THE F1RST TIMES

INTERVIEW

2021.12.14

梅原裕一郎とは?坂本九、藤井風、BUMP OF CHICKEN、彼の人生に強く刻まれる音楽

INTERVIEW & TEXT BY 吉田可奈
PHOTO BY 関 信行

占い育成アプリ『タロット男子 ~22人の見習い占い師~』にて、【悪魔】アイン・バフォメットを演じる、梅原裕一郎へインタビュー。

梅原にとって思い入れ深い音楽を訊くことで、彼がどんな人物なのか? どんな時に感情を揺さぶられるのか、表現者としての根源を探っていく。

■オーディションに受かった思い出もある「涙くんさよなら」

──占いは自分自身を知るためのひとつの手段だと思うのですが、『THE FIRST TIMES』は音楽サイトなので、思い入れのある楽曲をうかがうことで梅原さんがどんな方かを探っていければと考えています。

梅原裕一郎(以下、梅原):なるほど。そうですね、僕は幼稚園に入るぐらいからずっと坂本九さんの音楽を聴いていて。なかでも「涙くんさよなら」という曲が大好きで、家でもよく歌っていたみたいです。

──かわいらしい思い出ですね。今でも歌えますか?

梅原:はい。昔、オーディションで「自由に歌ってください」と言われたことがあり、そこで「涙くんさよなら」を歌ったんですね。そうしたら見事受かりまして。そういった意味でもすごく思い出深い曲なんです。

──ストレートな歌詞がとても素敵ですよね。

梅原:そうですね。親の影響で、昭和歌謡を聴く機会は多かったので、僕のルーツとなっているのかもしれません。聴くとエネルギーが湧いてくるんですよ。

■苦悩する様子に共感できた「Title of mine」

──学生時代はどんな音楽をよく聴いていましたか?

梅原:中学・高校はBUMP OF CHICKENですね。なかでも『jupiter』というアルバムに収録されている「Title of mine」という曲が好きです。

他人を遠ざけつつも、自問自答しているような歌詞で、どちらかというと暗い曲ではあるんですが、当時、僕も学生で多感な時期だったこともあり、その苦悩している様子にものすごく共感できて。

後々、多くのアーティストが「BUMP OF CHICKENに影響されて~」という話を聞くと、やはり彼らは天才なんだなと思いました。

■多くの人を惹きつける魅力に満ちた「何なんw」

──では、最近はどんな音楽を聴きますか?

梅原:最近はずっと藤井風さんの曲を聴いています。「絶対にブレイクする人がいる!」とスタッフさんに「何なんw」を教えていただいたのをきっかけに聴くようになりましたね。

最初に聴いた瞬間に、こんなにも素敵な曲を作り、歌うなんてブレイクしないわけがない! と僕も思ったんです。

実際にあっと言う間に有名になったので驚きましたが、やはり僕も驚いたあの音楽には、多くの人を惹きつけるものがあるんだなということを感じました。

──聴くほどに中毒性のある曲が多いですよね。

梅原:そうなんですよね。テクニック云々ではなくて、天性の才能をものすごく感じますし、悟りの境地にいるような歌詞にも感動するんです。何より、歌声がすごく印象的ですよね。

──梅原さんが心惹かれる音楽は、歌声に特徴がありますね。やはり、声優さんだからこそ、“声”に注目するのかなと。

梅原:言われてみれば…そうかもしれないですね。どんなに歌がうまいと言われているアーティストの方でも、僕は歌声が好きじゃないと興味がわかなくて。声に惹かれているのかもしれません。

■占いは統計学であり、心理学にも近い部分に面白さを感じている

──今回、占い育成アプリ『タロット男子 ~22人の見習い占い師~』というアプリが始まりましたが、元々占いに興味はありましたか?

梅原:占いそのものというよりも…占い師さんが、対象者と話すなかで瞬時に“この人はこういう人だ”というデータを収集し、答えるという、統計学であり、心理学にも近い“学問”としての面白さを感じましたね。僕自身、この作品に触れるまでタロットカードに関する知識が何もなかったので、すべて興味深かったです。

──占ってもらったことはありますか?

