Juice=Juiceの楽曲「盛れ!ミ・アモーレ」がバズっている。MVの再生回数は900万回を突破、SNSでの総再生回数は約6億を超えた(2026年4月27日時点)。“盛れミ旋風”とも呼ばれるこの流行は、なぜ、どのように起きたのか。そして、2025年10月の発売から半年が経っても再生され続けているこの楽曲とJuice=Juiceの魅力とは? “盛れミ”と結成13年目のJuice=Juiceが愛され続ける理由を考察する。
■中毒性が抜群!「盛れ!ミ・アモーレ」とはどんな曲?
・作詞・作曲:山崎あおい
・編曲:炭竃智弘
・発売日:2025年10月8日リリース
(メジャー20thシングル『四の五の言わず颯(さっ)と別れてあげた/盛れ!ミ・アモーレ』は両A面で、「盛れ!ミ・アモーレ」は表題曲のひとつ)
・Streaming/DL
盛れ!ミ・アモーレ (Concert 2025 Queen of Hearts Special Flush)
https://nex-tone.link/A00208359
盛れ!ミ・アモーレ(BAND Live Ver.)
https://nex-tone.link/A00208358
盛れ!ミ・アモーレ – From THE FIRST TAKE
https://nex-tone.link/A00208360
◎高揚感が止まらない、情熱的ダンスチューン
耳に残る情熱的なラテン調のメロディーと、フラメンコなどで用いられる掛け声の“オレ(Olé)!”をもじった“盛れ!”というフレーズ。その明るくアツい曲に合った、思わずマネしたくなるキャッチーな振り付けと、目を惹く真っ赤な衣装。Juice=Juiceの「盛れ!ミ・アモーレ」は、聴けば踊り出したくなる、心が燃え上がるダンスチューンだ。
Juice=Juiceは、ハロプロのなかでも特に“実力派”と評価されてきたグループだ。歌い出しの《盛れ!ミ・アモーレ》を力強く歌い上げているのは、メンバーの工藤由愛。音源だけでなく、ライブやテレビの音楽番組、動画配信などでも、一音目から芯のある歌声でパンチを繰り出してくる。
MVのサムネイルにもなっている川嶋美楓の、主人公感あふれるまっすぐな歌声。YouTubeで公開されているライブバージョンの大サビでは、井上玲音と段原瑠々のパワフルな歌唱に驚き、他のメンバーたちも、歌や表情、仕草で個性を発揮している。MVやライブ映像を見ていて「いま映った子は誰!?」と気になり、繰り返し再生してしまう。“盛れミ”とJuice=Juiceに魅了された新規ファンのそんな様子が、SNSに頻繁に流れていた。
▼Juice=Juice『盛れ!ミ・アモーレ』Promotion Edit
◎コールの完成度がすごい!
アイドルの楽曲に“コール”は付きものだ。2025年11月24日に公開されたJuice=Juiceのライブ版「盛れ!ミ・アモーレ」の動画では、“盛れ!”というファンのコールの大きさや、《アモーレ ミ・アモーレ》のシンガロング、曲終盤の“M・O・R・E!”という全力の叫びもそのまま収録されている。“盛れミ”で初めてJuice=Juiceのライブやハロプロのファンを知った視聴者の間では「コールの熱量がすごい」「なぜこんなに完成されているんだ?」と話題になっていた。
▼Juice=Juice『盛れ!ミ・アモーレ』(Concert 2025 Queen of Hearts Special Flush)
このコールは、2025年9月に台北・香港でおこなわれたライブで仕上げられたと言われている。グループのリーダー・段原瑠々は、「「盛れ!ミ・アモーレ」も、今回の台北と香港公演でお祭りみたいな盛り上がり方をしていて/みんながめちゃくちゃ楽しそうで」とブログに投稿していた。メンバー本人が驚くほど、ファンの気持ちが高揚したライブだったようだ。その熱気が、いまも変わらず“盛れミ”を盛り上げ続けている。
◎視線を奪うキャッチーな振り付け!
