NHKウインタースポーツテーマソングのために書き下ろされたback numberの新曲「どうしてもどうしても」が、大会開幕を受けて大きな注目を集めている。歌詞に込めたメッセージが、アスリートにエールを届けるメンバーの思いが、ウインタースポーツの季節を熱く盛り上げている。
■繊細な言葉と音を紡ぐ、back number
◎back number(読み:バックナンバー)
・結成:2004年
・CDデビュー:2009年2月18日発売1stミニアルバム『逃した魚』
・メジャーデビュー:2011年4月6日発売1stシングル「はなびら」
・メンバー:清水依与吏(Vo、Gu)、小島和也(Ba、Cho)、栗原 寿(Dr)
・ファンクラブ:one room
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◎back numberの魅力は個性と心の近さ
back numberの個性は、何と言っても清水依与吏の書く繊細で抒情的(じょじょうてき)な、時にユーモアや自虐を含めて恋愛や人生を表現する歌詞の魅力と、圧倒的な歌のうまさ。“リスナーとの心の近さ”が強い共感を呼び、メジャーデビュー後の快進撃はめざましかった。
2013年9月7日には初の日本武道館(『back number live at 日本武道館 -stay with us-』)、2018年には名古屋、東京、大阪での自身初3大ドームツアー『back number dome tour 2018 “stay with you”』を、2023年には札幌、福岡を加えた5大ドームツアー『back number in your humor tour 2023』を成功させ、今や名実共に日本のバンドシーンの頂点に立つ存在になった。
◎ロングヒットの宝庫、back numberの功績
リリース楽曲の特徴は、息の長いロングヒットが多いこと。現時点でストリーミング総再生8億回を突破している「水平線」(2021年)を筆頭に、「高嶺の花子さん」(2013年)や「花束」(2011年)、「クリスマスソング」(2015年) 、「ハッピーエンド」(2016年)など、キャリアのすべてにわたって代表曲がある。
back number
「水平線」
800,000,000 STREAMS!https://t.co/WnDvYBJCup#backnumber #水平線 https://t.co/kGRYgI4s7k pic.twitter.com/3WbPg16DOn— back number staff (@backnumberstaff) June 12, 2025
NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』主題歌「アイラブユー」(2022年)のヒットで、普段はライブに来ないような幅広い層のリスナーにその名前が浸透したのも記憶に新しい。back numberの歌が時代を超え、世代をまたいで聴き継がれている証明だ。
▼back number「アイラブユー」MV
■熱いエールが詰まった「どうしてもどうしても」
「どうしてもどうしても」
・発売日:2025年12月27日配信リリース
・作詞作曲:清水依与吏
・Streaming/DL https://tftimes.lnk.to/Want3T1
◎NHKウインタースポーツテーマソングのために書き下ろされた新曲
「どうしてもどうしても」は、NHKウインタースポーツテーマソングとして書き下ろした一曲。2025年末の『第76回NHK紅白歌合戦』にback numberが出場し、「水平線」とともに披露した新曲として聴き覚えのある人も多いはずだ。
『第76回NHK紅白歌合戦』
ご覧いただきありがとうございました!新曲「どうしてもどうしても」
(NHKウインタースポーツテーマソング)https://t.co/cmON7UP70e2025年もback numberを応援いただき、
ありがとうございました!… pic.twitter.com/K7Tf4awKUH— back number staff (@backnumberstaff) December 31, 2025
テレビでの初オンエアは12月6日の『カーリング世界最終予選』放送で、それと同時にTikTokやInstagramでショートバージョンの配信が解禁。NHKが放送する、2025/26シーズンのウインタースポーツの顔になる曲だ。
清水は「どうしてもどうしても」についてコメントを寄せ、「最高峰のアスリートが集い、挑み、鎬を削る瞬間の輝きにも、頑張れる時ばかりではないけれどどうにも諦めきれずに足掻き続ける人間が辿り着く煌めきにも、同じ距離で熱く、優しく鳴ってほしいと願いながら楽曲を制作しました」「競技者を志しながらも挫折し“頑張れなかった人間なんだ”と今もうずくまっている学生時代の自分に、“形も違うし時間もかかったけれど、君の目指したものに関わらせてもらえることになったよ。分からないものだね”と伝えてあげたいと思っています」と、熱いエールを贈っている。
【「どうしてもどうしても」にあてたコメント】
最高峰のアスリートが集い、挑み、鎬を削る瞬間の輝きにも、頑張れる時ばかりではないけれど どうにも諦めきれずに足掻き続ける人間が辿り着く煌めきにも、同じ距離で熱く、優しく鳴ってほしいと願いながら楽曲を制作しました。競技者を志しながらも挫折し「頑張れなかった人間なんだ」と今もうずくまっている学生時代の自分に、「形も違うし時間もかかったけれど、君の目指したものに関わらせてもらえることになったよ。分からないものだね」と伝えてあげたいと思っています。
清水依与吏
◎聴くほどにぐっとくる!その魅力とは?
