

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    【解説】Stray Kids(ストレイキッズ)メンバー詳細プロフィールや人気曲の聴きどころ、スキズが世界的に熱視線を集める理由
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    世界中から愛される、韓国の8人組ボーイズグループ・Stray Kids(ストレイキッズ)。待望のJAPAN 1st Album『THE SOUND』の発売や『THE FIRST TAKE』最新作の公開、さらに日本では初となるドーム公演と話題に事欠かさない“スキズ”だが、なぜこれほどまでに人々を魅了するのか?

    クセになる楽曲や迫力あるパフォーマンス、メンバー一人ひとりのユニークなキャラクターなど、その魅力を紐解いていく。

    CONTENTS目次

    • スキズの由来は?結成~現在までの輝かしい歩み
    • 全員のポテンシャルが高い、メンバープロフィール
    • なぜStray Kidsは注目を集めるのか?
    • 人気曲の聴きどころ&見どころ
    • 勢力を拡大し続ける、Stray Kidsの今後

    ■スキズの由来は?結成~現在までの輝かしい歩み

    Stray Kids(読み:ストレイキッズ)

    ・デビュー:2018年3月25日
    ・日本デビュー:2020年3月18日
    ・メンバー:Bang Chan(バンチャン)/ Lee Know(リノ)/ Changbin(チャンビン)/ Hyunjin(ヒョンジン)/ HAN(ハン)/ Felix(フィリックス)/ Seungmin(スンミン)/ I.N(アイエン)
    ・略称:SKZ、スキズ
    ・ファン呼称:STAY(ステイ)
    ・キャラクター:SKZOO(スキズー)

    ・Stray Kids JAPAN Official Site : https://www.straykidsjapan.com
    ・Twitter : Japan Official Twitter : @Stray_Kids_JP
    ・Instagram : Japan Official Instagram :straykids_official_jp
    ・TikTok : Japan Official :@straykids_japan
    ・Stray Kids Japan official YouTube :Stray Kids Japan Official YouTube
    ・Stray Kids Official FANCLUB :https://skz-stayjapan.com/s/n104/page/about_main

    Stray Kidsは2017年に放送されたサバイバル・リアリティ番組『Stray Kids』を経て、リーダーのバンチャンが選出したメンバーで結成。

    グループ名の“Stray”には「古い伝統や形式、システムを打ち破り、そこから抜け出す」という意味が込められており、”Stray”から“r”を取ったファンネームのSTAYは「成長する過程もいつも一緒にいてほしい」という願いから名づけられたものである。

    各メンバーの個性を活かした、Stray Kids内ユニットが存在し、バンチャン、チャンビン、ハンは楽曲制作・プロデュースを手がける3RACHA、リノ、ヒョンジン、フィリックスはパフォーマンスを率いるDANCE RACHA、スンミン、アイエンはボーカルを率いるVOCAL RACHAと呼ばれているが、この他にもメンバーの組み合わせを変えた楽曲もあり、“どういった音楽を届けたいか?”を念頭においた柔軟な対応力を見せている。

    2018年3月25日に1st Mini Album『I am NOT』でデビューすると、世界最大級のK-POP授賞式『MAMA』などで新人賞11冠、2019年から2020年にかけて開催した1stワールドツアーは全13公演を成功させた。2021年には人気ボーイズグループ6組が競い合うサバイバル番組『KINGDOM : LEGENDARY WAR』で多彩なパフォーマンスを見せ優勝を果たし、同年リリースの2nd Album『NOEASY』ではグループ初のミリオンセールスを達成と記録を樹立。

    さらに、2022年3月18日発売の6th Mini Album『ODDINARY』、同年10月7日発売の7th Mini Album『MAXIDENT』が米ビルボード200で1位を獲得し、『MAXIDENT』はトリプルミリオンセールスを記録と、今後のK-POPを率いるグループとして世界中から熱い視線が集まっている。

