■「皆さんの聴いてくれた1回1回に心から感謝しています」(優里 ※動画コメントより)
LINE MUSIC株式会社が、音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」における2021年上半期のランキング(全体・10代)および、10代リスナーの今いちばん気になる音楽に関するトピックス調査を発表、あわせてプレイリストが公開された。
全体・10代ともに上半期のランキング1位に輝いたのは、優里「ドライフラワー」。月間ランキングでも昨年12月から3ヵ月連続1位に輝いたほか、6月までの月間ランキングでもすべてTOP10入りを果たすなど空前のロングヒット。その力強い歌声と切ない歌詞や楽曲の世界観に共感をよび、「ピーターパン」や「かくれんぼ」などの楽曲もつねにランクインし、今月には初のセルフカバー曲「シャッター」をリリースするなど現在最も注目を浴びるアーティストだ。
10代の推し曲・アーティストでもランクインを果たし、コメントでは「歌詞に共感できる」「何度も何度も聴きたくなるメロディ」「力強い歌声が魅力的」「学校でも話題でみんなで歌う」などのコメントが寄せられた。また、「失恋した気持ちにピッタリだった」「失恋したけど勇気をもらえた」などのコメントも多数寄せられ、失恋ソングとしても多くの人の心に寄り添ったようだ。
全体のランキングでは、BTS「Dynamite」「Butter」、YOASOBI「怪物」「夜に駆ける」「群青」とそれぞれ複数楽曲でランクイン。10代の推し曲・アーティストとしても人気を集めた。また、TikTokから人気爆発中のヒップホップ3人組、BLOOM BASE「Bluma to lunch」が急上昇ランクイン。さらに10代ランキングではおしゃれなサウンドが話題の実力派アーティストVaundyが「napori」「不可抗力」で複数ランクインするなど人気を集める結果となった。
さらにはYOASOBI「夜に駆ける」をはじめ、川崎鷹也「魔法の絨毯」、Eve「廻廻奇譚」などSNS発の人気曲もランクイン、ロングヒット曲として根強い人気が表れる結果となった。
上半期トレンドランキングにランクインした楽曲は各プレイリストから楽しめる。
■10代 2021年上半期の推し曲
圧倒的な投票を集め、1位に輝いたのはBTS「Butter」。今年5月にリリースされ、LINE MUSICの月間ランキングでも1位に輝くなど人気を集めた。コメントでは「リズムに乗りやすいから」「ノリノリの気分になれる」「ポップで明るい曲調が好き」「中毒性がある」といったコメントが寄せられたほか、「とにかくBTSが好きだから」などの熱いファンコメントも寄せられた。
また、NiziU「Take a picture」、TWICE「Alcohol-Free」といったガールズグループの楽曲や、人気のドラマ・アニメの主題歌としてOfficial髭男dism「Cry Baby」、Eve「廻廻奇譚」、Da-iCE「CITRUS」、あいみょん「桜が降る夜は」がランクインした。
■10代 2021年上半期の推しアーティスト
推し曲に続いて1位に輝いたのはBTS。「とにかくかっこいい」「ダンスがかっこいい」とビジュアルの人気はもとより、「歌声やラップもかっこいい」「世界を舞台に活躍しているから」「悲しくなったときや辛いときに、これまで辛いことをたくさん経験してきたBTSが作ってくれた曲を聴くと励みになる」などその活躍に共感するといった理由でも人気を集めた。そのほか、K-POP・グローバルアーティストとしては、TOMORROW X TOGETHER、SEVENTEENと現在活躍中のアーティストがランクイン。
人気急上昇としては藤井風、すとぷり、ずっと真夜中でいいのに。といった3アーティストがランクイン。藤井風「きらり」がCMソングとして採用されたことから、「気になって聴き出した」といった声のほか、「独特な音楽が癖になる」「どの曲も大人だけではなく学生の心にも寄り添ってくれる歌詞」「オーラが独特で曲に中毒性がある」など唯一無二の魅力にハマったという声も多く上がった。