楽曲プロデュースを外部に託すことも多いback numberだが、この曲はアレンジとプロデュースをバンド自身が担当。キラキラしたエレクトリックギターのフレーズと歌から始まり、ドラムが溌剌としたリズムを刻み、ゆっくりとベースが入ってくる。3人の個性的なプレーを際立たせながら、サビでは華麗なストリングスの音色と共に祝祭のムードが一気に高まる。
二番ではバンドとストリングスが一体となってぐいぐい盛り上げ、《僕はここだ、逃げも隠れもしない》へといたる高揚感。そしてアウトロ、清水の歌う言葉にならない《あぁ》を繰り返しながら、フィナーレへ向かうカタルシス。
栗原のドラムは、ソウルフルな躍動感に満ちて快活に。小島のベースは、歌うようにメロディックな一面を前面に打ち出して伸びやかに。そして清水のボーカルは、持ち味の切なさや哀愁を内に秘めつつ、力強い歌声でアスリートとリスナーにエールを届ける。
演奏時間は4分弱、フィギュアスケートのフリー種目とほぼ同じ。見事な演技だ。
◎「どうしてもどうしても」リリックビデオ公開
NHKウインタースポーツテーマソングである「どうしてもどうしても」のリリックビデオが『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』開幕に合わせた2月6日にYouTubeにて公開された。
今回のリリックビデオは、清水依与吏本人の手書きの歌詞と撮り溜めていた写真で構成された映像となっている。また、back number公式SNSではレコーディングオフショットや制作風景をとらえた動画なども公開されている。
back numberから頑張るあなたへのエールソング、あらたな代表曲の誕生だ。
@back_number_official 「どうしてもどうしても」 (NHKウインタースポーツテーマソング) -guitar recording- #どうしてもどうしても #backnumber
■【歌詞全文あり】「どうしてもどうしても」に込められたメッセージとは?
「どうしてもどうしても」
はじまりはもう思い出せない
それは とてもドラマチックで
だけど 名前をつけてしまえば
なりゆきだったような出来るかも なんて思えたのは
何も知らないあの日だからで
今じゃ どれも とても眩しく
遠く 尊く 思う失くしたり 見付けたり 貰えたりした
僕だけの理由を燃やして灯したそのあとでどうしても あぁ どうしても
残ったのはそれだけ
ご褒美は大丈夫だよ
ここに掴みに来たんだ雨の日も強い風の日でも
偶然と普通を積み重ねて
これがいつかどこにもない
奇跡に変わるように貫いたり 真似したり 自惚れたりした
僕だけの正解を燃やして灯したそのあとでもどうしても あぁ どうしても
欲しいものは同じで
渇きを目印にして
ここに掴みに来たんだ努力と結末が
繰り返される物語の
ほんの一部だとしたって
この瞬間は僕の番だ出会いよ 別れよ
あの日見た未来よ
僕はここだ
逃げも隠れもしない抱きしめて 壊したり 直したりした
ひとつだけの人生を燃やして灯したそのあとでどうしても あぁ どうしても
残ったのはそれだけ
ご褒美は大丈夫だよ
ここに迎えに来たんだ努力と結末が
繰り返される物語の
ほんの一部だとしたって
この瞬間は僕の番だ光よすべて集まれ
この瞬間は僕の番だ作詞:清水依与吏
作曲:清水依与吏
歌詞をじっくり読みながら、「どうしてもどうしても」を聴いてみよう。
はじめの一行は《はじまりはもう思い出せない》。ウインタースポーツのテーマソングだが、そうとは感じさせない、人との出会いや恋愛ソングにも通ずる普遍的な感情。《なりゆき》から始まり、《出来るかも》と思う気持ちが体を一歩前と運ぶ、少しずつ時間と気持ちが加速していくような言葉を連ねて歌は進む。
そしてそのすべてが、今では《とても眩しく/遠く 尊く 思う》と、過去を振り返る目線が今へと繋がる。映像で例えるなら、ここまではモノクロームの回想シーン。そして《失くしたり 見付けたり 貰えたりした》、僕だけの理由。それを燃やしたあとに何が残るのか? 徐々に高まるサウンドとともに言葉が弾みだす。清水依与吏らしい繊細な感情表現が秀逸だ。
サビのイメージは、視界いっぱいに広がる天然色。《どうしても あぁ どうしても/残ったのはそれだけ》と、高らかに歌い上げる言葉に熱がこもる。《渇きを目印にして/ここに掴みに来たんだ》と、栄光の晴れ舞台に立つ人間の心をたくさんのスポットライトが照らし出している、そんな絵が浮かぶ。スポーツらしい、アスリートらしい単語や表現はまったく出てこない。だからこそ、普遍的なエールソングとしての底力がこの曲にはある。
二番の歌詞では、「努力と結末」「出会いと別れ」を対比しながら物語は進む。それはある意味、どこにでもある青春のありふれた一幕だ。しかし、ドラマは人の数だけある。楽曲が盛り上がる中盤の最高点で、《僕はここだ/逃げも隠れもしない》と言い放つ、数あるback numberソングの中でも、ここまで力強く存在証明を宣言する歌詞はかつてなかった。最後の最後、《光よすべて集まれ/この瞬間は僕の番だ》と、嚙みしめるように歌う言葉の説得力。
