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2022.05.25

キスマイ・藤ヶ谷太輔、イプセンの名作『野鴨』で古典作品初挑戦。コメント動画到着

■藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、4年ぶりのストレートプレイ『野鴨 -Vildanden-』が上演決定!

藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が主演を務める舞台『野鴨 -Vildanden-』が、9月3日より東京、兵庫で上演されることが決定した。

シェイクスピア以後、世界で最も盛んに上演されてきた劇作家とも言われ、“近代演劇の父”と称されるヘンリック・イプセンが、1884年に発表した名作『野鴨』。納屋を“嘘”、外の世界を“真実”、そして“野鴨”を人間に例えることで、自己欺瞞によって自らを守ろうとする人間の弱さや、独りよがりの正義を振りかざす愚かしさを見事に描き出した。

4年ぶりのストレートプレイとなる藤ヶ谷太輔が演じるのは、“正義”の奥に潜む“狂気”の主人、豪商ヴェルレの息子グレーゲルス。嘘偽りの上に築かれた幸せが真実に晒されるとき、果たして正義はどこに存在するのか。人々の価値観を根底から揺さぶる悲劇の結末とは?

なお、藤ヶ谷太輔は古典作品初挑戦となる。

そして、戯曲の面白さを最大限に引き出す演出家・上村聡史による、観客の想像力を刺激する演出が物語のもつ命題にどのように迫るのか注目だ。

■演出:上村聡史コメント
“近代演劇の父”と言われるイプセンの『野鴨』は、わかりやすく組み立てられた筋立てながらも、貧しさの中での幸福の意味や、信念と孤独の葛藤といった現代人にも通じるテーマが明快で、決して古びない物語性を感じます。また登場人物が、ある瞬間かなり大胆な行動を起こすあたりに劇的な魅力があり、それを演じる俳優の醍醐味を想像すると一層の面白さがあります。そしてその姿は、儚くも見えれば、笑えてしまうような場面が多々あり、『野鴨』は、まさにお芝居の宝石箱のような作品です。イプセンが140年程前に創作した“グレーゲルス・ヴェルレ”というキャラクターも中々な人物で、今の時代にもある自粛警察やバッシングにも似た「独善的な正義」を、家族や親友、そして子供にまでふりかざし、三日間の物語時間を暴走します。その暴走は、まさしく心理ホラーといっても過言ではないくらいのスリリングさがあるでしょう。そんなヤバい男を、藤ヶ谷太輔さんと共に創っていくのですが、藤ヶ谷さんの頭の回転の速さ、シャープな立ち姿、クールでありながらもユーモアに満ちた感性におおいに頼らせていただき、ただの“狂気”だけで片付けることのできない、今の私たちの中にある「執念」をしっかりと描いていきたいと思います。


作品情報

舞台『野鴨 -Vildanden-』
東京公演:世田谷パブリックシアター
日程:9/03(土)~09/18(日)
兵庫公演:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
日程:09/21(水)~09/25(日)

作:ヘンリック・イプセン
訳:原 千代海
演出:上村聡史
主演:藤ヶ谷太輔

企画・制作:TBS/サンライズプロモーション東京
東京公演主催:TBS、サンライズプロモーション東京
兵庫公演主催:兵庫県、兵庫県立芸術文化センター

■あらすじ
豪商ヴェルレの息子グレーゲルス(藤ヶ谷太輔)は久しぶりに山にある工場から戻り、幸せな家庭生活を送っている親友ヤルマール(忍成修吾)に再会する。そこで父ヴェルレ(大鷹明良)の使用人だったギーナ(前田亜季)が、ヤルマールの妻になっていることを知り、ある疑惑が芽生える。

グレーゲルスとヤルマール二人の父親は、かつて工場を共同経営していたが、ヤルマールの父エクダル(浅野和之)はある事件の罪を一手にかぶり投獄され、その家族は没落してしまった。また、ヤルマールの妻ギーナは、父ヴェルレとただならぬ関係があった過去があり、その負い目から、父ヴェルレはヤルマール家に援助を与えていた。

そのささやかな家庭の幸福な風景は、嘘で塗り固められた土台の上に立っていた。友に真実を告げて、真の幸福な家庭を手に入れてほしいと願うグレーゲルスだったが…。


舞台『野鴨 -Vildanden-』 作品サイト
https://nogamo2022.com/