すとぷり、ずっと真夜中でいいのに。はYouTube発のアーティストとして現在活躍中のアーティスト。すとぷりは「エンタメユニットとしての幅広い活動を支持する」といった、音楽はもとよりマルチアーティストとしての人気を集めているほか、ずっと真夜中でいいのに。には「圧倒的な歌声」に関するコメントが多く寄せられた。
■10代 2021年上半期SNSで気になった曲
SNSで気になった楽曲としても、BTS「Butter」がランクイン。TikTokやYouTubeでもダンス動画が複数上がったことで人気を集めた。また、これをきっかけにファン(ARMY)になったという声も寄せられた。
月間ランキングでもランクインし、SNS発のヒットとして話題になったP丸様。「シル・ヴ・プレジデント」、あたらよ「10月 無口な君を忘れる」、和ぬか「寄り酔い」もランクイン。
さらに上半期ランキングでも人気急上昇で注目を集めたのは、BLOOM BASE「Bluma to Lunch」。インディペンデント系アーティストとして異例のヒットを生み出したこの楽曲は、“ブルマとランチに行きたいね”という歌詞のキャッチーさでも話題となっており、コメントでも「ノリノリでイケてる」「曲調が好きで癖になる」「ダンスが流行している」といった声が寄せられた。
また、韓国語で唯一ランクインしたIU「Celebrity」にも注目。「かわいいから」「優しい曲と甘い歌声が癖になる」とコメントが寄せられた他、TikTokで韓国と日本の女子高生でダンスが流行しており、これからの活躍にも目が離せない。
■10代 2021年上半期会いたいアーティスト
会いたいアーティストとしても多くの投票を集めたのはBTS。言わずとしれた人気を誇り、多くの10代のリスナーからも再び日本への来日を期待する声も上がった。また、10代に人気のアーティストとして、Official髭男dism、米津玄師、Adoもランクイン。また、女性を中心にTWICEやNiziU、乃木坂46といったアイドルに会いたいといった声も多く寄せられた。
■10代 2021年上半期音楽に関する流行
トレンドとして多くのコメントが寄せられたのは「ダンスを踊る」。TikTokやYouTubeでのダンス動画のヒットなどから「学校で踊る」といったほか、「SNSにダンス動画を投稿する」という流行もあるようだ。新型コロナウイルス感染症の拡大により、なかなか友達で集まったりカラオケに行ったりという遊びが限られている中、「LINE MUSICのアプリのカラオケ機能を使って自宅カラオケ」や「友達と電話を繋いだまま曲をかけておしゃべり」など工夫して音楽を楽しむ声も寄せられた。
また、LINE MUSICならではの機能として、LINE アプリのプロフィールBGMを「自分のお気に入りの曲にしてアピールする」「カップル・友達とお揃いにする」などの表現のほか、「彼女がいないけれど、彼女がいる風の曲を設定する」といった意見も寄せられた。コミュニケーションのきっかけとしても親しまれているようだ。
【10代に関する音楽調査概要】
調査主体:LINE MUSIC株式会社
調査テーマ : 2021年上半期 音楽と流行に関するアンケート調査
調査対象 :10代
調査期間:2021年6月24日(木)~ 6月30日(水)
調査方法 :LINE MUSICLINE公式アカウントによるWEBアンケート調査
有効回答人数 :9,565名
■優里 コメント
このたび、LINE MUSICの上半期ランキングで、僕の「ドライフラワー」が1位を獲得することができました。
LINE MUSICで上半期に最も再生された楽曲が僕の「ドライフラワー」ということが、本当にうれしいです!
ありがとうございます。
皆さんの聴いてくれた1回1回に心から感謝しています。
<全体>2021年上半期ランキング プレイリスト
https://lin.ee/Xry4AgE/lnms
<10代>2021年上半期ランキング プレイリスト
https://lin.ee/koKp6jQ/lnms
LINE MUSIC
https://music.line.me/