    日本では、2020年3月18日にBest Album『SKZ2020』でデビュー。同年6月リリースのJAPAN 1st Single「TOP -Japanese ver.-」では、海外男性アーティスト史上4組目となるオリコン週間ランキング1位を獲得。2023年2月22日には、日本オリジナル曲を7曲も収録したJAPAN 1st Album『THE SOUND』をリリース。また、『Stray Kids 2nd World Tour “MANIAC”』のアンコール公演である、さいたまスーパーアリーナ公演と京セラドーム大阪公演はともに即完。日本での人気ぶりも凄まじい。

    ■全員のポテンシャルが高い、メンバープロフィール

    Bang Chan(バンチャン)

    Bang Chan プロフィール写真

    Bang Chan

    ・生年月日:1997年10月3日
    ・血液型:O型
    ・ユニット:3RACHA
    ・SKZOOキャラクター:狼・Wolf Chan(ウルフチャン)

    どんなときもメンバーを見守る、頼れるリーダーであり長男のバンチャン。練習生時代から楽曲制作を始め、これまでリリースされたStray Kidsの楽曲のほとんどに関わっている。

    グループの表現力や絆が高まっているのは、つねに努力し続ける彼の姿を弟たちがそばで見ていることも大きいだろう。

    毎週必ずライブ配信を行うマメさや、メンバーやファン、スタッフへの心配り、抜群のコミュニケーション能力で先輩・後輩問わず愛される、真の“できる男”。

    いっぽうで、自分の見せ場などで照れてしまうシャイな部分もファンの心を掴んでいる。

    Lee Know(リノ)

    Lee Know プロフィール写真

    Lee Know

    ・生年月日:1998年10月25日
    ・血液型:O型
    ・ユニット:DANCE RACHA
    ・SKZOOキャラクター:ウサギ・Leebit (リービット)

    Stray Kidsの音楽を体現しているかのような軽やか、かつ芯の強いパフォーマンスでグループを率いるリノ。ダンスのエネルギッシュさと心をくすぐる歌声のギャップも印象的だ。

    はっきりとした物言いや読めない行動が目を引くが、一歩引いた場所で弟たちを支える温かさも持っている。

    おいしいものを食べることも作ることも好きで、来日の際は毎回プリンを食べることが楽しみだという。猫好きとしても知られ、実家で飼っているスンイ・ドゥンイ・ドリのファンも多い。

    最近では、日本のアニメを字幕なしで見られるほど日本語の実力をメキメキ上げている。

    Changbin(チャンビン)

    Changbin プロフィール写真

    Changbin

    ・生年月日:1999年8月11日
    ・血液型:O型
    ・ユニット:3RACHA
    ・SKZOOキャラクター:豚ウサギ・DWAEKKI(トエッキ)

    場の空気を一瞬で変える強烈なダークラップと、パワフルなダンスが持ち味のチャンビン。Stray Kidsが持つ、ステージでの圧倒的存在感の一端を担っているのが彼だろう。

    これまで「主体性を持って判断しろ」という発言や、彼ならではのジョークはファンだけでなくK-POP界で広く話題になっており、キラーワードを生み出す天才でもある。

    トレーニングを日課としており、筋トレをテーマにしたYouTubeコンテンツでは、彼がメンバーをトレーナーのように見守る姿を見ることができる。

    ▼돼끼 GYM (DWAEKKI GYM) #1|[SKZ CODE] Ep.29

    Hyunjin(ヒョンジン)

    Hyunjin プロフィール写真

    Hyunjin

    ・生年月日:2000年3月20日
    ・血液型:B型
    ・ユニット:DANCE RACHA
    ・SKZOOキャラクター:フェレット・Jiniret(ジニレット)

    静と動のコントラストで舞台を支配する、美しいパフォーマンスを見せるヒョンジン。Stray Kidsの楽曲に耳に残るユニークさが生まれるのは、どこかクセになる彼の声があるからだろう。

