ライブシーンにアンテナを張り、THE FIRST TIMES独自の取材で入手したエンタメ業界人から見たアーティストの推しポイントをご紹介する企画 「バリサン」。
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2021年にボカロPとして活動を開始し、オルタナティブなバンドサウンドを主軸として、エレクトロやポップなど様々な音楽ジャンルを取り込みながら、自身の音楽へと昇華し続ける要注目のアーティスト、イマニシをご紹介。
■イマニシ「夢遊病」feat.GUMI
■イマニシ「合わない」feat.歌愛ユキ
■エンタメ業界人は「イマニシ」のココに注目
ボーカロイド・オルタナティブ2025
（ボカロP、イラストレーター、アニメーター／はるまきごはん）常に誰かの手で継承される、ボカロオルタナの血を引くヤングガン。
アレンジが良い、音が良い、歌詞が良い、メロが良いと言ってしまうと簡単ですが、それ以上に言葉では表しきれない何か大きなエネルギーを感じるボカロP。「合わない」がいちばん好きです。
エッジイかつナイーブな、ハイブリッドサウンド
（シンガー・トラックメイカー／水槽）オルタナティブな音楽性とソングライティングからは、いくつかの文脈が透けて見える。けれど、それらのどれにも属さない、世界への恨み節。エッジが効いている。
一方で、内側には今にも崩壊しそうなルサンチマンがいて、上目遣いでこちらを見ている。
溢れそうで溢れきらない感情の表出こそ、彼の最大の武器。
複雑さと中毒性が交差する
（ひとひら・その感激と記録／山北せな）ポストロックやマスロックに通じる鋭角的なアンサンブルを軸に、エレクトロニックな質感とVOCALOIDによる無機質な歌声が溶け合うことで、唯一無二の音楽風景を描き出す。
緻密に構成されたリフや転調、その一つひとつが聴く者の感覚に鋭く突き刺さり、気づけば深く引き込まれている。そんな複雑さと中毒性を備えた稀有なアーティストだと思います。
■「イマニシ」手書きコメント
■「バリサン」担当メモ
なんなんですかそのアルペジオは！！！！！
ボカロPのバンド編成ライブというのは多くありますが、完成しきった音源を、生演奏ならではのアレンジであそこまで昇華してカッコ良く魅せられるというのは本当に素晴らしい！うれしすぎてにっこりしちゃって、そのまま口角が天井を突き破ってしまったので今は宇宙からコメントを書いています。そして胸を打つアツいMC、彼の中に灯っている青い炎をメラメラと感じました。
これからもサイコーベジオをあらゆるところで響かせていただきたいです。
担当イチオシ楽曲はこちら
「心無」：https://youtu.be/SbJ5TVNUxU0?si=GTpBTpTG9DzxJHzk
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【前回の『バリサン』はこちら】
