2021年12月のデビュー時から、第一線で活躍できる実力を備えた“完成型アイドル”として世界の注目を集める韓国ガールズグループ、IVE(アイヴ)。メンバー6名のプロフィールや人気曲から、IVEの魅力に迫ってみよう。
■IVEとは?韓国の6人組グループ
IVE(読み:アイヴ)
・デビュー:2021年12月1日
・デビュー作品:1st single『ELEVEN』
・日本デビュー:2022年10月19日
・日本デビュー作品:JAPAN 1st single『ELEVEN -Japanese ver. -』
・メンバー:AN YUJIN(ユジン)/ GAEUL(ガウル)/ REI(レイ)/ JANG WONYOUNG(ウォニョン)/ LIZ(リズ)/ LEESEO(イソ)
・ファン呼称:DIVE(ダイブ)
・OFFICIAL SITE(JAPAN) https://ive-official.jp/
・X(旧Twitter)@IVEstarship
・X(旧Twitter)(JAPAN)@IVEstarship_JP
・Instagram https://www.instagram.com/IVEstarship/
・TikTok https://www.tiktok.com/@IVE.official
・YouTube https://www.youtube.com/@IVEstarship
2021年12月1日、韓国のSTARSHIPエンターテインメントからデビューしたIVE。韓国出身メンバー5名と日本出身メンバー1名の6名からなるグループだ。
「I HAVE =IVE」を意味するグループ名には、“私、そして私たちが持っているものを、IVEらしく堂々とした姿で見せる”という決意が込められている。またファンダム名のDIVEは、IVEのキャッチフレーズ“DIVE INTO IVE!”(IVEに飛び込む、IVEに没頭する)が由来となっている。
IVEの華々しい軌跡は、1st single「ELEVEN」から始まった。音楽番組13冠を達成し、CD売り上げ枚数は同年デビューアーティストの最高記録を叩き出している。
▼IVE 아이브 ‘ELEVEN’ MV
さらに、2022年4月5日リリースの2nd single「LOVE DIVE」は、年間チャートで3冠を達成。ビルボードグローバル200では27週連続でチャートインした。
▼IVE 아이브 ‘LOVE DIVE’ MV
続く8月22日リリースの3rd single「After LIKE」では、2022年各アワードの新人賞を総なめに。韓国の音楽賞で最も歴史のある『第37回ゴールデンディスクアワードwithTikTok』kにて、史上初となる新人賞、本賞、大賞のトリプル受賞という快挙を見せた。
▼IVE 아이브 ‘After LIKE’ MV
日本デビューは2022年10月19日。2024年9月開催の初めての東京ドームコンサートでは、2日間計9万5,800人のファンを熱狂させた。
2025年4月21日には日本オリジナル曲「DARE ME」を配信リリース。日本テレビ系日曜ドラマ『ダメマネ!―ダメなタレント、マネジメントします―』のオープニング曲に起用されている。
▼DARE ME
7月30日リリースの日本3rd EP『Be Alright』には「DARE ME」を含む日本オリジナル2曲に加え、韓国オリジナル曲の日本語Ver.3曲が収録される。
■ 一人ひとりが主役級!メンバープロフィール
AN YUJIN(日本語表記:ユジン)
・生年月日: 2003年9月1日
・ポジション: リーダー・ボーカル
・Instagram:https://www.instagram.com/_yujin_an/
IVEのリーダーを担う頼れる存在。
長身を生かしたダイナミックなダンスと安定感のある歌唱力を持ち、自身でもカリスマリーダーを名乗るほど周囲を惹きつける力が強い。音域が広く高音パートが得意で、声量のあるボーカルで楽曲の魅力を引き出している。成熟した表情管理も、パフォーマンスのクオリティを高める魅力のひとつだ。
清純なルックスの神秘的な印象とは裏腹に、いつも笑顔で子犬のように元気な姿から“アン・デンデン”の愛称で親しまれている。モデルなど多方面で活躍するオールラウンダー。
GAEUL(読み:ガウル)
・生年月日: 2002年9月24日
・ポジション: ラップ
・Instagram:https://www.instagram.com/fallingin__fall/
ラップを担当するIVEの最年長メンバー。両親からの反対を受けながらも、約4年の練習生期間を経てデビューを掴み取った。
クールなルックスで繰り出されるパワフルな低音ラップとダンスがカッコいい。それも練習生時代に厳格に練習に打ち込んできた成果だ。
