THE F1RST TIMES

INTERVIEW

2021.10.13

櫻坂46が挑む新境地「流れ弾」。センター田村保乃が美しくも狂気的に表現する、現状打開の気概

初の全国アリーナツアー「櫻坂46 1st TOUR 2021」を開催中の櫻坂46が、前作「BAN」から約半年ぶりとなる、通算3枚目のシングル「流れ弾」をリリースした。

表題曲で新センターを担当するのは二期生の田村保乃。ミュージックビデオで美しくも狂気的な表情を見せる彼女は、小池美波、井上梨名、関有美子の3人の目にはどう映っているのか。彼女たちにしか歌えないような刺激的なワードが盛り込まれた表題曲に加え、森田ひかるがセンターを担うディスコロック「Dead end」、渡邉理佐がセンターを務めるラブソング「無言の宇宙」についても話を聞いた。

INTERVIEW & TEXT BY 永堀アツオ
PHOTO BY 藤城貴則

■ゾクゾクさせられる表情を見せてくれている

──表題曲で新センターを務める田村保乃さんはメンバーから見てどんな女性ですか。

小池美波(以下、小池):保乃ちゃんは、皆さんが思う第一印象そのままっていう感じです。すごく真面目で自分に対してストイックなんですけど、いろんなメンバーの気持ちも感じ取るというか。ちょっと落ち込んでるメンバーがいると、そのメンバーの気持ちまで吸収しちゃうくらい温かい心を持っている、すごく素敵な子です。

井上梨名(以下、井上):みんなを笑顔にさせる存在だなと思います。保乃がいるだけで場が和むし、癒し効果がある。でも、芯はとても強い子で、グループの話をするときになると、いつもグループにとって何がいいのかを一番に考えて、積極的に発言もしてて。グループのことを真面目に第一に考えている子だなって思います。あと、同じ二期生でも私は年下に当たるんですけど、年下にはあまり弱みを見せないんですよね。本当は悩んだりすることもあるのかもしれないけど、どっちかと言ったら、人の悩みをいつも受け入れてくれる側だなって思っていて。(関を見ながら)年上にはどうかわからないんですけど……。

──関さんには弱み見せたりしますか。

関有美子(以下、関):私は年上じゃなくて同い年なんですけど(笑)、直接、弱みを見せることはないです。ただ、ふとしたときに、「ちょっとお家にいっていい?」って感じで遊びに来たりすることがあって。そういうときも、直接、悩みを話したりするのではなく、一緒にいるとお互いに安心するというか。本当に見たまんまのかわいらしい子ですし、優しくて、人の心の変化に気付きやすい。メンバーのことを見てくれているなと思います。

小池美波

──では、3枚目のシングルで田村さんが新センターに立つ意味をどう考えてますか。

小池:MVでは、保乃ちゃんのイメージを壊すくらいの表情を見せてくれているんです。いい意味でのギャップというか、新しい表情を見せてくれています。

──かなり狂気的な表情も見せてましたよね。

小池:「え、保乃ちゃん、こんな表情するんだ」って驚く瞬間が多くて。それだけ自分と向き合ってた証拠だと思うんです。このMVに挑む前に、「サイコパス」とか、ホラー映画を観てから挑んだって言ってたくらい。相当勉強しているというか、熱心さが伝わってきます。

井上:(「Nobody’s fault」や「BAN」でセンターを務めた)森田(ひかる)とはまた違った個性のあるメンバーです。いつもの、みんなが想像する保乃とは違って、笑顔ひとつとっても、「あ、かわいい」っていうよりは、ゾクゾクさせられる表情を見せてくれている。ファンの皆さんもたぶん、MVを観て、これからどうなるんだろうってワクワクしているじゃないのかなと思います。

関:見え方はふたりが言った通りです。さっきも言っちゃったんですけど、自分だけじゃなく、周りのことをしっかり見てくれる子なので、メンバーを包み込んでくれるセンターなのかなって思います。

■強さだけじゃなくて、女性の秘めたる美しさを表現してると感じて

──改めて、「流れ弾」を最初に聴いたときはどう感じましたか。

小池:イントロを初めて聴いたときに、泥棒っぽい感じがしました(笑)。

──あはははは。泥棒?

