ライブシーンにアンテナを張り、THE FIRST TIMES独自の取材で入手したエンタメ業界人から見たアーティストの推しポイントをご紹介する企画 「バリサン」。
脈々と受け継がれてきたインディーロックの新しい形を目指し、下北沢・渋谷を中心に活動するバンドpavilionをご紹介。
■pavilion – La La La (Official Music Video)
■エンタメ業界人は「pavilion」のココに注目
from “my own”Seattle
(京都livehouse nano店長・ボロフェスタ主宰/モグラ)どこの国から来てるんですか!?って野次が似合う外タレ然としたロックバンド。どこの国ってそんなもんアメリカのシアトルに決まってるやんけってなるくらいに90年代ゾンビ(70年代生まれ)も納得のニルヴァーナ。
なのに、重たくない。僕らが10代のときに感じたグランジ独特の魅力だった重苦しさがまったくない。2020年代型のスタイリッシュなロックンロールはヘヴィな音で軽快に踊らせてくれる。
リバイバルというには、あまりに洒落てるじゃねえか、pavilion?そこが好きだぜ、pavilion!
明るさ、重さ、奇妙さ、ぜんぶ…
(TENDOUJI Ba. /ヨシダタカマサ)みんなの人間性が音に乗って、あどけなくぶつかったり重なったり、あっちへ行ったりこっちに来たりして混ざる様子がとても楽しいです。明るさ、重さ、奇妙さ、ぜんぶ心地良い。
単にオルタナティブという言葉にはとどまらない吸収力と…
(下北沢BASEMENTBAR・MACHIFES. /片山翔太)一発でカッコ良いと思えるようなライブの説得力もさることながら、単にオルタナティブという言葉にはとどまらない吸収力と心の底からぶち上がるソングライティングのセンスが群を抜いて魅力的なバンド。
最近では言葉選びの面白さにも幅が出て、十分にカッコ良いのにまだまだスケールの大きさを感じさせます。
この先の変化もとても楽しみ!段違いの馬力でエンジン噴かしてぶっ飛んでいってほしい!
■「pavilion」手書きコメント
「pavilion」メンバー
森夏月(Vo. / Gt.)
山本尚之(Gt.)
佐藤康平(Ba.)
■「バリサン」担当メモ
アーティストの音楽やライブに対して「最高にロックだ」との言葉が使われるときがありますが、正直、僕は“そんな簡素な言葉で片づけていいのか?”とピンと来ていなかったんです。ただ彼らのライブでこの言葉とロックというものを完全に「わからせ」られましたね。
どこかノスタルジックな雰囲気を醸し出しながら、吠えるように歌い、衝動的に楽器をかき鳴らす彼らのパフォーマンスはまさに「ロックの展覧会」。
今なら言えます、pavilionは「最高にロック」です。
pavilion OFFICIAL
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