梅原:以前、お仕事で台湾の占い師の方にリモートで占っていただいたことはあります。その時はお米をつまんで占うという独特な方法だったんですが、あまり悪いことは言われなかった気がします(笑)。ただ、リモートの状態で僕の顔と声、話し方を見て、なんとなくの人となりがわかるってすごいですよね。何千人もの人たちを見てきた能力はすごいなと思いました。

■梅原裕一郎を“タロダン占い”で占ってみると…

──誰でも気軽に占える、“タロダン占い”で梅原さんを占ってみると、タイプは“シャムネコの月”とあります。

大変情に厚い人です。美的感覚や独特のこだわりをとても強く持っていますが、押しに弱く雰囲気やムードに流されやすい傾向があり、時々自分の意見を見失うこともあります。

デリケートで感情豊か、さらに同情型なので、その時の気持ちで判断を下してしまいますから、波風を起こしやすいタイプともいえるでしょう。

愛想がよく甘え上手なので、色々なタイプの人を魅了することができます。情が移りやすく惚れっぽい面もありますが、基本的に将来性がある人を好みます。

が、努力せずに射止めようとする無謀さも持ち合わせていますので、自分の能力を磨けばランクの高い人と自然に出会えることに気が付き精進すれば、よりよい未来が得られる人です。

引用:タロダン占い

梅原:情に厚いかはわかりませんが、押しには弱いです。長いものに巻かれるタイプなので、流されても納得します(笑)。ただ、自分のこだわりを人に強要することはないですね。美的感覚のこだわりというよりも、“こう生きていたい”や“自分をよく見せたくない”というこだわりだけはあるんです。

──自分を“よく見せたい”ではなく?

梅原:はい。表に出る職業の人は“良い姿を見せなくてはいけない”って思っている人も多いと思うんですが、僕にはあまりその感覚がないんですよね。むしろ、ちょっと失敗してしまったとか、そういう悪い面を全面的に出していきたいくらいで(笑)。

──(笑)。それは飾ってまで、自分を受け入れてもらおうと思わないからですか?

梅原:そうですね。無理をせず、自然体でいたいんです。自分が自然体であり、フラットであり続けることが表現するうえでも大事だとも考えているので。そこはどんなに状況や環境が変わっても大事にしていきたいことではあります。

──そういった芯の強さは大事かもしれないですね。ちなみに、甘え上手ともありますが…。

梅原:うーん…相手によります(笑)。相手の懐が深ければ甘えることは多々あります。ただ、自分から進んでいくのではなく「来ていいよ」と言われたら行くタイプです。

──そこはシャムネコっぽさがあるのかもしれないですね(笑)。

梅原:あはは。そうかもしれないですね。

■全力で演じるためにフラットな自分の時間を大切にしたい

──今回、『タロット男子』の占い監修をしているaceさんに、梅原さんが落ち込んだ時に聴くといい“ラッキーソング”を診断してもらいました。

梅原さんのタイプは、落ち込んだ時は自分にすっと寄り添い、優しく温かく話しかけてくれるような曲がオススメです。心の闇や日々のモヤモヤを安心して出せるような、人間味溢れるシンプルな歌を聴くと良いので、LEE HI(イ・ハイ)「한숨 (BREATHE)」を選曲します。

ラッキーソング診断:ace

梅原:すごく素敵ですね。バンド音楽が元々好きですが、音数の少ない、落ち着くような曲は心にすっと入ってくるので良いですね。しかも、日本語の歌詞ではなく、韓国語だからこそ、音を純粋に楽しめるので心が癒される気がします。

──梅原さんは落ち込んだ時はとことん落ち込みますか?

梅原:いや、落ち込みません。その場ではちょっとへこみますが、翌日には忘れちゃうんですよね。

──ポジティブ思考ということですか?

