■「自分が演じるべきだと感じた、二宮くんの直感の鋭さにただただ感嘆するばかりです」(三木孝浩監督)
公開日の8月11日に関連ワードがトレンドを席捲、「#おかわり タング」というハッシュタグもトレンド入りした映画『TANG タング』。
「感動した、何度見ても泣ける」などの声とともに、感動作として話題となっている本作だが、このたび物語の主人公・春日井健(二宮和也)の相棒となる、記憶をなくしたポンコツロボット・タングを、二宮和也が演じていることが明らかになった。
VFXプロダクション「白組」の最高峰の技術によって生み出されたタングに、モーションキャプチャーで動きをつけ、喜怒哀楽と知能の成長を声で表現し、タングに命を吹き込んだ二宮。主演を務めるだけではなく、相棒のロボット役までも演じることになったのは、二宮本人からの提案だったという。
本作の田口生己プロデューサーは、二宮から健とタングの二役という提案を受けた時のことを「(提案を受けた)当時は、成長途中のAIであるタングの動きをどうすれば魅力溢れるものにできるか、子どもや大人の俳優さんでモーションキャプチャのテストを繰り返していましたが、なかなかこれだ! というものにたどり着けていませんでした」と試行錯誤を繰り返している真っ最中だったと振り返っており、「タングは健との旅の中で、健を見て人間の心を学び成長していく、まさに合わせ鏡のようなふたりだからこそ、二宮さんがタングを演じたことは、この映画の表現を豊かに、そして大きく押し上げてくれるものとなりました」と主演俳優からの驚きの提案が、映画をひとつ上のステージに押し上げたと語っている。
三木孝浩監督も、二宮自身がタングを演じることに対して「その提案に驚きつつもどこか腑に落ちる部分があったのは、二宮くんが顔合わせのときにタングを映し鏡にして自分自身の芝居を見つめ直すチャレンジをしたいと。その挑戦を二宮くんは軽やかにクリアするばかりか、今まで見たことない唯一無二のバディムービーへと昇華させてくれたと思います。今思えば、自分が演じるべきだと感じた二宮くんの直感の鋭さに、ただただ感嘆するばかりです」と一人二役を演じた切った二宮に驚嘆のコメントを寄せている。
二宮自身がモーションキャプチャーで付けた動きにCGアニメーターがロボットならではの味付けをしていくことで作り上げられていったタング。「ポンコツだけどどこか愛らしさのある動きを二宮くんは特に意識して演じてくれました」と監督は評価し、自身が演じたタングを頭の中でイメージしながら、主人公の健として現場にはいないタングと向き合い続け、役者としての圧倒的な技量を見せつけた。
そして、このたび、二宮が演じたタングの可愛らしい動き満載の新本編映像も初解禁!
こぼしながらも健のために、コーヒーを一生懸命に運んでくる、タングの愛くるしい姿。二宮がモーションキャプチャーでつけたかわいらしい動きと、二宮自身の声を軸に作り上げられた愛くるしい声によってタングの一生懸命さが伝わってくるハートウォーミングな映像となっている。
映画情報
『TANG タング』
8月11日(木・祝)全国ロードショー
出演:二宮和也
満島ひかり/市川実日子
小手伸也 奈緒 京本大我(SixTONES)
山内健司・濱家隆一(かまいたち) 野間口徹 利重剛 景井ひな / 武田鉄矢
原作:『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(デボラ・インストール 作 松原葉子 訳 小学館文庫)
監督:三木孝浩
脚本:金子ありさ
主題歌:milet「Always You」
配給:ワーナー・ブラザース映画
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映画『TANG タング』公式サイト
tang-movie.jp