世界中から愛される、韓国の8人組ボーイズグループ・Stray Kids(ストレイキッズ)。待望のJAPAN 3rd Mini Album『Hollow』の発売や『THE FIRST TAKE』最新作の公開と話題に事欠かさない“スキズ”だが、なぜこれほどまでに人々を魅了するのか?
クセになる楽曲や迫力あるパフォーマンス、メンバー一人ひとりのユニークなキャラクターなど、その魅力を紐解いていく。
■スキズの由来は?結成~現在までの輝かしい歩み
Stray Kids(読み:ストレイキッズ)
・デビュー:2018年3月25日
・日本デビュー:2020年3月18日
・メンバー:Bang Chan(バンチャン)/ Lee Know(リノ)/ Changbin(チャンビン)/ Hyunjin(ヒョンジン)/ HAN(ハン)/ Felix(フィリックス)/ Seungmin(スンミン)/ I.N(アイエン)
・略称:SKZ、スキズ
・ファン呼称:STAY(ステイ)
・キャラクター:SKZOO(スキズー)
・Stray Kids JAPAN Official Site : https://www.straykidsjapan.com
・X(旧Twitter) : Japan Official Twitter : @Stray_Kids_JP
・Instagram : Japan Official Instagram :straykids_official_jp
・TikTok : Japan Official :@straykids_japan
・Stray Kids Japan official YouTube :Stray Kids Japan Official YouTube
・Stray Kids Official FANCLUB :https://skz-stayjapan.com/s/n104/page/about_main
グループ名の“Stray”には「古い伝統や形式、システムを打ち破り、そこから抜け出す」という意味が込められており、”Stray”から“r”を取ったファンネームのSTAYは「成長する過程もいつも一緒にいてほしい」という願いから名づけられたものである。
2018年3月25日に1st Mini Album『I am NOT』でデビューすると、世界最大級のK-POP授賞式『MAMA』などで新人賞11冠、2019年から2020年にかけて開催した1stワールドツアーは全13公演を成功させた。2021年には人気ボーイズグループ6組が競い合うサバイバル番組『KINGDOM : LEGENDARY WAR』で多彩なパフォーマンスを見せ優勝を果たし、同年リリースの2nd Album『NOEASY』ではグループ初のミリオンセールスを達成と記録を樹立。
さらに、2022年3月18日発売の6th Mini Album『ODDINARY』、同年10月7日発売の7th Mini Album『MAXIDENT』が米ビルボード200で1位を獲得し、『MAXIDENT』はトリプルミリオンセールスを記録と、今後のK-POPを率いるグループとして世界中から熱い視線が集まっている。
日本では、2020年3月18日にBest Album『SKZ2020』でデビュー。同年6月リリースのJAPAN 1st Single「TOP -Japanese ver.-」では、海外男性アーティスト史上4組目となるオリコン週間ランキング1位を獲得。2023年2月22日には、日本オリジナル曲を7曲も収録したJAPAN 1st Album『THE SOUND』をリリース。また、『Stray Kids 2nd World Tour “MANIAC”』のアンコール公演である、さいたまスーパーアリーナ公演と京セラドーム大阪公演はともに即完。また、JAPAN 1st EP『Social Path (feat. LiSA) / Super Bowl -Japanese ver.-』はK-POPボーイズグループ史上、日本デビューから最速でミリオンヒットを記録した。
2024年12月発売のSKZHOP HIPTAPE『合 (HOP)』では全世界アーティストで史上初の米ビルボード200 6作連続での初登場一位を達成し、『Lollapalooza Chicago』など世界的フェスでヘッドライナーを務め、映画『デッドプール&ウルヴァリン』の挿入歌に起用されたりと、その後も勢いは衰えることがない。また個人ではバンチャンはフェンディ、ヒョンジンがヴェルサーチとカルティエ、GIVENCHY BEAUTY、フィリックスがルイ・ヴィトンとゴンチャ、スンミンはバーバリー、I.Nがボッテガ・ヴェネタとダミアーニのアンバサダーに就任している。
