ライブシーンにアンテナを張り、THE FIRST TIMES独自の取材で入手したエンタメ業界人から見たアーティストの推しポイントをご紹介する企画 「バリサン」。
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今回は、等身大の歌詞から紡がれるラブソングが魅力的で、SNSを中心にじわじわとハマる人が続出中の3ピースバンド「KAMO」(読み:カモ)をご紹介。
■KAMO「越冬」Audio
■エンタメ業界人は「KAMO」のココに注目
心を掴む言葉とメロディのバンド、KAMO
(音楽プロデューサー/村山☆潤)初めてKAMOに出会ったのは「越冬」でした。
曲を聴いた瞬間に心を掴まれ、ライブで実際に会ったときには“好青年の集まり”という印象がぴったりで、とても好感を持ちました。
結成のきっかけが「同じバイト仲間」という、シンプルでありながら他ではなかなか聞かない経緯にも強く惹かれます。歌詞の視点や言葉の選び方、そして耳に自然となじむメロディは、流行を追うだけのバンドとは一線を画す完成度を感じさせてくれます。
ライブパフォーマンスも回を重ねるごとに力強く、確実に成長している姿があり、これからますます大きく羽ばたいていく未来に期待しています。
恋の痛みも輝きも代弁する
(Recording & Mixing Engineer/伊永拓郎)KAMOの歌詞は、あの頃言えなかった恋心を代わりに語ってくれる。思い出して悔しくなったり、胸が締めつけられるような焦りを呼び起こしたりもする。失恋の痛みも、強がりの笑顔も、恋の始まりの眩しさもすべてがリアルだ。だから聴く人の心を強く揺さぶる。気づけば夕暮れの川沿いを自転車で走りながら、声にならない声を吐き出したくなる。青さと切実さを抱えた歌は、今を生きる誰かの心に深く刺さるはずだ。
いくつになっても観たくなる青春映画
(レコード会社A&R/井藤叙彦)偶然TikTokで「越冬」が流れてきたとき、一聴して心を持っていかれました。
どの曲も“普通”の言葉で紡がれる歌詞の行間に、生々しい“普通”の恋や生活がぎっしりと詰まっていて、
聴くたびに鼻の奥がツンとするような気持ちにさせてくれる彼らの音楽は、いくつになっても観たくなる青春映画のようです。3ピースというシンプルな編成でストレートに音楽を届けるスタイルも相まって「ラブソングっていいな」と素直に思わせてくれます。
ぜひ、たくさんの人に聴いてもらいたいバンドです。
■「KAMO」手書きコメント
「KAMO」メンバー
まんじろう(Vo. / Gt.)
しゅんた(Ba.)
まさゆき(Dr.)
■「バリサン」担当メモ
KAMOというバンドの魅力を挙げるならば、まず「初々しさ」だと答えたい。パフォーマンスする3人の目の輝きや、ライブを楽しみながらもどこか緊張してそうな様子に、僕はかなりグッときてしまった。
恋愛模様を描く曲が多いが、歌詞もとても魅力的。言い回しや感情の乗せ方がとても上手で、歌詞の中の主人公たちにも恋愛に対する初々しさが感じられて、ドラマのように一つひとつ、シーンが浮かぶ。
彼らがバンドとして持つ「初々しさ」と、歌詞にある「初々しさ」がシナジーを生み出し、「等身大」の魅力を引き立てている。
若い彼らが「うれていく」姿、楽しみでしょうがない。
担当イチオシ楽曲はこちら
「シュガースポット」ライブ映像
https://youtu.be/_bE3kmRzreo?si=LK9e64I5vMZoc53C
KAMO OFFICIAL
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【前回の『バリサン』はこちら】