グループ内では小柄だが、特徴的な声質や指先まで美しいシャープな動きで存在感を放つ。強烈な印象を与えるキリングパートが高く評価されている。
その反面、内面はおっとりしていて親しみやすい雰囲気があるのも魅力だ。メンバーのことを常に気遣う面倒見のいいお姉さんとして、グループを支えている。
REI(読み:レイ)
・生年月日: 2004年2月3日
・ポジション:ラップ・ボーカル
・Instagram:https://www.instagram.com/reinyourheart/
グループ唯一の日本人メンバーで、15歳で渡韓し約3年の練習生期間を過ごしてデビューを果たした。
韓国で仕事がしたい一心で勉強した韓国語は、驚くほど流暢だ。作詞スキルも高く、メンバーからは“キム・レイ”の愛称が贈られた。
透明感がありつつ後を引く声質と表現力が持ち味で、エッジの効いたラップとボーカルで楽曲のグルーヴを生み出している。優雅でしなやかなダンススタイルも特徴だ。
パフォーマンス時のクールな表情と、普段の自然体な笑顔のギャップが魅力的。個性あふれるファッションと天然な性格で醸し出す独特な雰囲気に引き込まれる。
JANG WONYOUNG(日本語表記:ウォニョン)
・生年月日: 2004年8月31日
・ポジション: ボーカル
・Instagram:https://www.instagram.com/for_everyoung10/
練習生時代からMVやCM出演のキャリアがあり、173cmの高身長と長い手足という奇跡のプロポーションを持ち、スタイル維持の努力も欠かさない。
地声は高めだが低いトーンが安定し、歌唱力の向上にも努力の跡が見える。表情管理が完璧で、歌詞に合わせた表情の変化が得意だ。丁寧で上品なダンススタイルで艶っぽさや可憐さを演出する技術にも長けている。
ポジティブで物怖じしない性格でも天性のアイドルといえるだろう。
LIZ(読み:リズ)
・生年月日:2004年11月21日
・ポジション: ボーカル
・Instagram:https://www.instagram.com/liz.yeyo/
約2年の練習生生活を経てデビューした。
圧倒的な歌唱力を持ち、透明感のある歌声で伸びやかに歌う。高音を得意とし、迫力のあるボーカルでリスナーを楽曲に引き込んでくれる。
ダンスでは緩急の付け方がうまく、全身を使った躍動感のあるパフォーマンスにも魅了されるだろう。
ステージを下りると、無邪気な笑顔とえくぼがチャームポイントのユーモアのある女の子に。緊張しやすく恥ずかしがり屋で、ステージ上とは違う初々しい姿が愛おしく感じられる。
LEESEO(読み:イソ)
・生年月日: 2007年2月21日
・ポジション:ボーカル
・Instagram:https://www.instagram.com/eeseooes/
溌剌とした明るいムードメーカーとしてグループを盛り上げるIVEのマンネ。普段はほかのメンバーに甘える様子が愛らしいが、ステージでは表情が大きく変わり堂々としたパフォーマンスで魅了する。エネルギッシュかつピュアなダンスからは元気がもらえるだろう。
ボーカルとしての強みは、耳に溶け込むような柔らかく厚みのある歌声だ。安定感のある歌唱力に加えテクニックにも優れ、地声から裏声へと自然に変化させたり吐息を混ぜたりと、巧みな表現で唯一無二の歌唱を聴かせてくれる。
■IVEの魅力とは?世界から注目される理由
◎強いコンセプトと中毒性の高い楽曲
グループ名の通り、IVEのコンセプトは自信と自己愛。自分自身を愛し、自信を持つ姿をデビュー時から一貫して見せているのが特徴だ。
そのコンセプトは楽曲にもしっかりと反映されており、楽曲のスタイルは多彩だが常にエレガントで堂々とした女性像を表現している。
特に描かれることが多いのは、10代の少女が持つ混じりけのない真っ直ぐな自信と愛情。これが自分らしくあることを願うミレニアル世代やZ世代の価値観と調和する。
また、歌詞の魅力を最大限に生かすサウンドとメロディラインは、一度聴けば耳から離れないほどキャッチーで中毒性が高い。そこに6人の抜群の歌唱力が加わり、誰にとっても力づけられる楽曲を生み出している。
◎圧倒されるビジュアル
IVEの魅力といえばビジュアルは外せない。全員がビジュアル担当と称される洗練されたルックスとプロポーションは、デビュー当時から度々話題を集めてきた。この圧倒されるビジュアルから、アイドルグループブランド評判では第4世代アイドルトップの人気を博す。
メンバーそれぞれがタイプの異なる美人で、全員が並ぶと大人っぽく華やかな雰囲気が目を引く。自分の個性を生かしたメイクやヘアスタイルを楽しんでいるところも、ビジュアルの良さを引き立てている。
グループの平均身長は169cmで、K-POPアイドル界でもトップクラス!