小池:あ、ルパンみたいな印象があったんですよね(笑)。歌詞を含めて見ると、強い感じがあって。今までもそういう楽曲は多かったんですけど、MVを撮っていくなかで、強さだけじゃなくて、女性の秘めたる美しさを表現してるんだなって感じて。“カッコ良い”や“強い”だけじゃなく、“美しさ”や“きれいさ”もある。ただただ強いとか、怖いという印象だけじゃなくなったので、櫻坂の中でも新しいジャンルに挑戦しています。

井上:すごくライブで盛り上がりそうな曲だなって思いました。最初は早口な感じで始まって。“おお、なんて言ってるんだろう”って思って(笑)。歌詞をみたら、今の世の中の概念とか、普通だよっていうことを、壊していく感じがしました。ある意味、櫻坂らしさ、メンバーの個性が現れる楽曲だなと思いました。

関:私も第一印象はライブで盛り上がりそうだなっていう感じでした。歌詞は結構、強めで、誰しもが持ちたいと思ってる強さを取り入れられる、聴いてて強くなれるような気がする曲だなって思いました。

──歌詞にはあまり口にしないような刺激的なワードも入ってますね。

小池:なかなかパンチはありますよね。「BAN」にちょっと続く感じがあるなと思ったんですけど、ちょっとびっくりする歌詞が多すぎて。逆に、私は知らない言葉のほうが多かったので、“リンチパーティー”や“チキンレース”を調べたんですけど、知ったら知ったで、とっても恐ろしかったです。あと、個人的には英語に苦戦しました。

──櫻坂46の楽曲は英語のフレーズが増えてきてますよね。

小池:YouTubeでMVを公開すると、海外の方もコメント欄に書き込んでくれてて。歌詞に英語があると、海外の方も聴きやすいのかなと思ったりします。日本だけじゃなく、海外の方にも届いてるんだって思ったら、さらに私たちももっと届けるように頑張らなきゃって思うし、頑張れます。

──最終的には“愛がなくちゃ世界は終わる”というメッセージに集約されてるんでしょうか。

小池:ラストサビ前に“言いたいこと 言わせてくれ!”っていう歌詞があって。私もライブのときにいちばん強く歌ってるところなんですけど、“言いたいこと 言わせてくれ!”と“愛がなくちゃ世界は終わる”が通じている部分かなって思います。

井上梨名

──今、メンバーに何か“言いたいこと”はありますか。

小池:ありますね。

井上:なんだろ。

小池:井上なんですけど……。

井上:怖い、怖い。

小池:今日、私がメイクさんに「ピンクのチークを塗ってください」ってオーダーしたんですよ。「えー、パイセン、ピンクなんですか?」ってニヤニヤしながらいじってきて。ピンクの何が悪いんだと思って、「じゃあ、何色?」って聞いたら、「オレンジでーす」って。だから、なんだんだ!って思いました。どういう絡み方!?って(笑)。

井上:先輩にそうやって言って、「なんやねん」って言われるのが面白いなと思って。私はグループに入る前に、いわゆる先輩みたいな年上の人がいなくて。どっちかと言ったら、先輩だけど友達みたいな子が多かったので、そういうノリの方が、私にとっては普通だったんです。だから、櫻坂でも、もちろん先輩だけど、そういうノリができるようになってきたな〜みたいなうれしさがあって。だから、すごく親しみを込めてのやつです。

小池:ま、嫌じゃないんですけど(笑)、非常に雑ですね。ふふふ。

──(笑)。井上さんはメンバーに“言いたいこと”はありますか?

