THE F1RST TIMES

INTERVIEW

2022.04.24

音楽×笑いを届けるラジオ『MUSIClock』。山崎あみの願いは「全力を出し切ってリスナーの人生を潤したい」

interfm(89.7MHz)にて、毎週月曜~木曜の朝7時からオンエア中のラジオ『MUSIClock with THE FIRST TIME』のメインパーソナリティを担当することになった、山崎あみ。今月より番組がリニューアル、かつ放送時間も拡大するなか、初日放送を終えたばかりの彼女にインタビューを行った。

音楽×笑いを届けるラジオとは? 本番組をきっかけに出会った音楽、アーティストたちとの秘話、そしてマンスリーDJをつとめる芸人・マツモトクラブとの相性など、本番組に対してヒートアップする山崎あみの想いを聞いていく。

INTERVIEW & TEXT BY フジジュン
PHOTO BY 冨田 望
HAIR & MAKE UP BY 氏家恵子
STYLING BY カミモトリサ

■20分でも、2時間でも、集中していると一瞬

──4月11日より、大幅リニューアルした『MUSIClock with THE FIRST TIME』。初回放送を終えての感想はいかがですか?

山崎あみ:メインパーソナリティということで、ちょっとハラハラしましたけど、すごく楽しかったです! 終えてみての感想は「普通に楽しく放送しちゃったな」と(笑)。

──今回からマンスリーDJとして月替りで芸人さんを迎えての放送ですが、4月のマンスリーDJ・マツモトクラブさんの人柄もあってか、すごくリラックスしてお話されているように感じました。

山崎:マツモトクラブさんは本当にお優しい方で、ずっと楽しそうにニコニコ笑ってらっしゃるのがかわいいですし、私が何を言っても受け止めてくれるだろう安心感もあって、リラックスして放送に臨めました。

──放送時間も1時間半から2時間に拡大されました。

山崎:しかも、私はこれまでゲストアーティストの方々と最新音楽ニュースをお届けする20分のコーナーを担当していたので、そこから考えると時間はたっぷりありますが、取り組んだ感覚としては同じで。20分でも、2時間でも、集中していると一瞬なので、結果的に一緒でしたね。

■「自分の全力を出し切って、リスナーの人生を潤そう!」

──なるほど。最新音楽ニュースを届ける“MUSIC BROAD CASTER”という役割から、番組のメインパーソナリティに抜擢された時の率直な感想は?

山崎:「自分の全力を出し切って、リスナーの人生を潤そう!」と思いました。『MUSIClock with THE FIRST TIME』で一日を楽しくスタートして、その積み重ねでリスナーの皆さんの人生が少しでも良い方向に潤ってくれたら良いなって。朝、この番組を聴いて、「よし頑張ろう!」とちょっとでもテンション上げてもらえればうれしいです。

──良い音楽と最新音楽ニュース、そして笑いを届ける『MUSIClock with THE FIRST TIME』に期待すること、楽しみにしてることはなんですか?

山崎:何が起こるかわからないところです(笑)。本当にカオスになるかも知れないし、放送事故が起きるかも知れませんが、そのハラハラを聴いてる方と一緒になって楽しんでいければと思います。すごく面白い日もあれば、そうでない日もあるかもしれませんが…そういったリアルな空気感を楽しんでいただければと思います。

あと私とマンスリーDJの芸人さんとの初日のギクシャク具合や、その関係性が1ヵ月経ったらどうなるのか? など、日々の成長も感じてほしいですね。

■背景を知ることでよりその音楽を好きになる

──こうやって朝の音楽情報番組に出演するようになってから、山崎さんに何か変化はありましたか?

山崎:いろんなことにアンテナを張って、情報収集をするようになりましたね。「どの話題でも対応できる、もっと喋れる人がやったほうがいいんじゃないか?」と思われないように、たくさん知識を増やさなきゃいけないなと。そうすることで私自身すごく意欲的になり、あらたに始めることも増えたんですよ。ダイビングの資格取得やゴルフを始めようと…。

──ラジオと全然関係ないじゃないですか!(笑)

山崎:どんな話題にも、どんな球でも、打ち返せるようにしたいんです(笑)。それとアニメをこれまであまり観てこなかったので、マンスリーDJを担当されていたアーティストの方々にオススメを教えていただいて観るようにもなりました。音楽もジャンル問わず幅広く聴くようになり、今後は洋楽をもっと聴き込んでいきたいですね。この一年でたくさんディグって、洋楽の知識を増やしたいと思っています。