    絵画や写真、文章などアート方面への興味が強く、来日の際には美術館巡りをするほど。ツアーで訪れる各地に画材を持参し絵を描いており、スマホカバーを自作したり、楽曲のカバーアートを手がけたこともある。

    ステージでは鬼気迫る姿を見せるが、普段の柔らかい雰囲気、白くもちもちとした肌からファンには「マンドゥ(餃子)」と呼ばれ、愛されている。

    HAN(ハン)

    HAN プロフィール写真

    HAN

    ・生年月日:2000年9月14日
    ・血液型:B型
    ・ユニット:3RACHA
    ・SKZOOキャラクター:クアッカワラビー・HAN QUOKKA(ハンクワッカ)

    『THE FIRST TAKE』で披露した「SLUMP -Japanese ver.-」やNew Album『THE SOUND』に日本語バージョンが収録される「CHILL」など、グループのあらたな魅力を見せる楽曲を生み出すハン。高速ラップや高音のボーカルがトレードマークだが、完璧な表情管理でも見る人を魅了する。

    メンバーやファンの笑顔を作る心優しいムードメーカーで、MCなどでは彼がトークのリズムを作る場面も多い。

    普段は家で過ごすことが好きなインドア派で、アニメや音楽への造詣が深く、過去には映画『君の名は。』からインスピレーションを受けた楽曲「Wish You Back」を制作している。

    Felix(フィリックス)

    Felix プロフィール写真

    Felix

    ・生年月日:2000年9月15日
    ・血液型:AB型
    ・ユニット:DANCE RACHA
    ・SKZOOキャラクター:ヒヨコ・BbokAri(ポガリ)

    彼の低音ボイスに驚かされたという人は多いだろう。そんな楽曲のスパイスとなる声、世界観へと深く誘う眼差しが持つ力は唯一無二だ。

    どんなことも素直に感情表現する無邪気さや周りの人を思う優しさを持ち、昨年ソウルで開催されたコンサートでは様々な想いが溢れ、1時間近く泣き続けたことも印象的だ。

    そんな愛らしさから、韓国名のヨンボクと幸福(ヘンボク)をかけ合わせた“ヘンボギ”とも呼ばれる。

    ゲームが好きでASMR専用のマイクを買ったり、パソコンを自作したりとガジェット系に強い一面も。

    Seungmin(スンミン)

    Seungmin プロフィール写真

    Seungmin

    ・生年月日:2000年9月22日
    ・血液型:A型
    ・ユニット:VOCAL RACHA
    ・SKZOOキャラクター:子犬・PuppyM(パピーム)

    地道な努力に裏打ちされた実力で、バラードからロックまでどんなジャンルも凛とした声で歌いこなし、これまで韓国ドラマ『海街チャチャチャ』『月水金火木土』のオリジナルサウンドトラックをソロで歌唱。

    JAPAN 1st Album『THE SOUND』では、グループの楽曲としては初めてとなる作詞作曲に参加した「Novel」が収録され、制作での表現にも注目が集まっている。上品な佇まいや自由になりがちなMCパートを冷静に進行する姿がよく見られるが、時にメンバーでも抑えられないほどに突き抜けたテンションになることも。

    顔立ちや仕草からメンバーやファンには「わんちゃん」と呼ばれている。

    I.N(アイエン)

    I.N プロフィール写真

    I.N

    ・生年月日:2001年2月8日
    ・血液型:A型
    ・ユニット:VOCAL RACHA
    ・SKZOOキャラクター:フェネック・FoxI.Ny(フォクシニー)

    年上メンバーから全力で愛されるグループのマンネ(末っ子)。まっすぐで、時にノスタルジーな雰囲気も感じる歌声がStray Kidsの楽曲を温かく包みこむ。パフォーマンスの力強さや表情のバリエーションでファンを魅了し、ステージでの存在感は日に日に増している。

    ファッション通販サイトでプラチナランクになるほどの服好きで、Instagramでは定期的にOOTD(今日の服装)をアップ。さらに音楽番組やMV撮影のオフショットなどをたっぷり上げるサービス精神旺盛な一面も。

    最近ではソロで雑誌の表紙を飾るなど、フォトジェニックな魅力にも注目が集まる。

    ▼Stray Kids Official InstragramでのOOTD

     

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    ■なぜStray Kidsは注目を集めるのか?