井上:レッスンのときにお水を用意するんですけど、ペットボトルのラベルを剥がすこと多いんですよ。でも、名前を書いてないことが多くて。見た目、だいたい同じなので、“名前書いてくれ”って思います。

小池:たしかに。

井上:迷いますよね、あれ。“あ、違う。私のじゃない”って。

小池:絵でもいいから書いてほしいよね。

関:私は意外にメンバーにちょっかいをかけがちなんですよ。

──それは意外です。遠くで温かく見守ってるイメージでした。

関:ふふふ。でも、みんな、やらせてくれるんですよ。例えば、井上の耳を折るのが好きで。耳が折れるんですけど、それを受け入れてくれるんですよ。何か反応が欲しいわけじゃなくて、ただやりたいっていうだけでやってるので、言いたいことというか、“いつもありがとう”っていう感謝ですね。

──(笑)ありがとうございます。「流れ弾」に戻ると、MVの撮影はいかがでしたか?

小池:黒衣装のときはラメラメが、赤衣装のときは薔薇が宙を舞っていて。2日間とも何かを体に引っ付けたままお家に帰ったので、お風呂がとっても豪華になりました。ラメとバラでお姫様の気分になりました。

──あははは。撮影にはどんな思いで望みましたか。

小池:黒衣装のときは、“他のメンバーは保乃ちゃんが怖い”っていうイメージをして挑んでほしいって言われて。“恐れてる”っていう感情が大きいんですけど、私はわりと、その“恐れる”っていうのがなかなかできない。どちらかというと、保乃ちゃんに寄っちゃうっていう役割だったので、メンバーと保乃ちゃんの中間地点で、なんとか自分を留めなきゃっていうのが自分の中であって。でも、自分のいろんな思いをぶつけたいと思ったので、パフォーマンスには結構、感情をぶつけてます。

──保乃さんの近くで踊ってましたね。

小池:そうですね。1Aのダンスは保乃ちゃんと絡むシーンがあって。保乃ちゃんが肩を触って、私が跳ね返すっていうのがあるんですけど、意外と一瞬なので難しくて。そこは保乃ちゃんと何回も何回も練習しました。あと、サビ前でも(藤吉)夏鈴ちゃんと一緒に一瞬保乃ちゃんを隠したりする場面があって、ダンスが細かくて、移動も多いので難しかったです。ダンスを丁寧に踊ることが一番なんですけど、私は自分が思っている第一印象で感じた感情をぶつけたいと思ったので、そのまま表現しました。

──その感情というは?

小池:楽曲を聴いたときの印象もそうですけど、自分がこの曲に挑むにあたってとか、今回の3rdシングルに対してとか。全てに対してのいろんな思いがあったので、それをそのまま出しました。

関有美子

■会場の中で踊り狂うメンバーは演技ではなく、“私の感情”

──おふたりからも見た感想をいただけますか。

井上:やっぱり赤の印象がすごかったですね。画面を見ただけで、ちょっと一歩後ろに引いてしまうくらい、「おお〜」って圧倒される感じがありました。個人的に好きなのは、すごくきれいなパーティー会場で、赤いバラがいっぱい舞っているなかで、机の上で踊ってるメンバーがいるシーンです。会場の中で踊り狂うメンバーは演技ではなく、“私の感情”みたいな感じがして。目からも口からも伝わってきたので、そこに圧倒されてしまいました。

関:私も赤の衣装のシーンがすごく印象に残ってて。メンバーが絵画のように美しかったし、身内ですけど、櫻坂のメンバーって改めてかわいいなって思うくらい、みんなきれいでした。赤の衣装で顔がアップになるシーンとか好きです。

──フラッシュのシーンとか、それぞれがすごい表情をしてますよね。

小池:うん。見たことないです。怖かったです。

井上:ふふふ。あれ、叫んでたんですか?

