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2022.07.15

二宮和也、映画『TANG タング』ジャパンプレミアで「人生の宝物」を語る。「“この仕事”ですかね」

■「僕らは変わらずいいものを作り続けて、世の中に出していくことが仕事だと思っております」(二宮和也)

8月11日に公開される、二宮和也主演映画『TANG タング』のジャパンプレミアイベントが、7月14日に実施された。

イベントには、主演の春日井健を演じた二宮和也、健の妻・絵美役の満島ひかりをはじめ、市川実日子、小手伸也、奈緒、京本大我(SixTONES)、山内健司・濱家隆一(かまいたち)、景井ひな、武田鉄矢の超豪華キャスト10名と、本作のメガホンを取った三木孝浩監督が登壇。

本作のもうひとりの主人公であるタングの「ジャパンプレミア始まるよ~」の声を合図にカウントダウン映像が流れ、会場の盛り上がりが最高潮になる中、キャスト一同が、タングと共に登場。主演を務めた二宮は、「本日はたくさんの方に来ていただきまして、本当にありがとうございます。無事に映画が完成したというご報告と、憧れのかまいたちさんと共演できて本当にうれしく思っています」と、かまいたちをイジり、冒頭から二宮らしさ全開で挨拶した。

満島ひかりは満席の会場を見わたし、「カーテンが開くまでこんなにお客さんがいると思っていなかったのでびっくりしました。タング、すごくかわいい映画になっています」と、初お披露目の日を迎えた晴れやかな表情を見せた。

小手は「実は監督の三木君と僕は、大学の演劇サークルの同期でして、でも、たぶんあまり僕は、三木君の映画に出るタイプのキャラクターじゃないんですよ。今回初めて商業映画に三木くんが呼んでくれたんです」と語り、キャスティングされた喜びをコメント。奈緒は「映画が完成して、本当にタンクがかわいくて、老若男女の皆さんに楽しんでいただける映画になったんじゃないかなと思っています。タングのこのかわいさを早く皆さんに観ていただきたいなと思っていたので、今日はとても嬉しいです」と挨拶。京本は「今回は大先輩の二宮君と共演させていただいたことが僕はうれしいですし、何よりこんなに心温まる素敵な作品に携わることができたことは本当にうれしく思います」とそれぞれに作品への想いをコメントした。

TikTokフォロワー数国内女性1位、Z世代に絶大な人気を誇る景井ひなは、大抜擢で本作が映画初出演。「すごく大きなスクリーンに自分が映った姿を観たときは、とても感動しました。私はアンドロイド風の受付嬢を演じさせていただいたんですけど、風っていうのがすごく難しかったです」と、初出演作への感想を語った。

武田鉄矢は「映画の出来に関しましては、ちょっと私も驚いたんですが、見事なファンタジー映画です。二宮君とのお芝居は今回がほとんど初めてでして、伸び盛りの勢いを感じる良い俳優さんだなあと思いながら眺めておりました」と主演の二宮を絶賛。続けて「かまいたちが出ていることは知りませんでした」と二宮に続いてかまいたちをイジる、というオチをつけると、会場は笑いの渦に包まれ大盛り上がりに。

最後に本作のメガホンを取った三木監督は「今までの僕の作品の中でも、日本映画の中でもなかなかないジャンルに今回挑戦しました。今日が初お披露目ということで、皆さんの感想がドキドキもしつつ、楽しみでもあります」と、ついに完成を迎えた本作に自信を覗かせた。

会場に集まった観客を前に「こうやってみんなで集まってひとつのものを一斉に観ていただくということだけでも幸せに感じておりますし、僕自身もこんなにもたくさんの人の前に立つのは本当久しぶりなので、懐かしさすら感じております」と語る二宮は、今回の映画『TANG タング』への出演について「すごく楽しかったです!」と笑顔でコメント。続けて「CGというものに関しての技術もすごく上がっていますし、僕も動きの中で規制される物が結構多いのかなと思っていたんですけど、ほとんどそんなことはなく、すごいなという驚きがありましたね」と語った。

二宮とは初共演で夫婦役を演じた満島は「二宮さんは何かを背負うような役とか、心が苦しくなって泣く、みたいな役を多くやっている印象で、私もそうで、そういう作品で出会うのかなと思っていたのですが、こんなファンタジーで出会うとはまさか思っていなかったです」としながらも、「すごく楽しかったですよ。撮影の合間も、撮影始まる前も、たくさんお喋りして。(市川)実日子ちゃんと3人で同じあの場所にいることが多かったんですけど、ずっとみんなおしゃべりしてました」と撮影中のエピソードを明かした。