SNSでは、TikTokを中心に「盛れ!ミ・アモーレ」のサビの振り付けがバズった。特に、《油断できないわ シャッターチャンス》というサビの入りに合わせたメンバー全員でのハイキックは、タイミングと高さが常に揃っていて迫力がある。勢いだけで脚を蹴り上げてしまうと、全員の角度がここまで揃わないだろう。高い位置まで脚を上げるための柔軟性と、角度をグッと一瞬キープして揃えるための筋力が求められる。キャッチーで誰でもマネしたくなるのに、実は高い技術がともなっているニクい振り付けだ。
ダンスプラクティス動画は、現在100万回再生を超えた。「歌が上手いのは知っていたけど、ダンスもできるとは」と驚きをもって視聴されている。
▼Juice=Juice『盛れ!ミ・アモーレ』-Dance Practice ver.-
また、背中を向けて流し目をしながらみせる腰のグラインドには目を奪われる。メンバーそれぞれの仕草や表情に個性が出ているし、落ちサビの《盛れ!ミ・アモーレ》で、ソロ歌唱をしている松永里愛を中心に、メンバーの脚が放射状に伸びるフォーメーションは何度見ても美しい。
◎『THE FIRST TAKE』にも登場
▼Juice=Juice – 盛れ!ミ・アモーレ / THE FIRST TAKE
Juice=Juiceは、話題の「盛れ!ミ・アモーレ」を引っ提げて2025年11月19日に『THE FIRST TAKE』に登場した。動画は、現在390万回以上再生されている。
『THE FIRST TAKE』でのパフォーマンスでは、有澤一華がヴァイオリン、井上玲音がボイスパーカッションと、それぞれの特技を披露している。江端妃咲はサンバホイッスルを吹いていたが、実は『THE FIRST TAKE』の撮影時に初めて持ったということを、ブログで明かしていた。ただ歌が上手くて可愛いというだけでなく、多彩で深掘りしたくなる魅力があるグループであることを、この4分53秒のなかに詰め込んでいた。
ちなみに、2025年11月7日には、『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』の『THE FIRST TAKE』も公開されている。
▼Juice=Juice – 「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの? / THE FIRST TAKE
◎マクドナルドWeb CMに出演&楽曲起用
“盛れミ”旋風に乗って、Juice=Juiceはさらに活躍の場を広げていく。テレビ出演や番組での楽曲使用が増えたことはもちろん、特に話題になったのはマクドナルドの期間限定商品『瀬戸内レモンタルタルベーコンてりたま』のWeb CM(2026年3月4日公開)に抜擢されたことだ。
Juice=Juiceと「盛れ!ミ・アモーレ」は、このCM出演を追い風にさらなる飛躍へと繋げていきそうだ。
■TikTokを中心に止まらないバズの広がり
「盛れ!ミ・アモーレ」は、最初からバズっていたわけではない。では、このバズりはどのようにはじまったのか。背景には、後輩グループの後押しやTikTokを中心としたダンス動画の広まりがあった。
楽曲のリリースは2025年10月8日だが、MVは約1ヵ月前の9月1日に公式チャンネルで公開されていた。その2日後には、YouTubeチャンネル『ファミ通ゲーム実況ch』にて配信された番組『ハロ通GAMES』が公開された。
そこで、出演していた後輩グループOCHA NORMAのメンバー・斉藤円香、米村姫良々、窪田七海の3人が、配信中に“盛れミ”の歌詞を口ずさんだり、振り付けを踊ってみせたりした。この流れを、米村が“隙あらばアモーレ”、略して“隙アモ”と呼ぶようになる。ここから、“#隙アモ”のハッシュタグで踊ってみた動画を投稿するムーブメントが起きていく。
▼【ハロプロ】オチャノーマ斉藤円香・米村姫良々・窪田七海の「ハロ通GAMES」。ホラーゲームをプレイ【Five Nights at Freddy’s: Help Wanted / 8番出口】
また、“盛れミ”を踊ってSNSに投稿したのは、後輩やファンだけではない。他のアイドルグループや先輩アイドル、多くの芸能人や人気キャラクターにもムーブメントが波及。