小池:そうそう。顔を上げた瞬間にカメラを見なくちゃいけないっていう難しい撮影だったんですけど、ヘドバンしながら撮ってて。監督さんが一人ひとりに“苦しんでる”とか、“ちょっと張り付いた笑顔をしてほしい”とか、いろんなテーマを与えていて。みんなそのテーマに沿った表情をしているんですけど、どこを切り取ってもきれいというか、その表情がしっかりできてて。現場ではモニター見ながら、みんな笑ってたんです。何回もやっていたから、“うはは”ってなってて。でも、映像になると、そこが狂気的に見えて、印象に残る。あのMVの中で変化していく真っ最中、それぞれの表情が変わっていく瞬間という感じがするので、すごく好きなところです。

──そして、森田さんセンター曲「Dead end」には井上さんが参加してます。

井上:最初に曲だけを聴いたときはファンの方の心をつかんで、ライブで盛り上がっていけるような曲調だなって思っていたんですけど、歌詞は行き止まりとか、ネガティヴ要素の強い言葉が並んでいて。でも、その後に必ず、改善策みたいなのが出てくるんです。壁だったら壊せるとか。ネガティブの中に毎回、どうやったら解決できるかっていう要素が入ってて。心の中にふたりの自分がいて、言い合ってるんだろうなっていうイメージを持ってました。だから、MVも最初の方は暗めで、閉じ込められた部屋にいて、社会の一員としてメンバーがいるけど、最後に走っていくと緑の草原みたいなところに出て。

──すごい風が吹いてましたね。

井上:そうなんですよ。ちょっとでも気を抜くと倒れそうになるくらいの風だったので、最初は、“これダンス、大丈夫かな?”って思って。いちばん力強く見せたい部分だったので、風が吹きすぎて、ダンスが弱く見えるんじゃないのかなっていう心配をしてたんですけど、逆にあの風が、自分たちにとっての壁に見えてきて。ダンスもその風=壁に負けないように力強く踊ったし、表情も嘘のない表情になったのかなと思いました。

■どんどんみんなが本当の自分に気づいて、解放されていく

──小池さんと関さんも見ましたか?

小池:見ました! 初めは無表情な人たちが歩いてて。その中をひかるちゃんは、信号機の上に座って、サングラスをかけたまま、飴ちゃんを舐めながら見てて。“とんでもないな〜”って思いました(笑)。しかも、悪びれもしてないし、“だから、なんでしょう”っていう顔をしてる。その、ひかるちゃんにもゾクっとしたんですよね。1stから一緒にやっていく中で、表情のバリエーションが豊富になってるのがすごいなと思ったし、最後、みんなが走っていくところは絶対に風がヤバかったと思うんですけど、その風に負けないくらいの表情をしてて。まとめていた髪の毛を解いて、バーって走っていくところがカッコいいなって思いました。あと、この曲自体がずっと自分自身に問いかけてくるものがあるというか。自分に問いかけて、解決策を頑張って探している。聴く側にとっても、問いかけられてる感じがするし、自分の中でも考えさせられるものがあったので、この曲もすごく好きです。

関:第一印象は独特なMVだなと感じたんですけど、この世界観がすごい好きだなと思いました。最初はひかるだけが異質な存在で、みんなは同じことをしてるけど、どんどんみんなが本当の自分に気づいて、解放されていく。やりたいことを見つけていく過程が個人的にすごくいいなと思ったのと、風の話は井上たちから聞いていたので、「ああ、これがあの風か」と思ったりしました(笑)。でも、それも味方につける感じがすごいカッコいいMVだなと思いました。

──「Nobody’s fault」などでも走ってましたね。

井上:櫻坂は全力疾走です! 転げているメンバーもいたりして。でも、この曲をやってるときに、自分で自分を縛り付けてるものがあるんだなって気づいて。ダンスの中でも、自分で腕を押さえてるから動きたいのに動けなかったり、椅子から離れたいのに、自分で留めてるから動けないとかがあって。自分との戦いなんだなって思いました。

