ボランティアが運営する秋田の手作りフェス『男鹿フェス』に、Creepy Nuts、Dragon Ashらが集結

■NHK秋田放送局が、フェスの全貌を放送＆配信！「ロケバスのドライバーさんと毎年会うのがホント楽しみで」（Dragon Ash・Kj）

NHK秋田放送局のローカル番組『きんよる秋田』にて、『男鹿フェス2022 3年ぶりの熱い夏』が、9月16日の19時30分から放送。さらに、NHKプラスを通して全国に配信される。

秋田、男鹿。美しい海に囲まれたこの地で、邦ロックファンに熱狂的に支持されている“伝説の夏フェス”。男鹿ナマハゲロックフェスティバル、通称『男鹿フェス』。

番組では、Creepy Nuts、SUPER BEAVER、キュウソネコカミといった今、熱いアーティストたちのライブと、舞台裏のドキュメントが放送＆配信される。

開幕の日の7月29日の朝、続々と集まる観客たちの手には、“2020年のチケット”が。新型コロナの影響で3年ぶりの開催となった『男鹿フェス』。会場には、チケットを払い戻しせず、ずっと持ち続けていた観客が3年分の思いをぶつけに来ていた。開場とともに出迎えるのは男鹿のナマハゲ。ステージにも登場し、このフェスの名物、和太鼓の演奏で盛り上がる。

観客が口を揃えるのは「男鹿フェスって温かい！」。というのもこのフェス、地元・男鹿のボランティアが運営のすべてを取りしきる手作りフェスなのだ。「男鹿を音楽で盛り上げたい」という地元の人たちの熱い思いを、観客もアーティストも共有。

「楽屋のテントになんとか学校友の会、みたいに書いてある地元密着感」（マキシマム　ザ　ホルモン・ダイスケはん）
「実行委員長の畑でとれたトマトがきょうの僕の最初の食事」（かりゆし58・前川真悟）
「ロケバスのドライバーさんと毎年会うのがホント楽しみで」（Dragon Ash・Kj）

など、独特の雰囲気の中で行われるライブを、誰もが楽しみにしている。

一方、2022年最大の課題はやはり新型コロナ対策。実行委員らは様々な対策を試み、本番に挑んだ。

キャッチーなサウンドで会場を湧かせるキュウソネコカミ、「のびしろ」や「かつて天才だった俺たちへ」などの名曲でブチ上がりのCreepy Nuts、さらにSUPER BEAVERは「名前をよぶよ」「人として」といった心に染みる歌を披露。観客たちの目には涙が溢れていた。

そんな7月末の3日間、3年ぶりに開かれた伝説のフェスの模様を、NHK秋田放送局が初めてオンエア＆配信。ぜひチェックしよう。