「どうしてもどうしても」は、ウインタースポーツのテーマソングという鍵の力を借りて、清水依与吏が開けたあらたなメッセージの扉だ。
■名曲は他にも!back numberエールソング厳選4曲
もしも「どうしてもどうしても」でback numberを知ったリスナーがいるならば、過去にあるエールソングの名曲たちにも耳を傾けてほしい。
「水平線」
筆頭に挙げられるのはドラマチックなバラードの傑作「水平線」だ。地元・群馬で開催予定だったインターハイ(全国高等学校総合体育大会)がコロナ禍で中止になった際、学生たちからの手紙がきっかけとなって制作した楽曲である。そんなエピソードを踏まえて、《歓声と拍手の中に/誰かの悲鳴が隠れている》と、頑張る人の背中を押すエールソングでありながら、夢を叶えられなかった人へのメッセージも含む歌詞が胸を打つ。
「ベルベットの詩」
もう一曲、映画『アキラとあきら』主題歌として書き下ろされた「ベルベットの詩」は、《あるがままの姿で、自分のままで生きさせて》と歌う、スケールの大きな人生応援歌。
《理不尽が多すぎて/いつの間にかそれに慣れて》と、年齢や職種を問わず幅広く伝わる表現を連ねて、最後は《僕は僕だと、自分の声で歌おう》と自分自身の表現に帰着させる、清水の歌詞には深みと凄みがある。スリーピースのダイナミズムを存分に発揮する、エモーショナルなバンドサウンドも聴きどころだ。
「SISTER」
そして「SISTER」は、ポカリスエットイオンウォーターCMソングとして起用。軽やかで心地よいストリングスのアレンジがよく似合う、キャッチーなメロディがはじける明るいエールソングの代表曲である。
《風の無い空に飛び出して/乾いた海を泳いで傷ついて》、痛みを覚えたからこそ《君はまた光を放って行く》と、挫折が飛躍のきっかけになる視点は、清水の書くエールソングのすべてに通ずるもの。ライブ映えする踊れる曲に、こうした深いメッセージを忍ばせるのがback numberの美学だ。
「ある未来より愛を込めて」
さらに「ある未来より愛を込めて」は、2025年にリリースされた、モスバーガー新ブランドCM『食べるHAPPY』篇のCMソング。
多様な人々が集う姿をイメージして、「ワクワク」「笑顔」「また頑張ろう」というポジティブなエネルギーを曲にしたという清水の言葉通りに、キラキラしたギターロックにストリングスが絡むサウンドは、どこまでも大らかで爽やか。
青春のさなかで様々な悲しみに出会う少年少女たちの姿を丁寧に描きながら、《そんな君だからいいんだから/って日が来ること》を優しく告げ、《まだ君の知らない未来より/愛を込めて》と、かつての自分のような若い世代へエールを贈る歌詞が秀逸。back numberのエールソングは、年を重ねて確実に進化している。
■デビュー15周年!最新情報をチェック
今年でデビュー15周年を迎えてなお、back numberは挑戦者として前進を続けている。5月からはバンド史上最大規模となる5大スタジアムツアー『Grateful Yesterdays Tour 2026』(5か所9公演)の開催を控えている。
back number史上最大規模となる
初の5大スタジアムツアー🏟
“Grateful Yesterdays Tour 2026”開催決定🎉‼️
🎫最速one room会員先行受付は
本日12:00より受付スタート!🗓️schedule
5/2(土)【宮 城】キューアンドエースタジアムみやぎ5/16(土),17(日)【静 岡】静岡エコパスタジアム… pic.twitter.com/1LTkqOYjhs
— back number staff (@backnumberstaff) November 13, 2025
キャリアを重ね、歌詞にも演奏にも人生経験という説得力が増し、その歌に励まされる人は今後も増え続けるだろう。
“今が旬”を常に更新していくバンド、back numberの未来に、こちらからもエールを贈ろう。
TEXT BY 宮本英夫
▼back number 最新記事はこちら
https://www.thefirsttimes.jp/keywords/674/
▼楽曲リンク:back number
https://tftimes.lnk.to/backnumberT1
■ツアー情報
『Grateful Yesterdays Tour 2026』
5/02(土)宮城・キューアンドエースタジアムみやぎ
5/16(土)静岡・静岡エコパスタジアム
5/17(日)静岡・静岡エコパスタジアム
5/23(土)大阪・ヤンマースタジアム長居
5/24(日)大阪・ヤンマースタジアム長居
6/13(土)神奈川・日産スタジアム
6/14(日)神奈川・日産スタジアム
6/27(土)熊本・えがお健康スタジアム
6/28(日)熊本・えがお健康スタジアム