■自分の中でなんでもとりあえずやってみる、突き進む

──皆さんは、壁にぶち当たったときはどうやって乗り越えますか。

小池:昔は壁にぶち当たったら、そのまま壁にへばりついてることが多かったんですけど(笑)、最近は、考える暇があるなら、やるしかないなって思うようになってます。止まって考えるよりも、実際に動いてみると、これは違うな、あれは違うなっていうのが見えてくる。特に櫻坂になってからは、自分の中でなんでもとりあえずやってみる、突き進むっていうことをやるようになりましたね。

──東京ドーム以降、小池さんのパフォーマンスからも腹が据わったなって感じてました。

小池:うれしいです! 櫻坂のメンバーのみんなのことが好きなので、みんなを支えられる人になりたいって思うんです。そういう人になるためには、自分がちゃんとどしっと構えてないといけないので、日々、不安定にならないように心がけてます。

■自分の意見より、新たな意見のほうが解決策になるかも

──関さんはどうですか?

関:私は、ちゃんと自分の意見を持ってる人に相談するかもしれないです。話を聞いてほしいんじゃなくて、新たな意見を取り込んで、そこで自分がどういうふうな気持ちになるのかを知りたいんです。もしかしたら、自分の意見より、新たな意見のほうが解決策になるかもしれない。だから、ちゃんと自分にものを言ってくれる人に悩んでることを相談することが多いですね。

井上:ふたりの話を聞いててすごいなって思います。私は昔のほうが、どうにかしてでも突破口を開こうっていう気持ちがありました。今の私は、どちらかと言ったら、逃げたくなるときがあります。逃げることがすべていいわけではないけど、ひとつの解決方法としては、別に悪くないのかなと思うようになっていて。もちろん、ちゃんと戦い抜かないといけない場面はあるけど、もうちょっと気楽に考えて、“どうでもええわ”くらいに思える心も持てるようになれたらなと思ってます。

──もう一曲、関さんが参加した渡邉理佐さんセンター曲「無言の宇宙」についても聞かせてください。

関:初めて聴いたときに、私は恋の歌だなって思ったんですけど、歌詞を読み込んでいくうちに、これは恋ではなく愛なんだなっていうことに気づいて。ポジティブな歌詞の中に、ちょっとマイナスな言葉もあるところが好きです。それに、この楽曲は、“黙ったままでいた方いい”とか、自分のことをあまり言わないという歌詞が多くなってる。今、SNSが当たり前になっていて、言葉が溢れている現代だからこそ、伝わることも多い楽曲なんじゃないかなって思います。

■理由なく好きだっていうのが、逆にいちばんうれしい言葉

──MVではメンバーそれぞれが都内の様々な場所でひとりで撮影をしてました。

関:私はルイ・ヴィトンの女ということで(笑)、銀座で撮影していただいて。メンバーは各地に散らばってるけど、最終的には集合する。それも、メンバー同士、仲間同士の愛の表現の仕方だなと思って。最初はひとりで、ちょっと寂しそうな感じの表情が多いけど、理佐さんとみんなが合流して、すごい笑顔で踊る。表情の移り変わりも見どころかなって思います。

小池:衣装も櫻坂らしい日本っぽさがあって美しかったです。何よりも私はこの曲がすごく好きなんです。これからの櫻坂にとっても大切な曲になるだろうし、ファンの皆さんにとっても愛されていく曲になるだろうなって感じてて。人と人が話すときって、やっぱり理由とかが気になるし、何を考えているのかを共有し合うことが多いと思うんですけど、それを聞かなくてもいいんですよね。その空間で感じあうとか、自分の気持ちに理由がなくてもいい。この楽曲だったら“好き”っていう気持ち。理由もなく好きだっていう、それが真実だし、きれいだなと思って。私はいつも自分の中で理由を考えちゃうことが多かったんですけど、理由のないものもいいんだなっていうふうに学びことがありました。