中国語やアクションなどに挑戦した奈緒は「中国語は思ったよりすごく大変、ということはなく、どちらかというと日本語のほうが大変でした」と驚きの発言。「中国語の台詞で緊張してたんですけど、中国語の台詞よりもその後の日本語の台詞が全然言えないっていうことが起きたので、日本語もちゃんとやろうと思いました」とコメントした。

超が付くほどのナルシストなロボットデザイナーを演じた京本について三木監督は、「現場で一緒に作っていこうかなと思ったら、役作りがもうしっかり出来ていて。あれお家で練習してきたんですか?」と問いかけると、京本は「毎日お風呂に入るときに林原のポーズを考えていましたね。本当に毎日林原のことを考えていました。普段の僕はスキンケアも何もしない人間なんですけど、今回は撮影の一週間前からちゃんと泥パックをして、林原スイッチを入れて頑張りました!」と気合い十分な撮影エピソードを明かした。これには監督も「すごいナルシスト感のある役なんですけど、決して下品にならない。品の良さが滲み出ている感じです」と京本の役作りを高評価。

一方、先輩である二宮との共演については「僕の所属するSixTONESの話もたくさん聞いてくれましたし、セッティング中も無言の瞬間はまったくなかったです。現場でいっぱい話しかけてくれて、本当に優しかったです」と撮影を振り返った。

続いて、悪役を演じるにあたり意識した点を聞かれた小手は、「僕は割とコメディリリーフなポジションが多いんですけど、今回はシリアスに、ということで。笑いの要素をここに求めないような監督だったので、すごく僕は真剣に悪い奴に向き合おうと思ったんです」とコメント。

同じくタングの秘密を知り、タングを狙う役どころのかまいたちの山内は「僕はコントとかでやってる狂気じみた感じのイメージで、というのを言われてたので、それを意識してずっとやってましたね」、濱家は「僕は、大きくて不気味な悪い奴っていう発注でした。だから本当に悪い奴をやっただけなんです」と役どころに付いて説明。撮影のエピソードを聞かれた山内は「普段演じさせてもらうことがないので、とにかくセリフのミスとかで撮影の進行を止めないように、セリフだけはしっかり入れていこうというのをふたりで決めて現場に挑みました」と振り返った。

ここで、「人生の宝物を探す大冒険」である本作にちなみ、キャスト一同がフリップで「人生の宝物」を発表。

二宮の回答は「仕事」。「“この仕事”ですかね。他の仕事だったら長続きしなかったかもしれない。若いころから働いていたので、テレビに出ることでおじいちゃんおばあちゃんとか親とかに健康にやってます、頑張ってますと伝えられるので、今思えば宝物だなと」コメント。

続く満島のフリップは「友達」。「13歳で親元を離れて上京してきたので、その頃に出来た友達には特に支えられてきました。私も子供の頃からずっと仕事をしていて、いろいろな経験を一緒にできてきていることが宝物。友達だからやっぱこれからもずっと続くと思うので、すごく大切です」と答えた。

市川の宝物は「甥っ子。最近会えてないんですけど、実は今日来てくれてるんです!」と客席にこの日いちばんの笑顔を見せる。

そんな中、「この流れで少し言いづらいんですけど……」と言い淀む雰囲気をみせた京本は「青山(剛昌)先生のサイン」と発表。「ジャニーズに入る前からずっとサインを頂くことを夢見ていて、2年くらい前にようやく想いが伝わってサインを頂くことができて、もう家宝のように大切にしています」とエピソードを語った。

最後に主演の二宮は「映画というものは、いろいろなことが世の中に起こる中で立ち位置を変えながら、皆さんのよりどころになるときもあれば、ちょっと疎ましがられるときもあると思うんですけど、僕は本当にそれでいいと思っています。僕らは変わらずいいものを作り続けて世の中に出していくことが仕事だと思っておりますので、その中で、皆さんの生活の状況に寄り添う形で、この作品に出会ってくれたらうれしいなあと思います。本日はありがとうございました」と、約1ヵ月後に公開を控えた本作をアピール。会場が大きな拍手に包まれる中、イベントは終了した。


映画情報

『TANG タング』
8月11日(木・祝)全国ロードショー

出演:二宮和也
満島ひかり/市川実日子
小手伸也 奈緒 京本大我(SixTONES)
山内健司・濱家隆一(かまいたち) 野間口徹 利重剛 景井ひな / 武田鉄矢

原作:『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(デボラ・インストール 作 松原葉子 訳 小学館文庫)
監督:三木孝浩
脚本:金子ありさ
配給:ワーナー・ブラザース映画

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映画『TANG タング』公式サイト
tang-movie.jp