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2022.05.11

坂本⿓⼀、アジカンGotchら主催の『D2021』が、震災11年⽬の福島を取材したドキュメンタリー映像を公開

■ドキュメンタリー映像は、5⽉11⽇20時より『D2021』公式YouTubeにて公開!

坂本⿓⼀が呼びかけ、Gotch(ASIAN KUNG-FU GENERATION)や永井玲⾐(哲学研究者)が中⼼となって、震災(Disaster)から10年(Decade)という節⽬の2021年3⽉から、様々な「D」をテーマとし、過去と向き合い未来を志向するムーブメントとして始動した『D2021』。5⽉22⽇にはライブイベント『D-composition』の開催が予定されている。

そしてこのたび、イベント開催に先駆け、震災から11年⽬となる福島県南相⾺市⼩⾼を取材したドキュメンタリー映像が、5⽉11⽇20時より『D2021』公式YouTubeにて公開されることが決定。

また、現地の酒蔵haccoba -Craft Sake Brewery-(以下、haccoba)とのコラボレーションで⽣まれた、5⽉24⽇発売のお酒+アルバム『⼟-D-』について、醸造背景や味わいなどの詳細もあわせて発表される。

D2021制作のドキュメンタリー映像『Documentary 11年⽬の福島南相⾺市⼩⾼/ haccoba -Craft Sake Brewery-』の制作は、東⽇本⼤震災の原発事故で⼀時、⼈⼝がゼロになった街、福島県南相⾺市⼩⾼にて酒蔵を⽴ち上げたhaccobaの呼びかけにより始動。

映像では、D2021メンバーのGotchと永井玲⾐が福島南相⾺市⼩⾼を訪問し 「haccoba」をはじめとして、「ふたばインフォ」「双葉屋旅館」「⼩⾼パイオニアヴィレッジ」など、様々な復興の拠点や発信地となっている場所を巡り、出会いと対話を重ねていく。現地の⼈々はこれまでに何を思い今に⾄ったのか、またそこからどのような未来を描いているのか。そして来訪者ふたりは、対話の中で何を感じ、どう今後へ繋げるのか……。

震災11年⽬の今を起点とし、相関する⼈たちの過去と未来をありのままに映し出した約60分の作品となっている。

D2021は、複雑なものごとに対して、⾃分たちも⽭盾やとまどい、葛藤をかかえながらも対話を重ね「複雑なものを複雑なままに、それでも考えることをやめないこと」がどのようにして可能なのかを、本映像から⼀緒に考えていこうとしている。

■コラボレーションアルバム/お酒『⼟-D-』について
D2021の呼びかけで集結した5名のアーティストが「微⽣物に聴いてもらう⾳楽」を作曲し、発酵の過程で微⽣物たちと⼀緒に⾳楽を聴きながらお酒を醸したお酒を5⽉下旬より⼀般販売。また、製造過程において酵⺟菌に聴かせたD2021オリジナル楽曲を、アルバムとしてパッケージ化し、お酒とセットで販売する。

今回、5月24日の⼀般販売に先がけ、5⽉22⽇開催のhaccobaとのコラボイベント『D-composition』の会場内にて、数量限定で販売される。

■コラボレーションアルバム『⼟-D-』について
⼤震災と原発事故以来、様々な思いを抱えながら歩んできた⽶農家や酒蔵があった。苦難を乗り越えた営みの結晶とも⾔えるお⽶を使って、南相⾺に移り住んだ若者たちが取り組む酒造りは、お酒の製造を越えて現地のコミュニティを温め、新しいつながりを育むような活動だった。

「彼らの豊かなつながりと共に振動するような⾳楽を鳴らしたい。」

⾳とその振動を微⽣物たちに聴かせて、特別なお酒を作るべく企画されたのが今作品。微⽣物たちがどんな⾳に反応するのかを想像したり、出来上がったお酒を楽しむ⼈たちについて思いを馳せながら、⾳楽家それぞれが楽曲を制作した。

参加アーティスト:Utena Kobayashi、岡⽥拓郎、Gotch、SubtleControl、Shuta Hiraki

■Utena Kobayashi
発酵という変化をあたたかな優しい時間の中で過ごしてほしいなと思い今回の音楽をつくりました。

■岡田拓郎
人が聴くことを前提としない、植物や水、犬や猫のために音楽を作れないかなあ、なんてぼんやり考えていたところ、ちょうど今回の麹に聴かせる音楽というお題をいただき制作。ヤイリのギターは、組込みの際に大音量のクラシックをギターに聴かせてあげることで、木材自体が音楽の響きに馴染む。バッハをはじめとしたクラシックを麹に聴かせると麹の活動が活発になるなんて話も何処かで聞いた。音楽は空気の振動。麹が震える事で何が起こるか麹を飼ってる訳ではないので残念ながらリファレンスを得られていないが、とにかく振動がウネリを上げやすいような仕掛けを考えながら、美味しいお酒になあれと祈りを込めながら作りました。

■Gotch
麹や酵母に聞かせる音楽について考えていたところ、お酒の仕込みのときに歌う「酛摺歌」をhaccobaの皆さんから教えていただきました。福島の様々な場所で採取した音や、haccobaのタンクの中で録音した発酵するお酒の音に「酛摺歌」サンプリングしながら、人とモノと場所と時間を丸っと編み上げて捩るような、そんな音楽を想像して制作しました。
※ 「酛摺歌」提供:惣譽酒造株式会社

■SubtleControl
作曲をする前に、まずは麹菌のことが知りたいと思い、発酵についての講義を見たり、本を読みました。
とても不思議な事ばかりで、その奥深さに驚嘆しました。
工程を経て、いろんな要素が変化していく。いろいろな変化がさまざまな現象を起こし、次から次へと繋がっていく。その変化と繋がりの様子に、人間にとっての時間の感覚を加えたものを音にしたいと思いました。ここでの時間の感覚は「老いる」とは違う、ただ淡々と時が過ぎるような大きなイメージです。
人が飲み終えた後もまだまだ変化は続き、どんどんと繋がっていきます。この音楽も変化と繋がりが同時に起こる構成になっています。ひょっとしたら、前後の曲とも変化と繋がりの現象が起きているかもしれません。楽しんでいただけたら幸いです。

■Shuta Hiraki
今回の制作では「耳を持たないはずの酵母が音楽に反応する」というのは音の振動としてのいわば物理的な側面、音楽としての何かしらの構造的美点=芸術的側面のどちらが影響しているのかという関心を起点に、おそらくそのどちらもが分かちがたく複雑に影響しているのでは、という個人的な思いを反映させることを目指しました。具体的には音楽の物理的な側面=調律を独自の純正律に設定したうえで、そこから複雑な(揺らぎやうなりを持った)響きを得ることを試みています。


イベント情報

『D-composition』
05/22(日) 東京・神田スクエアホール
出演者:(50音順)
Utena Kobayashi
Gotch
佐藤優介
SubtleControl
Jiro Endo-LJ
永井玲衣
古川日出男
Miru Shinoda
Eucademix (Yuka C. Honda)
rokapenis-VJ


haccobaオンラインストア
https://haccoba.com

『D2021』OFFICIAL YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCc_OCVpWXvRTqNw57QZ1yTQ

『D2021』OFFICIAL WEBSITE
https://d20xx.com/