    ◎セルフプロデュース力

    Stray Kidsの魅力といえば、まず3RACHAの3人を中心にメンバーたち自身が楽曲を手がけていることだろう。

    2022年10月に出たMini Album『MAXIDENT』には、重厚感のあるラップが印象的な3RACHAの「3RACHA」、成熟した色気で魅せるDANCE RACHA 「TASTE」、そしてポップで爽やかなVOCAL RACHA「Can’t Stop」のユニット曲が収録され、クレジットには8人全員の名前が記載されている。昨年末にデジタルリリースされた『SKZ-REPLAY』収録の各メンバーのソロ曲でも、それぞれが制作に参加しており、自身の想いや考えを積極的に形にしている。

    ▼Stray Kids <MAXIDENT> UNVEIL : TRACK 3-1 “3RACHA (방찬, 창빈, 한) (3RACHA (Bang Chan, Changbin, HAN))”

    ▼Stray Kids <MAXIDENT> UNVEIL : TRACK 3-2 “TASTE (리노, 현진, 필릭스) (TASTE (Lee Know, Hyunjin, Felix))”

    ▼Stray Kids <MAXIDENT> UNVEIL : TRACK 3-3 “나 너 좋아하나봐 (승민, 아이엔) (Can’t Stop (Seungmin, I.N))”

    ◎パフォーマンス力

    ステージでのパフォーマンス力も圧倒的で、観ている側も体温が上がっていく感覚があるほどで、一瞬たりとも目が離せない。

    どうすれば観客が楽しめるか、よりメッセージが届くのかをつねに考えているグループだからこそ、アドリブを取り入れたり、メンバー同士でコミュニケーションを取ったりと、同じ楽曲でも同じステージにならないのが彼らの面白いところ。

    『Stray Kids 2nd World Tour “MANIAC”』では、バンドが参加していることを生かし、ソロ曲やカバー曲を披露するコーナーを用意。先日のさいたまスーパーアリーナ公演では、宇多田ヒカルの「First Love」や松原みきの「真夜中のドア~stay with me~」、平井堅の「瞳を閉じて」を披露し、ファンを喜ばせようという思いも彼らのパフォーマンス力に通じているように思う。

    ◎表現力の豊かさ

    個性豊かな楽曲を生み出し、それをパフォーマンスで伝えられるのは、根底に表現力の豊かさがあるからだと感じる。

    ユニークさや強いインパクトで惹きつける「Back Door」や「MIROH」などのイメージが強いが、2021年に『THE FIRST TAKE』で披露した「Mixtape : OH」や「SLUMP -Japanese ver.-」では等身大な心の機微を、「Scars」では倒れても前に進む力強さを丁寧に表現。ボーカル、ラップ、ダンスすべてにおいて全員のポテンシャルが高いからこそ、どんなジャンルでも彼らの色へと昇華していく。

    ▼Stray Kids – SLUMP -Japanese ver.- / THE FIRST TAKE

    ▼Stray Kids – Mixtape : OH / THE FIRST TAKE

    ▼Stray Kids – Scars / THE FIRST TAKE

    ■人気曲の聴きどころ&見どころ

    「CASE 143」

    Mini Album『MAXIDENT』に収録され、彼らにとって初めて愛をテーマにした表題曲であることも話題になった同曲。恋に落ちたことを“事件発生”と表現したり、甘いフレーズにはあえてユニークなメロディをあてたりと、ひと筋縄ではいかないラブソングとなっている。後半、リノからスンミンへ軽やかに紡がれる歌声のリレー、ラストのサビではバンチャンのボーカルで勢いが加速したりと、つい惹き込まれる緩急の楽しさは『THE FIRST TAKE』でも楽しんでほしい。

