■Nulbarich、Vaundy、Awich、iri、Omoinotake、ALI、eill、chelmico、BONNIE PINK、I Donʻt Like Mondays.、TENDRE、SIRUPら20組が豪華競演!
ビーチカルチャーフェスティバル『GREENROOM BEACH』が、9⽉24⽇・25⽇の2日間にわたり、⼤阪府泉南市・SENNAN LONG PARKにて開催された。
『GREENROOM BEACH』は、“Save The Beach, Save The Ocean”のコンセプトを掲げ、MUSICとARTを通して海やビーチのライフスタイルとカルチャーを伝え、⼦供たちに⼤切なビーチを残していきたい、という思いで開催されるフェス。2005年よりスタートした MUSIC・ART・FILM のフェスティバル『GREENROOM FESTIVAL』を⼿がけるGREENROOMにより、⼤阪にて初開催となった。
「Sandy stage」「Palmtree stage」に分かれた2つのステージには、総勢20組ものアーティストが出演。また、会場内にある「Beach Market」では海を感じるビーチアイテムを多数購⼊することができ、ビーチで⽇帰りキャンプが楽しめる「Day Camp area」も充実と、それぞれの楽しみ方で時間を過す人々で溢れ、来場者数は2日間で2万⼈を記録した。
【ライブレポート】
前⽇までの悪天が嘘のように快晴となった1⽇⽬。メインとなる「Sandy stage」では、YONA YONA WEEKENDERSがトップバッターを務め、1曲⽬は海の⾒える今回のイベントの雰囲気にマッチした「君とdrive」を披露、最⾼のスタートダッシュを切った。そして、BONNIE PINKの「A Perfect Sky」で当⽇の突き抜けるような⻘空のもと、会場がひとつになると「Palmtree stage」では、現在5度⽬の全国ツアー中であるI Donʻt Like Mondays.、今⽉2nd アルバムを発売するTENDREなど、ジャンルを超えたアーティストの出演が続いた。ALIはアップテンポな曲で聴衆を熱気の渦に巻き込み、VaundyはCMソン グでお馴染みの「踊り⼦」、「怪獣の花唄」など、疾⾛感溢れる選曲でオーディエンスを魅了。東京・渋⾕発の3⼈組ピアノトリオバンド、Omoinotakeは、⼒強い歌声で観客を惹きつけ、トリのNulbarich登場で会場のテンションは⼀気にヒートアップ。新曲「MAGIC WAYS」を含む8曲を披露し、真夏のような晴天の中、⼤盛況のうちに1⽇⽬を締めくくった。
DJ Yellowのプレイから開幕した2⽇⽬は、じわじわと会場のボルテージを上げていき、夏フェスの常連、Def Techの「Catch The Wave」からライブがスタート。まさに海⾵とマッチする曲で爽快な始まりを迎えた。「Palmtree stage」には、chelmicoが登場し、炎天下のなか、ふたりの意気のあった掛け合いでオーディエンスを沸かせた。Lucky kilimanjaroのステージが始まると、観客は⼿拍⼦をしたりリズムに乗って踊ったりと会場を盛り上げ、続くiriのステージでは「rhythm」などを歌うメロウな歌声に、誰もが酔いしれた。陽が傾き始め暑い⽇差しも和らいできた頃に登場したのは、お揃いのブラウンのスーツに⾝を包んだnever young beach。「明るい未来」や「Motel」を披露し、会場をネバヤンワールド⼀⾊に染めた。SIRUPの代表曲「Do Well」のイントロが始まると、歓声があがり、⾝体を揺らす観客たち。トリを飾ったのは、グラミー賞にも複数回ノミネートされた経験を持つBob Sinclar。⼼地よい海⾵が吹くビーチが⼀変、重低⾳が響くダンスフロアに変わった。
初開催となった『GREENROOM BEACH』は夏の余韻を感じさせつつも、⼼地よい⾵と⾳楽に包まれて無事に幕を閉じた。
『GREENROOM BEACH』OFFICIAL SITE
https://greenroombeach.com/