▼Stray Kids <合 (HOP)> Mashup Video
▼SLASH (From “Deadpool & Wolverine”)
日本でも1年間で10以上の企業とのコラボ&タイアップ、2023年のNHK『紅白歌合戦』初出場など、注目度はさらに高まっている。3RACHAが『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』の主題歌となったNiziU「Paradise」の作曲&プロデュースを担当し、フィリックスはLiSAの「ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids)」にフィーチャリングアーティストとして参加したことも話題になった。
▼NiziU(니쥬) 5th Single「Paradise」M/V
▼LiSA『ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids)』MUSiC CLiP
2024年から2025年にかけては全世界34の国・地域にて54公演ワールドツアー『Stray Kids World Tour <dominATE>』を開催中で、日本では東京ドーム・京セラドーム大阪の6公演に加え、静岡・エコパスタジアムにて日本初のスタジアム公演を行い、4公演で22万人を動員した。
■全員のポテンシャルが高い、メンバープロフィール
Bang Chan(バンチャン)
・生年月日:1997年10月3日
・血液型:O型
・SKZOOキャラクター:狼・Wolf Chan(ウルフチャン)
・Instagram @gnabnahc
どんなときもメンバーを見守る、頼れるリーダーであり長男のバンチャン。練習生時代から楽曲制作を始め、これまでリリースされたStray Kidsの楽曲のほとんどに関わっている。
グループの表現力や絆が高まっているのは、つねに努力し続ける彼の姿を弟たちがそばで見ていることも大きいだろう。
メンバーやファン、スタッフへの心配り、抜群のコミュニケーション能力で先輩・後輩問わず愛される、真の“できる男”。いつも温かな笑顔でメンバーたちを優しく包み込み、その眼差しからは強い愛情が感じられる。
いっぽうで、自分の見せ場などで照れてしまうシャイな部分もファンの心を掴んでいる。
Lee Know(リノ)
・生年月日:1998年10月25日
・血液型:O型
・SKZOOキャラクター:ウサギ・Leebit (リービット)
・Instagram @t.leeknowsaurus
Stray Kidsの音楽を体現しているかのような軽やか、かつ芯の強いパフォーマンスでグループを率いるリノ。ダンスのエネルギッシュさと心をくすぐる歌声のギャップも印象的。ドラマ『いつかは賢いレジデント生活』ではスンミン、アイエンとともにオリジナル・サウンドトラックを歌唱。
はっきりとした物言いや読めない行動が目を引くが、一歩引いた場所で弟たちを支える温かさも持っている。
おいしいものを食べることも作ることも好きで、来日の際は毎回プリンを食べることが楽しみだという。猫好きとしても知られ、実家で飼っているスンイ・ドゥンイ・ドリのファンも多い。
Changbin(チャンビン)
・生年月日:1999年8月11日
・血液型:O型
・SKZOOキャラクター:豚ウサギ・DWAEKKI(トエッキ)
・Instagram @jutdwae
場の空気を一瞬で変える強烈なダークラップと、パワフルなダンスが持ち味のチャンビン。Stray Kidsが持つ、ステージでの圧倒的存在感の一端を担っているのが彼だろう。そして冷静さや真摯な言葉もメンバーたちを支えている。
これまで「主体性を持って判断しろ」という発言や、彼ならではのジョークはファンだけでなくK-POP界で広く話題になっており、キラーワードを生み出す天才でもある。
トレーニングを日課としており、筋トレをテーマにしたYouTubeコンテンツでは、彼がトレーナーのようにメンバーを見守る姿を見ることができる。
Hyunjin(ヒョンジン)
・生年月日:2000年3月20日
・血液型:B型
・SKZOOキャラクター:フェレット・Jiniret(ジニレット)
・Instagram @hynjinnnn