ハロプロの先輩である鈴木愛理や、Juice=Juiceと同じ女性アイドルのTSUZUMI(ME:I)、齋藤樹愛羅(=LOVE)の“盛れミ”動画のいいね数は現時点(2026年4月27日時点)で20万を超えている(鈴木愛理は35.3万いいね)。また、モナキ、木村柾哉(INI)、七五三掛龍也(Travis Japan)、川﨑星輝(B&ZAI)ら男性アーティストや人気キャラクターのムックの投稿などその広がりはジャンルを超えている。
@airisuzuki_official リハ終わりに。満足いくまでやりたいですこれ。Juice=Juice本当すごい集団。 #隙アモ #盛れミアモーレ 盛れまみce=Juice
@official_me_i_
@equal_love_kiara #juicejuice さんの#盛れミアモーレ を踊らせていただきました!激ハマりしてます💃🏻🤍
@monaki__official @Juice=Juice さんの「盛れ!ミ・アモーレ」踊ってみました‼︎ #ほんまやでダンス 踊ってくださりありがとうございました🙇♀️✨ #juicejuice #盛れミアモーレ #モナキ
@official__ini アモーレッ!!💃 #juicejuice #盛れミアモーレ #INI #木村柾哉 #MASAYA
@shime_tj_623 あけましておめでとうございます🎍2026年もよろしくお願いします☺️ #しめTikTok #TravisJapan #七五三掛龍也
@jr_official_tiktok B&ZAIの川﨑星輝です🙌🩵 盛れ!ミ・アモーレを踊りたいって言ってたらメンバーの矢花(通称バナちゃん)が演奏してくれました😭 かっこよすぎて感謝しかないです🙌 あと、人生初のブリーチ、初カラーどうですか?かわいい? 矢花黎/川﨑星輝 #BandZAI #盛れミアモーレ #woofer887 #ピンク髪 #おまたせ
@gachapinofficial わたくしもアモりました〜💃❤️ #ムック #JuiceJuice #盛れミアモーレ #隙アモ
SNSで楽曲の知名度が上がっていくなかで、2025年12月23日からは各種音楽サブスクリプションにて「盛れ!ミ・アモーレ」の『THE FIRST TAKE』バージョンやライブ音源(バンドライブ、武道館)が配信され、気軽に聴いたり人に勧めたりできるようになった。2026年2月13日には、「盛れ!ミ・アモーレ」を含むハロプロの全楽曲をサブスク解禁したが、“盛れミ”旋風が解禁を後押ししたのではないかと、ファンの間でささやかれていた。それほど、“盛れミ”の勢いは凄まじかったのだ。
■「盛れ!ミ・アモーレ」歌詞考察

『盛れ!ミ・アモーレ』の歌詞は、シンガーソングライターの山崎あおいが手掛けている。“等身大の女の子の気持ちがわかりすぎている”と共感を集める山崎は、“盛れミ”でどんな女の子を描いたのだろうか。
「盛れ!ミ・アモーレ」
作詞・作曲:山崎あおい
編曲:炭竃智弘盛れ! ミ・アモーレ
盛れ! ミ・アモール
盛れ! 盛れ! 盛れ!アモーレ ミ・アモーレ
一番の私を見て
ありのままなんて
愛させたげない
火花みたいな今を
盛れ!!!あなたの瞳はフィルター
燃えてゆく恋は刹那
思い出なら 綺麗なまま
笑っていられるの何気ないその一瞬
素顔のままも So cute
だけどあなたにこそ
本気だけこだわりの角度で
あくまでも味付け
美しさのベスト
焼き付けて油断できないわ
シャッターチャンスアモーレ ミ・アモーレ
私を好きでいさせて
ありのままなんて
残させたくない
現実以上 でいいの盛れ! ミ・アモーレ
一番の私を見て
ありのままなんて
愛させたげない
火花みたいな今を……
盛れ!!!街角の明かり フラッシュ
照らし出されちゃ スキャンダル
乾いた唇が 気になるから
見つめたりしないでだれにでもある一瞬
ナチュラル主義のBaby
欺けるレベルの
本気のベール
そこにある奇跡は
あくまでも私よ
会えない日は写真
抱きしめて油断できないわ
シャッターチャンスアモーレ ミ・アモーレ
私を好きでいさせて
ありのままなんて
残させたくない
現実以上 でいいの盛れ! ミ・アモーレ
一番の私を見て
ありのままなんて
愛させたげない
火花みたいな今を……
盛れ!!!アモーレ ミ・アモーレ
あなたを好きでいさせて
愛してゆくのと
無防備さなら
比例しないわ だけど盛れ! ミ・アモーレ
私のもとを 去るのね
悲しいエピソードって
後味が悪い
めちゃくちゃにして話そう
盛れ!!!盛れ!!!