井上:真っ直ぐで優しい歌だなと思いました。“僕は君を/理由なく好きだ”って。普通に言ったら、なんで好きなの? って聞いちゃうじゃないですか。でも、理由なく好きだっていうのが、逆にいちばんうれしい言葉なのかもしれないなと思って。こうやって自分の思ったことを真っ直ぐに、正面向かってはあんまり言えないと思うので、この曲を聴いて、いろんな人が、自分の思ったことを素直に真っ直ぐにぶつけられるようになったらいいなと感じました。

■それぞれの楽曲で違った形の強いメッセージ性が込められている

──3枚目のシングルが完成してリスナーにはどう届けたいですか。

関:それぞれの楽曲で違った形の強いメッセージ性が込められているので、いろんな方の心の支えになってほしいですね。ちょっとでも力になれたらうれしいです。

──井上さんは松田さんとグループ初のユニット曲「On my way」を歌ってます。

井上:松田と私は歌うことが大好きなので、前からふたりで「何かできるようになったらいいね」って話していたら、このような素晴らしい機会をいただいて。もしライブで歌う機会があったら、もちろん歌詞の意味とか、上手に歌うことも大事だと思うんですけど、“私たちは歌が大好きです!”っていう気持ちをみんなに届けられたらいいなと思いますし、櫻坂の魅力のひとつに繋がるものにしたいです。この曲を聴いて、ライブに行きたいなとか、メンバーのことをもっと知りたいなと思ってもらえたらいいなと思いました。

■皆さんに求められるグループになっていけるように

──リリース後にはさいたまスーパーアリーナ3DAYS公演が控えてます。

小池:まず、3rdシングルは歌詞を見てほしいのはもちろん、初めて聴く方には、理由もなく、なんかこの曲好きだなって感じてもらえたらいいなと思ってます。深く知らなくてもいいし、ニュアンスだけでもいい。さらっと聴いて、この雰囲気が好きだなっていうところからどんどんハマってくれる方が多いといいなと思います。そして、さいたまスーパーアリーナは、欅坂のときも立ったことがないステージなので、広い会場にみんなで立たせていただけるのはありがたいことだなって感じてて。私は昔、友達の付き添いで全然知らなかったバンドさんのライブに行って、ハマったことがあったんですね。だから、3日間の公演に来てくださる方の中には、私たちにそんなに興味がない方もいるかもしれない。ずっと応援してくれてる方はもちろん、そういう方たちもどんどん引き込ませるパフォーマンスを見せたいし、櫻坂は音源で聴くのと生で観るのでは違う印象を持つ曲も多いので、もっともっと皆さんに求められるグループになっていけるよう、ライブ一つひとつを頑張りたいなと思います。


プロフィール

櫻坂46
サクラザカフォーティシックス/秋元康総合プロデュース。2015年8月に乃木坂46に続く「坂道シリーズ」第2弾グループとなる欅坂46として誕生。
2020年7月に配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」を開催し、同公演内で10月のラストライブをもって欅坂46の活動休止と改名を発表。
2020年10月14日より活動をスタート。12月9日に1stシングル「Nobody’s fault」をリリース。


リリース情報

2021.10.13 ON SALE
SINGLE「流れ弾」

初回仕様限定盤 TYPE-A

初回仕様限定盤 TYPE-B

初回仕様限定盤 TYPE-C

初回仕様限定盤 TYPE-D

通常盤


ライブ情報

櫻坂46 1st TOUR 2021
10月29日(金) さいたまスーパーアリーナ
10月30日(土) さいたまスーパーアリーナ
10月31日(日) さいたまスーパーアリーナ
※最終日のみ配信チケットも販売
https://sakurazaka46.com/s/s46/news/detail/E00069?ima=1321


櫻坂46 OFFICIAL SITE
https://sakurazaka46.com/