静と動のコントラストで舞台を支配する、美しいパフォーマンスを見せるヒョンジン。Stray Kidsの楽曲に耳に残るユニークさが生まれるのは、どこかクセになる彼の声があるからだろう。楽曲制作も精力的に行っており、これまで「Cover Me」や「DLMLU」など、作詞作曲を手がけた曲がアルバムに収録されている。
絵画や写真、文章などアート方面への興味が強く、海外を訪れた際には美術館巡りをするほど。ツアーで訪れる各地に画材を持参し絵を描いており、スマホカバーを自作したり、楽曲のカバーアートを手がけたこともある。
ステージでは鬼気迫る姿を見せるが、普段の柔らかい雰囲気、白くもちもちとした肌からファンには「マンドゥ(餃子)」と呼ばれ、愛されている。
HAN(ハン)
・生年月日:2000年9月14日
・血液型:B型
・SKZOOキャラクター:クアッカワラビー・HAN QUOKKA(ハンクワッカ)
・Instagram @_doolsetnet
『THE FIRST TAKE』で披露した「SLUMP -Japanese ver.-」や『THE SOUND』に日本語バージョンが収録された「CHILL」、『Hollow』に収録された「just a little」など、グループのあらたな魅力を見せる楽曲を生み出すハン。高速ラップや高音のボーカルがトレードマークだが、完璧な表情管理でも見る人を魅了する。
メンバーやファンの笑顔を作る心優しいムードメーカーで、YouTubeコンテンツやMCなどで見せる天然さやあどけなさも愛されている。
普段は家で過ごすことが好きなインドア派で、アニメや音楽への造詣が深く、過去には映画『君の名は。』からインスピレーションを受けた楽曲「Wish You Back」を制作し最近ではインスタグラムの個人アカウントにカバー曲をアップしている。
Felix(フィリックス)
・生年月日:2000年9月15日
・血液型:AB型
・SKZOOキャラクター:ヒヨコ・BbokAri(ポガリ)
・Instagram @yong.lixx
彼の低音ボイスに驚かされたという人は多いだろう。そんな楽曲のスパイスとなる声、世界観へと深く誘う眼差しが持つ力は唯一無二だ。
どんなことも素直に感情表現する無邪気さや周りの人を思う優しさを持ち、過去のコンサートでは様々な想いが溢れ、1時間近く泣き続けたり、休暇を利用してボランティアに行ったことも。
そんな愛らしさから、韓国名のヨンボクと幸福(ヘンボク)をかけ合わせた“ヘンボギ”とも呼ばれる。
近年ではハイブランドのアンバサダーとしてファッションショーに出演したり、携帯電話の広告へ起用されたりと、音楽業界以外からの注目度も高い。
Seungmin(スンミン)
・生年月日:2000年9月22日
・血液型:A型
・SKZOOキャラクター:子犬・PuppyM(パピーム)
・Instagram @miniseungkim
地道な努力に裏打ちされた実力で、バラードからロックまでどんなジャンルも凛とした声で歌いこなし、これまで韓国ドラマ『海街チャチャチャ』『月水金火木土』などでオリジナルサウンドトラックをソロで歌唱。
2024年からは『SONG by』というソロコンテンツをYouTubeでスタートさせ、さまざまなカバー曲を披露し、改めて歌への情熱が話題を集めている。
『THE SOUND』では、グループの楽曲としては初めてとなる作詞作曲に参加した「Novel」が収録され、制作での表現にも注目が集まっている。上品な佇まいや自由になりがちなMCパートを冷静に進行する姿がよく見られるが、時にメンバーでも抑えられないほどに突き抜けたテンションになることも。
顔立ちや仕草からメンバーやファンには「わんちゃん」と呼ばれている。
I.N(アイエン)
・生年月日:2001年2月8日
・血液型:A型
・SKZOOキャラクター:フェネック・FoxI.Ny(フォクシニー)
・Instagram @i.2.n.8
年上メンバーから全力で愛されるグループのマンネ(末っ子)。まっすぐで、時にノスタルジーな雰囲気も感じる歌声がStray Kidsの楽曲に温もりを吹き込んでいる。パフォーマンスの力強さや表情のバリエーションでファンを魅了し、ステージでの存在感は日に日に増している。
ファッション通販サイトでプラチナランクになるほどの服好きで、Instagramでは定期的にOOTD(今日の服装)をアップ。さらに音楽番組やMV撮影のオフショットなどをたっぷり上げるサービス精神旺盛な一面も。
最近ではファッションブランドのアンバサダーに起用され、ソロで雑誌の表紙を飾るなど、フォトジェニックな魅力にも注目が集まる。
■なぜStray Kidsは注目を集めるのか?
