■「去年は東京からの出演だったので、今年は広島の皆さんにお会いできてとてもうれしかったです」(Sexy Zone・中島健人)
豪華アーティストの参加による、NHK『れいわのへいわソング 2021』の公開収録が7月15日、広島・上野学園ホール(広島県立文化芸術ホール)で行われた。
ステージのオープニングを飾ったのは、Sexy Zone。まずは先輩・SMAPの名曲「Triangle」、続けてメンバーが作詞した「Change the world」と、この日だけのスペシャルメドレーを披露。瞬時に会場は、温かい空気で満たされた。さらに、秦 基博作詞・作曲の「夏のハイドレンジア」を熱唱し、今の時代を懸命に生きる人たちへのエールを送った。
続いて登場したのは、DA PUMP。沖縄出身のISSAが、沖縄が被った戦争の惨禍もイメージさせる THE BOOM の「島唄」をカバー。そして、「We can’t stop the music」と「Oh! My Precious!」のメドレーには司会のハライチ、高橋ひかる(高は、はしごだかが正式表記)も大興奮。会場が一体となるパフォーマンスが繰り広げられた。
3番目に登場したのは、地元・広島出身の鞘師里保。ソロアーティストとして初めての音楽番組での歌唱ということで緊張のなか、いのちの大切さを歌ったユーミンの名曲「ひこうき雲」のカバーに挑戦。ふるさとの観客が見守るなか、美しい歌声を響かせた。
さらに、会場を盛り上げたのは、STU48。瀬戸内エリアを拠点に活動するアイドルとして、地元に元気を届けるパフォーマンスを見せる。明るい未来への希望を込めた「風を待つ」を歌い、爽やかな風を届けきった。
ステージのラストを締めたのは、SUGIZO。LUNA SEA、X JAPANのメンバーとして世界中で活躍する傍ら、平和活動や環境保護にも熱心に取り組んでいるSUGIZO。メッセージソング「昨日見た夢~平和の誓い~」に平和な世界実現への熱い思いを込めた。
観客とともにステージを見守ったハライチと高橋ひかるの司会陣もアーティストたちの渾身のパフォーマンスに感動した様子。新型ウイルスの影響で重苦しい世相のなか、改めて“エンタメの力”を感じさせるステージとなった。
この収録の模様は、NHK総合テレビで8月10日22時から中国地方向けに放送。放送後からは7日間、NHKプラスで見逃し配信も実施される。
■中島健人(Sexy Zone)コメント
去年は東京からの出演だったので、今年は広島の皆さんにお会いできて、とてもうれしかったです。今日、披露した「夏のハイドレンジア」は、雨のなか、懸命に咲くアジサイのことを歌っており、今を生きるすべての方たちの背中を少しでも押せることができればという想いを込めて、歌わせていただきました。広島からこの歌を、世の中に伝えることができてよかったです。■高橋ひかる コメント
父の出身地でもある広島で、初めて音楽番組の司会を務めさせてもらいました。平和や日常のありがたみって、ふだん身近すぎてなかなか気づけないですけど、今日は音楽を通じて改めて感じることができました。すごく幸せな一日でした。貴重な経験となりました。
番組情報
NHK総合『れいわのへいわソング 2021』
08/10(火)22:00~22:45
※中国地方向け
※NHKプラスにて見逃し配信あり(上記放送後から7日間)