あとは…いちばんの変化としては、アーティストの音楽に対する思いを聞くうちに音楽や楽曲の背景まで調べるようになりました。楽曲に込められた思い、言葉の意味、音の響き…その背景を知ることでよりその音楽を好きになることが多かったので。アーティストを深く知ることで、楽曲の聴こえ方が変わるのだなと大きな発見でした。

──アーティストは個性的な方が多いので、その面白さもありますよね。

山崎:ありますよね! なので、毎回初対面の時は「どんな方なんだろう」とワクワクするんです。楽曲の印象とは違った、人柄を知ることもできるので、いろんなお話が聞けるのは貴重な経験です。しかも、皆さんめちゃくちゃ面白い! 音楽が素晴らしいのはもちろんですが、人としての魅力にも溢れる方たちで。そして、音楽の話はとても熱くて…楽曲にどれだけの思いを込めているのかを知ることで、一曲一曲をしっかり聴き込もうと思いました。

それに歌詞にどんな意味が込められているのかを自分なりに考えたり、その楽曲が生まれるまでの背景を知ってから改めて歌詞に注目して物語を考察するなど、自分なりの曲との向き合い方を見つけて聴く楽しさを知りました。

■「この経験を一生、脳内に保存しておきたい!」

──毎日、違うタイプのアーティストと話をする緊張や大変さを感じたことは?

山崎:緊張はしますが、皆さん包容力がハンパないので、大変だと感じたことはありません。「ちゃんと聞くべきことが聞けて、アーティストさんが伝えたいことが伝えることができれば良いや!」と考えるようにしているので(笑)。「今日は盛り上がらなかったな…」と落ち込んでしまうと心がズタボロになりそうで、ある程度は受け流すようにしています。

私はこれまでクラシックを中心に聴いてきたので、J-POPといわれる流行りの音楽は通ってこなかったんですよ。それもあって、いろんなアーティストの話を聞くこと、皆さんの音楽に触れることがとても新鮮でどんどん新しい世界が開けていく感じがするんです。

──山崎さんのプロフィールには“音楽大学卒業 声楽・ピアノ(16年間)”とありますね。

山崎:はい。そのため、コンサートではなく、ライブに行ったのもこの番組を始めてからで…。

──そうだったんですね!

山崎あみ:ライブは、その場・その瞬間の感情によって歌い方や演奏、アレンジが違ったり、音源とはまったく違うものになるじゃないですか。会場に行かないとわからないこともたくさんあると知ったので、「この経験を一生、脳内に保存しておきたい!」と思いながら、眼球かっ開いて毎回観てます(笑)。あと、こういう話をしているだけで、「あ~、ライブ行きたいな」と思うようになったのも、この一年での変化ですね。

■斎藤宏介さんが聖母なら、谷中敦さんはお父さん

──では、マンスリーDJでお会いしたアーティストで、特に印象に残ってるアーティストを教えていただけますか?

山崎:うわぁー…悩みますね。それぞれ印象深いですが、BLUE ENCOUNTの田邊駿一さんの熱量はハンパなかったですね。田邊さんはサウナが大好きで「“サウナ”って口にするだけで汗が出る」と言いながら、いろんなお話をしてくださって。スタジオがサウナのように熱くなるのを初めて経験しました。

石崎ひゅーいさんはしれっと嘘つくんですよ(笑)。まさかそんなところで嘘つかないだろうと私も疑わず進んでしまうので、嘘って気づかないことも多々あったり…。キタニタツヤさんもトークが絶妙でしたし、面白かった方はたくさんいますが、UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介さんは聖母でした! 番組を初めたばかりの5月のマンスリーDJだったんですけど、緊張でかたまっていた私を「なんでもいいよ」という姿勢で全部受け止めてくれて、初めて自由に話すことができたのが斎藤さんのおかげでした。

そこからちょっとだけ自分を出せるようになり、だんだん番組を自然体で楽しめるようになりました。

──包容力という意味では、僕が聞いて残っているのは、東京スカパラダイスオーケストラの谷中 敦さんですね。

山崎:はい。最後の日に「あみちゃんをよろしくお願いします!」ってメッセージまで残してくれて…優しすぎましたね。斎藤さんが聖母なら、谷中さんはお父さんでした(笑)。本当にマンスリーDJの方々に支えられて、ここまでやってこれたなと思っています。