梅原:う~ん…落ち込むのも一種の娯楽という感覚もありまして。怒るのも、楽しむのも、大きく感情が動かされるじゃないですか。それって“自分しか味わえない娯楽”なんじゃないかと思うんですよね。すべてをエンターテインメントとして昇華できたらいいなと思う節があるので。

──本当にフラットなんですね。

梅原:まず、怒ったり落ち込んだりすると疲れちゃいますから(笑)。なので、その波には乗らないように“娯楽”として受け止めたいんです。それに、基本的にフラットでいるからこそ、喜怒哀楽の演技すべてを全力で楽しめるんですよ。

例えば、アフレコで自分が思っていた100%を出せることってあまりなくて。でも、及第点くらいを出せた時は、解放感を感じますし、心が軽くなります。

とはいえ、終わった後に反省することのほうが100倍ありますが(苦笑)。演技を通じて、喜怒哀楽、いろんな感情と向き合うからこそ、そのどれにも属さない自然体の自分の時間も大切にしたいんです。

■千葉翔也は梅原裕一郎を“世捨て人”だと思っている!?

──9月に公開された特番『千葉翔也と梅原裕一郎が「タロット男子」になってみた』では、共演者である千葉翔也さんにタロットで占ってもらっていましたね。

梅原:タロットカードには、それぞれ意味があるんですが、これが本当に当たっていたんですよ。もちろん、千葉くんとは仕事で関わることが多かったので、僕の人となりもわかっているでしょうし、それを踏まえて出たタロットカードの意味を解釈してもらっていたとも思うので、とても興味深かったですね。千葉くんが僕をどう思っているのかも透けて見えましたし。

──ちなみにどんな人だと思われているなと感じましたか?

梅原:基本的に僕のことを世捨て人か何かだと思っているんだろうなと、言葉の端々から感じましたね(笑)。

──世捨て人!

梅原:自分ではそんなことはないと思うんですが…(笑)。でも、たしかに僕があまりまわりの人に興味を持たないところが、そういうふうに見えてしまっていたのかなと感じました。

──千葉さんと梅原さんはまったく違うタイプなようで。

梅原:まったく違いますね。千葉くんは本当にコミュニケーション能力が高くて、つねに全力。曲がったことが大嫌いで、納得できないことがあると、次に進めないタイプなのかなということは感じました。本当に真摯に仕事に向き合っているのを、今回の占いでより感じましたね。

──千葉さんが赤い炎だとしたら、梅原さんは青い炎のような感じでしょうか?

梅原:まさにそうかもしれないですね。でも、ここまでタイプが違うからこそ、話していて面白いこともわかりました。

■本能に忠実で、どこまでも自分に正直なアイン・バフォメット

──梅原さんが演じた、悪魔のアイン・バフォメットについても教えてください。つねに意見を変え、周囲をイライラさせるというキャラクターですが。

梅原:こういう役は演じていても楽しいんですよ。本能に忠実ですし、どこまでも自分に正直で。日常生活で言ったらすごくイヤなセリフですが、このキャラクターが言うと、かわいげがあるんですよね。なので、収録はすごく楽しかったです。皮肉屋ですし、あまのじゃくでもありますが、適度に心配はしてくれます(笑)。

©2021 Tarodan

──そういった一面が見えると、たしかにかわいく思えますね。

梅原:なんだかんだ素直なキャラクターなんですよ。自分の感情にも素直ですし、人からの感情も素直に受け取ったりするところはかわいいです。

──印象的なセリフはありましたか?

梅原:「嫌いなものを言え」が面白くて。育成ゲームではあまりないセリフですよね(笑)。実はこのセリフは最後に収録したんです。

それまでにアイン・バフォメットという役がしっかりと出来上がっていたので、やり過ぎなんじゃないかな? と思うほど、遊びを入れています。

“タロット男子”とありますが、タロット占いを知らなくても楽しめるので、気軽に楽しんでもらいたいですね。


プロフィール

■梅原裕一郎
ウメハラユウイチロウ/3月8日、静岡県生まれの男性声優。占い育成アプリ『タロット男子 ~22人の見習い占い師~』にて、【悪魔】アイン・バフォメットを演じている。

梅原裕一郎 OFFICIAL PROFILE
https://www.artsvision.co.jp/talent/294/


アプリ情報

2021.12.07 ON RELEASE
『タロット男子 ~22人の見習い占い師~』
ジャンル:占い&育成
種類:ネイティブアプリ(Android/iPhone対応)
価格:完全無料

©2021 Tarodan

ダウンロード(AppStore)
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