◎セルフプロデュース力
Stray Kidsの魅力といえば、まずバンチャン、チャンビン、ハンの3人を中心にメンバーたち自身が楽曲を手がけていることだろう。
2022年10月に出たMini Album『MAXIDENT』には、重厚感のあるラップが印象的なバンチャン、チャンビン、ハンの「3RACHA」、成熟した色気で魅せるリノ、ヒョンジン、フィリックスの 「TASTE」、そしてポップで爽やかなスンミン、アイエンの「Can’t Stop」のユニット曲が収録され、クレジットには8人全員の名前が記載されている。2022年末にデジタルリリースされた『SKZ-REPLAY』収録の各メンバーのソロ曲や『Mixtape : dominATE』のユニット曲でも、それぞれが制作に参加しており、自身の想いや考えを積極的に形にしている。
▼Stray Kids <MAXIDENT> UNVEIL : TRACK 3-1 “3RACHA (방찬, 창빈, 한) (3RACHA (Bang Chan, Changbin, HAN))”
▼Stray Kids <MAXIDENT> UNVEIL : TRACK 3-2 “TASTE (리노, 현진, 필릭스) (TASTE (Lee Know, Hyunjin, Felix))”
▼Stray Kids <MAXIDENT> UNVEIL : TRACK 3-3 “나 너 좋아하나봐 (승민, 아이엔) (Can’t Stop (Seungmin, I.N))”
◎パフォーマンス力
ステージでのパフォーマンス力も圧倒的で、観ている側も体温が上がっていく感覚があるほどに力強く、一瞬たりとも目が離せない。
ファンとともに全力でステージを楽しもうという思いが強いからこそ、アドリブを取り入れたり、メンバー同士でコミュニケーションを取ったりと、同じ楽曲でも同じステージにならないのが彼らの面白さだ。
『Stray Kids 2nd World Tour “MANIAC”』では、バンドが参加していることを生かし、ソロ曲やカバー曲を披露するコーナーを用意したり、SKZ-RECORDやSKZ-PLAYERで自作曲やカバーをアップしたりと、ファンを喜ばせようという思いや熱量も彼らのパフォーマンス力に通じているようだ。
◎表現力の豊かさ
個性豊かな楽曲を生み出し、それをパフォーマンスで伝えられるのは、根底に表現力の豊かさがあるからだ。
ユニークさや強いインパクトで惹きつける「Back Door」や「MIROH」などのイメージが強いが、2021年に『THE FIRST TAKE』で披露した「Mixtape : OH」や「SLUMP -Japanese ver.-」では等身大な心の機微を、「Scars」では倒れても前に進む力強さを丁寧に表現。
さらに「BLIND SPOT」のような爽やかなロックに、力強さと儚さが共存した「Falling Up」など、リリースのたびに楽曲の幅を広げている。
ボーカル、ラップ、ダンスすべてにおいて全員のポテンシャルが高いからこそ、どんなジャンルでも彼らの色へと昇華していく。
▼Stray Kids – SLUMP -Japanese ver.- / THE FIRST TAKE
▼Stray Kids – Mixtape : OH / THE FIRST TAKE
▼Stray Kids – Scars / THE FIRST TAKE
■JAPAN 3rd Mini Album『Hollow』
日本では約7ヶ月ぶりのリリースとなる日本3rd Mini Album『Hollow』は、収録曲のすべてが日本オリジナル楽曲となっている。タイトル曲「Hollow」は、”空っぽ”という意味の英語”Hollow”と、”独りぼっち””さみしい”という意味の韓国語”홀로(ホルロ)”をかけ合わせており、どこか空虚感を感じる心情をメロディアスなサウンドにのせたエモーショナルな一曲。ピノキオに扮したメンバーが人間になっていくというストーリー仕立てのMVの再生回数は2025年6月20日の時点で800万回を越えている。
▼Stray Kids 『Hollow』 Music Video