サビの《一番の私を見て》という歌詞に表れているように、この曲の主人公は“好きな人に一番可愛い(=盛れている)私だけを見てほしい”と願う女の子だ。《ありのままなんて 愛させたげない》と強く見える一面もあるが、《燃えてゆく恋は刹那 思い出なら 綺麗なまま 笑っていられるの》と、どこか恋愛やありのままの自分を見せることを怖がっているようなところもある。
彼女は、写真の中の盛れている自分ならば肯定できる。《私を好きでいさせて ありのままなんて 残させたくない 現実以上でいいの》という歌詞から、その状況が読み取れる。“好きな人には一番可愛い自分を見せたい”という乙女心と、“ありのままの自分を肯定できない”自分についての悩み。そのふたつの気持ちが、歌詞のなかで入れ替わり続けていく。“可愛くありたい”と思うのは、いまの自分を全肯定できないからか。何度も変わる感情は、ふたつの思いが表裏一体であることを表現しているようだ。
ここまででも十分に、女性の共感を得て、男性にとっては女心にハッとする歌詞である。《盛れ!!! 》と繰り返す力強さと、思い悩む等身大の女の子像のギャップも良い。ただ、この曲の良さはそこに留まらない。
最後に主人公は好きな人にフラれてしまうが、転んでもただでは起きない。自分の可愛い姿だけを見せたかった相手は去り、主人公は《悲しいエピソードって 後味が悪い めちゃくちゃにして話そう 盛れ!!!》と自分を鼓舞する。いわゆる“オチ”的な展開と、写真(容姿)を“盛る”と話を“盛る”のダブルミーニングがユニークだ。
エンディングに向かうにつれて、話し相手の女友達に「ねえ、聞いてよ~!」と話しながら去っていく主人公の後ろ姿が見えるよう。女友達に盛った話を聞かせる姿は、もしかしたら“ありのままの自分”なのかもしれない。
冒頭でも紹介した“オレ!”をもじった“盛れ!”という掛け声の口にしやすさや、《油断できないわ シャッターチャンス》などのハイキックダンスと合わせた視覚的なキャッチーさも、“盛れミ”に魅了される人を惹きつけた要因だろう。
そして、何度も聴くうちに歌詞の主人公の悩みや恋心に共感し、失恋を乗り越えようとする強さと明るさ、彼女のユーモアに元気をもらう。アップテンポな楽曲に合わせた感情揺さぶられる展開が、この曲を飽きさせず、長く聴かれている理由のひとつではないだろうか。
■「盛れ!ミ・アモーレ」を歌うJuice=Juiceとは?
Juice=Juice(ジュースジュース)
・メンバー:段原瑠々、井上玲音、工藤由愛、松永里愛、有澤一華、入江里咲、江端妃咲、石山咲良、遠藤彩加里、川嶋美楓、林仁愛
・結成日:2013年2月3日
・メジャーデビュー日:2013年9月11日
・OFFICIAL SITE http://www.helloproject.com/juicejuice/
・BLOG https://ameblo.jp/juicejuice-official/
・X @JuiceJuice_uf
・Instagram @juice_juice_official
・TikTok @juicejuice_uf
・YouTube @juicejuice
ここまで紹介してきた「盛れ!ミ・アモーレ」を歌うJuice=Juiceは、モーニング娘。’26やアンジュルムらと同じ『ハロー!プロジェクト』所属のアイドルグループだ。2013年にデビューし、今年で結成13年目となる。
メンバーの卒業と加入を繰り返していて、現在は11名で活動している。2017年に加入した段原瑠々が4代目リーダーを務めており、最年少メンバーは2025年に加入した14歳の林仁愛だ。眼鏡姿が印象的な林は、『四の五の言わず颯(さっ)と別れてあげた/盛れ!ミ・アモーレ』がデビュー作品である。
▼Juice=Juice『四の五の言わず颯(さっ)と別れてあげた』Promotion Edit
▼Juice=Juice『盛れ!ミ・アモーレ』Promotion Edit
ハロプロ研修生の実力者や期待のメンバーが集められて結成されたことから、ハロプロ内でも“実力派”と見られて活動してきた。歌やダンスだけでなく、井上玲音のボイスパーカッションや有澤一華のバイオリンなど、一芸に秀でたメンバーが集まっている。今回の“盛れミ”人気とその実力から、今後のハロプロを牽引していくのではと期待が集まっている。
■Juice=Juice沼にハマれる!推し楽曲5選

「盛れ!ミ・アモーレ」がバズったことで、Juice=Juiceの楽曲に初めて触れたという人もいるだろう。幅広い音楽を表現できるJuice=Juiceをもっと知りたい人のために、推し曲を紹介したい。
「四の五の言わず颯(さっ)と別れてあげた」
「盛れ!ミ・アモーレ」との両A面シングルで、表題曲のひとつ。ジャジーなR&B調の楽曲に載せて、少し大人な女性の失恋と傷心をテーマにした楽曲だ。主人公の女性がひとりで部屋の片づけをしている様子からはじまる歌詞は、《別れてあげた》と強がりながらも《どうすればよかったの?》と決心が揺らぐ様子も描いている。
MVのサムネイルにもなっている遠藤の低音や、若手メンバーである江端と川嶋のフェイク、それをまとめて支えるお姉さんメンバーの段原、井上の安定した歌声。Juice=Juiceの能力の高さとメンバーの個性を存分に味わえる。
『Fiesta! Fiesta!』
2017年に発売された、段原瑠々・梁川奈々美(2019年3月に卒業、芸能界引退)のデビューシングルだ。赤い衣装が似合うラテン調の情熱的な楽曲で、「盛れ!ミ・アモーレ」を聴いてこの曲を思い出したファンも多かったはずだ。MVの再生回数が132万回、ライブバージョンが276万回を超えている。
歌い出しの《情熱を解き放とう!》というソロパートを、発表当時、研修生から昇格したばかりの段原が担っていた衝撃は忘れられない(ぜひ当時のMVも見てもらいたい)。ラテン調のこの曲でデビューした初々しい彼女が、いま同じくラテン調の“盛れミ”で注目を集めている。聴く人を解放的な気持ちにさせる、伸びやかで力強い彼女の歌声を堪能できる。
▼Juice=Juice『Fiesta! Fiesta!』(ショートVer.)