──最近だと、ザ・リーサルウェポンズやスピラ・スピカ、Cö shu Nieなどが「こんな人たちなんだ!」と、アーティストのあらたな魅力を知れる良い機会だったなと。

山崎:Cö shu Nieさんは曲とトークのギャップのすごさナンバー1です。『THE FIRST TAKE』で、「この世に実在してるの!?」というくらいの幻想的なパフォーマンスをしてらっしゃるのに、「ハンギョドンが好き」「プリンが大好き」とすごいかわいいおふたりで。出演してくださったアーティストそれぞれの沼にハマってます。

■“求められていることに全力で応えたい”という気持ちが常にある

──山崎さんについてもお話をうかがいたいのですが、モデルとしてデビューしたのが2014年。その後、役者として映画やドラマに出演したり、お天気キャスターとして活躍したりと、活動の場を広げてきました。ご自身はどんな夢や未来を描いていたのですか?

山崎:元々、クラシック音楽をやっていたのですが、挫折してしまい…その時に現実逃避でドラマ『のだめカンタービレ』を観て、「お芝居でこんなに人を感動させられるんだ!」と感激して、「コメディ女優になりたい!」と思ったのが、この世界に入ったきっかけでした。そこで、かわいい子は世の中にたくさんいるけど、女優だったらいろんなタイプを求めてもらえるかなと思い、オーディションを受けたら、モデル賞をいただいて。最初は「いいのかな!? 私、モデルで大丈夫かな…」と不安でした。

──その後、モデルをきっかけにやってみたかった役者のお仕事も叶いました。

山崎:そうですね。でも実際やってみて、女優のお仕事はすごく難しいなと思いました。自分が抜けなくて、山崎あみになってしまって

──活動を振り返ると、モデルもお天気キャスターもラジオパーソナリティーも、ご自身の意思というよりも、誰かに求められて挑戦し、その結果あらたな武器を増やしているんじゃないかなと。すごく恵まれた環境ですよね。

山崎:たしかにそうですね、本当にありがたいです。性格なのかもしれませんが、“求められていることに全力で応えたい”という気持ちが常にあるんですよ。『MUSIClock with THE FIRST TIME』もゲストでいらっしゃるアーティストさんに合わせたい! という気持ちが強いので、相手によって人柄が違うように聞こえることがあったと思いますが、その根底には“寄り添いたい”って…相手が楽しんでくれるほどに私もうれしくなるので、変わらぬそのスタンスで番組をやっています。

──なるほど。その考えがあるから、どんな現場でも合わせられるし、それを楽しめると。

山崎:そうですね。それが全然苦じゃないし、むしろ新しい自分を引き出せて楽しいんです。だから、これからもなんでもやりたいし、もっといとんなことに挑戦して、新しい自分を引き出して行きたいと思っています。

■誰にとっても楽しめる理想の番組を目指したい

──今後、『MUSIClock with THE FIRST TIME』でパーソナルな部分を出していくことも増えると思いますが、ご自身の個性や魅力をどう出していきたいですか?

山崎:これは個性であり短所でもあるんですけど、物事を人とは全然違う視点で捉えがちなところがあるので、そこを面白がってもらえたら良いですね。「そっちから見てんのかい!」って、みんなにもツッコミながら聞いてほしいです。

──そうやって山崎さんにツッコミながら聞くのも楽しいですし、リスナーに毎日出されるお題にメールで参加するのも楽しいでしょうね。

山崎:芸人さんがちゃんとツッコんでくださるので、ぜひリスナーの皆さん! メッセージでボケ倒して下さい(笑)。あと、リスナーの意見を反映しながら、一緒に番組を作っていきたいと思っているので、「こういう番組にしてほしい」「こんな話を聞きたい」というご意見もどんどん送ってほしいです。私と芸人さんだけじゃない、みんなの番組にしたいと思うし、誰にとっても楽しめる理想の番組に近づけるようにしていきたいので、参加してください。あなたの人生を潤します!

衣装協力:VACANCY


番組情報

interfm
MUSIClock with THE FIRST TIMES

毎週月曜~木曜
07:00~08:55
https://www.interfm.co.jp/musiclock


プロフィール

ヤマザキアミ/1997年1月19日生まれ、東京都出身。音楽大学卒業、声楽・ピアノ(16年間)。愛称は“あーみん”。2022年4月11日からinterfm『MUSIClock with THE FIRST TIMES』のメインパーソナリティをつとめている。

山崎あみ OFFICIAL PROFILE
https://www.sma.co.jp/s/sma/artist/475?ima=0000#/news/0