また収録曲の「Parade」は、映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』の主題歌に起用されたことが話題に。さらに疾走感溢れる「Never Alone」、韓国語を交えた歌詞が耳に残る、ハンが手がけた「just a little」、チャンビンが作詞作曲に携わったロックナンバー「宿命」と、Stray Kidsの多彩さを堪能できる一枚になっている。
▼Stray Kids JAPAN 3rd Mini Album『Hollow』 Highlight Medley
■人気曲の聴きどころ&見どころ
「CASE 143」
Mini Album『MAXIDENT』に収録され、彼らにとって初めて愛をテーマにした表題曲であることも話題になった同曲。恋に落ちたことを“事件発生”と表現したり、甘いフレーズにはあえてユニークなメロディをあてたりと、ひと筋縄ではいかないラブソングとなっている。後半、リノからスンミンへ軽やかに紡がれる歌声のリレー、ラストのサビではバンチャンのボーカルで勢いが加速したりと、つい惹き込まれる緩急の楽しさは『THE FIRST TAKE』でも楽しんでほしい。
「LALALALA」
アルバムタイトル『樂-STAR (ROCK-STAR)』の通り、Stray Kidsなりの“ロック”を表現した楽曲。“ロック”と“楽”を意味する韓国語タイトルの“락”と“LALALALA”が生み出す言葉のテンポ感が印象的で、サウンドとともにクセになる魅力を作り出す。中盤にはストリングスを用いながらドラマティックなムードを作り、ラストにはパフォーマンスの力強さと“We dancing till we fall” “No stopping here we go”と言葉のエネルギッシュさも相まって、勢いと熱さを感じられる。
「Lose My Breath」
バンチャン、チャンビン、ハンがシンガーソングライター・Charlie Puthと共作し、グループとして新たな魅力を見せた一曲。息ができなくなるほどに恋い焦がれる思いを情緒的に描き、サウンドがシンプルだからこそ歌詞に込められた熱がより引き立てられている。声色だけでもその憂いや切なさを堪能することができ、公式YouTubeには歌唱のみを披露したLive Videoもアップされている。熱い思いを抑制するような振り付けに、はやる気持ちをビートに乗せたダンスと、静と動を巧みに表すパフォーマンスにも注目だ。
「Chk Chk Boom」
9th Mini Album『ATE』のタイトル曲として2024年にリリースされた、ラテン調のサウンドが新鮮な一曲。この曲から感じるのはStray Kidsの余裕や自信。それは、ここまで経験を重ねてきたからこそ表現できるものだろう。ボーカルとパフォーマンスではルーズさとパワフルさがインパクトを作っており、その独特なアクセントが色気をも感じさせる。MVはアメリカで撮影され、ヒュー・ジャックマンとライアン・レイノルズが特別出演したことが大きな話題になった。
2025年6月には『THE FIRST TAKE』でJapanese ver.を披露した。
▼Stray Kids – Chk Chk Boom -Japanese ver.- / THE FIRST TAKE
「GIANT」
JAPAN 2nd Album『GIANT』のタイトル曲。自らをGIANT=巨人と称し、果てのない欲望や圧倒的なパワーを表現しており、ベースの音やリズムの変化も楽曲の壮大な雰囲気を作り上げている。繰り返すフレーズや中毒性のあるラップ、くしゃみの音を歌詞にしたりと、Stray Kidsらしいユニークさもしっかり組み込まれ、何度聴いても飽きることがない。パフォーマンスの後半で見せる、細かなリズムを拾いながらも雄大さを感じさせるダンスブレイクも見どころだ。
■勢力を拡大し続ける、Stray Kidsの今後
粒ぞろいの楽曲群、キレのあるパフォーマンス…と、どの方向から掘り下げても充実度の高いアーティスト、それがStray Kidsである。
今後の活躍からも目が離せない。
TEXT BY 東海林その子
▼Stray Kids 最新記事はこちら
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