    Stray Kids THE FIRST TAKE

    Stray Kids

    「神메뉴(God’s Menu)」

    彼らの楽曲の魅力が中毒性のある“麻辣味”と言われるようになったのは、グループにとって初めてMV再生回数1億回を突破した、この「God’s Menu」がきっかけ。自らの楽曲やパフォーマンスをレストランのメニューに重ねた歌詞、まるで料理をしているような振り付けまで、一度見れば頭から離れなくなる魅力が満載だ。ヒョンジンが担当する“네 손님(はい、お客様)”のパートでは、パフォーマンスごとに言い方やセリフ自体をアレンジするのも楽しみのひとつになっている。

    「소리꾼(Thunderous)」

    2ndAlbum『NOEASY』収録の「Thunderous」は、音・声という意味の韓国語“ソリ”、達人を意味する“クン”を組み合わせた造語。随所にメンバーの個性が滲み出ているこの曲は、まず冒頭の“声を上げる俺がチャンビンだ”と名乗りから始まることに驚かされるだろう。過去に披露した、クリスマスや除夜の鐘を取り入れたアレンジでパフォーマンスしたステージも彼らならではの見せ方だ。

    「MANIAC」

    初めて米Billboard200で1位を獲得した『ODDINARY』の表題曲で、誰もが内面に持つ“マニアックさ”を歌っている。曲の表情はどんどん変化していくように聴こえるが、トラックは非常にシンプルで一人ひとりの声の魅力をじっくりと堪能できる。特にフィリックスが「MANIAC」と繰り返す部分は音数が絞られ、曲の世界へグッと引き込まれるのを感じられるだろう。“世界が定めた常識人のコスプレ準備”“好意が続けば権利だと勘違いする”など、ポップでありながら鋭い牙が見えるフレーズも満載だ。

    「CIRCUS」

    初週で約20万枚を売り上げ、Billboard JAPAN週間アルバムランキングで1位を獲得したJAPAN 2nd Mini Albumのタイトル曲。自分たちの色を楽曲にのせるStray Kidsらしさはもちろん日本語曲でも健在で、舞台の幕開けをサーカスになぞらえたユーモラスな言葉運びで楽しませてくれる。全体の華やかさや軽快さの中で、2番冒頭のハンのパートではミステリアスさがプラスされ、曲ごとにあらたな顔を見せる彼らのレンジの広さを痛感した一曲。

    「THE SOUND」

    2月22日にリリースされた初の日本フルアルバムの表題曲は、Stray Kidsが持つ音の力強さや、ステージに立つ者だけが分かる衝動を表現。ストイックなビートにのせたラップから、サビではVOCAL RACHAのスンミン・アイエン、そしてハンのボーカルが楽曲を盛り上げる。そしてより楽曲の解像度を上げるのは、音の波形を表すような動きや彼らの音楽が世界に広がっていくのかのような振り付け。最後の振り子のように腕を振る動きは、シンプルだが寸分も違わずにそろう美しさに思わず息を呑むだろう。

    ■勢力を拡大し続ける、Stray Kidsの今後

    粒ぞろいの楽曲群、キレのあるパフォーマンス…と、どの方向から掘り下げても充実度の高いアーティスト、それがStray Kidsである。

    一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取る『THE FIRST TAKE』との相性が良いのも、スキズの磨きのかかった“表現力”があってこそ。
    話題の「CASE 143 -Japanese ver.-」パロディーアニメーションMV同様、今後の活躍からも目が離せない。

    TEXT BY 東海林その子

    ▼Stray Kids 最新記事はこちら
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