■甲斐よしひろ、ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」、エレファントカシマシ「今宵の月のように」をカバー。カバーの魅力を語る。
NHKの音楽番組『The Covers』の6月26日放送回に、1974年に甲斐バンドとしてデビューし、ソロデビュー35周年を迎える甲斐よしひろが初登場する。
甲斐はバンドとしてヒットを飛ばしていた1978年に、ソロ名義でいち早くカバーアルバムを発表。以降も自身が愛する名曲に独自のアレンジを施し、3枚のカバーアルバムを発表するなど、60年代の歌謡曲からJ-POPシーンを代表するロックナンバーまで、時代とジャンルを越える名曲をカバーし続ける、ロック界屈指の“カバーの名手”だ。
そんな甲斐が今回カバーするのは、1978年にアメリカ・ナッシュビルでレコーディングし、初めてのカバーアルバムに収録した、和製ポップスの開拓者・宮川泰が作曲を手掛けた名曲「恋のバカンス」(ザ・ピーナッツ)。MCの リリー・フランキーと水原希子が「曲が持つ表情が変わった」と感動した、甲斐ならではのサウンドアレンジに注目だ。
また、同じロックバンドとしてシンパシーを感じる、宮本浩次が創る美しいメロディーが大好きだと語る、エレファントカシマシの名曲「今宵の月のように」もカバー。NHKアーカイブスからは、エレカシ自身の当時のアーカイブ映像も公開される。
さらに、オリジナルは1991年に結成したロックユニット「KAI FIVE」によるヒットナンバー「風の中の火のように」を披露。トークでは、ソロデビュー35周年を迎えた甲斐が、その音楽スタイルとカバーの魅力、そして魅惑のプライベートトークを展開する。
番組情報
NHK BSプレミアム/BS4K「The Covers『甲斐よしひろナイト! 〜ソロデビュー35 周年スペシャル〜』」
06/26(日)22:45~23:14
ゲスト:甲斐よしひろ
【楽曲】
ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」(ザ・ピーナッツ/1963)
エレファントカシマシ「今宵の月のように」(エレファントカシマシ/1997)
KAI FIVE「風の中の火のように」(KAI FIVE/1993)
『The Covers』番組サイト
nhk.jp/thecovers