ライブシーンにアンテナを張り、THE FIRST TIMES独自の取材で入手したエンタメ業界人から見たアーティストの推しポイントをご紹介する企画 「バリサン」。
日々の葛藤や恋心への向き合う心情を素直に表現した繊細な歌詞が魅力のシャイトープをご紹介。
■シャイトープ – It’s myself 【Music Video】
■シャイトープ – ランデヴー / THE FIRST TAKE
■エンタメ業界人は「シャイトープ」のココに注目
これが「日常」を歌うということ
(ROCKIN’ON JAPAN編集部/畑雄介)“tengoku”の“スーパーマーケットで見つけた/カラフルな果実の様な/毎日をありがとう”という一節が僕はとても好きだ。とても佐々木想らしい言葉だと思う。スーパーくらい身近なところにある、ありふれたものが心のあり方次第できらきらと光って見える──そんな日常にある幸せのしっぽのつかまえ方を3ピースサウンドで教えてくれるバンドが、シャイトープなのだ。
迷いだけが起こせた決意
(京都MOJO 店長/藤本浩史)想君が響かせる天性の歌声が、まごうことなきシャイトープの魅力なのですが、他に魅力があるとすれば何なのか。
それぞれが前身バンドで活動していた大学生時代、淡い憧れや夢は抱きつつもバンドに未来を賭けることを躊躇し、くよくよと歯切れの悪かった三人が持ち合わせた人並みな弱さ。
実はそれこそがもうひとつの魅力なのかもしれません。
特別ではないということを綴り、特別なもので鳴らすことが多くの共感を得ているというならば、どんな過去にも意味があるんだよと、あの頃の三人に伝えてあげたいです。
心をほどく、音と熱。
(FM福岡 放送事業局編成制作事業部/森喜朗)繊細な言葉とメロディが音源ではじんわりと心に染みわたり
ライブではその感情が一気に熱を帯びて爆発する、
静けさと激情をあわせ持つバンド。
楽曲だけでなく、ライブで“本当の輪郭”に出会える、
その瞬間が忘れられません。
■「シャイトープ」手書きコメント
「シャイトープ」メンバー
佐々木想 (Vo. / Gt.)
ふくながまさき(Ba.)
タカトマン(Dr.)
■「バリサン」担当メモ
「ランデヴー」をきっかけに、このバンドを知った人も多いと思います。実際、僕もそのうちのひとりですが、バンド名の「トープ」はフランス語で「もぐら」を意味しているらしく、もぐらのように、掘れば掘るほど、最高の楽曲たちが次から次へと見つかる。
スパイス的に少し女々しさがありながらも、しっとりとした歌声に乗る甘い歌詞たちが綺麗に陳列されていて、まさに、邦ロック界の「パティスリー」。
耳に「甘さ」が欲しくなったときは彼らの歌で補給することを強くオススメします!
シャイトープ OFFICIAL
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