小顔と長い手足は小学生たちの憧れの的で、小学生の大統領という意味で“小統領”と呼ばれている。
◎ステージのカリスマ性とギャップ
デビューの時点で歌やダンスの未経験者がいない“完成型アイドル”として登場したIVEは、ステージで見せるカリスマ性も圧巻だ。
ノリの良い楽曲に合わせてエネルギーあふれる振付が多いが、一つひとつの仕草を丁寧に見せるパフォーマンスで女性らしい柔らかさや妖艶さが際立っている。瞬間の眼差しでさえも計算されていて、一瞬たりとも見逃せない。
いっぽうで、ステージから下りた彼女たちは年相応の女の子。YouTubeをはじめバラエティで見せる等身大の姿のギャップが堪らない。
ギャグやモノマネを披露することもあり、気取らずにその場を楽しみ、ファンも楽しませようとする気持ちが伝わってくる。メンバー同士の仲の良さも微笑ましい。
▼1,2,3 IVE 6 EP.1
■『THE FIRST TAKE』での「After LIKE」
2022年8月22日リリースの3rdシングル「After LIKE」は、キックリズムをベースにEDMやハウスなど多ジャンルの要素を組み合わせたディスコテイストな楽曲だ。
華やかなサウンドに乗せて歌われるのは、愛に対する強気で大胆な態度。“Likeの後に来るのは当然Loveでしょ”と言わんばかりに、愛を行動で示すよう具体的な恋愛の方法を告げる歌詞がカッコいい。
▼ IVE 아이브 ‘After LIKE’ MV
2025年6月2日、IVEは初登場となる『THE FIRST TAKE』で「After LIKE」を披露。
時折カメラに目線を送りながら、緊張するそぶりもなく堂々と歌唱する様子はさすがだ。6人の美声と高い歌唱力、歌唱中の豊かな表情をじっくりと堪能できる。
ラスサビ前には、ユジンの「一緒に!」のかけ声で“What’s after ‘LIKE’?”のフレーズを全員で歌う演出も。終始笑顔で、リズムに乗りながら楽しそうに歌っている姿が印象的なパフォーマンスだった。
▼IVE- After LIKE / THE FIRST TAKE
■IVEの魅力が満載!人気曲3選
「REBEL HEART」
2025年2月3日リリースの韓国3rd EP『IVE EMPATHY』のタイトル曲。MVが公開からわずか2日で1000万回再生に達し、2025年6月現在すでに4000万回再生を突破している。
リズミカルなビートに乗せ、反抗心を示す楽曲だ。自己愛や仲間との絆を大切にするIVEの強さや気高さを感じると同時に、リスナーに寄り添う優しさも伝わってくる。
メンバーそれぞれの個性的なボーカルが織り成すハーモニーと力強く一体感のあるパフォーマンスが、仲間と挑む素晴らしさを感じさせるだろう。
「Accendio」
2024年4月29日リリースの韓国2nd EP 『IVE SWITCH』のダブルタイトル曲。MVは4500万回再生を突破した。
ダークな雰囲気のベースサウンドが印象的に響く。タイトルは着火を意味するスペイン語の言葉で、過酷なアイドル社会で自らを奮い立たせる魔法として登場する。
しなやかで妖艶なダンスからは、IVEが崇高な存在だと再認識させられる。個々に唱えらえる“accendio”のフレーズで、魅了の魔法をかけられるに違いない。
「I AM」
2023年4月10日リリースの韓国1stフルアルバム『I’ve IVE』のダブルタイトル曲。MVの総再生回数は3.1億回を突破している。
中毒性のあるシンセサイザーのサウンドが、ポジティブなエネルギーを放つ。
メンバー自身も参加して書き上げた歌詞には、自分自身の在り方を認め、自分らしく自由に生きることを肯定するメッセージが詰まっている。リズとユジンによるパワフルな高音パートが、サビの想いをさらに引き立ててリスナーを強く鼓舞してくれる楽曲だ。
■IVEの最新情報をチェック
2025年7月30日に日本3rd EP『Be Alright』リリース、今年の夏は、9月15日(月・祝)に『ROCK IN JAPAN FES. 2025』初出演も控えているIVE。彼女たちの活躍をぜひチェックしてほしい。
TEXT BY MarSali
▼IVE最新情報はこちら
https://www.thefirsttimes.jp/keywords/2033/