『トウキョウ・ブラー』
2024年5月15日に発売。昭和~平成を想起するようなシティポップ感あふれる楽曲で、作詞は“盛れミ”と同じ山崎あおいが、作曲・編曲はErik Lidbomが担当している。2024年にグループを卒業した、前リーダーの植村あかりが最後に参加したシングルだ。タイトルの「ブラー(Blur)」は英語で“にじみ”や“ぼやけ”を意味する。車に乗った主人公の女の子の恋が終わり、涙のせいか東京の街や灯りがにじんで見える。そんな失恋の情景の一方で《五つ星手放して 一番星を目指す》という歌詞は、メジャーデビュー時に5人だったJuice=Juiceのオリジナルメンバーである植村との別れを歌っているようにも解釈でき、オリメン時代からのファンには泣ける一曲でもある。
『微炭酸』
2019年2月13日に発売。2018年に加入した稲場愛香(元メンバー)にとって初めてのシングルであり、2019年に卒業した梁川のラストシングルでもある。“盛れミ”の山崎あおいが初めてJuice=Juiceに歌詞提供し、「四の五の~」のKOUGAが作曲を手掛けている。曲名の「微炭酸」は、誰にも気づかれずに弾けてしまう恋心であり、変化を続けているJuice=Juice(ジュース)の名前にもつながっているようだ。“盛れミ”や「四の五の言わず颯(さっ)と別れてあげた」「Fiesta!」などで“強い女性”のイメージが強いJuice=Juiceだが、この曲では、言いたいことを上手く表現できずに悔やむ女の子の姿を、切なく可憐に表現している。
『プライド・ブライト』
2023年7月12日発売。繰り返される転調と、それを乗りこなすJuice=Juiceメンバーたちの高いスキルが、聴いていて心地良い。《「ケジメ」》と言い訳して他の女性に会ってきた彼に別れを告げる“強い女の子”が主人公。でも、時折差し込まれる《だめ…だめ…前向いて》という自分への鼓舞、この子の弱さが見える。
女の子は強い。でも、強さの奥に弱さを隠してもいる。そんな女性像が、「盛れ!ミ・アモーレ」や、2020年に話題になった『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』などの楽曲とリンクする。女性は多面的なだけでなく“多層的”であることを、Juice=Juiceと山崎あおいは表現し続けている。
■Juice=Juiceをチェック!
情熱的な「盛れ!ミ・アモーレ」が似合うアツい季節が、これからやってくる。Juice=Juiceは、5月2日開催の『JAPAN JAM 2026』、7月25日開催の『OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2026 -THANKS 10TH GIGA-』、8月10日開催の『LuckyFes’26』と、多数の音楽フェスに出演予定だ。また、単独コンサート『Juice=Juice Concert 2026 UP TO 11 MORE! / MORE! MORE!』を5月26、27日に控えている。いま目に焼き付けておきたいJuice=Juiceの勇姿とファンの熱狂を、ぜひ体感してほしい。
TEXT BY むらたえりか
▼Juice=Juiceの最新情報はこちら!
https://www.thefirsttimes.jp/keywords/1991/
▼Juice=Juiceの楽曲リンクはこちら
https://tftimes.lnk.to/91TL2UmIT1

